複数辞典一括検索+![]()
![]()
さぎ【鷺】(鳥)🔗⭐🔉
さぎ【鷺】
コウノトリ目サギ科の鳥の総称。形はツルに似、やや小さく、飛翔時に首を縮める。眼の周囲は裸出し、尾羽は短い。樹上に巣を営み、主に魚類を捕食。世界に約60種、日本には約15種が分布。雪客せっかく。万葉集16「白―の杵ほこ啄ひ持ちて飛びわたるらむ」
アオサギ
撮影:小宮輝之
⇒鷺を烏
⇒鷺を烏
さぎ【鷺】(作品名)🔗⭐🔉
さぎ【鷺】
能。勅命に従って下り立った鷺が五位に叙され、嬉しげに舞う。
さ‐ぎ【詐偽】🔗⭐🔉
さ‐ぎ【詐偽】
真実でないこと。いつわり。
さ‐ぎ【詐欺】🔗⭐🔉
さ‐ぎ【詐欺】
①いつわりあざむくこと。
②〔法〕他人をだまして錯誤におとしいれ、財物などをだましとったり、瑕疵かしある意思表示をさせたりする行為。「―を働く」
さぎ‐あし【鷺足】🔗⭐🔉
さぎ‐あし【鷺足】
①鷺の歩むように足を高くあげて歩く歩きよう。ぬきあし。
②田楽の道具。1本の長い棒の中程に横木をつけたもの。これに両足を掛けて乗り演技する。また、その舞。高足こうそく。
③たけうま。
④調度などの足の形状の一つ。湾曲して高く長いもの。
鷺足
さぎ‐ぐさ【鷺草】🔗⭐🔉
さぎ‐ぐさ【鷺草】
サギゴケの別称。
さぎ‐ごけ【鷺苔】🔗⭐🔉
さぎ‐ごけ【鷺苔】
ゴマノハグサ科の多年草。田の畦・路傍などに多く、半ば地に這う。高さ約5センチメートル。春から夏にかけ淡紫色の小唇形花を開く。白花の品種をサギシバという。さぎぐさ。紫鷺苔。
サギゴケ
撮影:関戸 勇
さぎ‐ざい【詐欺罪】🔗⭐🔉
さぎ‐ざい【詐欺罪】
人をだまして財物を交付させ、または財産上不法の利益を得、もしくは第三者にこれを得させる罪。
さぎ‐し【詐欺師】🔗⭐🔉
さぎ‐し【詐欺師】
巧みに人をあざむいて財物をかたりとる人。詐欺を常習とする者。かたり。
さぎ‐そう【鷺草】‥サウ🔗⭐🔉
さぎ‐そう【鷺草】‥サウ
ラン科の多年草。山野の湿地に自生。高さ約30センチメートル。夏、鷺の飛ぶ姿に似た白花を開き、観賞用に栽培。〈[季]夏〉
さぎそう
サギソウ
撮影:関戸 勇
サギソウ
撮影:関戸 勇
さ‐ぎちょう【左義長・三毬杖】‥チヤウ🔗⭐🔉
さ‐ぎちょう【左義長・三毬杖】‥チヤウ
(もと、毬打ぎっちょうを三つ立てたからという)小正月の火祭りの行事。宮中では正月15日と18日に吉書きっしょを焼く儀式。清涼殿の東庭で、青竹を束ね立て、毬打3個を結び、これに扇子・短冊・吉書などを添え、謡いはやしつつ焼いた。民間では正月14日または15日(九州では6〜7日)長い竹数本を円錐形などに組み立て、正月の門松・七五三飾しめかざり・書ぞめなどを持ち寄って焼く。その火で焼いた餅を食えば、年中の病を除くという。子供組などにより今も行われる。どんど焼。さいとやき。ほっけんぎょう。ほちょじ。おにび。三毬打。〈[季]新年〉。徒然草「―は、正月に打ちたる毬杖を真言院より神泉苑へ出して焼きあぐるなり」
左義長
さぎのもり‐べついん【鷺森別院】‥ヰン🔗⭐🔉
さぎのもり‐べついん【鷺森別院】‥ヰン
和歌山市鷺ノ森にある浄土真宗本願寺派の別院。もと海南市冷水しみずにあったが16世紀半ば現在地に移る。1580年(天正8)顕如が来住して4年間本寺とした。鷺森御坊。
さぎ‐はさん‐ざい【詐欺破産罪】🔗⭐🔉
さぎ‐はさん‐ざい【詐欺破産罪】
債務者が、破産手続開始の前後を問わず、債権者を害する目的で、財産の隠匿いんとく、仮装の財産譲渡・債務負担、債権者に不利益な財産処分・債務負担などを行う罪。
さぎ‐まい【鷺舞】‥マヒ🔗⭐🔉
さぎ‐まい【鷺舞】‥マヒ
雌雄の鷺に扮した舞人を中心に演ずる舞。中世、京都の祇園祭に舞われ、現在、山口・津和野などに残る。
さぎむすめ【鷺娘】🔗⭐🔉
さぎむすめ【鷺娘】
歌舞伎舞踊。長唄。五変化の「柳雛諸鳥囀やなぎにひなしょちょうのさえずり」の一部。初世富士田吉治・杵屋忠次郎作曲。1762年(宝暦12)初演。雪中の水辺にたたずむ白鷺の精から町娘に転じ、最後は地獄の責苦に悩む姿を描く。
さ‐ぎょう【さ行・サ行】‥ギヤウ🔗⭐🔉
さ‐ぎょう【さ行・サ行】‥ギヤウ
五十音図の第3行。サ・シ・ス・セ・ソ。
⇒さぎょう‐へんかくかつよう【サ行変格活用】
さ‐ぎょう【作業】‥ゲフ🔗⭐🔉
