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きゅう‐かつ【久闊】キウクワツ🔗⭐🔉
きゅう‐かつ【久闊】キウクワツ
久しく便りをしないこと。
⇒久闊を叙する
○久闊を叙するきゅうかつをじょする🔗⭐🔉
○久闊を叙するきゅうかつをじょする
久しぶりに会って話をする。
⇒きゅう‐かつ【久闊】
きゅうか‐とうそう【休暇闘争】キウ‥サウ
労働争議における順法闘争の一類型。争議権を否認されている官公労働者が、年次有給休暇を取り、ストライキ同様の効果を狙う戦術。旧称は賜暇しか闘争。
⇒きゅう‐か【休暇】
きゅう‐かなづかい【旧仮名遣】キウ‥ヅカヒ
1946年11月に告示された現代仮名遣を新仮名遣と呼ぶのに対し、それ以前に用いた歴史的仮名遣の称。
きゅう‐かぶ【旧株】キウ‥
株式会社が増資を行う際、新たに生じた株式(新株)に対して既発行の株の称。親株。
ぎゅう‐かわ【牛革】ギウカハ
牛の皮をなめしたもの。鞄・ベルト・コートなどに用いる。
きゅう‐かん【九官】キウクワン
中国の舜の時に定めたという九つの官名。すなわち百揆をすべる司空、農政をつかさどる后稷こうしょく、五教を布く司徒、訟獄をつかさどる士、百工の職を供給する共工、山沢をつかさどる虞ぐ、百神の叙次をつかさどる秩宗ちっそう、音楽・舞踏をつかさどる典楽、帝命を出納する納言のうげん。(書経舜典)
きゅう‐かん【旧勘】キウ‥
先人の校勘。
きゅう‐かん【旧貫】キウクワン
①もとの領地。
②本籍。原籍。
③(→)旧慣に同じ。
きゅう‐かん【旧慣】キウクワン
昔からのしきたり。ふるい習慣。旧例。
きゅう‐かん【旧歓】キウクワン
昔のよろこび。過去に楽しんだこと。「―を暖める」
きゅう‐かん【旧館】キウクワン
新館に対して、前からある建物。
きゅう‐かん【旧観】キウクワン
もとのすがた。昔のありさま。
きゅう‐かん【休刊】キウ‥
新聞・雑誌など定期刊行物がその発行を休むこと。→停刊→廃刊
きゅう‐かん【休閑】キウ‥
ある耕地で、雑草や病虫害防除、地力維持のため、一時作物の栽培を休むこと。
⇒きゅうかん‐ち【休閑地】
きゅう‐かん【休館】キウクワン
美術館・博物館・図書館・映画館などが休みであること。「―日」
きゅう‐かん【急疳】キフ‥
全身が痩やせ、骨にまで熱があり、歯は黒く、唇は焦げ、手は冷え、安眠不能の症状。腎疳。
きゅう‐かん【急患】キフクワン
急病の患者。
ぎゅう‐がん【牛眼】ギウ‥
幼児の緑内障による眼圧の亢進のため、眼球が全体的に拡張して大きくなった状態。
きゅうかん‐ち【休閑地】キウ‥
①地力回復と雑草防除のため休閑中の耕地。
②空き地。
⇒きゅう‐かん【休閑】
きゅうかん‐ちょう【九官鳥】キウクワンテウ
スズメ目ムクドリ科の鳥。大きさはカケスぐらい。全身光沢ある黒紫色、眼の下部から後頸へ黄色の裸出部がある。巧みに人語や物音をまねる。ヒマラヤ地方からインドシナ・中国南部などに分布、日本には飼鳥として輸入。九官。サルカ。
きゅうかんちょう
キュウカンチョウ
撮影:小宮輝之
→鳴声
提供:NHKサービスセンター
きゅうかん‐び【休肝日】キウ‥
(新聞の休刊日をもじって)酒好きの人が、肝臓を休養させるため酒を断つ日。
きゅう‐かんぽん【旧刊本】キウ‥
(→)古版本に同じ。
きゅう‐き【旧記】キウ‥
昔の事柄を記録した文書。古い記録。
きゅう‐き【旧規】キウ‥
ふるい規定。旧法。
きゅう‐き【吸気】キフ‥
①吸いこんだ息。↔呼気。
②外部の空気を吸い込むこと。特に内燃機関・空気圧縮機などに混合気や空気が吸入されること。また、その気体。↔排気。
⇒きゅうき‐おん【吸気音】
⇒きゅうき‐かん【吸気管】
きゅう‐き【吸器】キフ‥
寄生菌類や寄生植物などで、宿主から養分を吸収するため分化したと考えられる構造。菌糸の先端にある肥大部の類。
きゅう‐き【窮鬼】
①貧乏神。
②いきすだま。悪霊。〈伊呂波字類抄〉
きゅう‐ぎ【旧儀】キウ‥
昔からの儀式。古式。
きゅう‐ぎ【旧誼】キウ‥
ふるいよしみ。以前のなじみ。
きゅう‐ぎ【球技】キウ‥
ボールを用いて行う競技。野球・テニス・サッカー・ゴルフ・卓球・ホッケーの類。
きゅう‐ぎ【球戯】キウ‥
ボールや球たまを使ってする遊び。特に、ビリヤードをいう。
ぎゅう‐き【牛鬼】ギウ‥
牛の形をした怪物。うしおに。
きゅうき‐おん【吸気音】キフ‥
〔言〕(inspiratory sound)吸気によって発せられる音。普通の言語音が呼気によって発せられるのに対していう。南アフリカの言語などに実例がある。↔呼気音。
⇒きゅう‐き【吸気】
きゅうき‐かん【吸気管】キフ‥クワン
(→)「吸込み管」に同じ。
⇒きゅう‐き【吸気】
きゅうき‐ほう【九帰法】キウ‥ハフ
旧式珠算の割算で1桁の数で割る方法、または割り声。二一天作五にいちてんさくのご、三二六十の二の類。ふつうには八算という。
きゅう‐きゅう
①ゆとりのないほどに強く詰めこんだり押しつけたりするさま。
②貧困で暮しに余裕のないさま。「食べるだけで―の暮し」
③靴の革などがきしんで鳴る音。
きゅう‐きゅう【岌岌】キフキフ
①山のたかいさま。
②あぶないさま。「―乎」
③動きのはやいさま。
きゅう‐きゅう【汲汲】キフキフ
一つの事にとらわれて、ゆとりなくそれだけにつとめるさま。あくせく働きつとめること。「保身に―とする」「―としてこれ努む」
きゅう‐きゅう【急急】キフキフ
急ぎに急ぐさま。源平盛衰記18「かやうに心―にして」
⇒きゅうきゅう‐にょりつりょう【急急如律令】
きゅう‐きゅう【救急】キウキフ
急場の難儀を救うこと。特に急病や怪我けがに応急の手当をすること。
⇒きゅうきゅう‐きゅうめい‐し【救急救命士】
⇒きゅうきゅう‐しゃ【救急車】
⇒きゅうきゅう‐でん【救急田】
⇒きゅうきゅう‐ばこ【救急箱】
⇒きゅうきゅう‐びょういん【救急病院】
⇒きゅうきゅうりょう‐とう【救急料稲】
ぎゅう‐ぎゅう
①ゴム・皮革など弾力のあるものが強く押しつけられたり締めつけられたりしてきしむ音。
②すきまがないほどに詰めこむさま。強く締めつけたり絞ったりするさま。「通勤客で―の電車」「頭を―絞っても知恵が出ない」
