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げい【芸】🔗🔉

げい】 (「藝」の略字。本の虫除けに用いた香草の名「芸うん」とは別) ①修練によって得た技能。学問。わざ。徒然草「己が―の勝りたることを喜ぶ」 ②技能をともなうあそびごと。あそびごとのわざ。また、機知や工夫。「―のない話」 ③安芸国あきのくにの略。 ⇒芸が細かい ⇒芸がない ⇒芸が身を助けるほどの不仕合せ ⇒芸立つ ⇒芸は道によって賢し ⇒芸は身の仇 ⇒芸は身を助ける

げい【羿】🔗🔉

げい羿】 中国古伝説上の人物。弓の名人。尭ぎょうのとき、一度に10の太陽が出て人民が熱さに苦しんだので、尭の命を受けてその9を射落し、さらに民に害をなす物を駆除したという。

げい【黥】🔗🔉

げい】 (慣用音)いれずみ。いれずみの刑。墨刑。

げ‐い【外位】‥ヰ🔗🔉

げ‐い外位‥ヰ 律令制で、郡司や地方出身者に授けた位。のち一般に低い家柄の者に授けた。外正五位上から外少初位下まで二十階。外階げかいとも。これに対し、普通の位階を内位または内階という。古今著聞集6「多おおは朝臣なるによりて内位に叙す、狛こまは下姓によりて―に叙す」→位階(表)

ゲイ【gay】🔗🔉

ゲイgay】 (男の)同性愛者。「―‐バー」「―‐ボーイ」

ゲイ【John Gay】🔗🔉

ゲイJohn Gay】 イギリスの詩人・劇作家。下層社会を活写して、ウォルポール時代の政界の腐敗を諷刺した「乞食オペラ」はイギリス音楽劇の嚆矢こうし。(1685〜1732)→三文オペラ

げいあみ【芸阿弥】🔗🔉

げいあみ芸阿弥】 室町後期の画家。真芸とも称した。号は学叟。能阿弥の子。相阿弥の父。足利義政の同朋衆の一人として、中国舶載の書画や道具類の鑑識・管理を職とした。水墨画が巧みで連歌にも長じた。(1431〜1485)

げい‐あん【芸案】🔗🔉

げい‐あん芸案】 芸道上の工夫公案。花鏡「重代相伝の―とす」

げい‐いき【芸域】‥ヰキ🔗🔉

げい‐いき芸域‥ヰキ 芸の領域。習得している芸の範囲。「―が広い」

げい‐いん【鯨飲】🔗🔉

げい‐いん鯨飲】 (鯨が水を飲むように)多量に酒を飲むこと。 ⇒げいいん‐ばしょく【鯨飲馬食】

げいいん‐ばしょく【鯨飲馬食】🔗🔉

げいいん‐ばしょく鯨飲馬食】 鯨が飲み馬が食らうように、大いに飲み食いする様子。牛飲馬食。 ⇒げい‐いん【鯨飲】

げい‐うら【芸裏】🔗🔉

げい‐うら芸裏】 劇場で、舞台に向かって、花道の左側にある観客席。↔芸表げいおもて

げいうん【迎雲】🔗🔉

げいうん迎雲】 私年号の一つ。→私年号(表)

げい‐うんりん【倪雲林】🔗🔉

げい‐うんりん倪雲林】 (雲林は号) ⇒げいさん(倪瓚)

