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そ‐な🔗⭐🔉
そ‐な
「そこな」の略。そこの。そこにある。浄瑠璃、源平布引滝「―坊主めは何の用」
ソナー【sonar】🔗⭐🔉
ソナー【sonar】
(sound navigation ranging)船舶などで用いる水中音響機器。超音波を発信し、他の艦船や魚群から反射されて戻って来るまでの時間から距離を測り、反射音の方向から目的物の方向を知る。
そない🔗⭐🔉
そない
〔副〕
(多く西日本で)そのように。そんなに。浄瑠璃、彦山権現誓助剣「―走つてつまづいたら」
そな・う【供ふ】ソナフ🔗⭐🔉
そな・う【供ふ】ソナフ
〔他下二〕
⇒そなえる(下一)
そな・う【備ふ・具ふ】ソナフ🔗⭐🔉
そな・う【備ふ・具ふ】ソナフ
〔他下二〕
⇒そなえる(下一)
そなえ【供え】ソナヘ🔗⭐🔉
そなえ【供え】ソナヘ
神仏などにそなえささげること。また、そのもの。おそなえ。
⇒そなえ‐もち【供え餅】
⇒そなえ‐もの【供え物】
そなえ【備え】ソナヘ🔗⭐🔉
そなえ【備え】ソナヘ
そなえること。用意。準備。特に、敵の来るのを待ち受けて兵を配置すること。また、その兵。陣立て。「―を固める」「万全の―」
⇒そなえ‐たて【備立て】
⇒そなえ‐つけ【備付け】
⇒備えあれば患えなし
○備えあれば患えなしそなえあればうれえなし
ふだん準備がしてあれば、万一の事態が起きても心配しないですむものである。
⇒そなえ【備え】
○備えあれば患えなしそなえあればうれえなし🔗⭐🔉
○備えあれば患えなしそなえあればうれえなし
ふだん準備がしてあれば、万一の事態が起きても心配しないですむものである。
⇒そなえ【備え】
そなえ‐たて【備立て】ソナヘ‥
軍陣を用意すること。陣立て。
⇒そなえ【備え】
そなえ‐つけ【備付け】ソナヘ‥
そなえつけること。また、そのもの。「―の家具」
⇒そなえ【備え】
そなえ‐つ・ける【備え付ける】ソナヘ‥
〔他下一〕[文]そなへつ・く(下二)
ある場所に置いて使えるようにしておく。設けておく。「教室にテレビを―・ける」
そなえ‐もち【供え餅】ソナヘ‥
神仏に供える鏡餅。
⇒そなえ【供え】
そなえ‐もの【供え物】ソナヘ‥
神仏に供え奉るもの。そなえ。ごくう。くもつ。
⇒そなえ【供え】
そな・える【供える】ソナヘル
〔他下一〕[文]そな・ふ(下二)
(「備える」と同源。室町時代頃からヤ行に活用する例が見られる)
①(神仏に)捧げ物としてさしあげる。祝詞、祈年祭「種々の色物を―・へまつりて」。「墓前に花を―・える」
②飲食物を、すっかり食べられるようにしつらえてさしあげる。今昔物語集9「席をまうけ、その上に酒食を尽して―・へよ」
そな・える【備える・具える】ソナヘル
〔他下一〕[文]そな・ふ(下二)
(必要な種類と数を欠ける所なく用意する意。室町時代頃からヤ行に活用する例が見られる)
①物事に対する必要な準備をととのえる。用意する。続日本紀26「兵を―・ふる時に」。「台風に―・える」
②物を不足なくそろえておく。設備として持つ。神代紀上「夫の品物くさぐさのもの悉くに―・へて」。「各部屋に電話を―・える」
③欠ける所なく身につける。自身のものとして保持している。西大寺本最勝王経平安初期点「三十二の相遍く荘厳し、八十種の好皆な円つぶらに備ソナヘたまひ」。「威厳を―・える」「文才を―・える」「住宅地としての条件を―・えている」
④その地位につける。三体詩絶句抄「吾は才能あるものなるに高位高官にも―・へられば」。日葡辞書「ヒトヲクライニソナユル」
そ‐ながら【其乍ら】
そのままで。後撰和歌集雑「海とのみまとゐの中はなりぬめり―あらぬ影の見ゆれば」
ソナグラフ【Sonagraph】
音波などの周波数成分の時間的変化を記録する装置。音声の分析などに用いる。商標名。