③容赦なく責め立てたり痛めつけたりするさま。「―の目にあわせる」
⇒ぎゅうぎゅう‐づめ【ぎゅうぎゅう詰め】
きゅうきゅう‐きゅうめい‐し【救急救命士】キウキフキウ‥
事故の被災者や急病人など重度の傷病者を医療機関に搬送するまでの間、医師の指示の下に救命の緊急処置を行うことができる者。また、そのための国家試験による一定の資格。
⇒きゅう‐きゅう【救急】
きゅうきゅう‐しゃ【救急車】キウキフ‥
当座の医療具・薬品をそなえ、事故による負傷者や急病人などを収容して急速に医療機関に輸送する自動車。
⇒きゅう‐きゅう【救急】
ぎゅうぎゅう‐づめ【ぎゅうぎゅう詰め】
すきまがないほど人や物が入っていること。鮨詰め。「―のバス」
⇒ぎゅう‐ぎゅう
きゅうきゅう‐でん【救急田】キウキフ‥
平安時代、諸国に設置して飢饉の救助にあてた田。
⇒きゅう‐きゅう【救急】
きゅうきゅう‐にょりつりょう【急急如律令】キフキフ‥リヤウ
(急急に律令のように厳しくせよの意)悪魔を退散させる呪文。
⇒きゅう‐きゅう【急急】
きゅうぎゅう‐の‐いちもう【九牛の一毛】キウギウ‥
[司馬遷、任少卿に報ずる書「仮令たとい僕われ法に伏し誅を受くるも、九牛の一毛を亡うしなうが若ごとし」](多くの牛の毛の中の1本の毛の意)多数の中のきわめて小さい部分。取るに足りない小事にいう。
きゅうきゅう‐ばこ【救急箱】キウキフ‥
急病・負傷などの当座の手当用に必要な薬剤その他を入れた箱。
⇒きゅう‐きゅう【救急】
きゅうきゅう‐びょういん【救急病院】キウキフビヤウヰン
急病人または交通事故などによる怪我人の治療に当たるように厚生労働省令により指定されている病院。
⇒きゅう‐きゅう【救急】
きゅうきゅうりょう‐とう【救急料稲】キウキフレウタウ
平安時代、飢饉の救助にあてた稲。国別に官稲を一定量ずつ出挙すいこし、その利稲を救急料とする。
⇒きゅう‐きゅう【救急】
きゅう‐きょ【旧居】キウ‥
以前に住んでいた所。
きゅう‐きょ【急遽】キフ‥
事がにわかで、いそぎあわてるさま。「―帰国する」
きゅう‐きょ【鳩居】キウ‥
[詩経召南、鵲巣「維これ鵲巣有りて、維鳩之これに居る」](ハトは巣を造ることがへたなためカササギの造った巣にいるとの意)
①女が自分の力で家庭を営むことができないで夫の家にいることのたとえ。
②自分の住まいの謙譲語。
⇒きゅうきょ‐どう【鳩居堂】
きゅう‐きょう【九竅】キウケウ
人間や哺乳動物の身体にある九つの穴、すなわち両眼・両耳・両鼻孔・口を陽竅といい、後陰・前陰を陰竅とよび、総称して九竅とする。九穴。三教指帰「涓涓けんけんたる臭液は―に従つて沸き挙がる」
きゅう‐きょう【旧教】キウケウ
カトリック教の日本における通称。プロテスタント教会の側から言う。「―徒」↔新教
きゅう‐きょう【究竟】キウキヤウ
⇒くっきょう
きゅう‐きょう【窮境】‥キヤウ
苦しい境遇・立場。「―に陥る」
きゅう‐ぎょう【旧業】キウゲフ
以前やっていた仕事。昔の人のした事業。
きゅう‐ぎょう【休業】キウゲフ
営業・仕事を休むこと。「臨時―する」
⇒きゅうぎょう‐てあて【休業手当】
⇒きゅうぎょう‐ほしょう【休業補償】
きゅうきょう‐うんどう【仇教運動】キウケウ‥
清末、各地で続発した反キリスト教運動。その最大のものが義和団運動。→教案2
きゅうぎょう‐てあて【休業手当】キウゲフ‥
使用者の事由によって休業が生じた場合に、使用者が労働者に支払わなければならない手当。その額は労働基準法で平均賃金の100分の60以上と定められる。
⇒きゅう‐ぎょう【休業】
きゅう‐きょうふう【急驚風】キフキヤウ‥
急性の驚風。子供の急性脳脊髄膜炎の漢方名。
きゅうぎょう‐ほしょう【休業補償】キウゲフ‥シヤウ
労働者が業務上の傷病により労働できないために賃金を受けない場合に、その間の所得を填補するために支給される災害補償。通勤災害の場合も、労災保険による休業給付を定めている。→災害補償
⇒きゅう‐ぎょう【休業】
きゅう‐きょく【九曲】キウ‥
道などのまがりくねっていること。ななまがり。葛折つづらおり。
きゅう‐きょく【九棘】キウ‥
(昔、中国で朝廷に九株の棘いばらを植えて九卿けいの座位を表したからいう)九卿の位。
きゅう‐きょく【究極】キウ‥
(→)「窮極」に同じ。「―の目的」
きゅう‐きょく【窮極】
物事のきわまったところ。はて。究極。究竟。
⇒きゅうきょく‐てき【窮極的】
きゆう‐きょく【嬉遊曲】‥イウ‥
〔音〕(→)ディヴェルティメントの訳語。
⇒き‐ゆう【嬉遊】
きゅうきょく‐てき【窮極的】
物事を最後まできわめたさま。
⇒きゅう‐きょく【窮極】
きゅうきょ‐どう【鳩居堂】キウ‥ダウ
江戸時代創業の京都の筆墨の老舗。熊谷次郎直実の子孫という。
⇒きゅう‐きょ【鳩居】
きゅうきょ‐ほう【九去法】キウ‥ハフ
演算の結果を検算する法。ある整数を9で除した剰余は、その整数の各位の数の和を9で除した剰余と等しいという原理に基づき、加減乗除の検算をする。
きゅう‐きん【九禁】キウ‥
(九重に建てられた9個の禁門の意)皇居。禁裏。大内おおうち。
きゅう‐きん【宮禁】
宮廷。禁中。
きゅう‐きん【球菌】キウ‥
(coccus)球状の細菌の総称。単球菌・双球菌・連鎖状球菌・ブドウ状球菌などがある。黄色ブドウ球菌・連鎖球菌・肺炎球菌・淋菌の類。コックス。コッカス。
きゅう‐きん【給金】キフ‥
給料として渡される金銭。給銀。
⇒きゅうきん‐ずもう【給金相撲】
⇒きゅうきん‐づけ【給金付】
⇒きゅうきん‐なおし【給金直し】
きゅう‐ぎん【給銀】キフ‥
(→)給金に同じ。
きゅうきん‐ずもう【給金相撲】キフ‥ズマフ
相撲で、これに勝てば勝ち越しで給金が上がるという一番。
⇒きゅう‐きん【給金】
きゅうきん‐づけ【給金付】キフ‥
芝居の俳優・作者らの1カ年の給料を記載した一枚摺り印刷物。
⇒きゅう‐きん【給金】
きゅうきん‐なおし【給金直し】キフ‥ナホシ
大相撲で、勝ち越すこと。勝ち越して基本給が上がること。
⇒きゅう‐きん【給金】
きゅう‐く【窮苦】
貧乏で行きづまって苦しむこと。
きゅう‐くつ【窮屈】
