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しゃく‐し【杓子】🔗🔉

しゃく‐し杓子】 ①飯または汁などの食物をすくいとる具。頭は小皿のようでこれに柄をつけたもの。古くから木製と貝製とがあり、飯をすくうものを飯匙いいがいと称した。現在はステンレスなどの金属製が多い。しゃもじ。〈色葉字類抄〉 ②1の頭のように円くて中凹みの形。 ③(杓子を家事の象徴として)主婦の座。 ④いが栗の中で、実が入っていない、1の頭の形をした栗。 ⑤(飯盛の意)賤妓・私娼の称。しゃくしかけ。 ⇒しゃくし‐あたり【杓子当り】 ⇒しゃくし‐がい【杓子貝】 ⇒しゃくし‐がた【杓子形】 ⇒しゃくし‐がほう【杓子果報】 ⇒しゃくし‐じょうぎ【杓子定規】 ⇒しゃくし‐づら【杓子面】 ⇒しゃくし‐な【杓子菜】 ⇒しゃくし‐わたし【杓子渡し】 ⇒杓子で腹を切る ⇒杓子は耳掻きにならず

しゃくし‐あたり【杓子当り】🔗🔉

しゃくし‐あたり杓子当り】 飯の盛り加減。梅暦「宿場宿場の飯盛さへ―のわりいこちとら」 ⇒しゃく‐し【杓子】

しゃくし‐がい【杓子貝】‥ガヒ🔗🔉

しゃくし‐がい杓子貝‥ガヒ イタヤガイの別称。 ⇒しゃく‐し【杓子】

しゃくし‐がた【杓子形】🔗🔉

しゃくし‐がた杓子形】 杓子のような形。 ⇒しゃく‐し【杓子】

しゃくし‐がほう【杓子果報】‥グワ‥🔗🔉

しゃくし‐がほう杓子果報‥グワ‥ 食物をたくさん配分されること。転じて、運にめぐまれること。誹風柳多留拾遺9「大原は―な祭かな」 ⇒しゃく‐し【杓子】

しゃくし‐じょうぎ【杓子定規】‥ヂヤウ‥🔗🔉

しゃくし‐じょうぎ杓子定規‥ヂヤウ‥ ①(杓子の曲がった柄を定規に利用したところから)正しくない定規ではかること。 ②一定の標準で強いて他を律しようとすること。形式にとらわれて応用や融通のきかないこと。「―な考え」「―に解釈する」 ⇒しゃく‐し【杓子】

しゃくし‐づら【杓子面】🔗🔉

しゃくし‐づら杓子面】 額とあごとが張り出て真ん中のくぼんだ顔つき。 ⇒しゃく‐し【杓子】 ○杓子で腹を切るしゃくしではらをきる とてもできないことにいう。また、形式だけの事をするのにいう。連木れんぎで腹を切る。 ⇒しゃく‐し【杓子】

○杓子で腹を切るしゃくしではらをきる🔗🔉

○杓子で腹を切るしゃくしではらをきる とてもできないことにいう。また、形式だけの事をするのにいう。連木れんぎで腹を切る。 ⇒しゃく‐し【杓子】 しゃくし‐な杓子菜】 体菜たいさいの別称。 ⇒しゃく‐し【杓子】

しゃくし‐な【杓子菜】🔗🔉

しゃくし‐な杓子菜】 体菜たいさいの別称。 ⇒しゃく‐し【杓子】 ○杓子は耳掻きにならずしゃくしはみみかきにならず 大きいものは必ずしも小さいものの代りにはならないことのたとえ。「大は小を兼ねる」の反対。 ⇒しゃく‐し【杓子】

