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たいこう‐き【太閤記】‥カフ‥🔗🔉

たいこう‐き太閤記‥カフ‥ 豊臣秀吉の一代記の総称。小瀬甫庵ほあんの「(甫庵)太閤記」22巻(寛永2年(1625)自序)がその代表的なもので、仁政の理念に基づいて史実を批判し、世人を指導しようとしたもの。ほかに川角かわすみ三郎右衛門(秀吉に仕えた田中吉政の家臣)の「川角太閤記」5巻がある。「絵本太閤記」(武内確斎作・岡田玉山画)や「真書太閤記」(栗原柳庵編)は通俗的。いずれも江戸時代の成立。 ⇒たい‐こう【太閤・大閤】

たいこうき‐もの【太閤記物】‥カフ‥🔗🔉

たいこうき‐もの太閤記物‥カフ‥ 豊臣秀吉の一代記に取材した浄瑠璃・歌舞伎狂言の総称。浄瑠璃では近松門左衛門「本朝三国志」、若竹笛躬「木下蔭狭間合戦このしたかげはざまがっせん」、近松柳「絵本太功記」など、歌舞伎では鶴屋南北「時桔梗出世請状ときもききょうしゅっせのうけじょう」など。 ⇒たい‐こう【太閤・大閤】

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