心身の自由が束縛され、思うままにできないこと。ゆとりがなく気ままにできないこと。海道記「長途に疲れて十日余り、―頻りに身を責む」。「―な姿勢」「―な職場」「財政が―だ」「―に考える」
⇒きゅうくつ‐ぶくろ【窮屈袋】
きゅうくつ‐ぶくろ【窮屈袋】
明治期、袴はかまの俗称。島崎藤村、春「菅は学校から帰つて来た。究屈袋を脱ぐ間もなく」
⇒きゅう‐くつ【窮屈】
キュー‐クラックス‐クラン【Ku Klux Klan】
⇒クー‐クラックス‐クラン
きゅう‐くん【旧君】キウ‥
前に仕えた君主。旧主。
きゅう‐くん【旧訓】キウ‥
①昔のおしえ。
②漢文・漢字などの、以前に行われた読み方。
きゅう‐くん【旧勲】キウ‥
かつての勲功。昔たてた手柄。
ぎゆう‐ぐん【義勇軍】
戦争・事変に際し、有志人民が自ら組織編成した戦闘部隊。
⇒ぎ‐ゆう【義勇】
きゅう‐けい【九刑】キウ‥
中国の周代の刑罰で、五刑および流・贖しょく・鞭・扑ぼくの諸刑の総称。→五刑
きゅう‐けい【九経】キウ‥
①九種の経書。初学記に、周礼しゅらい・儀礼・礼記・左伝・公羊伝くようでん・穀梁伝・易経・書経・詩経をいう。一説に易・詩・書・礼記・春秋・孝経・論語・孟子・周礼をいう。その他、数え方は数種あり、経書の総称としても用いる。
②[中庸第20]天下を治める上で大切な九つの道。身を修め、賢を尊び、親に親しみ、大臣を敬い、群臣に交わり、庶民を子とし、百工を来し、遠人を柔らげ、諸侯をなつけること。
きゅう‐けい【九卿】キウ‥
①中国の周代、三公に次ぐ九つの官名。
九卿(表)
②秦・漢から六朝まで、中央政府の中枢の九つの官庁の長官の総称。北斉以後その役所を寺といい、九寺と総称。
九卿(表)
③日本で公卿くぎょうの異称。
きゅう‐けい【弓形】
①弓のように湾曲した形。ゆみがた。ゆみなり。
②〔数〕弦とその上に張る弧とで囲んだ円の一部分。
きゅう‐けい【休憩】キウ‥
仕事や運動を一時止めてやすむこと。いきつぎ。休息。「しばらく―する」
きゅう‐けい【求刑】キウ‥
証拠調べの後、検察官が裁判所に対して被告人に一定の刑を科するよう請求すること。→論告
きゅう‐けい【急啓】キフ‥
手紙の冒頭に用いる語。用件を急いで伝える場合に用いる。
きゅう‐けい【宮刑】
古代中国の刑罰。男子は生殖機能を去り、女子は幽閉もしくは筋を除いたという。死刑につぐ重刑。五刑の一つ。宮。腐刑・宮割・淫刑とも称する。
きゅう‐けい【球形】キウ‥
まりのようなまるい形。球状。
きゅう‐けい【球茎】キウ‥
地下茎の一種。肥大して球形をなし、澱粉などの養分を貯える。クワイ・サトイモの地下茎はその例。
きゅう‐けいほう【旧刑法】キウ‥ハフ
1880年(明治13)太政官布告36号で公布、82年施行された刑法典。1908年現行刑法の施行により失効。ボアソナードの草案に基づくもので、フランス刑法の影響が強い。
きゅう‐げき【旧劇】キウ‥
①新派劇が発足する前の劇。すなわち歌舞伎劇のこと。旧派劇。→新派劇。
②映画で、現代劇に対して時代劇(髷物まげもの)の称。
きゅう‐げき【急撃】キフ‥
急に攻撃すること。
きゅう‐げき【急激・急劇】キフ‥
行動や変化がにわかではげしいさま。「病状が―に悪化する」
きゅう‐けつ【九穴】キウ‥
(→)九竅きゅうきょうに同じ。
きゅう‐けつ【吸血】キフ‥
生き血をすうこと。
⇒きゅうけつ‐き【吸血鬼】
⇒きゅうけつ‐どうぶつ【吸血動物】
きゅう‐けつ【灸穴】キウ‥
灸をすえるべき身体の特定部位。三里さんり・身柱ちりけなどの類。つぼ。
きゅう‐けつ【泣血】キフ‥
はなはだしく泣き悲しむこと。血の涙。「―哀慟」
きゅう‐けつ【宮闕】
宮門。禁中。宮城。皇居。
きゅう‐けつ【給血】キフ‥
輸血に必要な血液を供給すること。供血。「―者」
きゅうけつ‐き【吸血鬼】キフ‥
①夜間眠っている人の血を吸うと伝える魔物。
②(比喩的に)他人を搾取するなど、むごい人。
⇒きゅう‐けつ【吸血】
きゅうけつ‐どうぶつ【吸血動物】キフ‥
他の動物の血液を吸って自体の栄養とする動物。蚤のみ・蚊・虱しらみ・虻あぶ・蛭ひるの類。
⇒きゅう‐けつ【吸血】
きゅう‐げん【九原】キウ‥
(中国、春秋時代に晋の卿大夫の墳墓のあった地名に基づく)
①墓地。
②あの世。黄泉。よみじ。
きゅう‐げん【急言】キフ‥
早口に言うこと。あわてて言うこと。
きゅう‐げん【急減】キフ‥
急に数量が減ること。
きゅう‐げん【給源】キフ‥
供給のみなもと。供給源。
きゅう‐けんぽう【旧憲法】キウ‥パフ
新憲法(日本国憲法)に対し、大日本帝国憲法の俗称。
きゅう‐こ【旧故】キウ‥
ふるいなじみ。昔の友。
きゅう‐こ【急鼓】キフ‥
つづけざまに早くうつ太鼓。
きゅう‐こ【舅姑】キウ‥
夫または妻の父と母。
きゅう‐ご【九五】キウ‥
(易で、九を陽とし、五を君位に配することから)天子の位。
⇒きゅうご‐の‐くらい【九五の位】
⇒きゅうご‐の‐そん【九五の尊】
きゅう‐ご【救護】キウ‥
救助し保護すること。傷病者の看護または治療をすること。
⇒きゅうご‐はん【救護班】
⇒きゅうご‐ほう【救護法】
ぎゅう‐ご【牛後】ギウ‥
牛のしりえ。強大なものの後について使われる者のたとえ。↔鶏口けいこう
きゅう‐こう【九功】キウ‥
[書経大禹謨]天子の行うべき九つの善政。水・火・金・木・土・穀の六府と三事2のこと。太平記12「―の大化をなす処に」
きゅうこう【九江】キウカウ
(Jiujiang)
①中国江西省北部の都市。鄱陽はよう湖口に近く、長江の南岸に臨む河港。茶・米・磁器の集散地。付近に白楽天の「琵琶行」で名高い琵琶亭、風光の美しい廬山ろざんがある。古名、潯陽じんよう。人口55万1千(2000)。
②(漸以下九つの川がそそぐから)洞庭湖の旧称。
きゅう‐こう【九皐】キウカウ
曲がりくねって奥深い沢。
きゅう‐こう【旧功】キウ‥
①昔のてがら。太平記37「誰か―をつがざらん」
②長年の間仕えること。また、その功績。浄瑠璃、堀川波鼓「数年の勤め―によつて東発足の刻み抜群の御加増賜り」
きゅう‐こう【旧交】キウカウ
昔からの交際。「―をあたためる」
きゅう‐こう【旧好】キウカウ
昔からのよしみ、親しみ。旧誼きゅうぎ。
きゅう‐こう【旧稿】キウカウ
