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ねん【年】🔗⭐🔉
ねん【年】
①とし。四季の一めぐり。12カ月。「―に一度の祭り」
②年季の略。浄瑠璃、新版歌祭文「まだ―も有るけれど、親方様へ暇の願ひ」。「―が明ける」
ねん【念】🔗⭐🔉
ねん‐あき【年明き】🔗⭐🔉
ねん‐あき【年明き】
(→)「ねんあけ」に同じ。
ねん‐あけ【年明け】🔗⭐🔉
ねん‐あけ【年明け】
奉公人や遊女などの年季のあけること。また、その人。ねんあき。年季明け。誹風柳多留2「―は出し殻を食ふ気味があり」
ねん‐あし【年足】🔗⭐🔉
ねん‐あし【年足】
(取引用語)1年間の相場の動きを表した図表。
ねん‐いり【念入り】🔗⭐🔉
ねん‐いり【念入り】
念の入ること。注意深くていねいであること。「―に仕上げる」「―な御礼状」
ねん‐えき【粘液】🔗⭐🔉
ねん‐えき【粘液】
①ねばりけのある液汁。
②生物体にある粘りのある液体の総称。粘液腺などから分泌される。蛋白質・糖その他を含み、動物では皮膚が乾燥することを防ぐなど、種々の役割を果たす。
⇒ねんえき‐しつ【粘液質】
⇒ねんえき‐すいしゅ【粘液水腫】
⇒ねんえき‐せん【粘液腺】
ねんえき‐しつ【粘液質】🔗⭐🔉
ねんえき‐しつ【粘液質】
ヒポクラテス以来の気質の4類型の一つ。冷静で、不活発であるが、粘り強い気質。淋巴質リンパしつ。
⇒ねん‐えき【粘液】
ねんえき‐すいしゅ【粘液水腫】🔗⭐🔉
ねんえき‐すいしゅ【粘液水腫】
甲状腺の機能減退によって起こる疾患。皮膚が肥厚し、蒼白で浮腫状。基礎代謝が低下し、談話・思考・運動などが鈍くなる。
⇒ねん‐えき【粘液】
ねんえき‐せん【粘液腺】🔗⭐🔉
ねんえき‐せん【粘液腺】
粘液を分泌する外分泌腺。動物では口腔・鼻腔・気道・消化管などの壁に多数存在して粘膜表面に開口し、分泌された粘液が表面を覆う。植物では食虫植物などに顕著。
⇒ねん‐えき【粘液】
ねん‐えん【念縁】🔗⭐🔉
ねん‐えん【念縁】
男色関係の友としての縁。男色大鑑「この―を同じ家中に結び給へり」
ねん‐おう【年央】‥アウ🔗⭐🔉
ねん‐おう【年央】‥アウ
1年の中頃。
ねん‐おし【念押し】🔗⭐🔉
ねん‐おし【念押し】
念を押すこと。前に述べた内容が相手に正しく伝わったかを確かめること。「―の電話をかける」
ねん‐か【年華】‥クワ🔗⭐🔉
ねん‐か【年華】‥クワ
としつき。歳月。
ねん‐が【年画】‥グワ🔗⭐🔉
ねん‐が【年画】‥グワ
中国で正月に門や室内に飾る絵画。吉祥の図柄を木版刷りの輪郭に筆または色刷りで彩色。明清代より流行。蘇州の桃花塢とうかお年画や天津の楊柳青年画が有名。
ねん‐が【年賀】🔗⭐🔉
ねん‐かい【年会】‥クワイ🔗⭐🔉
ねん‐かい【年会】‥クワイ
1年に1度開かれる会合。
ねん‐かい【年回】‥クワイ🔗⭐🔉
ねん‐かい【年回】‥クワイ
年忌。回忌。
ねん‐かい【年戒】🔗⭐🔉
ねん‐かい【年戒】
〔仏〕受戒して僧となってからの年数。戒臈かいろう。年臘。
ねん‐がい【年買い】‥ガヒ🔗⭐🔉
ねん‐がい【年買い】‥ガヒ
一年間遊女を買い切ること。好色二代男「もとより―と定め、四季の衣裳を請合ひ」
○念が入るねんがいる
注意が行き届く。用意周到である。「念の入った方法」
⇒ねん【念】
○念が入るねんがいる🔗⭐🔉
○念が入るねんがいる
注意が行き届く。用意周到である。「念の入った方法」
⇒ねん【念】
ねん‐がく【年額】
収支・生産などの1年間の額。
ねん‐かくさ【年較差】
気温など気象要素の、1年間における最大値と最小値の差。ねんこうさ。
ねん‐がけ【年掛け】
