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しぼ【皺】🔗🔉

しぼ】 ①織物の糸の撚り方の具合で、織物の表面にあらわれた凹凸。また、革や紙に加工したしわのような凹凸。 ②烏帽子えぼしの表面に作られたしわ。さび。

し‐ぼ【私募】🔗🔉

し‐ぼ私募】 (取引用語)(private placement)50人未満の投資家を対象とする有価証券の募集。証券会社など機関投資家のみを対象にする場合はプロ私募と呼ばれ、人数に関係なく行われる。手続が簡単で、コストも安い。非公募発行。縁故募集。

し‐ぼ【思慕】🔗🔉

し‐ぼ思慕】 恋しく、なつかしく思うこと。「亡き母を―する」「―の情」

し‐ぼう【子房】‥バウ🔗🔉

し‐ぼう子房‥バウ 雌しべの一部で、花柱の下に接して肥大した部分。下端は花床に付着し、中に胚珠を含む。受精後果実となる。花の中における位置により、上位・中位・下位に分ける。→花(図)

し‐ぼう【四望】‥バウ🔗🔉

し‐ぼう四望‥バウ 四方を眺めること。また、四方の眺望。 ⇒しぼう‐しゃ【四望車】

し‐ぼう【市坊】‥バウ🔗🔉

し‐ぼう市坊‥バウ (「坊」は町の意)まち。市街。

し‐ぼう【志望】‥バウ🔗🔉

し‐ぼう志望‥バウ 自分はこうしたい、こうなりたいと望むこと。「医師を―する」「―校」

し‐ぼう【姿貌】‥バウ🔗🔉

し‐ぼう姿貌‥バウ かおかたち。すがた。

し‐ぼう【思望】‥バウ🔗🔉

し‐ぼう思望‥バウ おもいのぞむこと。

し‐ぼう【脂肪】‥バウ🔗🔉

し‐ぼう脂肪‥バウ (fat)油脂のうち、常温で固体のもの。ステアリン酸・パルミチン酸などの飽和脂肪酸のグリセリン‐エステルを多く含む。植物では果実および種子、動物では結合組織などに存する。生物体の貯蔵物質で、重要なエネルギー給源である。→油脂⇒しぼう‐かた‐しょう【脂肪過多症】 ⇒しぼう‐かん【脂肪肝】 ⇒しぼう‐さいぼう【脂肪細胞】 ⇒しぼう‐さん【脂肪酸】 ⇒しぼうさん‐ぶんせき【脂肪酸分析】 ⇒しぼう‐しつ【脂肪質】 ⇒しぼう‐しゅ【脂肪腫】 ⇒しぼう‐しゅし【脂肪種子】 ⇒しぼうぞく‐かごうぶつ【脂肪族化合物】 ⇒しぼう‐そしき【脂肪組織】 ⇒しぼう‐ぶとり【脂肪太り】 ⇒しぼう‐ゆ【脂肪油】

し‐ぼう【資望】‥バウ🔗🔉

し‐ぼう資望‥バウ 家柄と人望。

しぼう‐かた‐しょう【脂肪過多症】‥バウクワ‥シヤウ🔗🔉

しぼう‐かた‐しょう脂肪過多症‥バウクワ‥シヤウ 脂肪沈着過多のため、身体が異常に肥満する状態。糖尿病・動脈硬化などの障害を起こしやすい。原因は体質・過食・運動不足・遺伝・年齢・内分泌障害など。肥満症。 ⇒し‐ぼう【脂肪】

しぼう‐かん【脂肪肝】‥バウ‥🔗🔉

しぼう‐かん脂肪肝‥バウ‥ 肝臓に多量の脂肪が蓄積する状態。また、そのようになった肝臓。アルコール性・栄養性・糖尿病性・薬剤性などがある。一部は肝硬変に移行。脂肝。 ⇒し‐ぼう【脂肪】