以前に書いた詩文などの草稿。
きゅう‐こう【休校】キウカウ
学校がすべての授業を休みにすること。
きゅう‐こう【休耕】キウカウ
田畑で耕作を一時やめていること。「―田」
きゅう‐こう【休航】キウカウ
船や飛行機などが運航を休むこと。
きゅう‐こう【休講】キウカウ
教師が講義を休むこと。
きゅう‐こう【急行】キフカウ
①急いで行くこと。「事故現場に―する」
②急行列車の略。電車・バスについてもいう。夏目漱石、行人「場内は―を待つ乗客で既に一杯になつてゐた」
⇒きゅうこう‐けん【急行券】
⇒きゅうこう‐れっしゃ【急行列車】
きゅう‐こう【躬行】‥カウ
口で言う通りを、みずから実際に行うこと。「実践―」
きゅう‐こう【救荒】キウクワウ
飢饉の際に救助すること。救凶。
⇒きゅうこう‐さくもつ【救荒作物】
⇒きゅうこう‐しょくぶつ【救荒植物】
きゅう‐ごう【旧号】キウガウ
①雑誌などの古い号数のもの。バック‐ナンバー。
②古い雅号。
きゅう‐ごう【糾合・鳩合】キウガフ
(「糾」はよりあわす、「鳩」は集める意)一つによせあつめ、まとめること。夏目漱石、吾輩は猫である「同族を―して二本足の先生と雌雄を決しやう抔と云ふ量見」
ぎゅう‐こう【牛口】ギウ‥
①牛の口。
②牛飼い。十訓抄「寗戚ねいせきは―の匹夫たりながら、終に国政に臨む」
きゅう‐こうか【急降下】キフカウ‥
機首を下に向け急角度で高空から飛行機を降下させること。「―爆撃」
きゅう‐こうぐん【急行軍】キフカウ‥
短時間に目的地に達するため、速さを増し休憩を減らしてする行軍。旧陸軍では1時間5キロメートル以上を進む行軍をいう。
きゅうこう‐けん【急行券】キフカウ‥
急行の乗物に乗るための切符。普通の乗車券とは別。
⇒きゅう‐こう【急行】
きゅうこう‐さくもつ【救荒作物】キウクワウ‥
稲が凶作の時にも、生育して収穫し得る作物。気候不順に強い稗ひえ・蕎麦そば・甘藷・馬鈴薯など。備荒作物。
⇒きゅう‐こう【救荒】
きゅうこう‐しょくぶつ【救荒植物】キウクワウ‥
山野に自生する草木で、凶作の時に食用にし得るもの。ソテツの実などを食べた例がある。
⇒きゅう‐こう【救荒】
きゅうこう‐どうぶつ【旧口動物】キウ‥
発生上、成体の口が原口(初期胚にできる開口部)から形成される動物の総称。紐形・内肛・袋形・節足・軟体動物などの動物門がこれにあたる。原口動物。前口動物。↔新口動物
きゅう‐こうばい【急勾配】キフ‥
道や屋根などの傾きが急なこと。
きゅうこう‐れっしゃ【急行列車】キフカウ‥
主要駅だけに停車して小駅は通過する、高速で運行する列車。
⇒きゅう‐こう【急行】
きゅうこ‐かく【汲古閣】キフ‥
中国、明末清初の蔵書家、江蘇省常熟の毛晋(1599〜1659)の書庫の名。その蔵書は8万巻にのぼり、また所蔵善本に基づき校勘・出版を行なった「十三経注疏」「十七史」などは汲古閣本として名高い。
きゅう‐こく【九国】キウ‥
(クコクとも)
①(→)九州に同じ。
②中国の戦国時代における九つの国。斉・楚・燕・趙・韓・魏・宋・衛・中山の総称。
きゅう‐こく【九穀】キウ‥
稷うるちきび・黍もちきび・粟あわ・稲・麻・大豆・小豆・大麦・小麦の9種の穀物。
きゅう‐こく【旧国】キウ‥
①建国のふるい国。
②ふるさと。故国。
きゅう‐こく【泣哭】キフ‥
泣きさけぶこと。
きゅう‐こく【急告】キフ‥
急いで告げ知らせること。至急の知らせ。
きゅう‐こく【救国】キウ‥
国難を救うこと。「―の英雄」
きゅう‐ごしらえ【急拵え】キフゴシラヘ
間に合せに大急ぎでこしらえること。にわかづくり。二葉亭四迷、浮雲「俄に配合めあわせるのが厭に成ツて―の愛想あいそ尽かしを陳立ならべたてゝ」
きゅう‐ごだいし【旧五代史】キウ‥
「五代史」参照。
きゅう‐こつ【朽骨】キウ‥
くちはてた骨。
きゅうこどく‐おん【給孤独園】キフ‥ヲン
⇒ぎおん(祇園)1
きゅうご‐の‐くらい【九五の位】キウ‥クラヰ
天子の位。
⇒きゅう‐ご【九五】
きゅうご‐の‐そん【九五の尊】キウ‥
天子を尊んでいう称。
⇒きゅう‐ご【九五】
きゅうご‐はん【救護班】キウ‥
不時に備えて、傷病者を救護するために設けた班組織。
⇒きゅう‐ご【救護】
きゅうご‐ほう【救護法】キウ‥ハフ
病弱・幼少・貧困などのため生活できない者を救護する法律。日本で最初の救貧立法。1929年制定、32年施行。46年、生活保護法ができて廃止。
⇒きゅう‐ご【救護】
きゅう‐こん【吸根】キフ‥
(→)寄生根に同じ。
きゅう‐こん【求婚】キウ‥
結婚を申し込むこと。プロポーズ。
⇒きゅうこん‐でんせつ【求婚伝説】
きゅう‐こん【球根】キウ‥
球状または塊状をした地下茎や根。鱗茎(スイセン・ユリ・チューリップ・タマネギ)・球茎(サフラン)・塊茎(ジャガイモ・カラジウム)・根茎(ショウブ)・塊根(ダリア・サツマイモ)などがある。
⇒きゅうこん‐るい【球根類】
きゅう‐こん【窮困】
貧乏で困り苦しむこと。困窮。
きゅうこん‐でんせつ【求婚伝説】キウ‥
伝説の一類型。男(多くは英雄)が他地に赴き、女(多くは貴女)と愛に陥り、これを妻としようとして女の親から課せられた難題を女の助けによって解決し結婚を遂げるという伝説。世界に分布し、日本では大国主神と須勢理毘売すせりびめとの物語の類。
⇒きゅう‐こん【求婚】
きゅうこん‐るい【球根類】キウ‥
チューリップ・グラジオラスなどのように球根で繁殖する、主として花卉かきの類。
⇒きゅう‐こん【球根】
きゅうざ【久三】キウ‥
久三郎の略称。好色一代男1「―、提灯点ともしや」→久三郎
きゅう‐さい【旧債】キウ‥
以前につくった負債。
きゅう‐さい【休載】キウ‥
新聞・雑誌などで、連載している記事を一時休んでのせないこと。
きゅう‐さい【救災】キウ‥
災難にあった人を救うこと。
きゅう‐さい【救済】キウ‥
①救い助けること。救助。「難民を―する」
②宗教による人間の究極的な救い。くさい。「魂の―」
⇒きゅうさい‐けん【救済権】
⇒きゅうさい‐めいれい【救済命令】
きゅう‐さい【宮宰】
(major domus ラテン)フランク王国メロヴィング朝の家政長官・従士団長。次第に国内行政の最高職となる。→カール=マルテル
