マスター【master】 ①主_あるじ。長。支配者。 ②（酒場などの）男主人。旦那。親方。 ③大学院の修士課程を終えた者。修士。 ④修得すること。熟達すること。「外国語を―する」 ⑤複製や編集・加工を施す前のオリジナルのもの。→マスタリング。 ⇒マスター‐オブ‐アーツ【Master of Arts】 ⇒マスター‐キー【master key】 ⇒マスター‐コース【master course】 ⇒マスター‐テープ【master tape】 ⇒マスター‐ピース【masterpiece】 ⇒マスター‐ファイル【master file】 ⇒マスター‐プラン【master plan】 ⇒マスター‐ワーク【masterwork】

マスター‐オブ‐アーツ【Master of Arts】 イギリス・アメリカなどの大学で、文科系の学科を修めた者に与えられる学位。日本の修士に相当。ＭＡ ⇒マスター【master】

マスター‐キー【master key】 一つの建物内などのすべての錠をあけることができる鍵。親鍵。 ⇒マスター【master】

マスター‐コース【master course】 大学院の修士課程。 ⇒マスター【master】

マスターズ ①(Masters Tournament)アメリカのジョージア州オーガスタで毎年4月に行われるゴルフ競技会。1934年、世界の名手の招待競技として発足。 ②(World Masters Games)中高年のための国際スポーツ大会。女子30歳・男子35歳以上の参加者が5歳きざみの年齢別で競技。世界マスターズ大会。 ③中高年のための競技会の総称。

マスター‐テープ【master tape】 ①もとになるテープ。録音・録画したままで、まだ編集・加工していないテープ。 ②コンピューターで、加工不可のデータを記録したテープ。 ⇒マスター【master】

マスタード【mustard】 西洋からし菜の種子を原料とする香辛料。粒状、粉末状、酢などを加えて練ったペースト状のものがある。洋芥子_{ようがらし}。 ⇒マスタード‐ガス【mustard gas】 ⇒マスタード‐ソース【mustard sauce】

マスタード‐ガス【mustard gas】 硫化ジクロロジエチル。分子式（C_２H_４Cl）_２S 常温では液体。皮膚に吸収されれば猛烈な炎症を起こし、第一次大戦中に糜爛性_{びらんせい}毒ガス（イペリット）として使用された。また、突然変異誘導物質としても著名。 ⇒マスタード【mustard】

マスタード‐ソース【mustard sauce】 マスタードを加えたソース。肉・魚の料理に用いる。 ⇒マスタード【mustard】

マスター‐ピース【masterpiece】 (もと親方・師匠の資格を得るための作の意)傑作。名作。マスター‐ワーク。 ⇒マスター【master】

マスター‐ファイル【master file】 コンピューターのデータベースで、他のファイルの基になるデータを収めたファイル。親ファイル。 ⇒マスター【master】

マスター‐プラン【master plan】 基本計画。基本設計。 ⇒マスター【master】

マスターベーション【masturbation】 手淫。自慰。

マスター‐ワーク【masterwork】 ^（→）マスター‐ピースに同じ。 ⇒マスター【master】