○杓子は耳掻きにならずしゃくしはみみかきにならず🔗🔉

○杓子は耳掻きにならずしゃくしはみみかきにならず 大きいものは必ずしも小さいものの代りにはならないことのたとえ。「大は小を兼ねる」の反対。 ⇒しゃく‐し【杓子】 しゃく‐じめ尺乄】 木材の体積の単位。1尺角(方1尺)2間材の体積、すなわち12立方尺の体積。また地方により13立方尺(関東など)、14立方尺(関西など)の材をいう。 じゃく‐しゃ弱者】 弱い者。社会的に弱い立場にある者。「―に味方する」↔強者 シャクシャイン沙牟奢允】 江戸前期、日高地方のシブチャリ‐アイヌの首長。1669年(寛文9)松前藩の交易独占強化に反対するアイヌを率いて蝦夷えぞ各地で商船を襲わせ、さらに松前を攻めようとして謀殺された。( 〜1669) しゃく‐しゃく灼灼】 ①光り輝くさま。 ②花が盛りのさま。 しゃく‐しゃく灼爍】 ①光り輝くさま。 ②つややかな色のさま。 しゃく‐しゃく綽綽】 ゆったりとして、せまらないさま。ゆとりのあるさま。こせつかないさま。「余裕―」 しゃく‐しゃく爍爍】 光りかがやくさま。 じゃく‐じゃく寂寂】 ①ひっそりとしてさびしいさま。せきせき。 ②無念無想のさま。太平記20「心に妄想を払つて―としてぞゐたりける」 しゃく‐じゅ積聚】 ①癪しゃく。かんしゃく。浄瑠璃、源平布引滝「葵御前も常に―の愁有て」 ②漢方で、腹内に結塊があって腫れや痛みを伴う病症。せきじゅ。しゃくじゅう。 じゃく‐しゅ弱主】 わかい主君。幼弱な君主。 じゃく‐しゅう若州‥シウ 若狭わかさ国の別称。 しゃくじゅう‐せつ積聚説】 インド哲学における宇宙論の一つ。原子その他の要素が結合・集積して世界が成立するという多元論的世界観。ヴァイシェーシカ哲学がその代表。↔転変説 しゃく‐しょ借書】 借用の証書。太平記35「―を調へ判形を加へて」 し‐やくしょ市役所】 地方公共団体である市の市長や職員が行政事務を扱う役所。市庁。 しゃく‐じょ錫紵‥ヂヨ 天皇が大喪儀に倚廬殿いろどので山陵を遥拝するときに着る浅黒色麻布の闕腋けってきの袍ほうじゃく‐じょ若女‥ヂヨ (ジャクニョとも)男色と女色。若衆と遊女。 しゃく‐じょう借状‥ジヤウ 借用の証書。狂言、八句連歌「それはそなたの書いた―ぢや」 しゃく‐じょう錫杖‥ヂヤウ ①僧侶・修験者の持つ杖。頭部は錫すずで作り、数個の鐶かんを掛ける。比丘びく十八物の一つ。 錫杖(上部) 錫杖(1) 撮影:関戸 勇 ②声明しょうみょうの一つ。錫杖の徳をたたえる偈文げもん(経文中の詩句)を歌唱しながら錫杖を振る。三条錫杖・九条錫杖など。 ③声明の錫杖の際に用いる具。1の頭部を残し他を切り捨てた形。後には巷間の祭文語りなども用いた。 錫杖(2) 撮影:関戸 勇 ⇒しゃくじょう‐そう【錫杖草】 じゃく‐しょう弱小‥セウ ①力が弱くて小さいこと。「―国家」↔強大。 ②年の若いこと。弱年。年少。「―の頃」 じゃくしょう寂昭‥セウ (寂照とも)平安中期の僧。俗名、大江定基。源信から天台宗を、仁海から密教を学ぶ。1002年(長保4)入宋し、源信から預かった天台教学の疑問27条について知礼の答釈を得る。杭州で没。( 〜1034) じゃく‐じょう寂静‥ジヤウ ①ひっそりと静かなこと。 ②〔仏〕煩悩を離れ、心の平静なこと。涅槃ねはんじゃくじょう‐じゅ寂場樹‥ヂヤウ‥ 〔仏〕菩提樹ぼだいじゅのこと。