きゅう‐ざい【糾罪】キウ‥
罪をただし調べること。
きゅう‐ざい【嗅剤】キウ‥
治療の目的でかがせる薬剤。多くは揮発性の水溶剤。狭心症の際、かがせる亜硝酸アミルの類。嗅入薬。
きゅうさい‐けん【救済権】キウ‥
侵害された権利の救済を求める権利。
⇒きゅう‐さい【救済】
きゅうさいこう【九寨溝】キウ‥
(Jiuzhaigou)中国四川省北部、岷山山中の渓谷。景勝地で、パンダ・金糸猴などがすむ。世界遺産。
九寨溝
提供:JTBフォト
きゅう‐さいぼう【嗅細胞】キウ‥バウ
化学的刺激のうち匂においを感じる一次感覚細胞。脊椎動物では鼻腔上部の粘膜中にある。嗅覚細胞。臭細胞。
きゅうさい‐めいれい【救済命令】キウ‥
〔法〕不当労働行為の救済申立に関して労働委員会が発する、労働組合や労働者を救済するための命令。命令に不服のある当事者は、中央労働委員会に再審査の申立または裁判所に救済命令の取消訴訟ができる。
⇒きゅう‐さい【救済】
きゅう‐さがり【灸下がり】キウ‥
江戸時代、奥女中などが灸治のために暇をもらい宿下がりすること。
きゅう‐さく【旧作】キウ‥
以前に作った作品。↔新作
きゅう‐さく【朽索】キウ‥
くさった縄・綱。
⇒朽索の六馬を馭するが如し
きゅう‐さく【求索】キウ‥
求めさがすこと。
きゅう‐さく【窮策】
苦しまぎれに考えついた方法。窮余の策。
キュウカンチョウ
撮影:小宮輝之
→鳴声
提供:NHKサービスセンター
きゅうかん‐び【休肝日】キウ‥
(新聞の休刊日をもじって)酒好きの人が、肝臓を休養させるため酒を断つ日。
きゅう‐かんぽん【旧刊本】キウ‥
(→)古版本に同じ。
きゅう‐き【旧記】キウ‥
昔の事柄を記録した文書。古い記録。
きゅう‐き【旧規】キウ‥
ふるい規定。旧法。
きゅう‐き【吸気】キフ‥
①吸いこんだ息。↔呼気。
②外部の空気を吸い込むこと。特に内燃機関・空気圧縮機などに混合気や空気が吸入されること。また、その気体。↔排気。
⇒きゅうき‐おん【吸気音】
⇒きゅうき‐かん【吸気管】
きゅう‐き【吸器】キフ‥
寄生菌類や寄生植物などで、宿主から養分を吸収するため分化したと考えられる構造。菌糸の先端にある肥大部の類。
きゅう‐き【窮鬼】
①貧乏神。
②いきすだま。悪霊。〈伊呂波字類抄〉
きゅう‐ぎ【旧儀】キウ‥
昔からの儀式。古式。
きゅう‐ぎ【旧誼】キウ‥
ふるいよしみ。以前のなじみ。
きゅう‐ぎ【球技】キウ‥
ボールを用いて行う競技。野球・テニス・サッカー・ゴルフ・卓球・ホッケーの類。
きゅう‐ぎ【球戯】キウ‥
ボールや球たまを使ってする遊び。特に、ビリヤードをいう。
ぎゅう‐き【牛鬼】ギウ‥
牛の形をした怪物。うしおに。
きゅうき‐おん【吸気音】キフ‥
〔言〕(inspiratory sound)吸気によって発せられる音。普通の言語音が呼気によって発せられるのに対していう。南アフリカの言語などに実例がある。↔呼気音。
⇒きゅう‐き【吸気】
きゅうき‐かん【吸気管】キフ‥クワン
(→)「吸込み管」に同じ。
⇒きゅう‐き【吸気】
きゅうき‐ほう【九帰法】キウ‥ハフ
旧式珠算の割算で1桁の数で割る方法、または割り声。二一天作五にいちてんさくのご、三二六十の二の類。ふつうには八算という。
きゅう‐きゅう
①ゆとりのないほどに強く詰めこんだり押しつけたりするさま。
②貧困で暮しに余裕のないさま。「食べるだけで―の暮し」
③靴の革などがきしんで鳴る音。
きゅう‐きゅう【岌岌】キフキフ
①山のたかいさま。
②あぶないさま。「―乎」
③動きのはやいさま。
きゅう‐きゅう【汲汲】キフキフ
一つの事にとらわれて、ゆとりなくそれだけにつとめるさま。あくせく働きつとめること。「保身に―とする」「―としてこれ努む」
きゅう‐きゅう【急急】キフキフ
急ぎに急ぐさま。源平盛衰記18「かやうに心―にして」
⇒きゅうきゅう‐にょりつりょう【急急如律令】
きゅう‐きゅう【救急】キウキフ
急場の難儀を救うこと。特に急病や怪我けがに応急の手当をすること。
⇒きゅうきゅう‐きゅうめい‐し【救急救命士】
⇒きゅうきゅう‐しゃ【救急車】
⇒きゅうきゅう‐でん【救急田】
⇒きゅうきゅう‐ばこ【救急箱】
⇒きゅうきゅう‐びょういん【救急病院】
⇒きゅうきゅうりょう‐とう【救急料稲】
ぎゅう‐ぎゅう
①ゴム・皮革など弾力のあるものが強く押しつけられたり締めつけられたりしてきしむ音。
②すきまがないほどに詰めこむさま。強く締めつけたり絞ったりするさま。「通勤客で―の電車」「頭を―絞っても知恵が出ない」
③容赦なく責め立てたり痛めつけたりするさま。「―の目にあわせる」
⇒ぎゅうぎゅう‐づめ【ぎゅうぎゅう詰め】
きゅうきゅう‐きゅうめい‐し【救急救命士】キウキフキウ‥
事故の被災者や急病人など重度の傷病者を医療機関に搬送するまでの間、医師の指示の下に救命の緊急処置を行うことができる者。また、そのための国家試験による一定の資格。
⇒きゅう‐きゅう【救急】
きゅうきゅう‐しゃ【救急車】キウキフ‥
当座の医療具・薬品をそなえ、事故による負傷者や急病人などを収容して急速に医療機関に輸送する自動車。
⇒きゅう‐きゅう【救急】
ぎゅうぎゅう‐づめ【ぎゅうぎゅう詰め】
すきまがないほど人や物が入っていること。鮨詰め。「―のバス」
⇒ぎゅう‐ぎゅう
きゅうきゅう‐でん【救急田】キウキフ‥
平安時代、諸国に設置して飢饉の救助にあてた田。
⇒きゅう‐きゅう【救急】
きゅうきゅう‐にょりつりょう【急急如律令】キフキフ‥リヤウ
(急急に律令のように厳しくせよの意)悪魔を退散させる呪文。
⇒きゅう‐きゅう【急急】
きゅうぎゅう‐の‐いちもう【九牛の一毛】キウギウ‥
[司馬遷、任少卿に報ずる書「仮令たとい僕われ法に伏し誅を受くるも、九牛の一毛を亡うしなうが若ごとし」](多くの牛の毛の中の1本の毛の意)多数の中のきわめて小さい部分。取るに足りない小事にいう。
きゅうきゅう‐ばこ【救急箱】キウキフ‥
急病・負傷などの当座の手当用に必要な薬剤その他を入れた箱。
⇒きゅう‐きゅう【救急】
きゅうきゅう‐びょういん【救急病院】キウキフビヤウヰン
