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はっ‐ちょう【八丁】‥チヤウ🔗🔉

はっ‐ちょう八丁‥チヤウ ①(「八町」とも書く)1丁の8倍の長さ・広さ。 ②八丁車の略。 ③(「八挺」とも書く)巧者・達者などの意で、やや軽んじていう語。「口も―手も―」 ⇒はっちょう‐あらし【八丁荒し】 ⇒はっちょう‐がね【八丁鉦・八打鉦】 ⇒はっちょう‐ぐるま【八丁車】 ⇒はっちょう‐とんぼ【八丁蜻蛉】 ⇒はっちょう‐みそ【八丁味噌】 ⇒はっちょう‐むぐり【八丁潜り】

はっちょう‐あらし【八丁荒し】‥チヤウ‥🔗🔉

はっちょう‐あらし八丁荒し‥チヤウ‥ 講釈師・落語家など寄席芸人の人気者の称。周囲八丁の寄席を不入りにするの意。 ⇒はっ‐ちょう【八丁】

はっちょう‐がね【八丁鉦・八打鉦】‥チヤウ‥🔗🔉

はっちょう‐がね八丁鉦・八打鉦‥チヤウ‥ (→)やから鉦に同じ。 ⇒はっ‐ちょう【八丁】

はっちょう‐ぐるま【八丁車】‥チヤウ‥🔗🔉

はっちょう‐ぐるま八丁車‥チヤウ‥ 日本古来の撚糸ねんし機械。多くの錘おもりを同時に回転して糸に撚りをかけ、これを枠に巻き取る構造のもの。 ⇒はっ‐ちょう【八丁】

はっちょう‐とんぼ【八丁蜻蛉】‥チヤウ‥🔗🔉

はっちょう‐とんぼ八丁蜻蛉‥チヤウ‥ トンボ科の小型のトンボ。体長約2センチメートル。雄と雌で色彩が異なる。尾張国矢田河原の八丁畷なわてに多数生息したのでこの名がある。沼沢地にすみ、本州以南からアジア南部に分布。 ハッチョウトンボ 提供:ネイチャー・プロダクション ⇒はっ‐ちょう【八丁】

はっちょう‐ぼり【八丁堀】‥チヤウ‥🔗🔉

はっちょう‐ぼり八丁堀‥チヤウ‥ ①東京都中央区の一地区。慶長(1596〜1615)年間舟入場としてつくった掘割の名に起こり、のちその北岸の町名となった。江戸時代には与力・同心の居住地。「―の旦那」 ②与力出身の加藤千蔭の異名。八丁堀に居住した。 ③江戸神田の今川橋のかかった掘割。また、その辺の町名。江戸の文学には「神田の」を冠して、仮作の変人・奇人の住所として用いることが多い。東海道中膝栗毛「神田の―辺に独住の弥次郎兵衛といふのふらく者」

はっちょう‐みそ【八丁味噌】‥チヤウ‥🔗🔉

はっちょう‐みそ八丁味噌‥チヤウ‥ 愛知県岡崎市八丁(現、八帖町)から産出されはじめた味噌。大豆と塩を原料とした暗褐色の堅い辛口からくち味噌で、旨味うまみと渋味に特徴がある。岡崎味噌。三州味噌。 ⇒はっ‐ちょう【八丁】

はっちょう‐むぐり【八丁潜り】‥チヤウ‥🔗🔉

はっちょう‐むぐり八丁潜り‥チヤウ‥ 〔動〕(→)カイツブリの異称。 ⇒はっ‐ちょう【八丁】

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