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なん‐きん【軟禁】🔗🔉

なん‐きん軟禁】 監禁の程度のゆるいもの。身体の自由は束縛しないが、外部との一般的な接触は禁じあるいは制限し、行動の自由をある程度束縛するもの。

ナンキン【南京】🔗🔉

ナンキン南京】 ①(Nanjing; Nanking)中国江蘇省南西部にある省都。長江に臨み、古来、政治・軍事の要地。古く金陵・建業・建康などと称し、明代に北京に対して南京と称。中華民国国民政府時代の首都。化学工業などが盛ん。人口362万4千(2000)。別称、寧。 ②中国または東南アジア方面から渡来したものに冠する語。 ③珍奇なものや小さく愛らしいものに冠する語。 ④カボチャの異称。 ⇒ナンキン‐あかえ【南京赤絵】 ⇒ナンキン‐あやつり【南京操り】 ⇒ナンキン‐こくみんせいふ【南京国民政府】 ⇒ナンキン‐じけん【南京事件】 ⇒ナンキン‐したみ【南京下見】 ⇒ナンキン‐シャモ【南京軍鶏】 ⇒ナンキン‐じゅす【南京繻子】 ⇒ナンキン‐じょう【南京錠】 ⇒ナンキン‐じょうやく【南京条約】 ⇒ナンキン‐じん【南京人】 ⇒ナンキン‐せん【南京銭】 ⇒ナンキン‐だいぎゃくさつ【南京大虐殺】 ⇒ナンキン‐だま【南京玉】 ⇒ナンキン‐ねずみ【南京鼠】 ⇒ナンキン‐はぜ【南京黄櫨】 ⇒ナンキン‐ばと【南京鳩】 ⇒ナンキン‐ぶくろ【南京袋】 ⇒ナンキン‐まい【南京米】 ⇒ナンキン‐まめ【南京豆】 ⇒ナンキン‐むし【南京虫】 ⇒ナンキン‐もめん【南京木綿】 ⇒ナンキン‐やき【南京焼】 ⇒ナンキン‐ろ【南京路】

ナンキン‐あかえ【南京赤絵】‥ヱ🔗🔉

ナンキン‐あかえ南京赤絵‥ヱ 中国、景徳鎮民窯みんようで明末清初の頃に作られた五彩(赤絵)磁器。主にヨーロッパや日本に向けて輸出され、日本には皿・茶器などが伝世。 ⇒ナンキン【南京】

ナンキン‐あやつり【南京操り】🔗🔉

ナンキン‐あやつり南京操り(→)「糸操り」の異称。 ⇒ナンキン【南京】

ナンキン‐こくみんせいふ【南京国民政府】🔗🔉

ナンキン‐こくみんせいふ南京国民政府】 広東を拠点とする国民革命軍の北伐の途次、1927年4月12日蒋介石の反共クーデターによって成立した政府。同年8月国民党左派の武漢政府をも吸収、翌年北伐を完了、国家機構を整備し、名実共に中華民国の中央政府となった。 ⇒ナンキン【南京】

ナンキン‐じけん【南京事件】🔗🔉

ナンキン‐じけん南京事件】 ①1927年3月、国民革命軍の南京入城に際し、革命軍の一部が日・英・米などの領事館を襲撃し暴行を働き、英米がそれに対し砲撃した事件。 ②南京大虐殺。 ⇒ナンキン【南京】

ナンキン‐したみ【南京下見】🔗🔉

ナンキン‐したみ南京下見】 下見2の一つ。下見板を羽重ねにして柱・間柱に釘打ちしたもの。イギリス下見。鎧よろい下見。 ⇒ナンキン【南京】

ナンキン‐シャモ【南京軍鶏】🔗🔉

ナンキン‐シャモ南京軍鶏】 シャモの極めて小形の一変種。愛玩用。 ナンキンシャモ 撮影:小宮輝之 ⇒ナンキン【南京】

ナンキン‐じゅす【南京繻子】🔗🔉

ナンキン‐じゅす南京繻子】 経たてに絹糸、緯よこに綿糸を用いた繻子。中国から輸入。明治のころから京都・名古屋・桐生でも製織し、経糸に極細の諸撚糸もろよりいとを使用して品質を改めた。 ⇒ナンキン【南京】