げい‐えつ【迎謁】🔗🔉

げい‐えつ迎謁】 出迎えて拝謁すること。

げい‐えん【芸苑】‥ヱン🔗🔉

げい‐えん芸苑‥ヱン 学芸の社会。

げい‐おもて【芸表】🔗🔉

げい‐おもて芸表】 (花道はなみちで芸を演ずるのに、ここを正面の心で演ずるからいう)劇場で、舞台に向かって、花道の右側にある観客席。↔芸裏げいうら

げい‐おん【鯨音】🔗🔉

げい‐おん鯨音】 梵鐘を鳴らした音。

げい‐か【猊下】🔗🔉

げい‐か猊下】 (猊座の下もとの意) ①高僧のそば。 ②高僧の敬称。 ③各宗の管長の敬称。 ④僧侶に送る書状の脇付に用いる語。

げい‐かい【芸界】🔗🔉

げい‐かい芸界】 芸人の仲間。芸能人の社会。

○芸が細かいげいがこまかい🔗🔉

○芸が細かいげいがこまかい 細部にわたるまで気を配って、ものごとのやり口が綿密である。 ⇒げい【芸】 けいが‐し慶賀使】 江戸時代、琉球国王が徳川将軍に派遣した使者である琉球使節のうち、将軍代替りを祝うもの。謝恩使とあわせて計18回派遣。 ⇒けい‐が【慶賀】 けい‐かしつ軽過失‥クワ‥ 〔法〕不注意ないし注意義務違反の程度が小さい過失。↔重過失 けいか‐しゅ桂花酒‥クワ‥ 中国酒の一つ。木犀もくせいの花の香りをつけた果実酒。 けい‐がしら彐頭・彑頭】 漢字の頭かしらの一つ。「彖」「彙」「彗」などの「彐」「彑」また「」の称。 けい‐かつ契闊‥クワツ 久しく会わないこと。 けい‐かつ慧黠】 (「黠」はずるい意)わるがしこいこと。狡猾こうかつ。また、こざかしいこと。

○芸がないげいがない🔗🔉

○芸がないげいがない ①身につけたわざがない。 ②工夫や趣向がなくてつまらない。おもしろみがない。「飲み食いするだけでは―」 ⇒げい【芸】 けいか‐ほう経過法‥クワハフ 法令の制定・改廃があった場合、旧法から新法への移行に必要な経過的措置を定めた法。時際法。経過規定。 ⇒けい‐か【経過】 けいか‐ぼく珪化木‥クワ‥ 地層に埋もれて珪化した樹幹の化石。 ⇒けい‐か【珪化】 けい‐がまえ冏構え‥ガマヘ 漢字の構えの一つ。「同」「冏けい」「再」などの構えの「冂」の称。まきがまえ。

