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ころも【衣】🔗⭐🔉
ころも【衣】
①人の身体におおいつけるものの総称。衣服。きもの。きぬ。仁徳紀「―こそ二重もよき」
②僧侶の着る衣服。法服。僧衣。枕草子278「僧都の君、赤色の薄物の御―」
③てんぷらや菓子などの外面につけまぶすもの。「―をかりかりに揚げる」
⇒ころも‐がえ【衣更え・更衣】
⇒ころも‐がゆ【衣粥】
⇒ころも‐じらみ【衣虱】
⇒ころも‐づつみ【衣包み】
⇒ころも‐で【衣手】
⇒ころも‐で‐の【衣手の】
⇒ころも‐で‐を【衣手を】
⇒ころものうら‐の‐たま【衣の裏の珠】
⇒ころも‐の‐くび【衣領・衿】
⇒ころものした‐の‐よろい【衣の下の鎧】
⇒ころも‐の‐すそ【衣の裾】
⇒ころも‐の‐たま【衣の珠】
⇒ころも‐の‐やみ【衣の闇】
⇒ころも‐ばこ【衣箱】
⇒ころも‐へん【衣偏】
⇒ころも‐や【衣屋】
⇒衣打つ
⇒衣片敷く
⇒衣ばかりで和尚は出来ぬ
⇒衣は骭に至り、袖腕に至る
⇒衣を返す
ころも【挙母】🔗⭐🔉
ころも【挙母】
愛知県豊田市の旧称。
○衣打つころもうつ
布・衣服をやわらかくし、また、つやを出すために、砧きぬたで打つ。その音は秋の景物として古来詩歌に多く詠まれた。〈[季]秋〉
⇒ころも【衣】
○衣打つころもうつ🔗⭐🔉
○衣打つころもうつ
布・衣服をやわらかくし、また、つやを出すために、砧きぬたで打つ。その音は秋の景物として古来詩歌に多く詠まれた。〈[季]秋〉
⇒ころも【衣】
ころも‐がえ【衣更え・更衣】‥ガヘ
①衣服を着かえること。源氏物語葵「にび色の直衣のうし・指貫、薄らかに―して」
②季節の変化に応じて衣服を着かえること。平安時代の公家は、4月に薄衣(袷あわせ)、5月に捻り襲がさね、6月に単襲ひとえがさね、8月1日から15日まで捻り襲、8月16日から9月8日まで生織の衣、9月9日より生織の衣の綿入れ、10月から3月まで練絹ねりぎぬの綿入れを着用。江戸時代では4月1日、10月1日をもって春夏の衣をかえる日とした。〈[季]夏〉。源氏物語明石「四月になりぬ。―の御さうぞく」
▷現在、制服などは、6月1日と10月1日に行うことが多い。
③外観やおもむきを変えること。「―した商店街」
④男女が互いに衣服を交換し、共寝したこと。催馬楽、更衣「―せむやさきむだちや我が衣きぬは野原篠原」
⇒ころも【衣】
ころも‐がえ【衣更え・更衣】‥ガヘ🔗⭐🔉
ころも‐がえ【衣更え・更衣】‥ガヘ
①衣服を着かえること。源氏物語葵「にび色の直衣のうし・指貫、薄らかに―して」
②季節の変化に応じて衣服を着かえること。平安時代の公家は、4月に薄衣(袷あわせ)、5月に捻り襲がさね、6月に単襲ひとえがさね、8月1日から15日まで捻り襲、8月16日から9月8日まで生織の衣、9月9日より生織の衣の綿入れ、10月から3月まで練絹ねりぎぬの綿入れを着用。江戸時代では4月1日、10月1日をもって春夏の衣をかえる日とした。〈[季]夏〉。源氏物語明石「四月になりぬ。―の御さうぞく」
▷現在、制服などは、6月1日と10月1日に行うことが多い。
③外観やおもむきを変えること。「―した商店街」
④男女が互いに衣服を交換し、共寝したこと。催馬楽、更衣「―せむやさきむだちや我が衣きぬは野原篠原」
⇒ころも【衣】
○衣片敷くころもかたしく
衣の片袖を敷いて寝る。ひとり寝のさまにいう。万葉集9「ころも片敷きひとりかも寝む」
⇒ころも【衣】
○衣片敷くころもかたしく🔗⭐🔉
○衣片敷くころもかたしく
