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いく‐た【幾多】🔗🔉

いく‐た幾多】 〔名・副〕 数多いこと。あまた。「―の苦難」

いく‐だ【幾何・幾許】🔗🔉

いく‐だ幾何・幾許】 〔副〕 (助詞「も」を付けて打消に用いることが多い)いくら。どれほど。なにほど。万葉集5「さ寝し夜の―もあらねば」

イクター‐せい【イクター制】🔗🔉

イクター‐せいイクター制】 (iqṭā‘ アラビア)中世イスラム世界の経済社会体制。君主が軍人に分与地(イクター)を授与し、土地の管理と徴税権を委ねる制度に立脚する。

いくた‐がわ【生田川】‥ガハ🔗🔉

いくた‐がわ生田川‥ガハ 摩耶まや山に発源し、布引滝となり、神戸の市街地を流れ神戸港に注ぐ川。二人の男に求婚された葦屋あしやの娘が、そのいずれとも決めかね、「住みわびぬわが身投げてむ津の国の生田の川は名のみなりけり」と詠んでこの川に身を投げ、二人の男も後を追って沈んだという。大和物語に見える話で、万葉集にも同題材の歌がある。謡曲「求塚」や鴎外の戯曲「生田川」に作られる。→処女塚おとめづか⇒いくた【生田】

いくた‐けんぎょう【生田検校】‥ゲウ🔗🔉

いくた‐けんぎょう生田検校‥ゲウ 江戸前期の地歌・箏曲家。生田流の始祖。名は幾一いくいち。京都で活躍。北島検校(八橋検校門下)の門人。「鑑かがみの曲」「砧きぬた」「十二段すががき」などを作曲。(1656〜1715) ⇒いくた【生田】

いくた‐しゅんげつ【生田春月】🔗🔉

いくた‐しゅんげつ生田春月】 詩人。名は清平。米子市生れ。感傷的な象徴詩が多い。自殺。詩集「霊魂の秋」「象徴の烏賊」など。(1892〜1930) ⇒いくた【生田】

広辞苑 ページ 965