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よび‐あ・げる【呼び上げる】🔗🔉

よび‐あ・げる呼び上げる】 〔他下一〕[文]よびあ・ぐ(下二) ①声高く呼ぶ。呼びたてる。また、呼びよせる。 ②下にいる者を、呼んで上がらせる。

よび‐あつ・める【呼び集める】🔗🔉

よび‐あつ・める呼び集める】 〔他下一〕[文]よびあつ・む(下二) 呼び寄せて集める。広く声をかけて集める。「国中から―・めた兵士」

よび‐い・く【呼び活く】🔗🔉

よび‐い・く呼び活く】 〔他下二〕 呼び立てて生きかえらせる。好色五人女2「息のかよふを頼みにして―・けけるに」

よび‐い・ず【呼び出づ】‥イヅ🔗🔉

よび‐い・ず呼び出づ‥イヅ 〔他下二〕 (→)「よびだす」に同じ。宇津保物語藤原君「兵衛の君―・でて」

よび‐いだ・す【呼び出す】🔗🔉

よび‐いだ・す呼び出す】 〔他五〕 (→)「よびだす」に同じ。

よび‐い・れる【呼び入れる】🔗🔉

よび‐い・れる呼び入れる】 〔他下一〕[文]よびい・る(下二) ①呼んで内に入らせる。招き入れる。 ②嫁として家に入れる。西鶴織留6「―・れて間のなき女房」

よび‐おこ・す【呼び起こす】🔗🔉

よび‐おこ・す呼び起こす】 〔他五〕 ①呼んで眼をさまさせる。 ②(記憶・感情などを)現れ出させる。ひきおこす。「記憶を―・す」「感動を―・す」

よび‐かえ・す【呼び返す】‥カヘス🔗🔉

よび‐かえ・す呼び返す‥カヘス 〔他五〕 呼んで引き返させる。呼びもどす。「親元へ―・す」

よび‐か・ける【呼び掛ける】🔗🔉

よび‐か・ける呼び掛ける】 〔他下一〕[文]よびか・く(下二) ①声をかけて呼ぶ。「道で旧友に―・けられる」 ②主張をのべて、賛同を求めたり行動を促したりする。言葉で人に働きかけて誘う。「参加を―・ける」「自粛を―・ける」

よび‐かわ・す【呼び交わす】‥カハス🔗🔉

よび‐かわ・す呼び交わす‥カハス 〔他五〕 互いに呼ぶ。呼びあう。万葉集17「つま―・す」

よび‐ぐ・す【呼び具す】🔗🔉

よび‐ぐ・す呼び具す】 〔他サ変〕 呼び寄せてひきつれる。宇治拾遺物語14「法師ばら―・して来

よび‐ごえ【呼び声】‥ゴヱ🔗🔉

よび‐ごえ呼び声‥ゴヱ ①呼ぶ声。呼び立てる声。万葉集3「網子あご調ととのふる海人あまの―」。「店員の―」 ②名称。呼び名。となえ。醒睡笑「われらはうかとした―はいやで御座ある」 ③任命や人選についての評判。うわさ。「優勝候補の―が高い」

よび‐こ・す【呼び越す】🔗🔉

よび‐こ・す呼び越す】 〔他四〕 呼んで、来させる。招いて、来させる。太平記36「その勢を―・し」

よび‐こ・む【呼び込む】🔗🔉

よび‐こ・む呼び込む】 [一]〔他下二〕 呼んで中に入らせる。招き入れる。今昔物語集27「陰陽師を―・めたりけるに」 [二]〔他五〕 呼んで中に入らせる。呼び入れる。また、手もとに引き寄せる。引き入れる。「客を―・む」

よび‐さま・す【呼び覚ます】🔗🔉

よび‐さま・す呼び覚ます】 〔他五〕 ①呼んで眼をさまさせる。 ②忘れていることを思い出させる。「記憶を―・す」

よび‐じお【呼び塩】‥ジホ🔗🔉

よび‐じお呼び塩‥ジホ ①食品の甘味を強めるために塩を加えること。また、その塩。 ②塩出しする時、水に少量の塩を入れること。また、その塩。

よび‐す・う【呼び据う】🔗🔉

よび‐す・う呼び据う】 〔他下二〕 呼んで座らせる。招いてそこに居させる。竹取物語「匠たくみをばかぐや姫―・ゑて」

よび‐だ・す【呼び出す】🔗🔉

よび‐だ・す呼び出す】 〔他五〕 ①呼んで出頭させる。呼んで来させる。召しだす。天草本伊曾保物語「秘蔵せらるる小犬があつたを女中の前に―・し」。「電話口に―・す」「重役室に―・す」 ②呼んで外へ出させる。呼んでさそい出す。 ③呼ぶことをしはじめる。

よび‐た・てる【呼び立てる】🔗🔉

よび‐た・てる呼び立てる】 〔他下一〕[文]よびた・つ(下二) ①声を張り上げて呼ぶ。せわしくその名を呼ぶ。東海道中膝栗毛2「―・つる女の声は」 ②わざわざ招き寄せる。「ささいな用で―・てるな」

