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いわ【岩・巌・磐】イハ🔗🔉

いわ岩・巌・磐イハ 石の大きいもの。特に、加工せず表面がごつごつしているもの。岩石。「―をも通す信念」 ⇒岩に花

いわお【巌】イハホ🔗🔉

いわおイハホ (ホは穂の意)高く突き出た大きな石。いわ。万葉集20「高山の―に生ふる菅の根の」

いわがき【巌垣】イハ‥🔗🔉

いわがき巌垣イハ‥ 姓氏の一つ。 ⇒いわがき‐まつなえ【巌垣松苗】

いわがき‐まつなえ【巌垣松苗】イハ‥ナヘ🔗🔉

いわがき‐まつなえ巌垣松苗イハ‥ナヘ 江戸後期の儒学者。号は東園。京都の人。伏原宣光に学び、大学音博士おんはかせ・大舎人助おおとねりのすけに叙任。著「国史略」。(1774〜1849) ⇒いわがき【巌垣】

いわもと【巌本】イハ‥🔗🔉

いわもと巌本イハ‥ 姓氏の一つ。 ⇒いわもと‐よしはる【巌本善治】

いわもと‐よしはる【巌本善治】イハ‥🔗🔉

いわもと‐よしはる巌本善治イハ‥ (名はゼンジとも)ジャーナリスト・教育者。出石(兵庫県)生れ。「女学雑誌」を発行、女性の地位向上を唱える。明治女学校でキリスト教的女子教育に従事。妻は若松賤子。(1863〜1942) ⇒いわもと【巌本】

いわや‐いちろく【巌谷一六】イハ‥🔗🔉

いわや‐いちろく巌谷一六イハ‥ 幕末・明治の書家。名は修、号は迂堂。近江水口みなくち藩士。小波の父。初め巻菱湖まきりょうこ・趙子昂ちょうすごうの書風に学び、のち清の楊守敬と交遊し、書風一変、飄逸の風韻があった。詩文も堪能。(1834〜1905) ⇒いわや【巌谷】

いわや‐さざなみ【巌谷小波】イハ‥🔗🔉

いわや‐さざなみ巌谷小波イハ‥ 童話作家。名は季雄。一六の子。東京生れ。尾崎紅葉らと硯友社けんゆうしゃを興し、のち童話文学に力を注いだ。著「こがね丸」「日本昔噺」「日本お伽噺」「世界お伽噺」など。(1870〜1933) 巌谷小波 提供:毎日新聞社 ⇒いわや【巌谷】

がん‐か【巌下】🔗🔉

がん‐か巌下】 いわおの下。

がん‐がん【巌巌】🔗🔉

がん‐がん巌巌】 ①山や岩などのけわしくそばだつさま。 ②人格の高尚なさま。

がん‐くつ【巌窟・岩窟】🔗🔉

がん‐くつ巌窟・岩窟】 岩のほら。岩屋。岩穴。

がんくつおう【巌窟王】‥ワウ🔗🔉

がんくつおう巌窟王‥ワウ アレクサンドル=デュマ(大デュマ)作「モンテ=クリスト伯」の黒岩涙香による邦訳名。

がん‐けつ【巌穴】🔗🔉

がん‐けつ巌穴】 岩のほらあな。巌窟。 ⇒がんけつ‐の‐し【巌穴の士】

がんけつ‐の‐し【巌穴の士】🔗🔉

がんけつ‐の‐し巌穴の士】 世を避けて山林・巌窟などにかくれ住んでいる人。隠者。 ⇒がん‐けつ【巌穴】

がん‐しょう【巌松】🔗🔉

がん‐しょう巌松】 大岩の上に生えた松。

がん‐せい【巌棲・巌栖】🔗🔉

がん‐せい巌棲・巌栖】 巌窟中にすむこと。隠遁すること。

がん‐せん【巌泉】🔗🔉

がん‐せん巌泉】 岩間から湧き出る泉。

がん‐そ【巌岨】🔗🔉

がん‐そ巌岨】 けわしい岩山。けわしい山路。

がん‐とう【巌頭・岩頭】🔗🔉

がん‐とう巌頭・岩頭】 いわおのほとり。いわおの上。

がん‐ぺき【岩壁・巌壁】🔗🔉

がん‐ぺき岩壁・巌壁】 山の岩肌の、壁のようにけわしく切りたったもの。

がんりゅう‐じま【巌流島】‥リウ‥🔗🔉

がんりゅう‐じま巌流島‥リウ‥ 山口県下関市の関門海峡にある無人島。1612年(慶長17)宮本武蔵と佐々木巌流の決闘地と伝える。別称、船島ふなしま

がん‐ろう【巌廊】‥ラウ🔗🔉

がん‐ろう巌廊‥ラウ (高くいかめしい廊の意)朝廷。皇居。類聚国史83「身―に在り」

[漢]巌🔗🔉

 字形 〔山部17画/20画/人名/2064・3460〕 [巖] 字形 〔山部20画/23画/5462・565E〕 〔音〕ガン(漢) 〔訓〕いわお・いわ (名)よし [意味] 大きな石。いわお。(同)岩。「巌窟がんくつ・巌頭・奇巌」 [解字] 形声。「山」+音符「嚴」。山に石がごつごつしていてけわしい意。

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