さん 沖縄地方で、藁_わらや草で輪を作るように結んだ魔除け。弁当や神仏への供物を運ぶ時、魔物に盗まれないように、まじないとして、その上に添える。

さん【三・参】 ①数の名。みつ。みっつ。「参」は「三」の大字。 ②「三の糸」の略。「―下り」 ③三（参）河国_{みかわのくに}の略。「駿遠―」

さん【山】 ①やま。また、やまを数える語。「出羽三―」 ②寺院に添える語。山号。 ③寺院。特に、比叡山延暦寺。

さん【参】 ①まじわること。かかわること。加わること。 ②〔仏〕禅宗で、師にまみえて道を求めること。参禅。 ③「三」の大字。 →さん（三）→しん（参）

さん【桟】 ①板または蓋_ふたのそるのを防ぐため打ちつける横木。 ②戸・障子の骨。「ガラス戸の―」 ③床下などにわたす横木。ねだ。

さん【産】 ①子を生むこと。生まれること。分娩_ぶんべん。「お―」 ②つくり出すこと。また、その品物。「―を興す」 ③生まれた土地、また製出した土地をいう語。「青森の―」 ④生活のもとで。財の集合。「―を破る」 ⇒産の紐を解く ⇒産を傾ける ⇒産を成す ⇒産を破る