掛金を1年に1度ずつかけること。→日掛け→月掛け
ねんが‐じょう【年賀状】‥ジヤウ
年賀1のために出す書状。年始状。〈[季]新年〉
⇒ねん‐が【年賀】
ねん‐かつ【粘滑】‥クワツ
ねばってなめらかなこと。
ねん‐がっ‐ぴ【年月日】‥グワツ‥
ある事が行われる年と月と日。「生―」「発行―」
ねんが‐とくべつゆうびん【年賀特別郵便】‥イウ‥
郵便物特殊取扱の一種。年賀状を年末の一定期間に郵便局で引き受け、翌年1月1日のスタンプを押して(料金別納・後納のものおよび官製年賀はがきを除く)元日から配達するもの。
⇒ねん‐が【年賀】
ねん‐が‐ねんじゅう【年が年中】‥ヂユウ
つねに。いつも。絶えず。年がら年中。
ねん‐が‐ねんびゃく【年が年百】
「年が年中」を誇張していう語。年がら年百。浮世風呂2「―くさくさして居るだ」
ねん‐がく【年額】🔗⭐🔉
ねん‐がく【年額】
収支・生産などの1年間の額。
ねん‐かくさ【年較差】🔗⭐🔉
ねん‐かくさ【年較差】
気温など気象要素の、1年間における最大値と最小値の差。ねんこうさ。
ねん‐がけ【年掛け】🔗⭐🔉
ねんが‐じょう【年賀状】‥ジヤウ🔗⭐🔉
ねんが‐じょう【年賀状】‥ジヤウ
年賀1のために出す書状。年始状。〈[季]新年〉
⇒ねん‐が【年賀】
ねん‐かつ【粘滑】‥クワツ🔗⭐🔉
ねん‐かつ【粘滑】‥クワツ
ねばってなめらかなこと。
ねん‐がっ‐ぴ【年月日】‥グワツ‥🔗⭐🔉
ねん‐がっ‐ぴ【年月日】‥グワツ‥
ある事が行われる年と月と日。「生―」「発行―」
ねんが‐とくべつゆうびん【年賀特別郵便】‥イウ‥🔗⭐🔉
ねんが‐とくべつゆうびん【年賀特別郵便】‥イウ‥
郵便物特殊取扱の一種。年賀状を年末の一定期間に郵便局で引き受け、翌年1月1日のスタンプを押して(料金別納・後納のものおよび官製年賀はがきを除く)元日から配達するもの。
⇒ねん‐が【年賀】
ねん‐が‐ねんじゅう【年が年中】‥ヂユウ🔗⭐🔉
ねん‐が‐ねんじゅう【年が年中】‥ヂユウ
つねに。いつも。絶えず。年がら年中。
ねん‐が‐ねんびゃく【年が年百】🔗⭐🔉
ねん‐が‐ねんびゃく【年が年百】
「年が年中」を誇張していう語。年がら年百。浮世風呂2「―くさくさして居るだ」
○念が残るねんがのこる
思い切ることができない。
⇒ねん【念】
○念が残るねんがのこる🔗⭐🔉
○念が晴れるねんがはれる🔗⭐🔉
○念が晴れるねんがはれる
思い残す所がなくなる。
⇒ねん【念】
ねん‐がら‐ねんじゅう【年がら年中】‥ヂユウ
いつも。絶えず。年が年中。「―小言を言う」
ねん‐がら‐ねんびゃく【年がら年百】
「年がら年中」を誇張していう語。
ねん‐かん【年刊】
雑誌などを、1年に1回刊行すること。また、そのもの。
ねん‐かん【年官】‥クワン
平安時代以降、天皇・上皇・三宮・皇太子・女院・親王・女御・尚侍・典侍・公卿などの所得とするために、毎年の除目じもくに、下級の国司や京官を一定数推薦させ、その任料を収入とさせた制度。年給の一種。→年爵
ねん‐かん【年間】
①きめられた時から1年間。「―計画」
②年号などの下に付けて、その間であることを示す。「寛永―」
ねん‐かん【年関】‥クワン
(歳末は債務をのばせないので、これを関所にたとえていう)年の暮。12月。
ねん‐かん【年鑑】
(year-book)ある分野の1年間の出来事・各種統計などを記録・解説した、年1回の定期刊行物。
ねん‐がん【念願】‥グワン
おもいねがうこと。心にかけてねがうこと。謡曲、盛久「清水の方へ輿を立ててたまはり候へ、おん暇の―を申し候はん」。「―を果たす」「無事安泰を―する」
⇒ねんがん‐りき【念願力】
ねんがん‐りき【念願力】‥グワン‥