しぼう‐さいぼう【脂肪細胞】‥バウ‥バウ🔗🔉

しぼう‐さいぼう脂肪細胞‥バウ‥バウ 脂肪を多く貯え、あるいは生産する細胞の総称。脂肪組織を構成するものもある。一般に、内部の大きな脂肪塊のため、核などは片隅に押しやられている。 ⇒し‐ぼう【脂肪】

しぼう‐さん【脂肪酸】‥バウ‥🔗🔉

しぼう‐さん脂肪酸‥バウ‥ 炭素原子が鎖状に結合したモノカルボン酸の総称。酢酸・パルミチン酸・ステアリン酸・オレイン酸などの類。炭素数の多い高級脂肪酸はグリセリン‐エステルとして脂肪を構成、またアルコール‐エステルすなわち蝋ろうとして存在する。低級のものも遊離酸・塩・エステルとして広く生物界に分布。生体内で、クエン酸回路で酸化されエネルギー源とされる。 ⇒し‐ぼう【脂肪】

しぼうさん‐ぶんせき【脂肪酸分析】‥バウ‥🔗🔉

しぼうさん‐ぶんせき脂肪酸分析‥バウ‥ 土器・石器・墳墓などに遺存する脂肪の脂肪酸の組成から動植物の種類などを推定する方法。 ⇒し‐ぼう【脂肪】

しぼう‐しきん【死亡賜金】‥バウ‥🔗🔉

しぼう‐しきん死亡賜金‥バウ‥ 旧官吏俸給令により、官吏が死亡した場合に、最終の俸給の一定の割合で遺族に給与された金銭。 ⇒し‐ぼう【死亡】

しぼう‐しつ【脂肪質】‥バウ‥🔗🔉

しぼう‐しつ脂肪質‥バウ‥ ①成分が脂肪から成る物質。 ②脂肪過多の体質。 ⇒し‐ぼう【脂肪】

しぼう‐しゃ【四望車】‥バウ‥🔗🔉

しぼう‐しゃ四望車‥バウ‥ 牛車ぎっしゃの一種。車箱の四面に翠簾すいれんを掛け、四方を展望できるようにしたもの。平安時代、法皇などの乗用。 ⇒し‐ぼう【四望】

しぼう‐しゅ【脂肪腫】‥バウ‥🔗🔉

しぼう‐しゅ脂肪腫‥バウ‥ 脂肪細胞の異常な増殖によっておきる良性腫瘍。肩甲部・背部・頸部などに好発する。悪性のものを脂肪肉腫という。 ⇒し‐ぼう【脂肪】

しぼう‐しゅし【脂肪種子】‥バウ‥🔗🔉

しぼう‐しゅし脂肪種子‥バウ‥ 貯蔵物質として多量の脂肪を含む種子。トウゴマの種子の類。→澱粉種子⇒し‐ぼう【脂肪】

しぼう‐しんだんしょ【死亡診断書】‥バウ‥🔗🔉

しぼう‐しんだんしょ死亡診断書‥バウ‥ 人の死亡した事実を記載した医師の証明書。医師は従来診療中の患者が死亡した場合のほか、自ら死亡に立ち会った場合でなければ交付し得ない。死亡証書。→検案書⇒し‐ぼう【死亡】

しぼうぞく‐かごうぶつ【脂肪族化合物】‥バウ‥クワガフ‥🔗🔉

しぼうぞく‐かごうぶつ脂肪族化合物‥バウ‥クワガフ‥ (aliphatic compound)炭素原子の環状配列をもたない有機化合物の総称。鎖式炭化水素とその誘導体が属する。脂肪中にも含まれるためこの名がある。鎖式化合物。 ⇒し‐ぼう【脂肪】

しぼう‐そしき【脂肪組織】‥バウ‥🔗🔉

しぼう‐そしき脂肪組織‥バウ‥ 結合組織の一つ。脂肪細胞の集合から成る。人では眼窩・頬部・皮下・腎臓周囲・腸間膜・骨髄に見られ、脂肪の貯蔵、組織間隙の充填、保温、外力からの保護に役立つ。年齢・性差によって皮下脂肪の発達の度が異なり、女性では思春期以降乳房・臀部でんぶ・大腿前面、中高年では下腹部臍へそより下方で発達がよく、男性では臍より上方でよい。 ⇒し‐ぼう【脂肪】