さ‐ぎょう【作業】‥ゲフ
①肉体や頭脳を働かせて仕事をすること。また、その仕事。「流れ―」「―服」
②所行。事蹟。行跡。「サントスの御―」
⇒さぎょう‐かせつ【作業仮説】
⇒さぎょう‐き【作業機】
⇒さぎょう‐ぎ【作業着】
⇒さぎょう‐けんさ【作業検査】
⇒さぎょう‐たんげん【作業単元】
⇒さぎょう‐りょうほう【作業療法】
⇒さぎょう‐りょうほうし【作業療法士】
さぎょう‐かせつ【作業仮説】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
さぎょう‐かせつ【作業仮説】‥ゲフ‥
(working hypothesis)ある一定の現象に最終的な説明を与える目的で設ける仮説ではなくて、研究や実験の過程においてそれを統整したり容易にしたりするために、有効な手段としてたてる仮説。
⇒さ‐ぎょう【作業】
さぎょう‐き【作業機】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
さぎょう‐き【作業機】‥ゲフ‥
原動機から動力の供給を受けて仕事を行う機械の総称。
⇒さ‐ぎょう【作業】
さぎょう‐ぎ【作業着】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
さぎょう‐ぎ【作業着】‥ゲフ‥
作業をするときに着る服。作業衣。作業服。
⇒さ‐ぎょう【作業】
さぎょう‐けんさ【作業検査】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
さぎょう‐けんさ【作業検査】‥ゲフ‥
〔心〕一定の作業や動作を行わせ、それに基づいて精神機能や性格を判定しようとする心理検査の一方法。→クレペリン検査。
⇒さ‐ぎょう【作業】
さぎょう‐たんげん【作業単元】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
さぎょう‐たんげん【作業単元】‥ゲフ‥
〔教〕
①経験カリキュラムにおいて、地域の状況に即して児童・生徒の主体的な見学・調査・制作活動などを重視して構成される学習活動の単位。
②プロジェクト‐メソッドにおける単元。
⇒さ‐ぎょう【作業】
さぎょう‐へんかくかつよう【サ行変格活用】‥ギヤウ‥クワツ‥🔗⭐🔉
さぎょう‐へんかくかつよう【サ行変格活用】‥ギヤウ‥クワツ‥
動詞の活用の一つ。文語「せ・し・す・する・すれ・せよ」、口語「し(せ・さ)・し・する・する・すれ・しろ(せよ)」と活用するもの。名詞・副詞(擬音語・擬態語)を語幹として作る動詞の大部分はこの活用となる。「罪す・罪する」「撃滅す・撃滅する」「うろうろする」「キャンプする」の類。略称、サ変。
⇒さ‐ぎょう【さ行・サ行】
さぎょう‐りょうほう【作業療法】‥ゲフレウハフ🔗⭐🔉
さぎょう‐りょうほう【作業療法】‥ゲフレウハフ
(occupational therapy)病気や外傷からの回復を助けるため、医師より処方され、作業療法士により指導されて行われる治療活動。作業・仕事・運動・レクリエーションなどを含む。精神病作業療法と身体作業療法があり、リハビリテーションの一環。OT
⇒さ‐ぎょう【作業】
さぎょう‐りょうほうし【作業療法士】‥ゲフレウハフ‥🔗⭐🔉
さぎょう‐りょうほうし【作業療法士】‥ゲフレウハフ‥
厚生労働大臣の免許を受けて、医師の指示のもとに作業療法を行うことを業とする者。
⇒さ‐ぎょう【作業】
さ‐ぎり【狭霧】🔗⭐🔉
さ‐ぎり【狭霧】
(サは接頭語)霧。〈[季]秋〉。古事記上「吹き棄うつるいぶきの―」
さぎ‐りゅう【鷺流】‥リウ🔗⭐🔉
さぎ‐りゅう【鷺流】‥リウ
狂言の流派。系図では室町初期の路阿弥を祖とする。宗家は仁右衛門家で、後に分家伝右衛門家を出す。明治年間に廃絶。
○鷺を烏さぎをからす🔗⭐🔉
○鷺を烏さぎをからす
物事の道理を反対に言い曲げて主張すること。白を黒と言いくるめること。
⇒さぎ【鷺】
サギング【sagging】🔗⭐🔉
サギング【sagging】
船舶で、船体中央に波の谷、船首・船尾に波の山が来た時に、船体に大きな曲げモーメントが作用する状態。
広辞苑に「さぎ」で始まるの検索結果 1-29。