念願する一心の力。
⇒ねん‐がん【念願】
ねん‐き【年忌】
〔仏〕毎年の命日。また、命日に行う死者の冥福を祈る仏事。死後1年目(一周忌)、2年目(三回忌)、6年目(七回忌)などが重視される。回忌。「―を営む」「七―」
ねん‐き【年季】
①奉公人などをやとう約束の年限。1年を1季とする。日葡辞書「ネンキヲサダムル」。「―が明ける」
②年季奉公の略。浄瑠璃、傾城酒呑童子「十七になる―の織手」
⇒ねんき‐あけ【年季明け】
⇒ねんき‐こさく【年季小作】
⇒ねんき‐しょうもん【年季証文】
⇒ねんき‐づとめ【年季勤め】
⇒ねんき‐ぼうこう【年季奉公】
⇒ねんき‐もの【年季者】
⇒年季が入る
⇒年季を入れる
ねん‐き【年紀】
①年齢。
②年。年代。保元物語「帝皇廿六代、―三百四十七年」
③平安末期から中世へかけて、今の不動産物権の取得時効に当たる語。知行ちぎょうの事実が一定期間存続すると、その所領に対する権利を取得させる制が生じ、鎌倉幕府は御成敗式目で、この期間すなわち年紀を20年と定めた。この制度を年序法という。
ねん‐き【年期】
①1年を単位として定めた期間。
②(→)年季に同じ。
ねんき‐あけ【年季明け】
(→)年季1が満了すること。ねんあけ。
⇒ねん‐き【年季】
ねん‐がら‐ねんじゅう【年がら年中】‥ヂユウ🔗⭐🔉
ねん‐がら‐ねんじゅう【年がら年中】‥ヂユウ
いつも。絶えず。年が年中。「―小言を言う」
ねん‐がら‐ねんびゃく【年がら年百】🔗⭐🔉
ねん‐がら‐ねんびゃく【年がら年百】
「年がら年中」を誇張していう語。
ねん‐かん【年刊】🔗⭐🔉
ねん‐かん【年刊】
雑誌などを、1年に1回刊行すること。また、そのもの。
ねん‐かん【年官】‥クワン🔗⭐🔉
ねん‐かん【年官】‥クワン
平安時代以降、天皇・上皇・三宮・皇太子・女院・親王・女御・尚侍・典侍・公卿などの所得とするために、毎年の除目じもくに、下級の国司や京官を一定数推薦させ、その任料を収入とさせた制度。年給の一種。→年爵
ねん‐かん【年間】🔗⭐🔉
ねん‐かん【年間】
①きめられた時から1年間。「―計画」
②年号などの下に付けて、その間であることを示す。「寛永―」
ねん‐かん【年関】‥クワン🔗⭐🔉
ねん‐かん【年関】‥クワン
(歳末は債務をのばせないので、これを関所にたとえていう)年の暮。12月。
ねん‐かん【年鑑】🔗⭐🔉
ねん‐かん【年鑑】
(year-book)ある分野の1年間の出来事・各種統計などを記録・解説した、年1回の定期刊行物。
ねん‐がん【念願】‥グワン🔗⭐🔉
ねん‐がん【念願】‥グワン
おもいねがうこと。心にかけてねがうこと。謡曲、盛久「清水の方へ輿を立ててたまはり候へ、おん暇の―を申し候はん」。「―を果たす」「無事安泰を―する」
⇒ねんがん‐りき【念願力】
ねんがん‐りき【念願力】‥グワン‥🔗⭐🔉
ねんがん‐りき【念願力】‥グワン‥
念願する一心の力。
⇒ねん‐がん【念願】
ねん‐き【年忌】🔗⭐🔉
ねん‐き【年忌】
〔仏〕毎年の命日。また、命日に行う死者の冥福を祈る仏事。死後1年目(一周忌)、2年目(三回忌)、6年目(七回忌)などが重視される。回忌。「―を営む」「七―」
ねん‐き【年季】🔗⭐🔉
ねん‐き【年季】
①奉公人などをやとう約束の年限。1年を1季とする。日葡辞書「ネンキヲサダムル」。「―が明ける」
②年季奉公の略。浄瑠璃、傾城酒呑童子「十七になる―の織手」
⇒ねんき‐あけ【年季明け】
⇒ねんき‐こさく【年季小作】
⇒ねんき‐しょうもん【年季証文】
⇒ねんき‐づとめ【年季勤め】
⇒ねんき‐ぼうこう【年季奉公】
⇒ねんき‐もの【年季者】
⇒年季が入る