太平記18「―下に端座し給ふ」→寂滅道場 しゃくじょう‐そう錫杖草‥ヂヤウサウ イチヤクソウ科の腐生草本。高さ約20センチメートル。山中樹下の陰地に自生。全株肉質で淡褐色の細毛を生じ、鱗片状の葉を多数つける。夏、5〜10個の鐘形の白花を総状につける。錫杖花。 ⇒しゃく‐じょう【錫杖】 しゃくしようらん釈氏要覧‥エウ‥ 仏書。宋の道誠どうじょうの編。3巻。仏典中の用語・故実などを初学者のために注解したもの。 しゃくし‐わたし杓子渡し】 主婦権の譲渡。姑が嫁に家政をまかせること。しゃもじ渡し。へら渡し。飯匙渡いがいわたし⇒しゃく‐し【杓子】 しゃく‐じん石神】 (関東や中部地方で)石を神体として祭った祠。良縁・安産・子育てなどの霊験があるという。→いしがみ じゃく‐しん弱震】 気象庁旧震度階級の震度3につけられていた名称。家屋がゆれ、戸障子がガタガタと鳴動し、電灯のようなつり下げ物は相当ゆれ、器内の水面の動くのがわかる程度の地震。 しゃく・す釈す】 〔他サ変〕 ときあかす。説明する。太平記21「歌の心を―・しければ」 じゃく・す着すヂヤク‥ 〔自サ変〕 執着する。狂言、鶏猫けいみょう「物毎に―・すによつての事ぢや」 しゃく‐すい杓水】 一杓の水。少しの水。 じゃく・する寂する】 〔自サ変〕[文]寂す(サ変) 死ぬ。(僧侶にいう) じゃ‐くずれ蛇崩れ‥クヅレ がけなどの崩れること。また、その崩れた所。山くずれ。 しゃく‐すん尺寸⇒せきすん しゃく‐せき錫石⇒すずいし しゃくぜつ‐じん赤舌神】 陰陽道おんようどうで、太歳の西門を守る番神ないし第3番目の羅刹らせつ神。極悪・忿怒、衆生を悩乱させるという。 しゃくぜつ‐にち赤舌日】 暦注で、各月の定日から6日ごとに繰り返し、公事・訴訟・契約などに凶という日。しゃく。しゃくのひ。しゃくぜちにち。徒然草「―といふ事、陰陽道には沙汰なきことなり」 しゃく‐せん借銭】 借金。借財。 ⇒しゃくせん‐こい【借銭乞い】 しゃく‐ぜん灼然】 ①かがやくさま。 ②あきらかなさま。いちじるしいさま。 しゃく‐ぜん釈然】 ①心のうちとけるさま。 ②疑いや恨みのとけるさま。「まだ―としない」 しゃく‐ぜん綽然】 ゆったりとしているさま。余裕あるさま。「―たる態度でのぞむ」 しゃく‐ぜん積善⇒せきぜん じゃくぜん寂然】 (ジャクネンとも)平安末期の歌人。俗名、藤原頼業よりなり。為忠の子。出家して唯心房寂然といい、常磐三寂(大原三寂)の一人。「唯心房集」などがあり、歌は千載集以下に見える。生没年未詳。 しゃくせん‐こい借銭乞い‥コヒ 借金取り。 ⇒しゃく‐せん【借銭】 しゃく‐そう錫僧】 法会の時、錫杖を振って梵唄ぼんばいを唱える役僧。錫杖師。単に錫杖ともいう。 しゃく‐そうえん釈宗演】 臨済宗の僧。号は洪岳。福井県の人。妙心寺の越渓、円覚寺の今北洪川(1816〜1892)などに就いて参禅、近代的な禅の確立に努めた。円覚寺・建長寺管長、京都臨済宗大学長。(1859〜1919) ⇒しゃく【釈】 じゃく‐そつ弱卒】 よわい兵。「勇将の下もとに―なし」 しゃく‐そん釈尊】 (釈迦牟尼世尊しゃかむにせそんの略)釈迦牟尼の尊称。 ジャクソンAndrew Jackson】 アメリカ合衆国第7代大統領(1829〜1837)。初の西部出身の大統領。民主化の高まりから大統領施政期をジャクソニアン‐デモクラシーと呼ぶが、奴隷制維持や先住民の強制移住なども行われた。(1767〜1845) しゃく‐たい石帯⇒せきたい しゃく‐たい借貸】 ①かりかし。