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はずかし・い【恥ずかしい】ハヅカシイ🔗🔉

はずかし・い恥ずかしいハヅカシイ 〔形〕[文]はづか・し(シク) ①自分の至らなさ・みっともなさを感じてきまりが悪い。過ち・罪などを意識して面目ないと思う。万葉集18「里人の見る目―・し左夫流さぶる児にさどはす君が宮出みやでしりぶり」。源氏物語若菜下「いといと―・しきに、顔の色たがふらむとおぼえて、御いらへも、とみにえ聞えず」。「成績が悪くて―・い」「どこへ出しても―・くない」 ②相手が立派に思えて、自分は劣っていることを感じて気おくれする。また、気がおかれる。気詰りだ。源氏物語「御息所は心ばせのいと―・しくよしありておはするものを」。源氏物語梅枝「馴れきこえかよへど、―・しき所の深うおはする宮なれば」 ③こちらが恥ずかしくなるほど相手がすぐれている。源氏物語若菜下「高き家々の、さるべき人の伝へどもを残さず試みしなかに、いと深く―・しきかなと覚ゆる際の人なむなかりし」 ④何となくてれくさい。徒然草「隔てなく慣れぬる人も、程経て見るは―・しからぬかは」。「そんなにほめられると―・い」

はずかしがり‐や【恥ずかしがり屋】ハヅカシガリ‥🔗🔉

はずかしがり‐や恥ずかしがり屋ハヅカシガリ‥ ちょっとしたことで恥ずかしがって人前に出ることを嫌う性質。また、その人。はにかみ屋。「―の息子」

はずかし‐げ【恥ずかしげ】ハヅカシ‥🔗🔉

はずかし‐げ恥ずかしげハヅカシ‥ ①きまりが悪そうなさま。 ②こちらが恥ずかしくなるほど相手が立派で、気おくれするさま。源氏物語帚木「あまりうるはしき御有様の、とけがたく―にのみ思ひしづまり給へるを」

はずかしめ【辱め】ハヅカシメ🔗🔉

はずかしめ辱めハヅカシメ はずかしめること。はじ。恥辱。「―を受ける」

はずかし・める【辱める】ハヅカシメル🔗🔉

はずかし・める辱めるハヅカシメル 〔他下一〕[文]はづかし・む(下二) ①恥をかかせる。恥を与える。大唐西域記長寛点「醜悪の語を以て衆僧を詈ののしりハツカシム」。「人前で―・められる」 ②名誉・地位などを傷つける。けがす。「さすが第一人者の名を―・めない演奏だ」 ③女性を犯す。

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