複数辞典一括検索+![]()
![]()
ほし・い【欲しい】🔗⭐🔉
ほし・い【欲しい】
〔形〕[文]ほ・し(シク)
①自分の手に入れたい。自分のものにしたい。万葉集16「駒造る土師はじの志婢麻呂しびまろ白くあれば諾うべ―・しからむその黒色を」。「金が―・い」「返事を―・い」
②そうありたい。望ましい。古事記下「吾が見が―・し国は葛城高宮かずらきたかみや吾家わぎえのあたり」。万葉集14「衣きぬはあれど君が御衣みけししあやに着―・しも」。「彼に積極性が―・い」
③(「…て―・い」の形で)自分の望む気持を他に求める語。そうしてもらいたい。「見せて―・い」「貰って―・い」
ほし‐が・る【欲しがる】🔗⭐🔉
ほし‐が・る【欲しがる】
〔他五〕
ほしいとおもう。得たいと願う。また、ほしそうな様子をする。
ほしけく【欲しけく】🔗⭐🔉
ほしけく【欲しけく】
(欲シのク語法)ほしいこと。万葉集11「妹が目の見まく―夕闇の木の葉隠れる月待つ如し」
ほし・む【欲しむ】🔗⭐🔉
ほし・む【欲しむ】
[一]〔他四〕
ほしがる。ほしいと思う。神功紀「財を貪り多欲ものほしみして」
[二]〔他下二〕
ほしがらせる。ほしいと思わせる。斉明紀「鉄ねりかね等を海の畔ほとりに積みて貪ほしめ嗜つのましむ」
ほっ・する【欲する】🔗⭐🔉
ほっ・する【欲する】
〔他サ変〕[文]欲す(サ変)
(ホリスの音便)
①ほしいと思う。得たいと思う。
②のぞむ。ねがう。史記延久点「民を煩すこと毋なからむことを欲ホス」。史記抄「我が意に―・するやうに言ひなすぞ」。「―・するところをほしいままに行う」
③今にも…しようとする。「日暮れんと―・す」
ほり・す【欲す】🔗⭐🔉
ほり・す【欲す】
〔他サ変〕
そうしたいと思う。望む。欲する。万葉集6「わが恋ふる月をや君が見まく―・する」
ほ・る【欲る】🔗⭐🔉
ほ・る【欲る】
〔他四〕
ほしがる。願い望む。万葉集18「わが―・りし雨は降りきぬ」
よく【欲・慾】🔗⭐🔉
よくあか‐ぼんのう【欲垢煩悩】‥ナウ🔗⭐🔉
よくあか‐ぼんのう【欲垢煩悩】‥ナウ
欲心と煩悩。「欲垢」は欲を垢にたとえていう語。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「手をさし入れ、肌につけたる金財布に探り当るも―」
よく‐かい【欲海】🔗⭐🔉
よく‐かい【欲海】
〔仏〕愛欲などの広く深いのを海にたとえていう語。
よく‐かい【欲界】🔗⭐🔉
よく‐かい【欲界】
〔仏〕三界の一つ。色欲・食欲の二欲の強い有情うじょうの住する境界。上は六欲天から下は八大地獄まで。その中間に人間の住む世界をも含む。
よく‐がま・し【欲がまし】🔗⭐🔉
よく‐がま・し【欲がまし】
〔形シク〕
(ガマシは接尾語)欲が深そうである。謡曲、佐々木「ああ―・しや。生食にましたる磨墨は候」
よく‐け【欲気】🔗⭐🔉
よく‐け【欲気】
欲の気味。欲心。
よく‐じょう【欲情】‥ジヤウ🔗⭐🔉
よく‐じょう【欲情】‥ジヤウ
①欲心。
②色欲の情。「―にかられる」
よく‐しん【欲心】🔗⭐🔉
よく‐しん【欲心】
①ほしがる心。むさぼる心。欲念。「―を抱く」
②愛欲の心。色情。情欲。
よく‐じん【欲塵】‥ヂン🔗⭐🔉
よく‐じん【欲塵】‥ヂン
〔仏〕
①五欲が身をけがすことを塵埃じんあいにたとえていう語。
②六欲と五塵。
よく‐づら【欲面】🔗⭐🔉