貸借。 ②無利息で貸すこと。特に律令時代の朝廷が窮民救済のために農民に官稲を無利息で貸したこと。賑貸しんたい。↔出挙すいこ しゃく‐だい釈台】 講釈師の前に置く台。 じゃく‐たい弱体】 弱いからだ。転じて、組織などの弱いこと。「―内閣」 ⇒じゃくたい‐か【弱体化】 じゃくたい‐か弱体化‥クワ 組織などの力や機能が弱くなること。 ⇒じゃく‐たい【弱体】 しゃく‐たいげ赤帯下(→)長血ながちに同じ。 しゃく‐たく借宅】 借家。かりや。武家義理物語「此所に―をもして」 しゃく‐たて杓立】 茶柄杓ちゃびしゃくを立てる具。ひしゃくたて。 しゃく‐だま尺玉】 火薬玉の直径が1尺(約30センチメートル)の、大型の打上げ花火。 しゃく‐だん尺断】 (「尺」は小さい意)こまかく切断すること。寸断。 しゃく‐ち尺地⇒せきち しゃく‐ち借地】 土地を借りること。また、借りた土地。 ⇒しゃくち‐けん【借地権】 ⇒しゃくち‐しゃくや‐ちょうていほう【借地借家調停法】 ⇒しゃくち‐しゃっか‐ほう【借地借家法】 ⇒しゃくち‐ほう【借地法】 じゃ‐ぐち蛇口】 水道管などの先に取りつけ、ひねれば水の出るようにした金属製の口。 しゃくち‐けん借地権】 〔法〕建物の所有を目的とする地上権または土地の賃借権。民法に優先して借地借家法が適用される。 ⇒しゃく‐ち【借地】 しゃくち‐しゃくや‐ちょうていほう借地借家調停法‥テウ‥ハフ 借地・借家関係について争議の生じた時、裁判所または調停委員会の調停による解決を目的とする法律。1922年(大正11)制定。51年廃止。→民事調停法⇒しゃく‐ち【借地】 しゃくち‐しゃっか‐ほう借地借家法‥シヤク‥ハフ 借地・借家に関する基本的な法律。従来の、建物保護ニ関スル法律、借地法、借家法を廃止して1991年に制定、翌年施行。新たに定期借地権・建物譲渡特約付借地権・事業用借地権・期限付建物賃貸借などを規定。 ⇒しゃく‐ち【借地】 しゃくち‐ほう借地法‥ハフ 借地権の保護を目的とする法律。1921年(大正10)制定。92年借地借家法の施行に伴い廃止。 ⇒しゃく‐ち【借地】 じゃくちゅう若冲・若沖】 ①⇒いとうじゃくちゅう(伊藤若冲)。 ②⇒かいほくじゃくちゅう(海北若沖) しゃく‐ちょ錫紵⇒しゃくじょ しゃく‐ちょうくう釈迢空‥テウ‥ 折口信夫おりくちしのぶの別名。 しゃく‐ちん借賃】 かりちん。 しゃく‐づえ尺杖‥ヅヱ 1尺を基準に目盛をつけた大形のものさし。間竿けんざおや馬の寸法をはかるのに用いた。〈日葡辞書〉 じゃく‐てい弱弟】 年の若い弟。幼弟。 じゃく‐てき弱敵】 よわい敵。よわい相手。 しゃく‐てつ尺鉄】 短い刃物。寸鉄。 しゃく‐てん釈典】 釈氏の経典。仏典。 しゃく‐てん釈奠⇒せきてん じゃく‐てん弱点】 ①不十分なところ。欠点。短所。「守備の―」 ②よわみ。うしろぐらいところ。「―につけ込む」「―を握る」 じゃく‐でん弱電】 主として通信・エレクトロニクスなどを扱う電気工学部門の通称。↔強電 じゃく‐でんかいしつ弱電解質】 水溶液中で普通の濃度ではわずかな部分だけがイオンに解離している電解質。弱酸・弱塩基を含む。→強電解質 しゃく‐ど尺度】 ①物の寸法を正確に測定するのに用いる具。木・金属などに目盛を刻んで製し、メートル尺・曲尺かねじゃく・鯨尺などがある。ものさし。「―をあてる」 ②広く、計量の標準。物事を評価するときの規準。