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ときわず‐ぶし【常磐津節】トキハヅ‥🔗🔉

ときわず‐ぶし常磐津節トキハヅ‥ 浄瑠璃の一流派。広義の豊後節の一つ。1747年(延享4)宮古路豊後掾の高弟、初世常磐津文字太夫が創始。風紀上の理由で禁止された豊後節から脱して、義太夫節に近い格調ある芸風を目指した。歌舞伎の舞踊劇の音楽としても多く用いられる。代表作に「関の扉」「戻駕もどりかご」「将門まさかど」「乗合船」など。 ⇒ときわず【常磐津】

ときわず‐もじたゆう【常磐津文字太夫】トキハヅ‥タイフ🔗🔉

ときわず‐もじたゆう常磐津文字太夫トキハヅ‥タイフ 常磐津節の家元。初世は京都の人。宮古路豊後掾の高弟で前名は宮古路文字太夫。師とともに江戸に下って活躍したが、1736年(元文1)の豊後節禁止ののち常磐津に改姓し、常磐津節を創始。(1709?〜1781) ⇒ときわず【常磐津】

ときわず‐りんちゅう【常磐津林中】トキハヅ‥🔗🔉

ときわず‐りんちゅう常磐津林中トキハヅ‥ (初世)常磐津節の太夫。本名、山蔭忠助。江戸生れ。近代屈指の名人。明快なせりふと自在な音楽性がレコードにも記録されて残る。(1842〜1906) ⇒ときわず【常磐津】

広辞苑常磐津で始まるの検索結果 1-4