○芸が身を助けるほどの不仕合せげいがみをたすけるほどのふしあわせ🔗🔉

○芸が身を助けるほどの不仕合せげいがみをたすけるほどのふしあわせ 生活が楽な時に道楽で身につけた芸が、おちぶれたため生計の助けとして役立っている不幸な境遇という意で、「芸は身を助ける」の皮肉な面をいったもの。 ⇒げい【芸】 けいか‐りし経過利子‥クワ‥ 債券を売買する場合、その受渡しの際に、前回の利払日以後受渡し当日までに経過した日数に応じて日割計算し、買方から売方へ支払う利子。 ⇒けい‐か【経過】 けい‐かん圭冠‥クワン ⇒はしはこうぶり けい‐かん京官‥クワン ⇒きょうかん けい‐かん径間】 ①さしわたしの距離。 ②橋・せりもちなどの支柱から支柱までの間隔。スパン。支間。 けい‐かん勁悍】 つよくあらあらしいこと。 けい‐かん挂冠・掛冠‥クワン ⇒かいかん けい‐かん桂冠‥クワン (→)月桂冠に同じ。 ⇒けいかん‐しじん【桂冠詩人】 けい‐かん荊冠‥クワン いばらの冠。イエスが十字架上でかぶせられた冠。また、受難のたとえ。 けい‐かん渓間】 たにま。たにあい。 けい‐かん渓澗】 谷川。渓谷。 けい‐かん経巻‥クワン 聖人のあらわした書物。経書。経典。経籍。 けい‐かん景観‥クワン ①風景外観。けしき。ながめ。また、その美しさ。「雄大な―」 ②自然と人間界のこととが入りまじっている現実のさま。 ⇒けいかん‐ちく【景観地区】 ⇒けいかん‐ほう【景観法】 けい‐かん軽患‥クワン 病気が軽い症状であること。また、その人。 けい‐かん繋桿】 ボルト(bolt)のこと。 けい‐かん警官‥クワン 警察官の通称。内田魯庵、罪と罰「此―は白髯しろひげの生へた大胆らしい形貌ぎょうぼうで」 けい‐かん鶏冠‥クワン ニワトリのとさか。 ⇒けいかん‐か【鶏冠花】 ⇒けいかん‐せき【鶏冠石】 けい‐かん鶏姦】 男色なんしょくのこと。 けい‐がん炯眼】 ①きらきらと光る眼。鋭い眼つき。「射るが如き―」 ②眼力の鋭いこと。洞察力のすぐれていること。慧眼。「―の士」 けい‐がん珪岩】 主として石英の粒から成る堆積岩またはそれが変成された変成岩。質は緻密で硬く、色は白・灰・赤など。ガラス・耐火煉瓦・陶磁器の原料。珪石。 けい‐がん啓龕】 神仏を祀るほこらの扉を開くこと。開帳。 けい‐がん慧眼】 物事をよく見抜くすぐれた眼力。鋭い洞察力。「―の士」 けい‐がん繋岸】 船などを岸につなぐこと。 けい‐がん鶏眼】 うおのめ。 げい‐かん迎寒】 ①寒冷の季節を迎えること。 ②陰暦8月の異称。 けいかん‐か鶏冠花‥クワンクワ 〔植〕ケイトウの別称。 ⇒けい‐かん【鶏冠】 けいかん‐しじん桂冠詩人‥クワン‥ (poet laureate; laureate)(古代ギリシアで名誉ある詩人が頭に月桂樹の冠を戴いた故事に由来)イギリスで、宮内官に列する名誉ある詩人。現在は名誉職で終身年俸を受ける。国事の際にオードなどの詩を作ることもある。ワーズワース・テニソンら。欽定詩宗。 ⇒けい‐かん【桂冠】 けいかん‐せき鶏冠石‥クワン‥ 硫化ヒ素の組成をもつ鉱物。単斜晶系、柱状結晶。美しい橙黄色を有し、大気中に置けば赤黄色の粉末となる。