ソナタ【sonata イタリア】
独奏または重奏のための多楽章器楽形式の一種。古典派以降のものは普通、第1楽章はソナタ形式による急速な曲、第2楽章は旋律的な緩やかな曲、第3楽章はメヌエット舞曲またはスケルツォ、第4楽章はロンドその他の急速な終曲から成る。ピアノ・バイオリンなどの独奏曲のほか、各種旋律楽器のための二重奏曲が主流。奏鳴曲。
⇒ソナタ‐けいしき【ソナタ形式】
⇒ソナタ‐ダ‐カメラ【sonata da camera イタリア】
⇒ソナタ‐ダ‐キエザ【sonata da chiesa イタリア】
そなた【其方】
〔代〕
①「それ」と指せるような方向。そちら側の所。枕草子23「―に向きてなん念じ暮し給ひける」
②目下めしたの相手を、やや丁寧に指す語。狂言、墨塗女「―の嘆きはもつともぢや」
⇒そなた‐ざま【其方様】
ソナタ‐けいしき【ソナタ形式】
器楽形式の一種。ソナタ・交響曲・協奏曲などの第1楽章に主に用いられる。普通、二つまたは一つの主要主題を持ち、提示部・展開部・再現部から成り、序奏や結尾部(コーダ)を付けることもある。
⇒ソナタ【sonata イタリア】
そなた‐ざま【其方様】
そちらの方。枕草子35「おとな上達部かんだちめまで、皆、―に見やり給へり」
⇒そなた【其方】
ソナタ‐ダ‐カメラ【sonata da camera イタリア】
(→)室内ソナタ。
⇒ソナタ【sonata イタリア】
ソナタ‐ダ‐キエザ【sonata da chiesa イタリア】
(→)教会ソナタ。
⇒ソナタ【sonata イタリア】
ソナチネ【sonatine イタリア】
(ソナタの指小辞)小ソナタ。ソナタの特徴は残しながら、小規模で、しばしば技術的にもやさしい曲。教材用のピアノ独奏曲に多い。小奏鳴曲。
そ‐な・る【磯馴る】
〔自下二〕
強い風波をうけて、木が磯や地に傾いて生い延びる。詞花和歌集秋「み吉野のきさ山陰に立てる松幾秋風に―・れ来ぬらむ」
そ‐なれ【磯馴】
①樹木が磯や地に傾いて生えること。散木奇歌集「鷺のゐる―の松に見ぞまがへける」
②磯馴松の略。
③ハイビャクシンの異称。
⇒そなれ‐ぎ【磯馴木】
⇒そなれ‐まつ【磯馴松】
そなれ‐ぎ【磯馴木】
磯や地に傾いて生えた木。千載和歌集恋「―のそなれそなれてむす苔の」
⇒そ‐なれ【磯馴】
そなれ‐まつ【磯馴松】
幹・枝が磯や地に傾いて生えた松。散木奇歌集「須磨の浦や渚に立てる―」
⇒そ‐なれ【磯馴】
そなわ・る【備わる・具わる】ソナハル
〔自五・下二〕
①物が足らないところなくそろい整う。神代紀下「諸もろもろの部とものお整ひ―・り」。「研究施設がよく―・っている」
②その人が自分のものとして持っている。身についている。狭衣物語4「さるは三十二相もよく―・り給ひて」。後拾遺和歌集哀傷「―・れし玉のをぐしをさしながら」。「彼にはおのずから気品が―・っている」
③その地位にある。列する。平家物語9「万乗の位に―・り給へり」
ソニック‐ブーム【sonic boom】
音速またはそれ以上の速度で飛行する航空機の発する衝撃波によって生ずる爆発音。→衝撃波
そに‐どり【鴗】
カワセミの古称。そに。
⇒そにどり‐の【鴗の】
そにどり‐の【鴗の】
〔枕〕
(鴗は羽が青いから)「あを(青)」にかかる。古事記上「―青き御衣みけしを」
⇒そに‐どり【鴗】
そ‐にん【訴人】
①訴え出た人。告訴人。
②鎌倉・室町時代、訴訟の原告をいう。↔論人。
③戦国時代、領内の内情を主君に知らせる役の侍。めあかし。甲陽軍鑑8「―岩間大蔵左衛門とて、御分国中、万事の儀を申上る侍一人あり」
④訴えること。歌舞伎、東海道四谷怪談「出来ずばこのまま―して」
そね
低く長くつづいた嶺。また、海中の暗礁をもいう。
そ‐ね【确・埆】
(「いそね(石根)」の略)石まじりの痩せ地。〈新撰字鏡5〉
そ‐ね【其根】
