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ざん【残】🔗🔉

ざん】 のこること。のこすこと。あまり。「―6個」

ざん【斬】🔗🔉

ざん】 刀で切ること。切り殺すこと。うちくび。

ざん【讒】🔗🔉

ざん】 そしること。あしざまに言って人をおとしいれること。日葡辞書「サマザマノザンヲカマユル」

ざん‐い【慚恚】🔗🔉

ざん‐い慚恚】 恥じて恨み怒ること。

ざん‐う【残雨】🔗🔉

ざん‐う残雨】 のこりの雨。雨のなごり。 ○山雨来らんと欲して風楼に満つさんうきたらんとほっしてかぜろうにみつ [許渾、咸陽城東楼詩]山雨の来る前に、高楼へ風のさっと吹き来る意。転じて、事の起ころうとする前の何となく形勢のおだやかでないさまをいう。 ⇒さん‐う【山雨】

ざん‐うん【残雲】🔗🔉

ざん‐うん残雲】 残っている雲。

ざん‐えい【残英】🔗🔉

ざん‐えい残英】 散り残った花。残花。

ざん‐えい【残映】🔗🔉

ざん‐えい残映】 ①夕映え。夕焼け。残照。 ②転じて、かつては華やかであったものの名残。「明治文化の―」「―をとどめる」

ざん‐えい【残影】🔗🔉

ざん‐えい残影】 おもかげ。「―を偲ぶ」

ざん‐えん【残炎】🔗🔉

ざん‐えん残炎】 のこりの暑さ。残暑。

ざん‐えん【残煙】🔗🔉

ざん‐えん残煙】 消え残る煙。

ざん‐おう【残桜】‥アウ🔗🔉

ざん‐おう残桜‥アウ 春過ぎてなお咲き残っている桜。

ざん‐おう【残鶯】‥アウ🔗🔉

ざん‐おう残鶯‥アウ 春が過ぎても鳴いているウグイス。老鶯。晩鶯。〈[季]夏〉

ざん‐か【残火】‥クワ🔗🔉

ざん‐か残火‥クワ ①残りの火。のこり火。 ②暁の茶事で、前夜からの灯籠の火が、露路を照らしていること。残灯。

ざん‐か【残花】‥クワ🔗🔉

ざん‐か残花‥クワ 散り残った花。特に、桜の花。余花。残英。〈[季]春〉。→珍花→盛花せいか

ざん‐かい【残壊】‥クワイ🔗🔉

ざん‐かい残壊‥クワイ そこないやぶること。残毀。

ざん‐かい【慚悔】‥クワイ🔗🔉

ざん‐かい慚悔‥クワイ 恥じ悔いること。慚愧ざんき

ざん‐がい【残害】🔗🔉

ざん‐がい残害】 そこない殺すこと。徒然草「生ける物を殺し、痛め、闘はしめて遊びたのしまん人は、畜生―の類なり」

ざん‐がい【残骸】🔗🔉

ざん‐がい残骸】 ①捨て置かれた死骸。 ②見るかげもなく破壊されて残っている物。「焼跡の―」

ざん‐かく【斬獲】‥クワク🔗🔉

ざん‐かく斬獲‥クワク 斬り殺しあるいは生け捕ること。

ざん‐がく【残額】🔗🔉

ざん‐がく残額】 差し引いて残った数量または金額。のこりだか。「―ゼロ」

ざん‐かん【残寒】🔗🔉

ざん‐かん残寒】 春になっての寒さ。余寒。

ざん‐かん【残簡】🔗🔉

ざん‐かん残簡】 すでに亡失した古い文書のうち、残っている部分。

ざん‐かん【慚汗】🔗🔉

ざん‐かん慚汗】 恥じて汗の出ること。

ざん‐かん【讒奸】🔗🔉

ざん‐かん讒奸】 人を讒言するわるもの。

ざん‐かん【讒陥】🔗🔉

ざん‐かん讒陥】 讒言を構えて人を罪に陥れること。

ざん‐かん【讒間】🔗🔉

ざん‐かん讒間】 讒言を構えて親密な間をへだてさくこと。

ざん‐がん【巉巌】🔗🔉

ざん‐がん巉巌】 きりたったようなけわしいがけ。

ざんかん‐じょう【斬奸状】‥ジヤウ🔗🔉

ざんかん‐じょう斬奸状‥ジヤウ わるものを斬るについてその趣意をしたためた文書。

ざん‐き【残毀】🔗🔉

ざん‐き残毀】 そこないこわすこと。

ざん‐き【慙悸】🔗🔉

ざん‐き慙悸】 恥じて心におそれおののくこと。

ざん‐き【慙愧・慚愧】🔗🔉

ざん‐き慙愧・慚愧】 (中世にはザンギ) ①恥じ入ること。「―に堪えない」 ②悪口を言うこと。そしること。平家物語11「むげに情なかりけるものかなとぞ皆人―しける」 ⇒ざんき‐さんげ【慚愧懺悔】