よく‐づら【欲面】
欲ばった顔。また、その顔の人。「―張る」
よく‐どう【欲動】🔗⭐🔉
よく‐どう【欲動】
(Trieb ドイツ)人間を行動に駆り立てる内在的な力。食欲・性欲、睡眠・運動・排泄欲など。フロイトは、欲動の源にリビドーを仮定した。
よく‐とく【欲得】🔗⭐🔉
よく‐とく【欲得】
貪欲と利得。むさぼり得ようとすること。
⇒よくとく‐ずく【欲得尽】
よくとく‐ずく【欲得尽】‥ヅク🔗⭐🔉
よくとく‐ずく【欲得尽】‥ヅク
物事をするのに、欲心や利得から考えること。打算的。そろばんずく。「―のつきあい」
⇒よく‐とく【欲得】
よく‐ど・し【欲どし】🔗⭐🔉
○欲と相談よくとそうだん🔗⭐🔉
○欲と相談よくとそうだん
欲得ずくで物事を判断すること。
⇒よく【欲・慾】
○欲と二人づれよくとふたりづれ🔗⭐🔉
○欲と二人づれよくとふたりづれ
欲心につられて奔走すること。
⇒よく【欲・慾】
○欲に頂なしよくにいただきなし🔗⭐🔉
○欲に頂なしよくにいただきなし
欲望には限界がないということ。
⇒よく【欲・慾】
○欲に転ぶよくにころぶ🔗⭐🔉
○欲に転ぶよくにころぶ
欲を出して、あるべき道にはずれる。
⇒よく【欲・慾】
○欲に目が眩むよくにめがくらむ🔗⭐🔉
○欲に目が眩むよくにめがくらむ
得をしたいと思うばかりに冷静な判断力を失う。
⇒よく【欲・慾】
よく‐ねん【欲念】
①欲ばった心。欲心。
②情欲の心。
よく‐ねん【翌年】
その次の年。あくるとし。よくとし。
よく‐ねん【欲念】🔗⭐🔉
よく‐ねん【欲念】
①欲ばった心。欲心。
②情欲の心。
○欲の皮が突っ張るよくのかわがつっぱる🔗⭐🔉
○欲の皮が突っ張るよくのかわがつっぱる
非常に欲が深い。ひどく欲張っている。
⇒よく【欲・慾】
○欲の皮が張るよくのかわがはる🔗⭐🔉
○欲の皮が張るよくのかわがはる
欲張りである。
⇒よく【欲・慾】
○欲の熊鷹股を裂くよくのくまたかまたをさく🔗⭐🔉
○欲の熊鷹股を裂くよくのくまたかまたをさく
熊鷹が両足に1頭ずつの猪をつかみ、猪が左右に逃げようとするのを離さず、ついに股が裂けて死んだという話。欲が深ければ禍を受けることのたとえ。
⇒よく【欲・慾】
よく‐ばり【欲張り】
欲が深いこと。また、その人。「―を言う」
よく‐ば・る【欲張る】
〔自五〕
欲を出す。欲深く求める。過度に貪る。よくぼる。「―・ると損をする」
よく‐ばん【浴盤】
沐浴に用いるたらい。行水だらい。
よく‐ばん【翌晩】
翌日の晩。よくや。
よく‐ふか【欲深】
欲が深いこと。欲が深い人。「―な金貸し」
よく‐ぶか・い【欲深い】
〔形〕[文]よくぶか・し(ク)
欲心が強い。強欲ごうよくである。
よく‐ぶつ【浴仏】
〔仏〕(→)灌仏かんぶつに同じ。「―会え」
よく‐ぶとり【欲太り】
意地きたなく欲心の強いこと。また、いかにも欲ばりらしい感じに肥えていること。憎々しいさまにふとっていること。歌舞伎、三人吉三廓初買「はて承知だといふことよ。お前もよつぽど―だの」
よく‐べん【翼弁】
マメ科植物の蝶形花冠で、下方の左右に位置する一対の花弁。鳥の翼になぞらえていう。→蝶形花冠
よく‐ぼう【欲望】‥バウ
ほしがること。また、ほしいと思う心。不足を感じてこれを満たそうと望む心。「―を抱く」
よくぼうというなのでんしゃ【欲望という名の電車】‥バウ‥イフ‥