その根。一説に、ネは助詞ノの転で、「その」の意。古事記中「粟生にはかみら一もと―がもと其根芽つなぎて」
そね【曾祢】
姓氏の一つ。
⇒そね‐の‐よしただ【曾祢好忠】
そ‐ね
(禁止の副詞「な」に呼応する助詞「そ」に、誂えを示す助詞「ね」の付いたもの。きわめてやさしい禁止)…するなよ。万葉集2「難波潟潮干な有り―沈みにし妹が姿を見まく苦しも」。万葉集19「大殿のこの廻もとおりの雪な踏み―」
そねざき【曾根崎】
大阪市北区の一地区。もと曾根崎新地(北の新地)の遊里があり、その南側を蜆川しじみがわが流れていた。
⇒そねざき‐しんじゅう【曾根崎心中】
⇒そねざき‐てんじん【曾根崎天神】
そねざき‐しんじゅう【曾根崎心中】‥ヂユウ
浄瑠璃。近松門左衛門作の世話物。元禄16年(1703)4月、大坂内本町の醤油屋平野屋の手代徳兵衛と北の新地の天満屋の遊女お初とが曾根崎天神の森で情死した事件を脚色、翌月初演。世話浄瑠璃最初の作品。1953年宇野信夫の脚色・演出で歌舞伎化された。
→文献資料[曾根崎心中]
⇒そねざき【曾根崎】
そねざき‐てんじん【曾根崎天神】
大阪の曾根崎、蜆しじみ橋の北にある、元郷社。祭神は菅原道真・少彦名すくなびこな神。露の天神。お初天神。
曾根崎天神(露の天神)
撮影:的場 啓
⇒そねざき【曾根崎】
ソネット【sonnet】
14行から成る近代ヨーロッパ文学の小押韻詩。イタリアに起こり、ペトラルカを始め、ロンサール・シェークスピアらが駆使した。十四行詩。
そね‐の‐よしただ【曾祢好忠】
平安中期の歌人。中古三十六歌仙の一人。丹後掾たんごのじょうだったので、曾丹後・曾丹そたんとも呼ばれた。最も早く古今歌風の革新を試みた一人。家集「曾丹集」。生没年未詳。
⇒そね【曾祢】
そねま・し【嫉まし・妬まし】
〔形シク〕
ねたましい。にくらしい。宇治拾遺物語13「いかなる物の又かくはするやらんと―・しくおぼえければ」
そねみ【嫉み・妬み】
そねむこと。ねたみ。にくみ。嫉妬。「人の―を受ける」
そね・む【嫉む・妬む・猜む】
〔他五〕
自分よりまさっているのをうらみ憎む。嫉妬する。源氏物語桐壺「さまあしき御もてなし故こそすげなう―・み給ひしか」。「友の栄達を―・む」
その【園・苑】
①野菜・果樹・花卉かきなどを栽培するための一区画の地。庭園。万葉集19「わが―の李すももの花か庭に落ふるはだれのいまだ残りたるかも」
②特定の場所。何かが行われる場所。にわ。増鏡「いくさの―」。「学びの―」
③(斎宮の忌詞)穴。
そ‐の【其の】
[一]〔連体〕
(もと、ソは代名詞、ノは格助詞)話し手から「それ」と指せる位置にある物・事にかかわる意。
①自分から離れ、相手からは遠いとは考えられないような位置にあるものを指示する。古事記上「八重垣つくる―八重垣を」。「―本を下さい」
②今述べる事柄に関係することを、相手の立場を基準に述べる形で指示する。従って「或る」の意に近く用いられることがある。枕草子23「冊子をひろげさせ給ひて、―月、なにのをり、―人のよみたる歌はいかに、と問ひ聞えさせ給ふを」。「1キロほどで橋に出るが、―前の道を右に行けばいい」「―点は十分に承知しています」
[二]〔感〕
言葉の詰まった時や口ごもる時などに、次につなぐために挟む語。「つまり―何ですよ」
⇒其の足で
⇒其の気になる
⇒其の事となし
⇒其の物ともなし
⇒そねざき【曾根崎】
ソネット【sonnet】
14行から成る近代ヨーロッパ文学の小押韻詩。イタリアに起こり、ペトラルカを始め、ロンサール・シェークスピアらが駆使した。十四行詩。
そね‐の‐よしただ【曾祢好忠】
平安中期の歌人。中古三十六歌仙の一人。丹後掾たんごのじょうだったので、曾丹後・曾丹そたんとも呼ばれた。最も早く古今歌風の革新を試みた一人。家集「曾丹集」。生没年未詳。
⇒そね【曾祢】
そねま・し【嫉まし・妬まし】