絵具・花火の材料。 鶏冠石 撮影:松原 聰 ⇒けい‐かん【鶏冠】 けいかん‐ちく景観地区‥クワン‥ 市街地の景観を維持するために、景観法によって市町村が定める地区。 ⇒けい‐かん【景観】 けいかん‐ほう景観法‥クワンハフ 都市・農山漁村等における良好な景観の形成を促進するための法律。景観計画の策定、良好な景観の形成のための規制、景観整備機構による支援等所要の措置を講ずる。2004年制定。 ⇒けい‐かん【景観】 けい‐き刑期】 刑を受ける期間。自由刑の執行期間。「―を終える」 けい‐き京畿】 ①皇居の付近の地。 ②(→)畿内きないに同じ。 けい‐き勁騎】 つよい騎兵。 けい‐き契機】 ①〔哲〕(Moment ドイツ)要素(エレメント)が素材的要因であるのに対し物事の変化や発展を引き起こす動的要因となるもの。ヘーゲル弁証法の用語としては、全体的に発展する弁証法的運動における必然的な通過段階をいう。 ②動因。ある事象を生じさせるきっかけ。「事件を―に改善される」 けい‐き計器】 物の長さや重さなどをはかる器具。はかり。メーター。 ⇒けいき‐ひこう【計器飛行】 けい‐き経紀】 ①のり。みち。綱紀。また、のりを定め法を立てること。 ②経営すること。 ③(経理・経営の意)中国で、仲買人。商人。 けい‐き景気】 ①様子。けはい。ありさま。景況。弁内侍日記「鳥羽殿の御所の―の面白さ」 ②景観。景色。また、景観を添えるもの。平家物語7「此島の―を見給ふに、心も詞も及ばれず」 ③和歌・連歌・俳諧で、景色や情景をありのままに詠んだもの。景曲。景気付け。 ④人気。評判。仮名垣魯文、安愚楽鍋「―をおとしましたが」 ⑤元気。威勢がよいこと。「一杯飲んで―をつける」 ⑥売買・取引などの経済活動の状況。特に、活発な状態。好景気。「―がいい」「―が上向く」 ⇒けいき‐しひょう【景気指標】 ⇒けいき‐じゅんかん【景気循環】 ⇒けいき‐づけ【景気付け】 ⇒けいき‐どうこうしすう【景気動向指数】 ⇒けいき‐の‐うた【景気の歌】 ⇒けいき‐へんどう【景気変動】 けい‐き軽機】 軽機関銃の略称。 けい‐き軽騎】 軽装した騎兵。身軽な騎兵。 けい‐き傾危】 ①傾いて危ういこと。平治物語「大内は久しく修造せられざりしかば殿舎―し」 ②弁舌で国を傾けて危うくすること。「―之士」 けい‐き継起】 (succession)引き続いて起こること。時間的に前後の順を追って現れること。 けい‐き慶喜】 喜ばしいこと。めでたいこと。 けい‐ぎ計議】 はかり議すること。相談。 けい‐ぎ経義】 ①経書の意味。経書の説く道。 ②経書の解釈。また、経書の解釈をした書物。 ③官吏登用試験に経書の中の文を題として作らせる文。 げい‐ぎ芸気】 芸事の心得。芝居ごころ。 げい‐ぎ芸妓】 酒宴の間をとりもち、歌・三味線・舞踊などで客を楽しませる女。芸者。芸子げいこけい‐きかんじゅう軽機関銃‥クワン‥ 一人で携行できる重量10キログラムくらいの機関銃。軽機。↔重機関銃 けい‐ききゅう軽気球‥キウ (→)気球に同じ。北原白秋、邪宗門「ふくらかに―くだけるけはひす」 けいぎこう経義考‥カウ 経書の注釈書を網羅した目録・解題の書。