衣の片袖を敷いて寝る。ひとり寝のさまにいう。万葉集9「ころも片敷きひとりかも寝む」
⇒ころも【衣】
ころも‐がゆ【衣粥】
(→)「しもつきがゆ(霜月粥)」に同じ。
⇒ころも【衣】
ころも‐がわ【衣川】‥ガハ
岩手県南部の川。平泉町の北部で北上川に注ぐ。
⇒ころもがわ‐の‐せき【衣川の関】
⇒ころもがわ‐の‐たて【衣川の館】
ころもがわ‐の‐せき【衣川の関】‥ガハ‥
(→)「衣ころもの関」の別称。
⇒ころも‐がわ【衣川】
ころもがわ‐の‐たて【衣川の館】‥ガハ‥
(→)高館たかだちの別称。
⇒ころも‐がわ【衣川】
ころも‐じらみ【衣虱】
ヒトジラミのうち、衣服におおわれた部分に寄生、吸血するもの。キモノジラミ。
⇒ころも【衣】
ころも‐づつみ【衣包み】
衣服を包む布。ふろしき・ふくさの類。
⇒ころも【衣】
ころも‐で【衣手】
[一]〔名〕
袖。万葉集17「―を折りかへしつつ」
[二]〔枕〕
「ひたち(常陸)」「あしげ(葦毛)」にかかる。
⇒ころも【衣】
ころも‐で‐の【衣手の】
〔枕〕
「ひだ(襞)」「ま」「なぎ」「かへり」などにかかる。
⇒ころも【衣】
ころも‐で‐を【衣手を】
〔枕〕
「たか」「うつ」「しき」などにかかる。
⇒ころも【衣】
ころものうら‐の‐たま【衣の裏の珠】
[法華経五百弟子受記品]大乗の教えを受けながら、後に法華経を聞くまで忘れて悟らなかったことを、友人に衣の裏に宝珠を縫いつけてもらいながらそれに気づかず、貧乏な生活を続けた愚者にたとえていう語。衣の珠。衣裏繋珠えりけいしゅ。赤染衛門集「けふ聴くを―にして立ち離るとも香をば尋ねむ」
⇒ころも【衣】
ころも‐の‐くび【衣領・衿】
えり。古事記中「熊曾くまその―を取りて」
⇒ころも【衣】
ころものした‐の‐よろい【衣の下の鎧】‥ヨロヒ
(平清盛が鎧姿を息子の重盛に隠そうと衣を上にまとったことから)うわべは平和的に装いながら、武力行為をほのめかすこと。衣の袖から鎧が見える。
⇒ころも【衣】
ころも‐の‐すそ【衣の裾】
①衣の下端の部分。すそ。
②(→)裾きょに同じ。〈倭名類聚鈔12〉
⇒ころも【衣】
ころも‐の‐せき【衣の関】
平安時代、陸奥の安倍氏が築いた関。中尊寺金色堂の北西にその址がある。衣川の関。衣が関。
ころも‐の‐たて【衣の館】
岩手県奥州市衣川にあった安倍頼時の居館。衣川柵。
ころも‐の‐たま【衣の珠】
(→)「衣の裏の珠」に同じ。
⇒ころも【衣】
ころも‐の‐やみ【衣の闇】
墨染の喪服。新古今和歌集哀傷「ほしもあへぬ―にくらされて」
⇒ころも【衣】
ころも‐がゆ【衣粥】🔗⭐🔉
ころも‐がゆ【衣粥】
(→)「しもつきがゆ(霜月粥)」に同じ。
⇒ころも【衣】
ころも‐がわ【衣川】‥ガハ🔗⭐🔉
ころも‐がわ【衣川】‥ガハ
岩手県南部の川。平泉町の北部で北上川に注ぐ。
⇒ころもがわ‐の‐せき【衣川の関】
⇒ころもがわ‐の‐たて【衣川の館】
ころもがわ‐の‐せき【衣川の関】‥ガハ‥🔗⭐🔉
ころもがわ‐の‐せき【衣川の関】‥ガハ‥
(→)「衣ころもの関」の別称。
⇒ころも‐がわ【衣川】
ころもがわ‐の‐たて【衣川の館】‥ガハ‥🔗⭐🔉
ころもがわ‐の‐たて【衣川の館】‥ガハ‥
(→)高館たかだちの別称。
⇒ころも‐がわ【衣川】
ころも‐じらみ【衣虱】🔗⭐🔉
ころも‐じらみ【衣虱】
ヒトジラミのうち、衣服におおわれた部分に寄生、吸血するもの。キモノジラミ。
⇒ころも【衣】
ころも‐づつみ【衣包み】🔗⭐🔉
ころも‐づつみ【衣包み】
衣服を包む布。ふろしき・ふくさの類。
⇒ころも【衣】
ころも‐で‐の【衣手の】🔗⭐🔉
ころも‐で‐の【衣手の】
〔枕〕
「ひだ(襞)」「ま」「なぎ」「かへり」などにかかる。
