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どん‐しゅう【呑舟】‥シウ🔗🔉

どん‐しゅう呑舟‥シウ 舟をまるのみにすること。 ⇒呑舟の魚 ⇒呑舟の魚は枝流に游がず

○呑舟の魚どんしゅうのうお🔗🔉

○呑舟の魚どんしゅうのうお [荘子庚桑楚]舟をまるのみにするほどの大きな魚。転じて、善悪ともに大人物。大物。 ⇒どん‐しゅう【呑舟】

○呑舟の魚は枝流に游がずどんしゅうのうおはしりゅうにおよがず🔗🔉

○呑舟の魚は枝流に游がずどんしゅうのうおはしりゅうにおよがず [列子楊朱]大人物は高遠な志をいだいて俗世間には住まない、また小事にこだわらないたとえ。 ⇒どん‐しゅう【呑舟】 とん‐じゅく頓熟】 にわかに熟達すること。熟達のはやいこと。 とんしゅ‐さいはい頓首再拝】 深々とおじぎをすること。手紙の末尾に書いて相手への敬意を表す語。 ⇒とん‐しゅ【頓首】 とん‐じゅつ遁術】 遁甲の術。忍術の一つ。 とん‐しょ屯所】 ①たむろする所。 ②(明治の初めごろの語)警察署。島崎藤村、夜明け前「その巡査は区内の―のものであるが、東京裁判所からの通知を伝へに来たことを告げ」 ドン‐ジョヴァンニDon Giovanni イタリア】 モーツァルト作曲の歌劇。2幕。ダ=ポンテ(L.da Ponte1749〜1838)の台本。ドン=ファンを主人公とする。1787年プラハで初演。 モーツァルト 提供:Photos12/APL →歌劇「ドン=ジョヴァンニ」 カタログの歌 提供:コロムビアミュージックエンタテインメント(株) とんしょう‐ぶっか頓証仏果‥クワ 〔仏〕(→)頓証菩提に同じ。 とんしょう‐ぼだい頓証菩提】 〔仏〕段階的な修行を経ずに、ただちに菩提(悟り)を得ること。速やかに悟ること。追善回向の功徳によって死者が成仏することを祈ることばとして用いる。 どん‐しょく貪食】 むさぼり食うこと。たんしょく。 ⇒どんしょく‐さいぼう【貪食細胞】 どん‐しょく曇色】 くもった色。はっきりしない色。 どんしょく‐さいぼう貪食細胞‥バウ (→)食細胞に同じ。 ⇒どん‐しょく【貪食】 どん‐じりどん尻】 (ドンは接頭語)最も終りであること。最後。どんじまい。歌舞伎、青砥稿花紅彩画「さて―に控ひけえしは」。「成績はクラスの―」 とん‐じる豚汁⇒ぶたじる とん‐じん‐ち貪瞋痴】 〔仏〕貪欲・瞋恚しんい・愚痴の三種の根本的な煩悩。三毒。三火。太平記23「―の三毒を表して」 とん・す屯す】 〔自他サ変〕 たむろする。集まっている。集まってまもる。集めとどめる。 トンズ筒子】 (中国語)マージャン牌パイの一つ。重なった円の模様のある牌。餅子ピンズとん・ず貪ず】 〔自サ変〕 深く執着する。コンテムツスムンヂ「我が信心観念に―・ずるよりも」 どん‐す緞子・鈍子】 (唐音)紋織物の一種。生糸、また経緯たてよこ異色の練糸を用いた繻子しゅすの表裏組織を用いて文様を織り出した絹織物。室町時代に中国から輸入されたという。 トン‐すう噸数】 トンを単位として計った数値。 ドンズー‐うんどうドンズー運動】 (ドンズーDong Duは「東遊」のベトナム語音)日露戦争後、ベトナムの民族主義運動家ファン=ボイチャウ(潘佩珠)の提唱により、ベトナム青年の日本留学を推進した運動。