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しだれ‐いと【垂れ糸】🔗🔉

しだれ‐いと垂れ糸】 垂れさがった糸。 ⇒しだれ【垂れ・枝垂れ】

しだれ‐いとすぎ【垂れ糸杉】🔗🔉

しだれ‐いとすぎ垂れ糸杉】 枝の垂れさがった糸杉。 ⇒しだれ【垂れ・枝垂れ】

しだれ‐うめ【垂れ梅】🔗🔉

しだれ‐うめ垂れ梅】 枝の垂れさがった梅。〈[季]春〉 シダレウメ(花) 撮影:関戸 勇 ⇒しだれ【垂れ・枝垂れ】

しだれ‐ざくら【垂れ桜】🔗🔉

しだれ‐ざくら垂れ桜】 エドヒガンの一変種。枝は細くて垂直に垂れ下がる。花は葉より前に開き淡紅色、単弁または重弁。樹齢長く、高さ20メートルに及ぶものがある。自生はなく、観賞用。しだれひがん。糸桜。しだりざくら。〈[季]春〉 シダレザクラ(花) 撮影:関戸 勇 ⇒しだれ【垂れ・枝垂れ】

しだれ‐とりげ【垂れ鳥毛】🔗🔉

しだれ‐とりげ垂れ鳥毛】 垂れさがった鳥の毛。 ⇒しだれ【垂れ・枝垂れ】

しだれ‐は【垂れ葉】🔗🔉

しだれ‐は垂れ葉】 垂れさがった草木の葉。しだりは。 ⇒しだれ【垂れ・枝垂れ】

しだれ‐ひがん【垂れ彼岸】🔗🔉

しだれ‐ひがん垂れ彼岸】 シダレザクラの別称。 ⇒しだれ【垂れ・枝垂れ】

しだれ‐もも【垂れ桃】🔗🔉

しだれ‐もも垂れ桃】 枝が垂れさがる花桃の一品種。観賞用。しだりもも。 シダレモモ(花) 撮影:関戸 勇 ⇒しだれ【垂れ・枝垂れ】

しだれ‐やなぎ【垂れ柳】🔗🔉

しだれ‐やなぎ垂れ柳】 ヤナギ科の落葉高木。原産地は中国で湿地に繁茂。高さ10〜15メートル。枝は細長く、垂れ下がる。雌雄異株。春、葉に先だって暗黄緑色の花を穂状につける。種子には白い毛(柳絮)がある。水辺に植え、また街路樹として、日本をはじめ全世界で植栽。糸柳。しだりやなぎ。〈[季]春〉 シダレヤナギ 撮影:関戸 勇 ⇒しだれ【垂れ・枝垂れ】

しだ・れる【垂れる】🔗🔉

しだ・れる垂れる】 〔自下一〕[文]しだ・る(下二) (平安時代まで四段活用)枝などが、下に長く垂れ下がる。

たれ【垂れ】🔗🔉

たれ垂れ】 ①たれること。また、そのもの、その程度。 ②焼物・鍋物の調味用の汁。醤油や味噌などに調味料・香辛料を加えて作る。 ③垂駕籠のむしろ戸。 ④切平緒きりひらおに付けて垂れるもの。→平緒。 ⑤漢字構成上の名称。漢字の上から左に垂れている字形。雁垂がんだれ・麻垂まだれ・病垂やまいだれなど。 ⑥能の仮髪。肩の辺まで垂らす髪で、原則として面をかけ冠・烏帽子の類をかぶる役に限り用いる。黒垂は男女一般に、白垂は老人に使用する。 ⑦(→)「下がり」8に同じ。 ⑧(名詞の下に付けて)人を悪く言う意を表す語。「はな―小僧」「くそ―」「ばか―」