しぼう‐とどけ【死亡届】‥バウ‥🔗🔉

しぼう‐とどけ死亡届‥バウ‥ 人の死亡を届け出る戸籍上の手続き。また、その書類。死亡の事実を知った日から7日以内に死亡診断書を添えて市区町村長に届け出る。 ⇒し‐ぼう【死亡】

しぼうのかたまり【脂肪の塊】‥バウ‥🔗🔉

しぼうのかたまり脂肪の塊‥バウ‥ (Boule de Suif フランス)モーパッサンの小説。1880年作。普仏戦争中、占領下のルーアンの町を出発した乗合馬車における一娼婦の愛国心と俗衆の軽薄さを描く。

しぼう‐ひょう【死亡表】‥バウヘウ🔗🔉

しぼう‐ひょう死亡表‥バウヘウ (→)生命表に同じ。 ⇒し‐ぼう【死亡】

しぼう‐ぶとり【脂肪太り】‥バウ‥🔗🔉

しぼう‐ぶとり脂肪太り‥バウ‥ (→)「脂あぶら太り」に同じ。 ⇒し‐ぼう【脂肪】

しぼう‐ほけん【死亡保険】‥バウ‥🔗🔉

しぼう‐ほけん死亡保険‥バウ‥ 生命保険の一種。被保険者の死亡により保険金が支払われる保険。 ⇒し‐ぼう【死亡】

しぼう‐ゆ【脂肪油】‥バウ‥🔗🔉

しぼう‐ゆ脂肪油‥バウ‥ (fatty oil)油脂のうち、常温で液体のもの。亜麻仁油・桐油・大豆油・胡麻油・鯨油の類。脂油。 ⇒し‐ぼう【脂肪】

しぼう‐りつ【死亡率】‥バウ‥🔗🔉

しぼう‐りつ死亡率‥バウ‥ 死亡する比率。人口調査などでは、普通、一定期間における人口千人当りの割合で表される。 ⇒し‐ぼう【死亡】

しぼ‐がみ【皺紙】🔗🔉

しぼ‐がみ皺紙】 縮緬ちりめんのようにしわをよせた紙。しぼりがみ。日本永代蔵6「―の煙草入れ」

し‐ぼく【司牧】🔗🔉

し‐ぼく司牧】 ①地方長官の異称。牧民官。 ②カトリック教会・聖公会で、司祭が信者を霊的に導くこと。→牧会ぼっかい

し‐ぼく【四木】🔗🔉

し‐ぼく四木】 茶・桑・漆・楮こうぞの総称。江戸時代、三草と共に重要植物として栽培された。しもく。「三草―」

し‐ぼく【紙墨】🔗🔉

し‐ぼく紙墨】 紙と墨。また、文書。

しぼ‐さい【私募債】🔗🔉

しぼ‐さい私募債】 特定少数の投資家に応募を呼びかけて発行される債券。非公募債。↔公募債

し‐ぼさつ【四菩薩】🔗🔉

し‐ぼさつ四菩薩】 ①胎蔵界曼荼羅たいぞうかいまんだらで、中台八葉院の大日如来の四隅に配される普賢(南東)・文殊(南西)・観自在(北西)・弥勒(北東)の総称。 ②娑婆の衆生しゅじょうにもっとも因縁の深い観音・弥勒・普賢・文殊の総称。 ③法華経涌出品に説く、地涌じゆの菩薩のうち、上行・無辺行・浄行・安立行の総称。四導師。→地涌の菩薩