清の朱彝尊しゅいそん撰。300巻。清の翁方綱はその補正「経義考補正」12巻を著す。 けいき‐しひょう景気指標‥ヘウ 経済活動の変動状況を示す指標のこと。経済活動の変動と同時に変動するものと前後するものとに分けられる。出荷・在庫、設備投資、雇用状況などを反映。 ⇒けい‐き【景気】 けいき‐じゅんかん景気循環‥クワン (→)景気変動に同じ。 ⇒けい‐き【景気】 けいき‐づけ景気付け】 ①景気をつけること。威勢・元気をつけること。「―に一杯やろう」 ②(→)景気3に同じ。 ⇒けい‐き【景気】 けいき‐どう京畿道‥ダウ ⇒キョンギ‐ド けいき‐どうこうしすう景気動向指数‥カウ‥ (indices of business conditions)景気の動向を捉えるために、鉱工業生産財在庫率指数・大口電力使用料・完全失業率などの指標を組み合わせて作成する指数。内閣府が毎月発表。 ⇒けい‐き【景気】 けいき‐の‐うた景気の歌】 (歌学用語)景色のような外部のことをうたう歌。毎月抄「まづ―とてすがた詞のそそめきたるが」 ⇒けい‐き【景気】 けいき‐ひこう計器飛行‥カウ 航空機の姿勢・高度・位置・進路を計器の測定・指示のみによって判断して飛行すること。↔有視界飛行 ⇒けい‐き【計器】 けい‐きへい軽騎兵】 軽装した騎兵。また、すばやく活動する騎兵。 けいき‐へんどう景気変動】 経済活動水準の周期的な波状運動。キチン循環・ジュグラー循環・クズネッツ循環・コンドラチェフ循環など。景気循環。 ⇒けい‐き【景気】 けい‐きゅう勁弓】 はりの強い弓。つよゆみ。 けい‐きゅう軽裘‥キウ 軽くて上等のかわごろも。 ⇒けいきゅう‐ひば【軽裘肥馬】 けい‐きゅう警急‥キフ ①急変にそなえること。 ②警戒すべき急激な事変。 ⇒けいきゅう‐じどう‐じゅしんき【警急自動受信機】 けいきゅう‐いん桂宮院‥ヰン 京都太秦うずまさにある広隆寺の奥の院。八稜形の和様宮殿風八角円堂。聖徳太子の楓野別宮のあった所と伝えるが、実際はかつての太子堂の跡を継いで、1251年(建長3)ごろ別院として建立。国宝。けいぐういん。 けいきゅう‐じどう‐じゅしんき警急自動受信機‥キフ‥ 航海中の船舶が、SOSなどの緊急電波を自動的に受信する装置。 ⇒けい‐きゅう【警急】 けいきゅう‐てつどう京九鉄道‥キウ‥ダウ 中国の北京と香港(九竜)を結ぶ鉄道。全長2539キロメートル。京広鉄道・京滬けいこ鉄道に次ぐ第3の南北幹線として1993年開通。 けいきゅう‐ひば軽裘肥馬‥キウ‥ 富貴な人の外出する時のいでたちにいう。軽肥。 ⇒けい‐きゅう【軽裘】 けい‐きょ軽挙】 ①身軽に飛びあがること。 ②軽々しい行動。軽はずみ。「―をたしなめる」 ⇒けいきょ‐もうどう【軽挙妄動】 けい‐きょう敬恭】 うやまい、うやうやしくすること。 けい‐きょう景況‥キヤウ 物事のうつりゆくありさま。そのあたりの様子。景気。「都下の―」「墨堤ぼくていの―」 ⇒けいきょう‐かん【景況感】 けい‐きょう景教‥ケウ (「光り輝く教え」の意)ネストリオス派キリスト教の中国での呼称。唐代に中国に伝わり、唐朝が保護したために隆盛、唐末に至ってほとんど滅亡。