たれ‐がみ【垂れ髪】🔗🔉

たれ‐がみ垂れ髪】 結い上げずに垂らし下げた髪。

たれ‐ぎぬ【垂れ絹】🔗🔉

たれ‐ぎぬ垂れ絹(→)「とばり(帳)」に同じ。

たれ‐こみ【垂れ込み】🔗🔉

たれ‐こみ垂れ込み】 (隠語)密告。特に、警察へ密かに情報を提供すること。

たれ‐こ・む【垂れ込む】🔗🔉

たれ‐こ・む垂れ込む】 〔他五〕 ①下にあるものの中へ入れる。滑稽本、妙竹林話七偏人「人の小便へ、口を―・むやつが有るものか」 ②密告する。「警察に―・む」

たれ‐こ・める【垂れ籠める】🔗🔉

たれ‐こ・める垂れ籠める】 〔自下一〕[文]たれこ・む(下二) ①簾や帳などを垂らして、その中に籠もっている。籠居する。古今和歌集「―・めて春のゆくへも知らぬまに」 ②雲などが低くこめている。一面におおう。「雨雲が―・める」

たれ‐さが・る【垂れ下がる】🔗🔉

たれ‐さが・る垂れ下がる】 〔自五〕 下方にさがる。

たれ‐す【垂れ簾】🔗🔉

たれ‐す垂れ簾】 すだれ。万葉集11「玉垂れの小簀おすの―を行きかてに」

たれ‐ながし【垂れ流し】🔗🔉

たれ‐ながし垂れ流し】 ①大小便を無意識にたらすこと。その始末をしないこと。 ②工場などで、汚水・廃液をそのまま川や海などに流し捨てること。

たれ‐なが・す【垂れ流す】🔗🔉

たれ‐なが・す垂れ流す】 〔他五〕 ①大小便を無意識にたらす。排泄はいせつしてその始末をしない。 ②汚水・廃液を処理せずにそのまま川や海などに流し捨てる。

たれ‐ぬの【垂れ布】🔗🔉

たれ‐ぬの垂れ布】 垂れ下げた布。平安時代、室内のへだてとするために垂らした布。とばり。のれん。宇治拾遺物語3「湯殿の―を解き下して」

たれ‐ふ・す【垂れ臥す】🔗🔉

たれ‐ふ・す垂れ臥す】 〔自四〕 頭を垂れ、うつむく。今昔物語集16「清水に参りて御前に―・したる間に寝入りぬ」

たれ‐みみ【垂れ耳】🔗🔉

たれ‐みみ垂れ耳】 垂れるほど耳たぶの大きいこと。また、その耳。

たれ‐め【垂れ目】🔗🔉

たれ‐め垂れ目】 目尻が下がっていること。また、その目。

たれ‐もの【垂れ物】🔗🔉

たれ‐もの垂れ物】 華道で、枝や茎が垂れ下がる性質のある花材。枝垂れ物。

た・れる【垂れる】🔗🔉

た・れる垂れる】 [一]〔自下一〕[文]た・る(下二) (古くは四段活用。→垂る) ①重みで下にだらりとさがる。先端がさがった状態になる。狂言、仏師「さればこそ是に荒菰が―・れてある」。「―・れた目」 ②液状のものが筋をひいて、また、しずくになって落ちる。「蛇口から水が―・れる」 [二]〔他下一〕[文]た・る(下二) ①だらりとさがるようにする。下の方へ向けおろす。たらす。万葉集19「袖―・れていざわが苑そのに」。日葡辞書「スダレヲタルル」。「釣糸を―・れる」「深く頭を―・れる」 ②流し落とす。こぼす。また、大小便や屁をする。宇治拾遺物語7「涙を―・れて泣く」。日葡辞書「ショウベンヲタルル」 ③(「垂」の訓読として)目下の者や後世の者に、表し示す。源氏物語明石「まことに跡を―・れ給ふ神ならば、助け給へ」。「範を―・れる」 ④よくないことを言う。「悪口を―・れる」 ⑤「剃る」の忌詞。日葡辞書「カミ(髪)ヲタルル」 ⑥転じて、刃物がよく切れる。好色一代男1「はさみをくれるはづぢやが―・るるか知らぬ」

たれん‐ぼう【垂れん棒】‥バウ🔗🔉

たれん‐ぼう垂れん棒‥バウ ①つららの異称。 ②あめんぼう。

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