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かつら‐め【桂女】🔗🔉

かつら‐め桂女】 京都の桂の里に住み、独特の風俗を伝えていた一種の巫女みこ。正月・婚礼・出産・出陣など諸家の祝い事に訪れ、花嫁に付き添ったり祝言の祓はらえをしたりした。平安時代、天皇に桂川の鮎を献じたのに始まり、のちには桂包という白い布を頭に巻いて鮎や飴などを売り歩いた。ここの名主は明治年間まで女系相続を守った。桂姫。桂御前。頼政集「―や新枕する夜な夜なはとられし鮎のこよひとられぬ」 ⇒かつら【桂】

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