⇒年季を入れる
ねん‐き【年紀】🔗⭐🔉
ねん‐き【年紀】
①年齢。
②年。年代。保元物語「帝皇廿六代、―三百四十七年」
③平安末期から中世へかけて、今の不動産物権の取得時効に当たる語。知行ちぎょうの事実が一定期間存続すると、その所領に対する権利を取得させる制が生じ、鎌倉幕府は御成敗式目で、この期間すなわち年紀を20年と定めた。この制度を年序法という。
ねんき‐あけ【年季明け】🔗⭐🔉
○年季が入るねんきがはいる🔗⭐🔉
○年季が入るねんきがはいる
一つの仕事に長年従事して、腕が確かである。
⇒ねん‐き【年季】
ねんき‐こさく【年季小作】
一定の年限を定めて小作すること。
⇒ねん‐き【年季】
ねんき‐しょうもん【年季証文】
約束できめられた年限は働くということを書いた証文。
⇒ねん‐き【年季】
ねんき‐づとめ【年季勤め】
(→)年季奉公に同じ。
⇒ねん‐き【年季】
ねんき‐ぼうこう【年季奉公】
年季をあらかじめ定めて主家に奉公すること。年季勤め。年ねん切り。島崎藤村、家「十露盤そろばんで番頭の頭をブン擲なぐつたのは、宗蔵が―の最後の日であつた」→出替り。
⇒ねん‐き【年季】
ねんき‐もの【年季者】
年季を定めて奉公する者。
⇒ねん‐き【年季】
ねん‐きゅう【年休】‥キウ
年次有給休暇の略。
ねん‐きゅう【年給】‥キフ
①(年料給分の略)売官・売位の一種。年官・年爵を給すること。
②1年を単位として定めた俸給。年俸。
ねん‐きょ【年挙】
毎年または隔年に、紀伝・明経・明法・算の四道および勧学院・奨学院・学館院が、その学生中から諸国の掾じょうに任ずる者を推挙したこと。
ねん‐ぎょ【年魚】
①(生まれたその年のうちに死ぬ魚の意)鮎あゆの異称。〈[季]夏〉。倭名類聚鈔19「鮎…故名年魚也」
②(産卵後すぐ死ぬので、1年で死ぬと思われていたからいう)鮭さけの古称。本草和名「鮭、一名、年魚」
ねん‐ぎょう【年行】‥ギヤウ
山伏などの年々の修行。謡曲、野守「われ―の劫を積める、その法力のまことあらば」
ねん‐ぎょうじ【年行事・年行司】‥ギヤウ‥
江戸時代、毎年交替で五人組や、株仲間など商工業の組合の事務に当たった役の人。→行事
ねん‐ぎょく【年玉】
年始の祝いとして人に贈る金品。としだま。西鶴織留2「―の遣ひ物、火箸、燗鍋、または餅あぶり網など買ひよる人」
ねん‐きり【年切り】
①奉公人などの勤める年限。定めた年季。好色一代男8「手形の十年より外に―増して」
②年季奉公。また、年季奉公人。西鶴諸国ばなし「―の女に名を久と呼びて」
③奉公人などの約束の年季が切れること。また、その時。好色二代男「あれがあのやうにもなる物かと、―の時を知つたる人の横手うたるるほどに」
⇒ねんきり‐おんな【年切り女】
⇒ねんきり‐まし【年切り増し】
ねんきり‐おんな【年切り女】‥ヲンナ
年季を切って雇っている女。日本永代蔵1「召し連れたる―」
⇒ねん‐きり【年切り】
ねんきり‐まし【年切り増し】
年季の期限の終わった時、さらに年季を延ばすこと。
⇒ねん‐きり【年切り】
ねん‐ぎれ【年切れ】
①年季が切れること。
②草木が年によって花が咲かなかったり、果実を結ばなかったりすること。転じて、人の不遇であること。としぎれ。
ねんき‐こさく【年季小作】🔗⭐🔉
ねんき‐こさく【年季小作】
一定の年限を定めて小作すること。
⇒ねん‐き【年季】
ねんき‐しょうもん【年季証文】🔗⭐🔉
ねんき‐しょうもん【年季証文】
約束できめられた年限は働くということを書いた証文。
⇒ねん‐き【年季】
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