⇒ころも【衣】
ころも‐で‐を【衣手を】🔗⭐🔉
ころも‐で‐を【衣手を】
〔枕〕
「たか」「うつ」「しき」などにかかる。
⇒ころも【衣】
ころものうら‐の‐たま【衣の裏の珠】🔗⭐🔉
ころものうら‐の‐たま【衣の裏の珠】
[法華経五百弟子受記品]大乗の教えを受けながら、後に法華経を聞くまで忘れて悟らなかったことを、友人に衣の裏に宝珠を縫いつけてもらいながらそれに気づかず、貧乏な生活を続けた愚者にたとえていう語。衣の珠。衣裏繋珠えりけいしゅ。赤染衛門集「けふ聴くを―にして立ち離るとも香をば尋ねむ」
⇒ころも【衣】
ころも‐の‐くび【衣領・衿】🔗⭐🔉
ころも‐の‐くび【衣領・衿】
えり。古事記中「熊曾くまその―を取りて」
⇒ころも【衣】
ころものした‐の‐よろい【衣の下の鎧】‥ヨロヒ🔗⭐🔉
ころものした‐の‐よろい【衣の下の鎧】‥ヨロヒ
(平清盛が鎧姿を息子の重盛に隠そうと衣を上にまとったことから)うわべは平和的に装いながら、武力行為をほのめかすこと。衣の袖から鎧が見える。
⇒ころも【衣】
ころも‐の‐せき【衣の関】🔗⭐🔉
ころも‐の‐せき【衣の関】
平安時代、陸奥の安倍氏が築いた関。中尊寺金色堂の北西にその址がある。衣川の関。衣が関。
ころも‐の‐たて【衣の館】🔗⭐🔉
ころも‐の‐たて【衣の館】
岩手県奥州市衣川にあった安倍頼時の居館。衣川柵。
ころも‐の‐たま【衣の珠】🔗⭐🔉
ころも‐の‐たま【衣の珠】
(→)「衣の裏の珠」に同じ。
⇒ころも【衣】
○衣ばかりで和尚は出来ぬころもばかりでおしょうはできぬ🔗⭐🔉
○衣ばかりで和尚は出来ぬころもばかりでおしょうはできぬ
形だけでは役に立たないことにいう。
⇒ころも【衣】
ころも‐ばこ【衣箱】🔗⭐🔉
ころも‐ばこ【衣箱】
衣類を入れておく箱。源氏物語行幸「あはせの袴一具…御小袿と、よき―に入れて」
⇒ころも【衣】
ころも‐へん【衣偏】🔗⭐🔉
ころも‐へん【衣偏】
漢字の偏へんの一つ。「袂」「袖」などの偏の「衤」の称。
⇒ころも【衣】
ころも‐や【衣屋】🔗⭐🔉
○衣を返すころもをかえす🔗⭐🔉
○衣を返すころもをかえす
着物を裏返して着る。愛する人に会いたい時、まじないとして行なった。古今和歌集恋「いとせめて恋しき時はうば玉の夜の衣を返してぞ寝ぬる」
⇒ころも【衣】
コロラド【Colorado】
①アメリカ合衆国の西部、ロッキー山脈に発源し、南西に流れてカリフォルニア湾に注ぐ川。中流の峡谷はグランド‐キャニオンとして知られる。長さ2320キロメートル。
②アメリカ合衆国西部の州。鉱物資源に富み、近年はハイテク産業が立地。州都デンヴァー。→アメリカ合衆国(図)。
⇒コロラド‐はむし【コロラド葉虫】
コロラトゥーラ【coloratura イタリア】
〔音〕(「彩色された」の意)ソプラノ独唱などで行われる装飾に富んだ技巧的唱法。18〜19世紀のイタリア歌劇で発達。コロラチュラ。
⇒コロラトゥーラ‐ソプラノ【coloratura soprano イタリア】
コロラトゥーラ‐ソプラノ【coloratura soprano イタリア】
コロラトゥーラ唱法を多用する女声最高声部。また、その歌手。
⇒コロラトゥーラ【coloratura イタリア】
コロラド‐はむし【コロラド葉虫】
ハムシ科の甲虫。成虫は体長約9ミリメートル。楕円形で黄色。上翅に10本の黒い縦縞がある。成虫・幼虫ともにジャガイモの葉を食い荒らす。北アメリカの原産で、近年ヨーロッパにも侵入。コロラド甲虫。
コロラドハムシ
撮影:海野和男
⇒コロラド【Colorado】
ころり