「社会進歩の―」 しゃく‐ど爵土】 爵位と領土。 しゃく‐とう積塔・石塔‥タフ ①石を積んで塔形を模したもの。 ②積塔会しゃくとうえの略。 ⇒しゃくとう‐え【積塔会】 しゃく‐どう赤銅】 ①銅に少量の金・銀を加えた、日本特有の合金。緑青・硫酸銅・明礬などを混合した液で、これを煮沸すると黒みを帯びた紫色になる。仏像・装飾品などの金属工芸に用いる。紫金。紫銅。烏金うきん。くろめ。 ②赤銅色の略。 ⇒しゃくどう‐いろ【赤銅色】 ⇒しゃくどう‐づくり【赤銅造り】 じゃく‐どう若道‥ダウ (若衆道わかしゅどうを略して音読した語。ニャクドウとも)若衆すなわち少年を愛すること。男色。好色一代男1「もと生れつきうるはしく、―のたしなみ」 ⇒じゃくどう‐ぐるい【若道狂い】 しゃくどう‐いろ赤銅色】 赤銅1のようなつやのある黒みを帯びた紫色。「―の肌」 Munsell color system: 10R3/6 ⇒しゃく‐どう【赤銅】 しゃくとう‐え積塔会‥タフヱ 江戸時代の盲人組織である当道座の最大の年中行事。毎年2月16日に、京都の職屋敷で、当道座の祖神の雨夜尊あまよのみことを祭り、平家(平曲)を語った。翌未明、四条河原で石を積んで塔を造り、雨夜尊の追福をしたからいう。〈[季]春〉 ⇒しゃく‐とう【積塔・石塔】 じゃくどう‐ぐるい若道狂い‥ダウグルヒ 若衆におぼれて遊蕩にふけること。 ⇒じゃく‐どう【若道】 しゃくどう‐づくり赤銅造り】 赤銅で装飾すること。また、その物。平家物語1「小桜を黄に返いたる鎧きて、―の太刀をはき」 ⇒しゃく‐どう【赤銅】 しゃくどう‐づくり尺籐作り】 1尺おきに籐を巻いた弓。 しゃく‐どく尺牘⇒せきとく しゃく‐とり酌取り】 宴会で酒の酌をする人。古今著聞集17「此の―の法師、いかにも御酒参らぬ由、奥の方へいひければ」 しゃくとり‐むし尺取虫】 シャクガ科のガの幼虫の総称。体は円筒形。枝や葉を食害。歩く時屈伸するさまが指で尺をとるのに似るのでこの名がある。クワエダシャクは代表的なもの。えだしゃくとり。おぎむし。寸取虫。杖突虫。〈[季]夏〉 エダシャクトリ 撮影:海野和男 しゃく‐なが尺長】 一定の寸法よりも長く作ったもの。畳表の6尺3寸である類。 しゃくなげ石南花・石楠花】 ツツジ科ツツジ属の常緑低木数種の総称。広くはセイヨウシャクナゲおよびその園芸品種なども含むが、狭義にはアズマシャクナゲおよび西日本のツクシシャクナゲを指す。高山・亜高山に生じ、高さ1〜2メートル。葉は革質、長楕円形、表面は深緑色で光沢があり、裏面に淡褐色または白色の密毛を生ずる。初夏、ツツジに似た5〜7弁の合弁花を多数開く。色は白色ないし淡紅色。褐色の毛のある果実を結ぶ。卯月花。〈[季]夏〉 シャクナゲ 撮影:関戸 勇 アズマシャクナゲ(花) 撮影:関戸 勇 しゃくなげ石楠】 俳誌。1915年(大正4)臼田亜浪が大須賀乙字らの援助を得て創刊。 じゃく‐なん若男】 若者。青年。〈日葡辞書〉 じゃくにく‐きょうしょく弱肉強食‥キヤウ‥ (弱いものが強いもののえじきとなる意)弱者の犠牲の上に強者が栄えること。「―の世の中」

しゃくし‐わたし【杓子渡し】🔗🔉

しゃくし‐わたし杓子渡し】 主婦権の譲渡。姑が嫁に家政をまかせること。しゃもじ渡し。へら渡し。飯匙渡いがいわたし⇒しゃく‐し【杓子】

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