ざん‐き【讒毀】🔗🔉

ざん‐き讒毀】 人をあしざまに言うこと。

ざんぎ🔗🔉

ざんぎ (普通、ザンギと書く)(北海道で)鶏肉などの、下味をつけた空揚げ。

ざん‐ぎく【残菊】🔗🔉

ざん‐ぎく残菊】 秋の末に咲き残った菊の花。〈[季]秋〉 ⇒ざんぎく‐の‐えん【残菊の宴】

ざんぎく‐の‐えん【残菊の宴】🔗🔉

ざんぎく‐の‐えん残菊の宴】 平安時代以降、10月5日に宮中で、咲き残った菊花を賞して催された酒宴。 ⇒ざん‐ぎく【残菊】

ざんき‐さんげ【慚愧懺悔】🔗🔉

ざんき‐さんげ慚愧懺悔(→)懺悔に同じ。太平記18「既にこれ―の教主たり」 ⇒ざん‐き【慙愧・慚愧】

ざん‐ぎゃく【残虐】🔗🔉

ざん‐ぎゃく残虐】 そこないしいたげること。むごたらしいこと。「―な犯罪」「―行為」

ざん‐きゅう【残丘】‥キウ🔗🔉

ざん‐きゅう残丘‥キウ (monadnock)準平原の平らな表面の上に孤立して突出している丘陵。

ざん‐きょう【残響】‥キヤウ🔗🔉

ざん‐きょう残響‥キヤウ 音源が振動をやめた後も、室内の壁などの反射によって、引き続いて聞こえる音。 ⇒ざんきょう‐じかん【残響時間】

ざん‐ぎょう【残業】‥ゲフ🔗🔉

ざん‐ぎょう残業‥ゲフ 所定の労働時間以後の労働。居残り作業。「8時まで―する」「―手当」

ざんきょう‐じかん【残響時間】‥キヤウ‥🔗🔉

ざんきょう‐じかん残響時間‥キヤウ‥ 発生する音のエネルギー密度が初めの値の100万分の1になるまで、すなわち音圧レベルが60デシベル減衰するのに要する時間。これが短いほど音の明瞭度が高い。 ⇒ざん‐きょう【残響】

ざん‐ぎり【散切り】🔗🔉

ざん‐ぎり散切り】 ①髪を剃りもせず結びもせず切り下げたままにしておくこと。じゃんぎり。 ②元結もとゆいを結ばず、髪を散らしたままにしておくこと。明治初年に流行し、半髪・総髪に対して、文明開化の象徴とされた。ざんぎりあたま。→散髪脱刀令。 散切り ③(髪を散切りにさせられていたのでいう)江戸時代、非人の俗称。 ⇒ざんぎり‐あたま【散切り頭】 ⇒ざんぎり‐きょうげん【散切狂言】 ⇒ざんぎり‐もの【散切物】

ざんぎり‐あたま【散切り頭】🔗🔉

ざんぎり‐あたま散切り頭(→)「ざんぎり」2に同じ。仮名垣魯文、胡瓜遣「文明開化日々にすゝみ―は九月の栗林のごとく」。「―を叩いてみれば文明開化の音がする」 ⇒ざん‐ぎり【散切り】

ざんぎり‐きょうげん【散切狂言】‥キヤウ‥🔗🔉

ざんぎり‐きょうげん散切狂言‥キヤウ‥ (→)散切物に同じ。 ⇒ざん‐ぎり【散切り】

ざんぎり‐もの【散切物】🔗🔉

ざんぎり‐もの散切物】 歌舞伎世話狂言の一種。明治初期、散切り頭の時代の風俗を取り扱った狂言。河竹黙阿弥の「島鵆月白浪しまちどりつきのしらなみ」などはその代表作。 ⇒ざん‐ぎり【散切り】

ざん‐きん【残金】🔗🔉

ざん‐きん残金】 ①手元に残っている金銭。残高。「旅行の―」 ②未払いの金。「―はなくなった」

ざん‐ぎん【残銀】🔗🔉

ざん‐ぎん残銀】 残りの銀子。残りの銭。浄瑠璃、心中万年草「年々の―九貫五百目」

ざん‐げ【懺悔】🔗🔉

ざん‐げ懺悔】 キリスト教で、罪悪を自覚し、これを告白し悔い改めること。島崎藤村、爺「―の涙が叔父の顔をつたひました」。「罪を―する」→さんげ⇒ざんげ‐ろく【懺悔録】

ざん‐けい【斬刑】🔗🔉

ざん‐けい斬刑】 斬首の刑罰。

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