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しせい‐せいど【氏姓制度】🔗🔉

しせい‐せいど氏姓制度】 大和政権の支配体制の基礎となっていた制度。支配階級に属する諸豪族は氏うじと総称される擬似的な血縁集団をつくり、氏は政治的な位置や世襲的な職業に応じて姓かばねと総称される尊称をもち、また経済的な基礎としては私有地や被支配階級である部民べみんや賤民である奴婢ぬひを所有していた。しかし推古朝前後から氏が個々の家に分裂する傾向が強まり、さらに大化改新後の律令制度では氏や家より個人の能力を尊重する建前となって、氏姓制度は崩壊した。 ⇒し‐せい【氏姓】

しせい‐せんし【至聖先師】🔗🔉

しせい‐せんし至聖先師】 最高の聖人にして人類の教師という意で、孔子に与えられた称号。明代からの尊称。 ⇒し‐せい【至聖】

しせい‐せんじゅく【雌性先熟】🔗🔉

しせい‐せんじゅく雌性先熟】 ①雌雄同株または両性花をつける植物で、雌花または雌しべが雄花または雄しべよりも先に成熟すること。同一株(花)内での自家受粉を避ける仕組の一つ。 ②雌雄同体の動物で、最初に雌としての特徴が発達し、後に雄としての特徴が現れる現象。 ↔雄性先熟。 ⇒し‐せい【雌性】

じせい‐そう【時世粧】‥サウ🔗🔉

じせい‐そう時世粧‥サウ はやりのよそおい。当世風のすがた。「いまようすがた」ともよむ。太平記21「天下―の事」 ⇒じ‐せい【時世】

しせい‐だい【始生代】🔗🔉

しせい‐だい始生代】 (Archaeozoic Era)地質年代中の最古の時代。25億年以前を指す。原生代と併せて先せんカンブリア時代と呼ぶ。この時代の地質体は主に花崗岩や片麻岩などから成るが、堆積岩も分布し、藍藻・細菌の化石も見出される。太古代。→地質年代(表)

じせい‐たい【磁性体】🔗🔉

じせい‐たい磁性体】 磁場の中に置くと磁化する物質。すべての物質は多少ともこの性質をもつが、特に強く磁化しヒステリシスを示す物質を強磁性体という。また強磁性体以外では、外部磁場の向きと磁化の向きとが一致するか反対であるかによって、常磁性体と反磁性体との区別もある。 ⇒じ‐せい【磁性】

広辞苑 ページ 8670