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しち‐こんせん【七金山】🔗🔉

しち‐こんせん七金山】 〔仏〕須弥山しゅみせんを囲む七重の山。持双・持軸・檐木えんぼく・善見・馬耳・象鼻・持辺をいう。閻浮提えんぶだいはその外海にある。

しちこん‐の‐ひきでもの【七献の引出物】🔗🔉

しちこん‐の‐ひきでもの七献の引出物】 武家饗宴の際の進物。室町時代以降行われたもの。初献に馬、二献に太刀、三献に鎧よろいまたは腹巻、四献に弓と征矢そや、五献に沓くつと行縢むかばき、六献に鞘巻さやまき、七献に小袖を賓客に進呈した。式の引出物。

しちごん‐はいりつ【七言排律】🔗🔉

しちごん‐はいりつ七言排律】 七言の句から成る排律。作例はきわめて少ない。 ⇒しち‐ごん【七言】

しちごん‐りっし【七言律詩】🔗🔉

しちごん‐りっし七言律詩】 七言八句から成る律詩。六朝の斉・梁から起こり初唐に形が整い、杜甫に至って完成したとされる。七言律。七律。 ⇒しち‐ごん【七言】

しち‐ざ【七座】🔗🔉

しち‐ざ七座】 中世、各地の市場に設けた七つの専売店、すなわち絹座・炭座・米座・桧物座ひものざ・千朶積座せんだつみざ・相物座あいものざ・馬商座。一説に、魚・米・器・塩・刀・衣・薬の専売店をいう。

しち‐さい【七彩】🔗🔉

しち‐さい七彩】 7種の色。転じて、美しい色どり。

しち‐ざい【質材】🔗🔉

しち‐ざい質材】 質に入れる物。質草。抵当物。

しち‐さん【七三】🔗🔉

しち‐さん七三】 ①全体を7と3との割合に分けること。特に、髪の分け方にいう。 ②歌舞伎劇場の花道で、舞台へ3分、揚幕へ7分の所。ここで見得みえを切るなどする。 ⇒しちさん‐おうどう【七三黄銅】

しちさん‐おうどう【七三黄銅】‥ワウ‥🔗🔉

しちさん‐おうどう七三黄銅‥ワウ‥ 銅7・亜鉛3の割合で作った黄銅。黄銅のうちで最も延性が大きい。 ⇒しち‐さん【七三】

しち‐し【七子】🔗🔉

しち‐し七子】 (「子」は男子の敬称) ①⇒けんあんしちし(建安七子)。 ②明の前七子。弘治・正徳(1488〜1521)年間に活躍した7人の文人。詩は盛唐、文は秦漢と、復古を唱えた。李夢陽・何景明・辺貢・徐禎卿・康海・王九思・王廷相。 ③明の後七子。前七子の後をつぎ、嘉靖(1522〜1566)年間に活躍した7人の文人。李攀竜はんりょう・王世貞・徐中行・宗臣・梁有誉・呉国倫・謝榛しゃしん

広辞苑 ページ 8761