急病人または交通事故などによる怪我人の治療に当たるように厚生労働省令により指定されている病院。
⇒きゅう‐きゅう【救急】
きゅうきゅうりょう‐とう【救急料稲】キウキフレウタウ
平安時代、飢饉の救助にあてた稲。国別に官稲を一定量ずつ出挙すいこし、その利稲を救急料とする。
⇒きゅう‐きゅう【救急】
きゅう‐きょ【旧居】キウ‥
以前に住んでいた所。
きゅう‐きょ【急遽】キフ‥
事がにわかで、いそぎあわてるさま。「―帰国する」
きゅう‐きょ【鳩居】キウ‥
[詩経召南、鵲巣「維これ鵲巣有りて、維鳩之これに居る」](ハトは巣を造ることがへたなためカササギの造った巣にいるとの意)
①女が自分の力で家庭を営むことができないで夫の家にいることのたとえ。
②自分の住まいの謙譲語。
⇒きゅうきょ‐どう【鳩居堂】
きゅう‐きょう【九竅】キウケウ
人間や哺乳動物の身体にある九つの穴、すなわち両眼・両耳・両鼻孔・口を陽竅といい、後陰・前陰を陰竅とよび、総称して九竅とする。九穴。三教指帰「涓涓けんけんたる臭液は―に従つて沸き挙がる」
きゅう‐きょう【旧教】キウケウ
カトリック教の日本における通称。プロテスタント教会の側から言う。「―徒」↔新教
きゅう‐きょう【究竟】キウキヤウ
⇒くっきょう
きゅう‐きょう【窮境】‥キヤウ
苦しい境遇・立場。「―に陥る」
きゅう‐ぎょう【旧業】キウゲフ
以前やっていた仕事。昔の人のした事業。
きゅう‐ぎょう【休業】キウゲフ
営業・仕事を休むこと。「臨時―する」
⇒きゅうぎょう‐てあて【休業手当】
⇒きゅうぎょう‐ほしょう【休業補償】
きゅうきょう‐うんどう【仇教運動】キウケウ‥
清末、各地で続発した反キリスト教運動。その最大のものが義和団運動。→教案2
きゅうぎょう‐てあて【休業手当】キウゲフ‥
使用者の事由によって休業が生じた場合に、使用者が労働者に支払わなければならない手当。その額は労働基準法で平均賃金の100分の60以上と定められる。
⇒きゅう‐ぎょう【休業】
きゅう‐きょうふう【急驚風】キフキヤウ‥
急性の驚風。子供の急性脳脊髄膜炎の漢方名。
きゅうぎょう‐ほしょう【休業補償】キウゲフ‥シヤウ
労働者が業務上の傷病により労働できないために賃金を受けない場合に、その間の所得を填補するために支給される災害補償。通勤災害の場合も、労災保険による休業給付を定めている。→災害補償
⇒きゅう‐ぎょう【休業】
きゅう‐きょく【九曲】キウ‥
道などのまがりくねっていること。ななまがり。葛折つづらおり。
きゅう‐きょく【九棘】キウ‥
(昔、中国で朝廷に九株の棘いばらを植えて九卿けいの座位を表したからいう)九卿の位。
きゅう‐きょく【究極】キウ‥
(→)「窮極」に同じ。「―の目的」
きゅう‐きょく【窮極】
物事のきわまったところ。はて。究極。究竟。
⇒きゅうきょく‐てき【窮極的】
きゆう‐きょく【嬉遊曲】‥イウ‥
〔音〕(→)ディヴェルティメントの訳語。
⇒き‐ゆう【嬉遊】
きゅうきょく‐てき【窮極的】
物事を最後まできわめたさま。
⇒きゅう‐きょく【窮極】
きゅうきょ‐どう【鳩居堂】キウ‥ダウ
江戸時代創業の京都の筆墨の老舗。熊谷次郎直実の子孫という。
⇒きゅう‐きょ【鳩居】
きゅうきょ‐ほう【九去法】キウ‥ハフ
演算の結果を検算する法。ある整数を9で除した剰余は、その整数の各位の数の和を9で除した剰余と等しいという原理に基づき、加減乗除の検算をする。
きゅう‐きん【九禁】キウ‥
(九重に建てられた9個の禁門の意)皇居。禁裏。大内おおうち。
きゅう‐きん【宮禁】
宮廷。禁中。
きゅう‐きん【球菌】キウ‥
(coccus)球状の細菌の総称。単球菌・双球菌・連鎖状球菌・ブドウ状球菌などがある。黄色ブドウ球菌・連鎖球菌・肺炎球菌・淋菌の類。コックス。コッカス。
きゅう‐きん【給金】キフ‥
給料として渡される金銭。給銀。
⇒きゅうきん‐ずもう【給金相撲】
⇒きゅうきん‐づけ【給金付】
⇒きゅうきん‐なおし【給金直し】
きゅう‐ぎん【給銀】キフ‥
(→)給金に同じ。
きゅうきん‐ずもう【給金相撲】キフ‥ズマフ
相撲で、これに勝てば勝ち越しで給金が上がるという一番。
⇒きゅう‐きん【給金】
きゅうきん‐づけ【給金付】キフ‥
芝居の俳優・作者らの1カ年の給料を記載した一枚摺り印刷物。
⇒きゅう‐きん【給金】
きゅうきん‐なおし【給金直し】キフ‥ナホシ
大相撲で、勝ち越すこと。勝ち越して基本給が上がること。
⇒きゅう‐きん【給金】
きゅう‐く【窮苦】
貧乏で行きづまって苦しむこと。
きゅう‐くつ【窮屈】
心身の自由が束縛され、思うままにできないこと。ゆとりがなく気ままにできないこと。海道記「長途に疲れて十日余り、―頻りに身を責む」。「―な姿勢」「―な職場」「財政が―だ」「―に考える」
⇒きゅうくつ‐ぶくろ【窮屈袋】
きゅうくつ‐ぶくろ【窮屈袋】
明治期、袴はかまの俗称。島崎藤村、春「菅は学校から帰つて来た。究屈袋を脱ぐ間もなく」
⇒きゅう‐くつ【窮屈】
キュー‐クラックス‐クラン【Ku Klux Klan】
⇒クー‐クラックス‐クラン
きゅう‐くん【旧君】キウ‥
前に仕えた君主。旧主。
きゅう‐くん【旧訓】キウ‥
①昔のおしえ。
②漢文・漢字などの、以前に行われた読み方。
きゅう‐くん【旧勲】キウ‥
かつての勲功。昔たてた手柄。
ぎゆう‐ぐん【義勇軍】
戦争・事変に際し、有志人民が自ら組織編成した戦闘部隊。
⇒ぎ‐ゆう【義勇】
きゅう‐けい【九刑】キウ‥
中国の周代の刑罰で、五刑および流・贖しょく・鞭・扑ぼくの諸刑の総称。→五刑
きゅう‐けい【九経】キウ‥
①九種の経書。初学記に、周礼しゅらい・儀礼・礼記・左伝・公羊伝くようでん・穀梁伝・易経・書経・詩経をいう。一説に易・詩・書・礼記・春秋・孝経・論語・孟子・周礼をいう。その他、数え方は数種あり、経書の総称としても用いる。
②[中庸第20]天下を治める上で大切な九つの道。身を修め、賢を尊び、親に親しみ、大臣を敬い、群臣に交わり、庶民を子とし、百工を来し、遠人を柔らげ、諸侯をなつけること。
きゅう‐けい【九卿】キウ‥
①中国の周代、三公に次ぐ九つの官名。
九卿(表)
②秦・漢から六朝まで、中央政府の中枢の九つの官庁の長官の総称。北斉以後その役所を寺といい、九寺と総称。
