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しわ・い【吝い】🔗🔉

しわ・い吝い】 〔形〕[文]しわ・し(ク) けちである。しみったれだ。日本永代蔵2「生れ付て―・きにあらず」。「―・い奴だ」

しわ‐かぶ【吝株】🔗🔉

しわ‐かぶ吝株】 けちな性質。また、けちな人。

しわたろう【吝太郎】‥ラウ🔗🔉

しわたろう吝太郎‥ラウ けちな人をののしっていう語。

しわ‐むし【吝虫】🔗🔉

しわ‐むし吝虫】 けちな人を卑しめていう語。鶉衣「―は名のみして虫ならず」

しわん‐ぼう【吝ん坊】‥バウ🔗🔉

しわん‐ぼう吝ん坊‥バウ しわい人。けちんぼう。しみったれ。「あの―にはあきれる」 ⇒吝ん坊の柿の種 ○吝ん坊の柿の種しわんぼうのかきのたね けちな人は、柿の種のような何の役にも立たないものまで物惜しみをするということ。 ⇒しわん‐ぼう【吝ん坊】 ○仕を致すしをいたす 官を辞する。致仕。 ⇒し【仕】 ○死を致すしをいたす 死ぬ。命を投げ出す。 ⇒し【死】 ○地を打ったじをうった お定まりの。浄瑠璃、傾城阿波鳴門「逢はぬの無事なのと―台詞せりふぢやない」 ⇒じ【地】 ○死を決すしをけっす 死ぬ覚悟をする。「死を決して事にのぞむ」 ⇒し【死】 ○死を賜るしをたまわる 自殺を命ぜられる。切腹を許される。 ⇒し【死】 ○刺を通ずるしをつうずる 名刺を出して面会を求める。 ⇒し【刺】 ○詩を作るより田を作れしをつくるよりたをつくれ 詩を作って風流にふけるよりも、実生活に益のある仕事に精を出せ。 ⇒し【詩】 ○死を賭すしをとす 命がけで事にあたる。 ⇒し【死】 ○字を留むじをとむ 文字を敷写しに書き写す。〈日葡辞書〉 ⇒じ【字】 ○辞を低くするじをひくくする 丁重な言葉づかいをする。 ⇒じ【辞】 ○歯を没すしをぼっす [論語憲問]命が終わる。死ぬ。 ⇒し【歯】 ○詩を祭るしをまつる (唐書賈島伝の故事)詩人が酒と肴とを供えて自分の作った詩をまつり、平生の労を慰めるのにいう。 ⇒し【詩】 ○死を視ること帰するが如ししをみることきするがごとし [大戴礼曾子制言上]死ぬことを自分の家に帰ることのように考える。従容しょうようとして死を恐れないことにいう。 ⇒し【死】

○吝ん坊の柿の種しわんぼうのかきのたね🔗🔉

○吝ん坊の柿の種しわんぼうのかきのたね けちな人は、柿の種のような何の役にも立たないものまで物惜しみをするということ。 ⇒しわん‐ぼう【吝ん坊】

やぶさか【吝か】🔗🔉

やぶさか吝か】 ①物惜しみするさま。けちなこと。吝嗇りんしょく。〈文明本節用集〉 ②未練なさま。思い切りの悪いさま。 ③(「…に―でない」の形で)…する努力を惜しまない。ためらうことなく…する。「過ちを認めるに―でない」

りん‐じゃく【悋惜・吝惜】🔗🔉

りん‐じゃく悋惜・吝惜】 ①ものおしみをすること。りんぜき。日葡辞書「ゴリンジャクナクタマワルベクソロ」 ②(→)嫉妬に同じ。

りん‐しょく【吝嗇】🔗🔉

りん‐しょく吝嗇】 過度にものおしみすること。けち。「―家」

りん‐ぜき【悋惜・吝惜】🔗🔉

りん‐ぜき悋惜・吝惜⇒りんじゃく。〈伊呂波字類抄〉

[漢]吝🔗🔉

 字形 〔口部4画/7画/5071・5267〕 〔音〕リン(呉)(漢) 〔訓〕おしむ・やぶさか [意味] ①ものおしみをする。思いきりがわるい。やぶさか。けち。(同)悋。「吝情・吝嗇りんしょく」 ②うらむ。ねたむ。(同)悋。「吝気」 ▷は異体字。 [難読] 吝嗇坊けちんぼう

[漢]吝🔗🔉

 〔文部3画〕 ⇒口部

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