よび‐つぎ【呼び接ぎ】🔗🔉

よび‐つぎ呼び接ぎ(→)「寄せ接ぎ」に同じ。

よび‐つ・ぐ【呼び次ぐ】🔗🔉

よび‐つ・ぐ呼び次ぐ】 〔他四〕 つぎつぎに伝えて呼ぶ。また、取り次いで呼ぶ。好色一代男6「権七様御出と―・ぎぬ」

よび‐つ・ける【呼び付ける】🔗🔉

よび‐つ・ける呼び付ける】 〔他下一〕[文]よびつ・く(下二) ①呼んで自分の所へ来させる。「―・けてしかる」 ②呼び馴れる。

よび‐どき【呼び時】🔗🔉

よび‐どき呼び時】 ①呼ぶべき時。呼ぶのに都合のよい時。 ②嫁をとるべき年ごろ。好色一代女4「その妹もやり時になり…その弟に―になり」

よび‐と・める【呼び止める】🔗🔉

よび‐と・める呼び止める】 〔他下一〕[文]よびと・む(下二) 声をかけて止まらせる。「通り過ぎる人を―・める」

よび‐とよ・む【呼び響む】🔗🔉

よび‐とよ・む呼び響む】 [一]〔他下二〕 声を立てて響きとどろかせる。万葉集19「足引の山―・めさ夜中に鳴くほととぎす」 [二]〔自四〕 呼び声が響きとどろく。古今和歌集墨滅歌「そま人は宮木ひくらしあしひきの山の山彦―・むなり」

よび‐と・る【呼び取る】🔗🔉

よび‐と・る呼び取る】 〔他四〕 呼び寄せる。呼び迎える。呼んで引き取る。竹取物語「翁を―・りていふやう」

よび‐な【呼び名】🔗🔉

よび‐な呼び名】 ①そのものを普通に呼ぶ時の名。特に、実名に対して平常呼びならわしている名前。仮名けみょう。通称。 ②宮仕えの女房に、官名や国名などを付けて呼んだこと。弁内侍べんのないし・讃岐典侍さぬきのすけの類。

よび‐ならわ・す【呼び習わす・呼び慣わす】‥ナラハス🔗🔉

よび‐ならわ・す呼び習わす・呼び慣わす‥ナラハス 習慣として、ある呼び方をする。常にそう呼ぶ。

よび‐はな・つ【呼び放つ】🔗🔉

よび‐はな・つ呼び放つ】 〔他四〕 呼び寄せて他のものから離れさせる。宇津保物語藤原君「あて宮を―・ち奉り給ひて、見せ奉り給へば」

よび‐まわ・る【呼び回る】‥マハル🔗🔉

よび‐まわ・る呼び回る‥マハル 〔他五〕 呼びながらあちらこちらをまわる。

よび‐みず【呼び水】‥ミヅ🔗🔉

よび‐みず呼び水‥ミヅ ①ポンプの水が出ない時、上から別の水を注ぎ込んで水が出るようにすること。また、その水。誘い水。 ②比喩的に、ある物事を引き出すきっかけ。「景気回復の―」 ⇒よびみず‐コック【呼び水コック】

よびみず‐コック【呼び水コック】‥ミヅ‥🔗🔉

よびみず‐コック呼び水コック‥ミヅ‥ 〔機〕(priming cock)渦巻ポンプの容器の頂部にある漏斗状のもの。始動に先だってここから水を入れる。 ⇒よび‐みず【呼び水】

よび‐むか・える【呼び迎える】‥ムカヘル🔗🔉

よび‐むか・える呼び迎える‥ムカヘル 〔他下一〕[文]よびむか・ふ(下二) 呼んで迎え入れる。呼びとる。

よび‐もどし【呼び戻し】🔗🔉

よび‐もどし呼び戻し】 相撲の手の一つ。四つに組んだ体勢で、上手から引きつけて相手の体を手元に呼び込み、一方の差し手をかえすようにして激しく突き出し、相手を浮き上がらせるようにして後ろに倒すもの。 よびもどし

よび‐もど・す【呼び戻す】🔗🔉

よび‐もど・す呼び戻す】 〔他五〕 ①呼んでもどらせる。 ②もとの状態に返らせる。「記憶を―・す」

よび‐もの【呼び物】🔗🔉

よび‐もの呼び物】 ①遊興の相手として呼ぶ女。好色一代女1「一人を金一角に定めおきしは、軽行なる―なり」 ②興行や催し物などで人気を呼び集めるもの。評判のもの。「本日の公演の―」

よび‐や【呼び屋】🔗🔉

よび‐や呼び屋】 ①昔、京坂地方で、囲かこい女郎を呼び迎えた小楼。揚屋より格式が劣り、太夫・天神は呼べなかった。 ②海外から芸能人などを招いて興行する職業の俗称。プロモーター。

よび‐よ・せる【呼び寄せる】🔗🔉

よび‐よ・せる呼び寄せる】 〔他下一〕[文]よびよ・す(下二) 呼んで近くへ来させる。また、呼んで寄せ集める。「任地に妻子を―・せる」「外国の歌手を―・せる」

よび‐りん【呼び鈴】🔗🔉

よび‐りん呼び鈴】 人を呼んだり合図したりするための鈴やベル。尾崎紅葉、不言不語「奥の方なる喚鈴よびりんの音は、死にたるやうに静まりたる家の内に轟きわたりて」。「―を押す」 呼び鈴 撮影:薗部 澄(JCII蔵)

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