九卿(表)
③日本で公卿くぎょうの異称。
きゅう‐けい【弓形】
①弓のように湾曲した形。ゆみがた。ゆみなり。
②〔数〕弦とその上に張る弧とで囲んだ円の一部分。
きゅう‐けい【休憩】キウ‥
仕事や運動を一時止めてやすむこと。いきつぎ。休息。「しばらく―する」
きゅう‐けい【求刑】キウ‥
証拠調べの後、検察官が裁判所に対して被告人に一定の刑を科するよう請求すること。→論告
きゅう‐けい【急啓】キフ‥
手紙の冒頭に用いる語。用件を急いで伝える場合に用いる。
きゅう‐けい【宮刑】
古代中国の刑罰。男子は生殖機能を去り、女子は幽閉もしくは筋を除いたという。死刑につぐ重刑。五刑の一つ。宮。腐刑・宮割・淫刑とも称する。
きゅう‐けい【球形】キウ‥
まりのようなまるい形。球状。
きゅう‐けい【球茎】キウ‥
地下茎の一種。肥大して球形をなし、澱粉などの養分を貯える。クワイ・サトイモの地下茎はその例。
きゅう‐けいほう【旧刑法】キウ‥ハフ
1880年(明治13)太政官布告36号で公布、82年施行された刑法典。1908年現行刑法の施行により失効。ボアソナードの草案に基づくもので、フランス刑法の影響が強い。
きゅう‐げき【旧劇】キウ‥
①新派劇が発足する前の劇。すなわち歌舞伎劇のこと。旧派劇。→新派劇。
②映画で、現代劇に対して時代劇(髷物まげもの)の称。
きゅう‐げき【急撃】キフ‥
急に攻撃すること。
きゅう‐げき【急激・急劇】キフ‥
行動や変化がにわかではげしいさま。「病状が―に悪化する」
きゅう‐けつ【九穴】キウ‥
(→)九竅きゅうきょうに同じ。
きゅう‐けつ【吸血】キフ‥
生き血をすうこと。
⇒きゅうけつ‐き【吸血鬼】
⇒きゅうけつ‐どうぶつ【吸血動物】
きゅう‐けつ【灸穴】キウ‥
灸をすえるべき身体の特定部位。三里さんり・身柱ちりけなどの類。つぼ。
きゅう‐けつ【泣血】キフ‥
はなはだしく泣き悲しむこと。血の涙。「―哀慟」
きゅう‐けつ【宮闕】
宮門。禁中。宮城。皇居。
きゅう‐けつ【給血】キフ‥
輸血に必要な血液を供給すること。供血。「―者」
きゅうけつ‐き【吸血鬼】キフ‥
①夜間眠っている人の血を吸うと伝える魔物。
②(比喩的に)他人を搾取するなど、むごい人。
⇒きゅう‐けつ【吸血】
きゅうけつ‐どうぶつ【吸血動物】キフ‥
他の動物の血液を吸って自体の栄養とする動物。蚤のみ・蚊・虱しらみ・虻あぶ・蛭ひるの類。
⇒きゅう‐けつ【吸血】
きゅう‐げん【九原】キウ‥
(中国、春秋時代に晋の卿大夫の墳墓のあった地名に基づく)
①墓地。
②あの世。黄泉。よみじ。
きゅう‐げん【急言】キフ‥
早口に言うこと。あわてて言うこと。
きゅう‐げん【急減】キフ‥
急に数量が減ること。
きゅう‐げん【給源】キフ‥
供給のみなもと。供給源。
きゅう‐けんぽう【旧憲法】キウ‥パフ
新憲法(日本国憲法)に対し、大日本帝国憲法の俗称。
きゅう‐こ【旧故】キウ‥
ふるいなじみ。昔の友。
きゅう‐こ【急鼓】キフ‥
つづけざまに早くうつ太鼓。
きゅう‐こ【舅姑】キウ‥
夫または妻の父と母。
きゅう‐ご【九五】キウ‥
(易で、九を陽とし、五を君位に配することから)天子の位。
⇒きゅうご‐の‐くらい【九五の位】
⇒きゅうご‐の‐そん【九五の尊】
きゅう‐ご【救護】キウ‥
救助し保護すること。傷病者の看護または治療をすること。
⇒きゅうご‐はん【救護班】
⇒きゅうご‐ほう【救護法】
ぎゅう‐ご【牛後】ギウ‥
牛のしりえ。強大なものの後について使われる者のたとえ。↔鶏口けいこう
きゅう‐こう【九功】キウ‥
[書経大禹謨]天子の行うべき九つの善政。水・火・金・木・土・穀の六府と三事2のこと。太平記12「―の大化をなす処に」
きゅうこう【九江】キウカウ
(Jiujiang)
①中国江西省北部の都市。鄱陽はよう湖口に近く、長江の南岸に臨む河港。茶・米・磁器の集散地。付近に白楽天の「琵琶行」で名高い琵琶亭、風光の美しい廬山ろざんがある。古名、潯陽じんよう。人口55万1千(2000)。
②(漸以下九つの川がそそぐから)洞庭湖の旧称。
きゅう‐こう【九皐】キウカウ
曲がりくねって奥深い沢。
きゅう‐こう【旧功】キウ‥
①昔のてがら。太平記37「誰か―をつがざらん」
②長年の間仕えること。また、その功績。浄瑠璃、堀川波鼓「数年の勤め―によつて東発足の刻み抜群の御加増賜り」
きゅう‐こう【旧交】キウカウ
昔からの交際。「―をあたためる」
きゅう‐こう【旧好】キウカウ
昔からのよしみ、親しみ。旧誼きゅうぎ。
きゅう‐こう【旧稿】キウカウ
以前に書いた詩文などの草稿。
きゅう‐こう【休校】キウカウ
学校がすべての授業を休みにすること。
きゅう‐こう【休耕】キウカウ
田畑で耕作を一時やめていること。「―田」
きゅう‐こう【休航】キウカウ
船や飛行機などが運航を休むこと。
きゅう‐こう【休講】キウカウ
教師が講義を休むこと。
きゅう‐こう【急行】キフカウ
①急いで行くこと。「事故現場に―する」
②急行列車の略。電車・バスについてもいう。夏目漱石、行人「場内は―を待つ乗客で既に一杯になつてゐた」
⇒きゅうこう‐けん【急行券】
⇒きゅうこう‐れっしゃ【急行列車】
きゅう‐こう【躬行】‥カウ
口で言う通りを、みずから実際に行うこと。「実践―」
きゅう‐こう【救荒】キウクワウ
飢饉の際に救助すること。救凶。
⇒きゅうこう‐さくもつ【救荒作物】
⇒きゅうこう‐しょくぶつ【救荒植物】
きゅう‐ごう【旧号】キウガウ
①雑誌などの古い号数のもの。バック‐ナンバー。
②古い雅号。
きゅう‐ごう【糾合・鳩合】キウガフ
(「糾」はよりあわす、「鳩」は集める意)一つによせあつめ、まとめること。夏目漱石、吾輩は猫である「同族を―して二本足の先生と雌雄を決しやう抔と云ふ量見」
ぎゅう‐こう【牛口】ギウ‥
①牛の口。
②牛飼い。十訓抄「寗戚ねいせきは―の匹夫たりながら、終に国政に臨む」
きゅう‐こうか【急降下】キフカウ‥
機首を下に向け急角度で高空から飛行機を降下させること。「―爆撃」
きゅう‐こうぐん【急行軍】キフカウ‥
短時間に目的地に達するため、速さを増し休憩を減らしてする行軍。旧陸軍では1時間5キロメートル以上を進む行軍をいう。