しぼ‐しぼ🔗🔉

しぼ‐しぼ ひどく濡れるさま。日葡辞書「シボシボトヌルル」

しぼ‐せん【子母銭】🔗🔉

しぼ‐せん子母銭】 (「捜神記」に、青蚨せいふすなわちカゲロウの母子の血を銭に塗るとある話による)銭ぜにの異称。また、利銭。〈日葡辞書〉

し‐ぼち【新発意】🔗🔉

し‐ぼち新発意】 (シンボチのンを表記しない形) ⇒しんぼっち。源氏物語若紫「かの国の前の守かみ―の女むすめかしづきたる家」 ⇒しぼち‐だち【新発意立】

しぼち‐だち【新発意立】🔗🔉

しぼち‐だち新発意立】 新発意から成り上がること。狂言、惣八「某は元―の出家でおりやつたが」 ⇒し‐ぼち【新発意】

し‐ぼつ【死没・死歿】🔗🔉

し‐ぼつ死没・死歿】 人が死ぬこと。死亡。

しぼ・む【萎む・凋む】🔗🔉

しぼ・む萎む・凋む】 〔自五〕 生気を失ってしおれる。勢いがなくなる。開いていたものがつぼむ。ふくらんでいたものが小さくなる。万葉集18「植ゑし田も蒔きし畠も朝ごとに―・み枯れ行く」。「風船が―・む」「夢が―・む」

しぼ‐よ・る【皺寄る】🔗🔉

しぼ‐よ・る皺寄る】 〔自四〕 小さいしわがよる。浄瑠璃、心中宵庚申「目元―・る縮緬ちりめんの」

しぼり【絞り・搾り】🔗🔉

しぼり絞り・搾り】 ①しぼること。 ②「しぼりぞめ」の略。 ③花弁などで、色彩の入りまじっているもの。 ④手ふきを湯または冷水にひたして、しぼったもの。「お―」 ⑤〔理〕(stop; diaphragm)光学系において光束を制限する穴。特に、レンズから入ってくる光の量を調節する装置。→一眼レフ(図)⇒しぼり‐かす【絞り滓・搾り滓】 ⇒しぼり‐がみ【絞り紙】 ⇒しぼり‐じる【搾り汁】 ⇒しぼり‐ぞめ【絞り染】 ⇒しぼり‐だし【搾り出し】 ⇒しぼり‐ぢゃきん【絞り茶巾】 ⇒しぼり‐ばなし【絞り放し】 ⇒しぼり‐はら【絞り腹】 ⇒しぼり‐ぶき【絞り吹き】 ⇒しぼり‐ふくろじ【絞り袋地】 ⇒しぼり‐べん【絞り弁】 ⇒しぼり‐もめん【絞り木綿】 ⇒しぼり‐もん【絞り紋】

しぼり‐あ・げる【絞り上げる・搾り上げる】🔗🔉

しぼり‐あ・げる絞り上げる・搾り上げる】 〔他下一〕[文]しぼりあ・ぐ(下二) ①すっかりしぼる。かたくしぼる。 ②幕などを紐でくくって高く上げる。浄瑠璃、出世景清「衣の袖を―・げ、得物得物をひつさげて」 ③苦しい声を無理に張り上げる。浄瑠璃、鎌田兵衛名所盃「―・げ泣きければ」 ④金品をまきあげる。せびりとる。「何もかも―・げる」 ⑤強く責めたてる。「怠け者を―・げる」

しぼり‐かす【絞り滓・搾り滓】🔗🔉

しぼり‐かす絞り滓・搾り滓】 必要なものをしぼりとった残りのかす。 ⇒しぼり【絞り・搾り】

しぼり‐がみ【絞り紙】🔗🔉

しぼり‐がみ絞り紙】 しぼって、皺しわをよせた紙。しぼがみ。 ⇒しぼり【絞り・搾り】

しぼり‐こ・む【絞り込む・搾り込む】🔗🔉

しぼり‐こ・む絞り込む・搾り込む】 〔他五〕 ①物をしぼって出した汁などを中に入れる。 ②対象の範囲をせばめて行き、限定する。「犯人を―・む」

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