日本政府の圧力により1909年頃に終息。 とん‐ずら (「とん」は遁走、「ずら」は「ずらかる」の意)犯罪を犯して逃げることをいう俗語。「売上げを持って―する」「―を決め込む」 どん・する鈍する】 〔自サ変〕[文]鈍す(サ変) にぶくなる。おろかになる。「貧すれば―・する」 とん‐せい遁世】 (トンセとも。古くはトンゼイ) ①俗世の汚濁をのがれて仏門に入ること。「出家―する」 ②俗世間との関係をたつこと。隠居あるいは隠遁すること。遯世。 ⇒とんせい‐しゃ【遁世者】 トン‐ぜい噸税】 (tonnage duties)外国貿易船が入港した際、その登録トン数または積量に応じて課する税金。入港料または流通税の一種。 どん‐ぜい呑噬】 ①のむことと、かむこと。 ②他国を攻略してその領土を奪うこと。 とんせい‐しゃ遁世者】 世捨て人。隠者。 ⇒とん‐せい【遁世】 とん‐ぜん頓漸】 〔仏〕頓教と漸教。また、頓悟と漸悟。 とん‐そう屯倉‥サウ ⇒みやけ とん‐そう遁走】 のがれ走ること。にげること。「犯人が―する」 ⇒とんそう‐きょく【遁走曲】 どん‐そう嫩草‥サウ (「嫩」は若い意)萌えでた若草。 とんそう‐きょく遁走曲】 〔音〕フーガの訳語。 ⇒とん‐そう【遁走】 とん‐そく豚足】 食用としての豚のあし。毛を除いて調理する。コラーゲンに富む。 とん‐ぞく遁俗】 世俗をのがれて仏門に入ること。遁世。 どん‐そく鈍足】 走るのが遅いこと。また、その人。↔駿足 どん‐ぞこどん底】 (ドンは接頭語)一番下の底。物事の最悪・最低の状態。「貧乏の―」 どんぞこどん底】 (Na dne ロシア)ゴーリキーの戯曲。1902年初演。木賃宿を舞台に、殺人・自殺などの事件が起き、日雇い労働者・泥棒・いかさま賭博師・売春婦・巡礼などの思わくや人生観がぶつかり合う。 とん‐だ (「飛んだ」で、飛び離れている意か) [一]〔連体〕 ①普通とちがった。風変りな。浄瑠璃、関八州繋馬「山水の唐絵を庭にうつし取る―物好き」 ②思いがけなく重大な。思いもよらない。たいへんな。とんでもない。東海道中膝栗毛3「もふこの宿にとまろうじやアねへか。ナニ―ことをいふ。まだ八ツにやアなるめへ」。「―災難」「―あやまち」「―お笑いぐさだ」 ▷逆説的に、予想外によい意にも用いる。「―掘出し物だ」 [二]〔副〕 非常に。浮世風呂3「大きに御苦労御苦労。―おもしろかつた」 ⇒とんだ‐ちゃがま【とんだ茶釜】 ⇒とんだ‐れいほう【とんだ霊宝】 ドンタク (zondag オランダから)日曜日。転じて、休日。仮名垣魯文、安愚楽鍋「一六いちろくの―に」→半ドン→博多どんたく とんだ‐ちゃがまとんだ茶釜】 すてきな美人。とんだことの意にも用いた。洒落本「辰巳之園」によれば、明和(1764〜1772)の頃、江戸谷中の笠森お仙を「とんだ茶釜」といったのに始まるという。 ⇒とん‐だ とんだばやし富田林】 大阪府南東部の市。中世末、一向宗興正寺の寺内町として発達。現在も古い町並みがよく保存されている。人口12万4千。 とんだり‐はねたり飛んだり跳ねたり】 飛人形とびにんぎょうの別称。 とんだ‐れいほうとんだ霊宝】 安永(1772〜1781)の頃行われた見世物。野菜などで宝物類をかたどって見せた。転じて、とんだことの意を表す。