ナンキン‐じょう【南京錠】‥ヂヤウ🔗🔉

ナンキン‐じょう南京錠‥ヂヤウ 巾着きんちゃく形の錠前。巾着錠。西洋錠。 ⇒ナンキン【南京】

ナンキン‐じょうやく【南京条約】‥デウ‥🔗🔉

ナンキン‐じょうやく南京条約‥デウ‥ 阿片戦争の結果、1842年、南京でイギリスと清国の間に締結された条約。香港の割譲、広東カントン・廈門アモイ・福州・寧波ニンポー・上海の開港、賠償金の支払いなどを約した。 ⇒ナンキン【南京】

ナンキン‐じん【南京人】🔗🔉

ナンキン‐じん南京人】 昔、日本で中国人を呼んだ俗称。 ⇒ナンキン【南京】

ナンキン‐せん【南京銭】🔗🔉

ナンキン‐せん南京銭】 ①明代に南京付近で鋳造した私鋳銭で日本に輸入され、流通した銭貨。悪質の銭。→京銭きんせん。 ②江戸末期、中国から横浜に輸入された中国製の粗悪な天保当百銭。→天保銭⇒ナンキン【南京】

ナンキン‐だいぎゃくさつ【南京大虐殺】🔗🔉

ナンキン‐だいぎゃくさつ南京大虐殺】 日中戦争で南京が占領された1937年(昭和12)12月前後に南京城内外で、日本軍が中国軍の投降兵・捕虜および一般市民を大量に虐殺し、あわせて放火・略奪・強姦などの非行を加えた事件。 中華門城壁爆破 1937年 提供:毎日新聞社 ⇒ナンキン【南京】

ナンキン‐だま【南京玉】🔗🔉

ナンキン‐だま南京玉】 陶製・ガラス製のごく小さな孔のあいた飾り玉。 ⇒ナンキン【南京】

ナンキン‐ねずみ【南京鼠】🔗🔉

ナンキン‐ねずみ南京鼠】 ハツカネズミの飼養変種。かつて中国からもたらされたという。→舞鼠まいねずみ⇒ナンキン【南京】

ナンキン‐はぜ【南京黄櫨】🔗🔉

ナンキン‐はぜ南京黄櫨】 トウダイグサ科の落葉高木。中国原産で庭木・街路樹とする。高さ約6メートル。葉は三角状広卵形で先端がとがり、秋、紅葉する。春・夏の候、総状花序に雄花を、その脚部に雌花をつけ、秋に白色球形の蒴果さくかを結ぶ。根皮を乾かして利尿剤・瀉下剤とする。種子から得た脂肪を烏臼うきゅう油といい、石鹸・蝋燭ろうそくの原料とし、腫物はれもの・皮膚病に外用する。 ⇒ナンキン【南京】

ナンキン‐ばと【南京鳩】🔗🔉

ナンキン‐ばと南京鳩】 ハトの一種。シラコバトに似た毛色で、さらに小形のもの。アフリカ原産の飼鳥。ジュズカケバト。バライロシラコバト。 ⇒ナンキン【南京】

ナンキン‐ぶくろ【南京袋】🔗🔉

ナンキン‐ぶくろ南京袋】 麻糸を粗く織った大形の袋。穀類を入れるのに用いる。 ⇒ナンキン【南京】

ナンキン‐まい【南京米】🔗🔉

ナンキン‐まい南京米】 インド・タイ・インドシナ・中国などから輸入していた米の俗称。杉村楚人冠、雪の凶作地「鏡餅は如何にせるぞと問へば―一升を買ひて作りつと答ふ」 ⇒ナンキン【南京】

ナンキン‐まめ【南京豆】🔗🔉

ナンキン‐まめ南京豆(→)落花生の別称。 ⇒ナンキン【南京】

ナンキン‐むし【南京虫】🔗🔉

ナンキン‐むし南京虫】 ①(→)トコジラミの別称。 ②俗に、小形の女性用金側腕時計。 ⇒ナンキン【南京】

ナンキン‐もめん【南京木綿】🔗🔉

ナンキン‐もめん南京木綿】 帯黄褐色の太綿糸製の地厚平織綿布。南京地方から産出。 ⇒ナンキン【南京】

ナンキン‐やき【南京焼】🔗🔉

ナンキン‐やき南京焼】 江戸時代、中国から渡来した磁器の総称。また、日本製を含めて磁器の意ともされた。 ⇒ナンキン【南京】

ナンキン‐ろ【南京路】🔗🔉

ナンキン‐ろ南京路】 (Nanjing Lu)中国上海市最大の繁華街。東は外灘(バンド)から西は静安寺公園までの約5キロメートル。 ⇒ナンキン【南京】

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