(駕籠かきなどの隠語)銭100文の符牒。浄瑠璃、博多小女郎波枕「石薬師までは道は二里有る、駕籠賃―」
ころり
①ものが落ちてころがったり突然倒れたりするさま。狂言、文蔵「―ところぶ」
②急にものごとが成立したり変化したりするさま。「―と死ぬ」「―とだまされる」「意見が―と変わる」
コロリ【虎狼痢・古呂利】
(ころりと死ぬ意を掛ける)コレラの異称。とんころり。三日ころり。緒方洪庵の「虎狼痢治準」、浅田宗伯の「古呂利考」などの医書に記載。
ごろり
重いものが無造作に一回ころがったり横たわったりするさま。「―と寝ころがる」
コロレンコ【Vladimir G. Korolenko】
ロシアの作家。ナロードニキ運動に参加して流刑になる。社会的正義と自由を追求、ロシア社会の良心として敬愛された。小説「マカールの夢」「盲目の音楽師」、回想「わが同時代人の物語」など。(1853〜1921)
ころ‐ろ・く【嘶咽く】
〔自四〕
ころころと音を立てる。声がかれて、のどが鳴る。古事記上「蛆うじ集たかれ―・きて」
ころ‐わい【頃合】‥ワヒ
コロアイの転。
コロン
オー‐デ‐コロンの略。
コロン【colon】
欧文句読点の一つ。重点。二重点。「:」
コロン【colon フランス】
(小作人・移民の意)アルジェリアなどにおける欧州系入植者。
ごろんじゃ・る
〔他四〕
(御覧ジアルの転)御覧になる。東海道中膝栗毛発端「生酔殿を―・れ」
コロンタイ【Aleksandra Mikhailovna Kollontai】
ソ連の女性革命家。国家保護人民委員・スウェーデン大使などを歴任。女性問題、特に性問題について新しい見解を示した。小説「赤い恋」もある。(1872〜1952)
⇒コロラド【Colorado】
ころり
(駕籠かきなどの隠語)銭100文の符牒。浄瑠璃、博多小女郎波枕「石薬師までは道は二里有る、駕籠賃―」
ころり
①ものが落ちてころがったり突然倒れたりするさま。狂言、文蔵「―ところぶ」
②急にものごとが成立したり変化したりするさま。「―と死ぬ」「―とだまされる」「意見が―と変わる」
コロリ【虎狼痢・古呂利】
(ころりと死ぬ意を掛ける)コレラの異称。とんころり。三日ころり。緒方洪庵の「虎狼痢治準」、浅田宗伯の「古呂利考」などの医書に記載。
ごろり
重いものが無造作に一回ころがったり横たわったりするさま。「―と寝ころがる」
コロレンコ【Vladimir G. Korolenko】
ロシアの作家。ナロードニキ運動に参加して流刑になる。社会的正義と自由を追求、ロシア社会の良心として敬愛された。小説「マカールの夢」「盲目の音楽師」、回想「わが同時代人の物語」など。(1853〜1921)
ころ‐ろ・く【嘶咽く】
〔自四〕
ころころと音を立てる。声がかれて、のどが鳴る。古事記上「蛆うじ集たかれ―・きて」
ころ‐わい【頃合】‥ワヒ
コロアイの転。
コロン
オー‐デ‐コロンの略。
コロン【colon】
欧文句読点の一つ。重点。二重点。「:」
コロン【colon フランス】
(小作人・移民の意)アルジェリアなどにおける欧州系入植者。
ごろんじゃ・る
〔他四〕
(御覧ジアルの転)御覧になる。東海道中膝栗毛発端「生酔殿を―・れ」
コロンタイ【Aleksandra Mikhailovna Kollontai】
ソ連の女性革命家。国家保護人民委員・スウェーデン大使などを歴任。女性問題、特に性問題について新しい見解を示した。小説「赤い恋」もある。(1872〜1952)
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