風来六部集「当時諸方にて評判の品々は―珍しきもの」 ⇒とん‐だ どんだろう鈍太郎‥ラウ ①(ドンタロウとも)才知のにぶい人。愚か者。 ②狂言。鈍太郎が妻と愛人につれなく言われ、落胆して剃髪すると、二人が留めに来、手車に乗せて帰る。手車。 とん‐たんどく豚丹毒】 家畜法定伝染病の一つ。豚丹毒菌による急性敗血症。 とん‐ち頓知・頓智】 機に応じてはたらく知恵。機知。「―頓才」 とんちき頓痴気】 (擬人名「頓吉とんきち」の転)人をののしっていう語。まぬけ。のろま。とんま。浮世風呂2「向三軒両隣のつき合をしらねへ―だ」 とんちぼ (新潟県佐渡地方で)狢むじなとん‐ちゃく頓着⇒とんじゃく どん‐ちゃん ①陣太鼓・陣鐘を打ちならす音。転じて、入り乱れて戦うさま。 ②心が乱れて落ちつかないさま。洒落本、青楼楽種「色々な事を言いなさるから―して知やせぬ」 ③酒を飲み、鳴物入りではやし立て、または遊び騒ぐさま。 ⇒どんちゃん‐さわぎ【どんちゃん騒ぎ】 どんちゃん‐さわぎどんちゃん騒ぎ】 酒を飲むなどして、大勢がやかましく騒ぐこと。 ⇒どん‐ちゃん どん‐ちょう緞帳‥チヤウ ①厚地織物で製したとばり。 ②刺繍ししゅうや宝石類で絢爛けんらんとした図案をほどこした布。 ③芝居・劇場などで使う、上に竿があって巻きあげ巻きおろす幕。 ④緞帳芝居・緞帳役者の略。 ⇒どんちょう‐しばい【緞帳芝居】 ⇒どんちょう‐やくしゃ【緞帳役者】 どんちょう曇徴】 高句麗の僧。610年渡来。五経に通じ、彩色画をよくし、また、紙墨・碾臼ひきうすなどの製法を伝えたという。 どんちょう‐しばい緞帳芝居‥チヤウ‥ヰ (引幕を許されず、垂幕を用いたからいう)下等な芝居小屋。また、そこで演ずる芝居。小芝居。 ⇒どん‐ちょう【緞帳】 どんちょう‐やくしゃ緞帳役者‥チヤウ‥ 緞帳芝居に出る役者。下級な俳優。 ⇒どん‐ちょう【緞帳】 とん‐ちん‐かん (鍛冶屋の相鎚あいづちは交互に打ち、音が揃わないところから。「頓珍漢」とも当てる) ①物事がゆきちがい前後すること。つじつまの合わないこと。「―なことを言う」 ②とんまなこと。また、そういう人。 とん‐つう (モールス符号で短い符号をトン、長い符号をツーとすることから)モールス符号のこと。 どん‐つう鈍痛】 にぶい痛み。「背中に―を感じる」 どん‐つく ①太鼓の音。多く日蓮宗の信者の叩く団扇うちわ太鼓の音などにいう。 ②囃子はやしに用いることば。 どん‐つく鈍付】 ①はたらきのにぶいこと。愚鈍なこと。また、そのような人。 ②太神楽だいかぐらで、大夫たゆうの相手をつとめて滑稽を演ずる道化役の者。 ③歌舞伎舞踊。常磐津。本名題「神楽諷雲井曲毬かぐらうたくもいのきょくまり」。3世桜田治助作詞。5世岸沢式佐作曲。1846年(弘化3)初演。太神楽の風俗の舞踊化。鈍付2に由来。 ④鈍付布子の略。 ⇒どんつく‐ぬのこ【鈍付布子】 どんつく‐ぬのこ鈍付布子】 地糸が太く節くれだった下等の布子。 ⇒どん‐つく【鈍付】 どん‐づまりどん詰り】 (ドンは接頭語)物事の最後。はて。また、道路が行詰りになっていること。 とん‐てき頓敵・頓的】 思慮のない軽はずみなこと。ひょうきんなこと。また、その人。転じて、まぬけなこと。また、その人。浮世草子、御前義経記「休斎といへる―」

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