後また、モンゴル民族の興隆と共に興ったが、元げんと共に衰滅。 けい‐きょう馨香‥キヤウ ⇒けいこう けい‐ぎょう敬仰‥ギヤウ うやまいたっとぶこと。 けい‐ぎょう景仰‥ギヤウ ⇒けいこう けいきょう‐かん景況感‥キヤウ‥ 景気の動向に関する印象。 ⇒けい‐きょう【景況】 けい‐きょく荊棘】 ①いばら。ばら。また、いばらなどの生えて荒れはてた土地。 ②乱れた状態。 ③障害になるもの。困難。 ④人を害しようとするとげとげしい心。悪心。 ⑤野蛮人。蛮賊。 けい‐きょく閨局】 寝室。ねや。つぼね。〈日葡辞書〉 けい‐ぎょく瓊玉】 美しい玉。 けいきょく‐たい景曲体】 連歌・俳諧で、景色などを眼前に浮かびあがるようにありのままに詠んだ体。 けいぎょく‐の‐かん桂玉の艱】 [戦国策楚策「楚国の食は玉よりも貴たかく、薪は桂よりも貴し」]物価の高い都会で暮らす苦しみ。また、物価のきわめて高いこと。 けいきょ‐もうどう軽挙妄動‥マウ‥ 軽はずみで、向うみずな行動をすること。「―を慎む」 ⇒けい‐きょ【軽挙】 けい‐きん奚琴】 (宋代、遼寧省の奚族が奏したことによる)東アジアの2弦の弦楽器。初め撥弦楽器で、元代以後馬尾毛の弓を両弦の間に挟んで奏する擦弦楽器となる。胴は小さい円筒形で、胡琴の源流となる。胴が底を抜いた匙さじ形で棹の頭部が竜頭形のものは、明・清代の宮廷音楽に用いた。朝鮮には12世紀前半に伝わり流布。嵆琴とも書く。 けい‐きん携琴】 明清楽みんしんがくに用いる弦楽器。胡弓よりやや大形で4弦。竹を胴としてこれに蛇皮を張り、紫檀の棹に太い2弦と細い2弦とを交互に張る。馬尾毛を束ねて張った小弓で弦を擦って鳴らす。四胡。 携琴 けい‐きん頸筋】 頸部にある諸筋肉の総称。 けい‐ぎん軽銀】 アルミニウムのこと。 けい‐きんぞく軽金属】 比重の小さい(大体4〜5以下の)金属の総称。アルミニウム・マグネシウム・ベリリウム・チタン・アルカリ土類金属・アルカリ金属にこれらを主体とする合金。↔重金属 けい‐く警句】 人生・社会・文化などについて真理を簡潔な中に鋭く表現した語句。「水清ければ魚棲まず」の類。アフォリズム。「―を吐く」 ⇒けいく‐ほう【警句法】 けい‐ぐ刑具】 体刑に用いる具。枷かせ・笞しもとの類。 けい‐ぐ敬具】 (「つつしんで申す」の意)書簡文の終りに用いる語。敬白。「まずは御礼まで。―」 けい‐ぐ軽愚】 〔医〕軽度の精神遅滞のこと。→魯鈍 けい‐くじゃくせき珪孔雀石】 含水ケイ酸銅から成る鉱物。単斜晶系。腎臓状・葡萄状で青緑または青色。 けいく‐ほう警句法‥ハフ 修辞法の一つ。警句を用いて効果を高める手法。 ⇒けい‐く【警句】 けい‐くん経訓】 経書けいしょの訓解。経書の解釈。 けい‐ぐん系群】 同じ魚種の中にありながら、産卵場・産卵期・回遊経路など生活史の一部または全部を他と異にする群。資源評価を行う時の単位となる。 けい‐ぐん鶏群】 ①鶏のむれ。 ②凡人の集まり。 ⇒けいぐん‐かくりつ【鶏群鶴立】 ⇒鶏群の一鶴 けいぐん‐かくりつ鶏群鶴立】 (謎語画題)鶏頭花に鶴を描くもの。「鶏群の一鶴」を諷する。 ⇒けい‐ぐん【鶏群】

