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し‐も🔗🔉

し‐も 〔助詞〕 (強めの助詞「し」に、感動の助詞「も」の付いた語)強意を表す。万葉集18「とことへにかく―あらめや」。「誰―同じ」「なきに―あらず」

しもいちだん‐かつよう【下一段活用】‥クワツ‥🔗🔉

しもいちだん‐かつよう下一段活用‥クワツ‥ 動詞の活用の一つ。語尾が五十音図のエ列の1段だけに活用するもの。文語では「蹴る(け・け・ける・ける・けれ・けよ)」の1語。口語では、文語の下二段活用に由来する語。「越える(え・え・える・える・えれ・えよ(ろ))」の類。

し‐もう【四孟】‥マウ🔗🔉

し‐もう四孟‥マウ 孟春・孟夏・孟秋・孟冬の総称。四季それぞれのはじめ。

し‐もう【刺毛】🔗🔉

し‐もう刺毛】 ①植物の表皮にある毛の一種。毒液を含み、先端はもろく、動物などが触れれば刺さって折れ、毒液を注入する。イラクサにある棘とげはその例。棘毛。焮毛きんもう。螫毛せきもう。 ②昆虫などにある毒腺につらなった毛。

じ‐もう【二毛】🔗🔉

じ‐もう二毛】 白髪まじりの頭髪。また、その年頃の人。

し‐もう・く【為設く】‥マウク🔗🔉

し‐もう・く為設く‥マウク 〔他下二〕 こしらえておく。準備する。宇治拾遺物語1「果物、食物―・けて」

しもうさ【下総】‥フサ🔗🔉

しもうさ下総‥フサ 旧国名。今の千葉県の北部および茨城県の一部。上総かずさを南総というのに対し、北総という。しもつふさ。

しもう‐た【仕舞うた】シマウ‥🔗🔉

しもう‐た仕舞うたシマウ‥ 失敗したときに発する語。しまった。浄瑠璃、仮名手本忠臣蔵「なむ三宝。―」

しもうた‐や【仕舞屋】シマウ‥🔗🔉

しもうた‐や仕舞屋シマウ‥ もと商家であったが、その商売をやめた家。金利や資財の利潤で裕福に暮らしている人、またはそういう家。転じて、商店でない、普通の家。しもたや。浮世草子、俗つれづれ「祖父より三代、商売は―にして」

しも‐うど【下人】🔗🔉

しも‐うど下人】 (シモヒトの音便)しもべ。徒然草「都よりは目とまる心地して―に問へば」

しも‐おおい【霜覆い】‥オホヒ🔗🔉

しも‐おおい霜覆い‥オホヒ 霜害を避けるため藁わらなどで植物をおおうこと。霜よけ。

広辞苑 ページ 9064