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きょ‐じゅう【据銃】🔗⭐🔉
きょ‐じゅう【据銃】
射撃の時、目標をねらうために銃床を肩につけて銃を構えること。
すえ‐おき【据置き】スヱ‥🔗⭐🔉
すえ‐おき【据置き】スヱ‥
①すえおくこと。「契約の―」
②貯金・年金・債券などを、一定期間払戻しまたは償還をしないでおくこと。「―貯金」
すえ‐お・く【据え置く】スヱ‥🔗⭐🔉
すえ‐お・く【据え置く】スヱ‥
〔他五〕
①すえておく。備えつけておく。
②そのままにして手をつけずにおく。「定価を―・く」
③(→)「据置き」2をする。
すえ‐おけ【据え桶】スヱヲケ🔗⭐🔉
すえ‐おけ【据え桶】スヱヲケ
水を入れておく大きな溜桶。〈日葡辞書〉
すえ‐かなもの【据金物・居文金物】スヱ‥🔗⭐🔉
すえ‐かなもの【据金物・居文金物】スヱ‥
①かざりにすえる金具。
②甲冑かっちゅうの金具廻まわりや吹返しにすえる金物。→大鎧おおよろい(図)
すえ‐か・ねる【据え兼ねる】スヱ‥🔗⭐🔉
すえ‐か・ねる【据え兼ねる】スヱ‥
〔自下一〕
(多く、「腹に―・ねる」の形で使う)
⇒はら(腹)(成句)
すえ‐こ【据籠】スヱ‥🔗⭐🔉
すえ‐こ【据籠】スヱ‥
すえておくかご。おきかご。能宣集「小鳥の―に飼ひて侍るかた」
すえ‐ごし【据腰・居腰】スヱ‥🔗⭐🔉
すえ‐ごし【据腰・居腰】スヱ‥
腰を据えて上体をくずさずに歩く姿勢。また、その腰つき。もと遊女の道中姿であったが、後に一般の女がまねた。好色一代女3「―蹴出しの道中」
すえ‐ごたつ【据炬燵】スヱ‥🔗⭐🔉
すえ‐ごたつ【据炬燵】スヱ‥
炉を切って造った、すえつけのこたつ。きりごたつ。
すえ‐ぜん【据え膳】スヱ‥🔗⭐🔉
すえ‐ぜん【据え膳】スヱ‥
①食膳を人の前に据えること。また、その膳。浮世床初「今朝むつくり起きると―で飯をくらつて」
②人を働かせ、自分は何もしないでいること。浮世床初「うぬが飯をもらつて食つてる内では水も汲まず―で居て」
③女性がその男性に身を任せてもよいと思っている状態。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「―と鰒汁を食はぬは男の内ではない」
⇒据え膳食わぬは男の恥
○据え膳食わぬは男の恥すえぜんくわぬはおとこのはじ
女から誘われたら、男は応じるのが当然だということ。
⇒すえ‐ぜん【据え膳】
○据え膳食わぬは男の恥すえぜんくわぬはおとこのはじ🔗⭐🔉
○据え膳食わぬは男の恥すえぜんくわぬはおとこのはじ
女から誘われたら、男は応じるのが当然だということ。
⇒すえ‐ぜん【据え膳】
すえだ【楚】
(→)「すわえ」に同じ。
すえ‐つけ【据付け】スヱ‥🔗⭐🔉
すえ‐つけ【据付け】スヱ‥
すえつけること。また、すえつけた状態。
すえ‐つ・ける【据え付ける】スヱ‥🔗⭐🔉
すえ‐つ・ける【据え付ける】スヱ‥
〔他下一〕[文]すゑつ・く(下二)
一定の場所に据えて動かないように置く。
すえ‐なえ【据え苗】スヱナヘ🔗⭐🔉
すえ‐なえ【据え苗】スヱナヘ
(→)間挿苗まざしなえのこと。
すえ‐はふ【据破風】スヱ‥🔗⭐🔉
すえ‐はふ【据破風】スヱ‥
〔建〕(→)千鳥破風ちどりはふに同じ。
すえ‐ばん【据判】スヱ‥🔗⭐🔉
すえ‐ばん【据判】スヱ‥
かきはん。花押かおう。
すえ‐びょうし【据拍子】スヱビヤウ‥🔗⭐🔉
すえ‐びょうし【据拍子】スヱビヤウ‥
能の動作の一つ。謡の段落に踏む足拍子。
すえ‐ふろ【据風呂】スヱ‥🔗⭐🔉
すえ‐ふろ【据風呂】スヱ‥
(一説に、水をわかす風呂の意の水すい風呂の訛)桶の下部に竈かまどを据え付けた風呂。五右衛門風呂・鉄砲風呂などもこの一種。
すえ‐もの【据物】スヱ‥🔗⭐🔉
すえ‐もの【据物】スヱ‥
①飾りのために据えておくもの。おきもの。
②土壇どだんなどに罪人の死体などをおいて刀剣の切れ味をためすこと。また、その死体。甲陽軍鑑14「既に―を切てその首の落つるに」。「―切り」
③他家へは行かず、定まった宿で淫売する私娼。好色一代女6「―はその内へ客を取り込み外の出合にゆかず」
⇒すえもの‐やど【据物宿】
すえもの‐やど【据物宿】スヱ‥🔗⭐🔉
すえもの‐やど【据物宿】スヱ‥
専属の私娼を置いた淫売宿。好色一代女6「―に行きて分けの勤めも恥かし」