〔形シク〕
ねたましい。にくらしい。宇治拾遺物語13「いかなる物の又かくはするやらんと―・しくおぼえければ」
そねみ【嫉み・妬み】
そねむこと。ねたみ。にくみ。嫉妬。「人の―を受ける」
そね・む【嫉む・妬む・猜む】
〔他五〕
自分よりまさっているのをうらみ憎む。嫉妬する。源氏物語桐壺「さまあしき御もてなし故こそすげなう―・み給ひしか」。「友の栄達を―・む」
その【園・苑】
①野菜・果樹・花卉かきなどを栽培するための一区画の地。庭園。万葉集19「わが―の李すももの花か庭に落ふるはだれのいまだ残りたるかも」
②特定の場所。何かが行われる場所。にわ。増鏡「いくさの―」。「学びの―」
③(斎宮の忌詞)穴。
そ‐の【其の】
[一]〔連体〕
(もと、ソは代名詞、ノは格助詞)話し手から「それ」と指せる位置にある物・事にかかわる意。
①自分から離れ、相手からは遠いとは考えられないような位置にあるものを指示する。古事記上「八重垣つくる―八重垣を」。「―本を下さい」
②今述べる事柄に関係することを、相手の立場を基準に述べる形で指示する。従って「或る」の意に近く用いられることがある。枕草子23「冊子をひろげさせ給ひて、―月、なにのをり、―人のよみたる歌はいかに、と問ひ聞えさせ給ふを」。「1キロほどで橋に出るが、―前の道を右に行けばいい」「―点は十分に承知しています」
[二]〔感〕
言葉の詰まった時や口ごもる時などに、次につなぐために挟む語。「つまり―何ですよ」
⇒其の足で
⇒其の気になる
⇒其の事となし
⇒其の物ともなし
そなえ‐たて【備立て】ソナヘ‥🔗⭐🔉
そなえ‐たて【備立て】ソナヘ‥
軍陣を用意すること。陣立て。
⇒そなえ【備え】
そなえ‐つけ【備付け】ソナヘ‥🔗⭐🔉
そなえ‐つけ【備付け】ソナヘ‥
そなえつけること。また、そのもの。「―の家具」
⇒そなえ【備え】
そなえ‐つ・ける【備え付ける】ソナヘ‥🔗⭐🔉
そなえ‐つ・ける【備え付ける】ソナヘ‥
〔他下一〕[文]そなへつ・く(下二)
ある場所に置いて使えるようにしておく。設けておく。「教室にテレビを―・ける」
そなえ‐もち【供え餅】ソナヘ‥🔗⭐🔉
そなえ‐もち【供え餅】ソナヘ‥
神仏に供える鏡餅。
⇒そなえ【供え】
そなえ‐もの【供え物】ソナヘ‥🔗⭐🔉
そなえ‐もの【供え物】ソナヘ‥
神仏に供え奉るもの。そなえ。ごくう。くもつ。
⇒そなえ【供え】
そな・える【供える】ソナヘル🔗⭐🔉
そな・える【供える】ソナヘル
〔他下一〕[文]そな・ふ(下二)
(「備える」と同源。室町時代頃からヤ行に活用する例が見られる)
①(神仏に)捧げ物としてさしあげる。祝詞、祈年祭「種々の色物を―・へまつりて」。「墓前に花を―・える」
②飲食物を、すっかり食べられるようにしつらえてさしあげる。今昔物語集9「席をまうけ、その上に酒食を尽して―・へよ」
そな・える【備える・具える】ソナヘル🔗⭐🔉
そな・える【備える・具える】ソナヘル
〔他下一〕[文]そな・ふ(下二)
(必要な種類と数を欠ける所なく用意する意。室町時代頃からヤ行に活用する例が見られる)
①物事に対する必要な準備をととのえる。用意する。続日本紀26「兵を―・ふる時に」。「台風に―・える」
②物を不足なくそろえておく。設備として持つ。神代紀上「夫の品物くさぐさのもの悉くに―・へて」。「各部屋に電話を―・える」
③欠ける所なく身につける。自身のものとして保持している。西大寺本最勝王経平安初期点「三十二の相遍く荘厳し、八十種の好皆な円つぶらに備ソナヘたまひ」。「威厳を―・える」「文才を―・える」「住宅地としての条件を―・えている」
④その地位につける。三体詩絶句抄「吾は才能あるものなるに高位高官にも―・へられば」。日葡辞書「ヒトヲクライニソナユル」
そ‐ながら【其乍ら】🔗⭐🔉
そ‐ながら【其乍ら】
そのままで。後撰和歌集雑「海とのみまとゐの中はなりぬめり―あらぬ影の見ゆれば」