げい‐かん【迎寒】🔗🔉

げい‐かん迎寒】 ①寒冷の季節を迎えること。 ②陰暦8月の異称。

げい‐ぎ【芸気】🔗🔉

げい‐ぎ芸気】 芸事の心得。芝居ごころ。

げい‐ぎ【芸妓】🔗🔉

げい‐ぎ芸妓】 酒宴の間をとりもち、歌・三味線・舞踊などで客を楽しませる女。芸者。芸子げいこ

げい‐げい【鯨鯢】🔗🔉

げい‐げい鯨鯢】 (古くはケイゲイ) ①雄くじらと雌くじら。平家物語11「屍を―の鰓あぎとにかく」 ②奸賊または悪徒の首領。

げい‐げき【迎撃】🔗🔉

げい‐げき迎撃】 攻めて来る敵を迎えうつこと。邀撃ようげき

げい‐こ【芸子】🔗🔉

げい‐こ芸子】 ①歌舞伎の役者。特に年若な者にいう。好色一代女6「さる―あがりの人なりしが」 ②芸の達者な人。東海道中膝栗毛6「みな―ぢや」 ③芸者。芸妓。 ⇒げいこ‐あがり【芸子上がり】

げい‐ご【囈語】🔗🔉

げい‐ご囈語】 うわごと。ねごと。たわごと。

げいこ‐あがり【芸子上がり】🔗🔉

げいこ‐あがり芸子上がり】 ①歌舞伎若衆から一人前の役者になること。また、その人。 ②前に芸妓であった人。 ⇒げい‐こ【芸子】

げい‐こう【芸劫】‥コフ🔗🔉

げい‐こう芸劫‥コフ 芸道修業の年功を積んだこと。至花道「何と見るも弱き所のなきは骨風の―の感」

げい‐ごう【迎合】‥ガフ🔗🔉

げい‐ごう迎合‥ガフ 他人の意向を迎えてこれに合うようにすること。他人の機嫌をとること。「上役に―する」

げい‐ごと【芸事】🔗🔉

げい‐ごと芸事】 歌・踊り・琴・三味線など遊芸に関することがら。「―を習う」

げい‐ざ【猊座】🔗🔉

げい‐ざ猊座】 (「猊」は獅子、人中の王の意)仏のすわる座。高僧の座。獅子座。

げい‐さい【迎歳】🔗🔉

げい‐さい迎歳】 新年を迎えること。

げい‐さん【倪瓚】🔗🔉

げい‐さん倪瓚】 画家。元末四大家の一人。字は元鎮。雲林と号。江蘇無錫むしゃくの人。董源を学び、画風は特に気品が高く、静閑の趣にすぐれる。(1301〜1374)

げいし【鯨志】🔗🔉

げいし鯨志】 古い捕鯨文献の一つ。和歌山の薬種商山瀬春政、通称梶取屋治右衛門の著。1760年(宝暦10)刊。

げいしこう【鯨史稿】‥カウ🔗🔉

げいしこう鯨史稿‥カウ 捕鯨史文献の主要なものの一つ。大槻清準の著。文化・文政(1804〜1830)頃成る。

げい‐しゃ【芸者】🔗🔉

げい‐しゃ芸者】 ①多芸な人。遊芸に巧みな人。芸達者。狂言、子盗人「さてもさても―かな」 ②能狂言役者・歌舞伎役者・音曲師・俳諧師など、芸能を職業とする者。芸能人。日本永代蔵6「貴人・高人、よろづの―は各別」 ③たいこもち。幇間ほうかん。男芸者。洒落本、辰巳之園「花車やりてあれば、送迎男まわしかたあり。牽頭持たいこもちは―ト云」 ④歌舞や三味線などで酒席に興を添えるのを業とする女性。芸妓げいぎ。芸子げいこ。夏目漱石、それから「尤も学校を出た時は少々―買をし過ぎて」。「羽織―」

げい‐しゃ【迎車】🔗🔉

げい‐しゃ迎車】 客を迎えに向かうタクシー。「―を出す」

げい‐しゅ【鯨鬚】🔗🔉

げい‐しゅ鯨鬚⇒くじらひげ

げい‐しゅ【黥首】🔗🔉

げい‐しゅ黥首】 刑罰として額に入れ墨をすること。

げい‐しゅう【芸州】‥シウ🔗🔉

げい‐しゅう芸州‥シウ ①安芸あき国の別称。 ②(近世語)芸妓を指す通人の語。

げいじゅつ‐いん【芸術院】‥ヰン🔗🔉

げいじゅつ‐いん芸術院‥ヰン 日本芸術院の略称。 ⇒げい‐じゅつ【芸術】

げいじゅついん‐しょう【芸術院賞】‥ヰンシヤウ🔗🔉

げいじゅついん‐しょう芸術院賞‥ヰンシヤウ 日本芸術院が、その年度内に佳作を出し、また優秀な演技をなした芸術家に与えて表彰する賞。 ⇒げい‐じゅつ【芸術】

げいじゅつ‐か【芸術家】🔗🔉

げいじゅつ‐か芸術家】 芸術の創作活動を行う人。 ⇒げい‐じゅつ【芸術】

げいじゅつ‐ざ【芸術座】🔗🔉

げいじゅつ‐ざ芸術座】 ①1913年(大正2)文芸協会を脱退した島村抱月・松井須磨子を中心に結成された劇団。「復活」を上演、大当りした。19年解散。24年から水谷竹紫・初代水谷八重子らがその名を継承。 ②1957年東京日比谷に開場した劇場名。 ⇒げい‐じゅつ【芸術】

げいじゅつ‐さい【芸術祭】🔗🔉

げいじゅつ‐さい芸術祭】 文化庁の主催で毎年秋に行われる芸術の祭典。演劇・音楽・舞踊・演芸など諸部門にわたる。1946年発足。 ⇒げい‐じゅつ【芸術】

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