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じゅんすい‐けいけん【純粋経験】🔗⭐🔉
じゅんすい‐けいけん【純粋経験】
〔哲〕反省・分析を含まず、主観・客観が区別される以前の直接的な経験。W.ジェームズ・ベルクソン・西田幾多郎らの哲学の基本概念。
⇒じゅん‐すい【純粋】
じゅんすい‐けいざいがく【純粋経済学】🔗⭐🔉
じゅんすい‐けいざいがく【純粋経済学】
経済外的(例えば、政治的)現象には立ち入らず、経済現象だけを純粋に研究しようとする傾向の学問。近代経済学の一翼をなし、内容的には数理経済学とほぼ重なる。
⇒じゅん‐すい【純粋】
じゅんすい‐し【純粋詩】🔗⭐🔉
じゅんすい‐し【純粋詩】
(poésie pure フランス)散文的要素など、詩的でないあらゆる要素を除いた詩の意。散文と詩との機能または効用を峻別するヴァレリーが首唱。
⇒じゅん‐すい【純粋】
じゅんすい‐じぞく【純粋持続】‥ヂ‥🔗⭐🔉
じゅんすい‐じぞく【純粋持続】‥ヂ‥
(durée pure フランス)ベルクソン哲学の基本概念。意識に直接与えられる、過去の全体を含みながら連続的に新たなものに進展していく継起のあり方を指す。質的に多様な不可分の全体をなし、量的に計測可能な物理学的時間と対比される。
⇒じゅん‐すい【純粋】
じゅんすい‐ばいよう【純粋培養】‥ヤウ🔗⭐🔉
じゅんすい‐ばいよう【純粋培養】‥ヤウ
病原体を観察する際などに、その生物体1種類を取り出し、他種類の混ざらない状態で培養すること。パスツール・コッホらにより確立。
⇒じゅん‐すい【純粋】
じゅんすい‐りせい【純粋理性】🔗⭐🔉
じゅんすい‐りせい【純粋理性】
(reine Vernunft ドイツ)カントの用語。経験から独立のア‐プリオリな認識能力の全体。狭義では感性・悟性と区別され、イデーにかかわる統制的な思考能力を指す。→実践理性
⇒じゅん‐すい【純粋】
じゅんすいりせいひはん【純粋理性批判】🔗⭐🔉
じゅんすいりせいひはん【純粋理性批判】
(Kritik der reinen Vernunft ドイツ)カントの主著。1781年初版、87年に改訂2版を刊行。学問的認識の基盤である理論理性の批判的検討を目的とし、近代的な人間理性の能力と限界を超越論的観念論の立場から吟味した。「実践理性批判」「判断力批判」とともに三批判書と称される。
広辞苑 ページ 9554。