ソナグラフ【Sonagraph】🔗⭐🔉
ソナグラフ【Sonagraph】
音波などの周波数成分の時間的変化を記録する装置。音声の分析などに用いる。商標名。
ソナタ【sonata イタリア】🔗⭐🔉
ソナタ【sonata イタリア】
独奏または重奏のための多楽章器楽形式の一種。古典派以降のものは普通、第1楽章はソナタ形式による急速な曲、第2楽章は旋律的な緩やかな曲、第3楽章はメヌエット舞曲またはスケルツォ、第4楽章はロンドその他の急速な終曲から成る。ピアノ・バイオリンなどの独奏曲のほか、各種旋律楽器のための二重奏曲が主流。奏鳴曲。
⇒ソナタ‐けいしき【ソナタ形式】
⇒ソナタ‐ダ‐カメラ【sonata da camera イタリア】
⇒ソナタ‐ダ‐キエザ【sonata da chiesa イタリア】
そなた【其方】🔗⭐🔉
そなた【其方】
〔代〕
①「それ」と指せるような方向。そちら側の所。枕草子23「―に向きてなん念じ暮し給ひける」
②目下めしたの相手を、やや丁寧に指す語。狂言、墨塗女「―の嘆きはもつともぢや」
⇒そなた‐ざま【其方様】
ソナタ‐けいしき【ソナタ形式】🔗⭐🔉
ソナタ‐けいしき【ソナタ形式】
器楽形式の一種。ソナタ・交響曲・協奏曲などの第1楽章に主に用いられる。普通、二つまたは一つの主要主題を持ち、提示部・展開部・再現部から成り、序奏や結尾部(コーダ)を付けることもある。
⇒ソナタ【sonata イタリア】
そなた‐ざま【其方様】🔗⭐🔉
そなた‐ざま【其方様】
そちらの方。枕草子35「おとな上達部かんだちめまで、皆、―に見やり給へり」
⇒そなた【其方】
ソナタ‐ダ‐カメラ【sonata da camera イタリア】🔗⭐🔉
ソナタ‐ダ‐カメラ【sonata da camera イタリア】
(→)室内ソナタ。
⇒ソナタ【sonata イタリア】
ソナタ‐ダ‐キエザ【sonata da chiesa イタリア】🔗⭐🔉
ソナタ‐ダ‐キエザ【sonata da chiesa イタリア】
(→)教会ソナタ。
⇒ソナタ【sonata イタリア】
ソナチネ【sonatine イタリア】🔗⭐🔉
ソナチネ【sonatine イタリア】
(ソナタの指小辞)小ソナタ。ソナタの特徴は残しながら、小規模で、しばしば技術的にもやさしい曲。教材用のピアノ独奏曲に多い。小奏鳴曲。
そ‐な・る【磯馴る】🔗⭐🔉
そ‐な・る【磯馴る】
〔自下二〕
強い風波をうけて、木が磯や地に傾いて生い延びる。詞花和歌集秋「み吉野のきさ山陰に立てる松幾秋風に―・れ来ぬらむ」
そ‐なれ【磯馴】🔗⭐🔉
そ‐なれ【磯馴】
①樹木が磯や地に傾いて生えること。散木奇歌集「鷺のゐる―の松に見ぞまがへける」
②磯馴松の略。
③ハイビャクシンの異称。
⇒そなれ‐ぎ【磯馴木】
⇒そなれ‐まつ【磯馴松】
そなれ‐ぎ【磯馴木】🔗⭐🔉
そなれ‐ぎ【磯馴木】
磯や地に傾いて生えた木。千載和歌集恋「―のそなれそなれてむす苔の」
⇒そ‐なれ【磯馴】
そなれ‐まつ【磯馴松】🔗⭐🔉
そなれ‐まつ【磯馴松】
幹・枝が磯や地に傾いて生えた松。散木奇歌集「須磨の浦や渚に立てる―」
⇒そ‐なれ【磯馴】
そなわ・る【備わる・具わる】ソナハル🔗⭐🔉
そなわ・る【備わる・具わる】ソナハル
〔自五・下二〕
①物が足らないところなくそろい整う。神代紀下「諸もろもろの部とものお整ひ―・り」。「研究施設がよく―・っている」
②その人が自分のものとして持っている。身についている。狭衣物語4「さるは三十二相もよく―・り給ひて」。後拾遺和歌集哀傷「―・れし玉のをぐしをさしながら」。「彼にはおのずから気品が―・っている」
③その地位にある。列する。平家物語9「万乗の位に―・り給へり」
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