⇒すえ‐もの【据物】
す・える【据える】スヱル🔗⭐🔉
す・える【据える】スヱル
〔他下一〕[文]す・う(下二)
(ウ(植)ヱルと同源。そこに根を下ろすようにしっかりと定着させる意。室町時代頃よりヤ行に活用する例がみられる)
①置くべき場所を定めて物を置く。1カ所に定めて動かさないようにする。万葉集2「泣沢の神社もりに御酒みわ―・ゑ祈れども」。宇治拾遺物語9「あしくもあらぬ饗一、二膳ばかり―・ゑつ」。保元物語(金刀比羅本)「大男のまなこを―・ゑ、つらたましひ誠にあらけなかるが」。「腰を―・えてかかれ」「機械を―・える」「目を―・える」「腹に―・えかねる」
②場所をきめて人をとどまらせる。居させる。すわらせる。竹取物語「かぐや姫―・ゑむには…うるはしき屋を造り給ひて」。源氏物語須磨「若君…とて膝に―・ゑ給へる御気色忍び難げなり」。「客を上座に―・える」
③一定の地位につける。源氏物語紅葉賀「坊にも―・ゑ奉らずなりにしを」。「大臣に―・える」「妻の座に―・える」
④人を置いて番をさせる。万葉集14「筑波嶺の彼面此面おてもこのもに守部―・ゑ母い守れども魂そ逢ひにける」。伊勢物語「その通ひ路に夜毎に人を―・ゑてまもらせければ」
⑤鳥などをとまらせる。万葉集17「矢形尾の鷹を手に―・ゑ三島野に狩らぬ日まねく月そ経にける」
⑥植えつける。万葉集15「世の中の常の理かくさまになり来にけらし―・ゑし種子から」
⑦設け置く。設ける。源氏物語常夏「勿来の関をや―・ゑさせ給へらむ」
⑧印判などを押す。捺印する。太平記9「足利殿自ら筆をとつて判を―・ゑ給ひ」
⑨灸点きゅうてんする。灸をおく。浮世風呂前「腹ぽんぽんの方は灸あつつがあるからよしませう。灸あつつウ誰が―・えた」。日葡辞書「ヤイトウヲスユル」
⑩製造する。醸造する。日葡辞書「ス(酢)ヲスユル」
す・ゆ【据ゆ】🔗⭐🔉
す・ゆ【据ゆ】
〔他下二〕
「すう」(ワ行)のヤ行に活用した語。すえる。宇治拾遺物語1「かき抱きて、雨だりについ―・ゆと思ひしに」
すわり【座り・坐り】🔗⭐🔉
すわり【座り・坐り】
①すわること。すわったようす。
②(「据り」とも書く)物体の安定度。おちつきぐあい。色道大鏡「香炉にても其外の器にても―の良きが」。「心の―がつく」
⇒すわり‐かた【座り方】
⇒すわり‐ごこち【座り心地】
⇒すわり‐こみ【座り込み】
⇒すわり‐ずもう【座り相撲】
⇒すわり‐だい【座り鯛】
⇒すわり‐だこ【座り胼胝】
⇒すわり‐づくえ【座り机】
⇒すわり‐どころ【座り所】
⇒すわり‐びな【座り雛】
⇒すわり‐もち【座り餅】
すわ・る【座る・坐る・据る】🔗⭐🔉
すわ・る【座る・坐る・据る】
〔自五〕
①膝を折り曲げて、席におちつく。また、腰かける。蜻蛉日記下「外とに―・りて答ふるに」。天草本平家物語「馬からおりて―・つて休ませらるるところに」。「どうぞ、お―・り下さい」「畳に―・る」「いすに―・る」
②位置・場所などを占める。狂言、腹立てず「それは出家の望む所で御座る。据ゑてくださるならば―・りませう」。「重要なポストに―・る」
③落ちついて動じない。こんてむつすむん地「清くひとへに―・りたる心は、あまたの事にかかはりても気を散らす事なし」。「肝が―・った人」
④印判がおされる。また、文字がしっかりと書かれる。日葡辞書「モンジガスワル」
⑤静止する。安定する。定まって動かない。定着する。日葡辞書「フネガスワル」。「赤ちゃんの首が―・る」「台の上にうまく―・らない」「目が―・る」
◇3〜5は、多く「据」を使う。
[漢]据🔗⭐🔉
据 字形
筆順
〔手(扌)部8画/11画/常用/3188・3F78〕
〔音〕キョ(漢)
〔訓〕すえる・すわる
[意味]
ある場所に動かぬようにしっかり置く。すえる。
[解字]
形声。「手」+音符「居」(=しりをすえる)。現代中国語では「據(=拠)」の簡体字。
筆順
〔手(扌)部8画/11画/常用/3188・3F78〕
〔音〕キョ(漢)
〔訓〕すえる・すわる
[意味]
ある場所に動かぬようにしっかり置く。すえる。
[解字]
形声。「手」+音符「居」(=しりをすえる)。現代中国語では「據(=拠)」の簡体字。
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