きゅうこう‐けん【急行券】キフカウ‥
急行の乗物に乗るための切符。普通の乗車券とは別。
⇒きゅう‐こう【急行】
きゅうこう‐さくもつ【救荒作物】キウクワウ‥
稲が凶作の時にも、生育して収穫し得る作物。気候不順に強い稗ひえ・蕎麦そば・甘藷・馬鈴薯など。備荒作物。
⇒きゅう‐こう【救荒】
きゅうこう‐しょくぶつ【救荒植物】キウクワウ‥
山野に自生する草木で、凶作の時に食用にし得るもの。ソテツの実などを食べた例がある。
⇒きゅう‐こう【救荒】
きゅうこう‐どうぶつ【旧口動物】キウ‥
発生上、成体の口が原口(初期胚にできる開口部)から形成される動物の総称。紐形・内肛・袋形・節足・軟体動物などの動物門がこれにあたる。原口動物。前口動物。↔新口動物
きゅう‐こうばい【急勾配】キフ‥
道や屋根などの傾きが急なこと。
きゅうこう‐れっしゃ【急行列車】キフカウ‥
主要駅だけに停車して小駅は通過する、高速で運行する列車。
⇒きゅう‐こう【急行】
きゅうこ‐かく【汲古閣】キフ‥
中国、明末清初の蔵書家、江蘇省常熟の毛晋(1599〜1659)の書庫の名。その蔵書は8万巻にのぼり、また所蔵善本に基づき校勘・出版を行なった「十三経注疏」「十七史」などは汲古閣本として名高い。
きゅう‐こく【九国】キウ‥
(クコクとも)
①(→)九州に同じ。
②中国の戦国時代における九つの国。斉・楚・燕・趙・韓・魏・宋・衛・中山の総称。
きゅう‐こく【九穀】キウ‥
稷うるちきび・黍もちきび・粟あわ・稲・麻・大豆・小豆・大麦・小麦の9種の穀物。
きゅう‐こく【旧国】キウ‥
①建国のふるい国。
②ふるさと。故国。
きゅう‐こく【泣哭】キフ‥
泣きさけぶこと。
きゅう‐こく【急告】キフ‥
急いで告げ知らせること。至急の知らせ。
きゅう‐こく【救国】キウ‥
国難を救うこと。「―の英雄」
きゅう‐ごしらえ【急拵え】キフゴシラヘ
間に合せに大急ぎでこしらえること。にわかづくり。二葉亭四迷、浮雲「俄に配合めあわせるのが厭に成ツて―の愛想あいそ尽かしを陳立ならべたてゝ」
きゅう‐ごだいし【旧五代史】キウ‥
「五代史」参照。
きゅう‐こつ【朽骨】キウ‥
くちはてた骨。
きゅうこどく‐おん【給孤独園】キフ‥ヲン
⇒ぎおん(祇園)1
きゅうご‐の‐くらい【九五の位】キウ‥クラヰ
天子の位。
⇒きゅう‐ご【九五】
きゅうご‐の‐そん【九五の尊】キウ‥
天子を尊んでいう称。
⇒きゅう‐ご【九五】
きゅうご‐はん【救護班】キウ‥
不時に備えて、傷病者を救護するために設けた班組織。
⇒きゅう‐ご【救護】
きゅうご‐ほう【救護法】キウ‥ハフ
病弱・幼少・貧困などのため生活できない者を救護する法律。日本で最初の救貧立法。1929年制定、32年施行。46年、生活保護法ができて廃止。
⇒きゅう‐ご【救護】
きゅう‐こん【吸根】キフ‥
(→)寄生根に同じ。
きゅう‐こん【求婚】キウ‥
結婚を申し込むこと。プロポーズ。
⇒きゅうこん‐でんせつ【求婚伝説】
きゅう‐こん【球根】キウ‥
球状または塊状をした地下茎や根。鱗茎(スイセン・ユリ・チューリップ・タマネギ)・球茎(サフラン)・塊茎(ジャガイモ・カラジウム)・根茎(ショウブ)・塊根(ダリア・サツマイモ)などがある。
⇒きゅうこん‐るい【球根類】
きゅう‐こん【窮困】
貧乏で困り苦しむこと。困窮。
きゅうこん‐でんせつ【求婚伝説】キウ‥
伝説の一類型。男(多くは英雄)が他地に赴き、女(多くは貴女)と愛に陥り、これを妻としようとして女の親から課せられた難題を女の助けによって解決し結婚を遂げるという伝説。世界に分布し、日本では大国主神と須勢理毘売すせりびめとの物語の類。
⇒きゅう‐こん【求婚】
きゅうこん‐るい【球根類】キウ‥
チューリップ・グラジオラスなどのように球根で繁殖する、主として花卉かきの類。
⇒きゅう‐こん【球根】
きゅうざ【久三】キウ‥
久三郎の略称。好色一代男1「―、提灯点ともしや」→久三郎
きゅう‐さい【旧債】キウ‥
以前につくった負債。
きゅう‐さい【休載】キウ‥
新聞・雑誌などで、連載している記事を一時休んでのせないこと。
きゅう‐さい【救災】キウ‥
災難にあった人を救うこと。
きゅう‐さい【救済】キウ‥
①救い助けること。救助。「難民を―する」
②宗教による人間の究極的な救い。くさい。「魂の―」
⇒きゅうさい‐けん【救済権】
⇒きゅうさい‐めいれい【救済命令】
きゅう‐さい【宮宰】
(major domus ラテン)フランク王国メロヴィング朝の家政長官・従士団長。次第に国内行政の最高職となる。→カール=マルテル
きゅう‐ざい【糾罪】キウ‥
罪をただし調べること。
きゅう‐ざい【嗅剤】キウ‥
治療の目的でかがせる薬剤。多くは揮発性の水溶剤。狭心症の際、かがせる亜硝酸アミルの類。嗅入薬。
きゅうさい‐けん【救済権】キウ‥
侵害された権利の救済を求める権利。
⇒きゅう‐さい【救済】
きゅうさいこう【九寨溝】キウ‥
(Jiuzhaigou)中国四川省北部、岷山山中の渓谷。景勝地で、パンダ・金糸猴などがすむ。世界遺産。
九寨溝
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きゅう‐さいぼう【嗅細胞】キウ‥バウ
化学的刺激のうち匂においを感じる一次感覚細胞。脊椎動物では鼻腔上部の粘膜中にある。嗅覚細胞。臭細胞。
きゅうさい‐めいれい【救済命令】キウ‥
〔法〕不当労働行為の救済申立に関して労働委員会が発する、労働組合や労働者を救済するための命令。命令に不服のある当事者は、中央労働委員会に再審査の申立または裁判所に救済命令の取消訴訟ができる。
⇒きゅう‐さい【救済】
きゅう‐さがり【灸下がり】キウ‥
江戸時代、奥女中などが灸治のために暇をもらい宿下がりすること。
きゅう‐さく【旧作】キウ‥
以前に作った作品。↔新作
きゅう‐さく【朽索】キウ‥
くさった縄・綱。
⇒朽索の六馬を馭するが如し
きゅう‐さく【求索】キウ‥
求めさがすこと。
きゅう‐さく【窮策】
苦しまぎれに考えついた方法。窮余の策。
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