(A Streetcar Named Desire)T.ウィリアムズの戯曲。1947年発表。没落したアメリカ南部の地主の娘が、ニュー‐オーリンズの妹夫婦の家を訪れ、動物的な義弟に凌辱され精神に異常を来す。退廃美と人間の獣性とを強調した作品。
よく‐ぼ・る【欲ぼる】
〔自四〕
(→)「よくばる」に同じ。御伽草子、和泉式部「柑子―・るべきにはあらねども」
よく‐ばり【欲張り】🔗⭐🔉
よく‐ばり【欲張り】
欲が深いこと。また、その人。「―を言う」
よく‐ば・る【欲張る】🔗⭐🔉
よく‐ば・る【欲張る】
〔自五〕
欲を出す。欲深く求める。過度に貪る。よくぼる。「―・ると損をする」
よく‐ふか【欲深】🔗⭐🔉
よく‐ふか【欲深】
欲が深いこと。欲が深い人。「―な金貸し」
よく‐ぶか・い【欲深い】🔗⭐🔉
よく‐ぶか・い【欲深い】
〔形〕[文]よくぶか・し(ク)
欲心が強い。強欲ごうよくである。
よく‐ぶとり【欲太り】🔗⭐🔉
よく‐ぶとり【欲太り】
意地きたなく欲心の強いこと。また、いかにも欲ばりらしい感じに肥えていること。憎々しいさまにふとっていること。歌舞伎、三人吉三廓初買「はて承知だといふことよ。お前もよつぽど―だの」
よく‐ぼう【欲望】‥バウ🔗⭐🔉
よく‐ぼう【欲望】‥バウ
ほしがること。また、ほしいと思う心。不足を感じてこれを満たそうと望む心。「―を抱く」
よくぼうというなのでんしゃ【欲望という名の電車】‥バウ‥イフ‥🔗⭐🔉
よくぼうというなのでんしゃ【欲望という名の電車】‥バウ‥イフ‥
(A Streetcar Named Desire)T.ウィリアムズの戯曲。1947年発表。没落したアメリカ南部の地主の娘が、ニュー‐オーリンズの妹夫婦の家を訪れ、動物的な義弟に凌辱され精神に異常を来す。退廃美と人間の獣性とを強調した作品。
よく‐ぼ・る【欲ぼる】🔗⭐🔉
よく‐ぼ・る【欲ぼる】
〔自四〕
(→)「よくばる」に同じ。御伽草子、和泉式部「柑子―・るべきにはあらねども」
○よく学びよく遊べよくまなびよくあそべ
しっかり学習し、また、存分に遊べということ。どちらか一方に片寄らないのがよいということ。
⇒よ・い【良い・善い・好い・佳い】
よく‐め【欲目】🔗⭐🔉
よく‐め【欲目】
自分の欲・愛情・好みなどのために、自分や自分に関係のある者に都合よく物を見る見方。ひいきめ。「親の―」
○欲も得もないよくもとくもない🔗⭐🔉
○欲も得もないよくもとくもない
損得のことなどじっくり考えていられないほど、余裕がない。
⇒よく【欲・慾】
よく‐や【沃野】
地味の肥えた平地。「緑の―」
よく‐や【翌夜】
翌日の夜。よくばん。
よく‐よう【抑揚】‥ヤウ
①調子を上げたり下げたり、また、強めたり弱めたりすること。あげさげ。音楽の調子、文勢などにいう。イントネーション。「―をつけて話す」
②あるいはけなし、あるいはほめること。
③時勢につれて行動すること。浮沈。
⇒よくよう‐とんざ【抑揚頓挫】
⇒よくよう‐ほう【抑揚法】
よく‐よう【浴用】
入浴の時に用いるもの。「―石鹸」
よくよう‐とんざ【抑揚頓挫】‥ヤウ‥
(主として明治期に用いた語)ことばの調子を高くしたり低く押さえたりすること。また、ことばの調子を急に変えること。
⇒よく‐よう【抑揚】
よくよう‐ほう【抑揚法】‥ヤウハフ
修辞法の一つ。ある事柄を叙述するときに、それをまず否定的に述べ、「しかし」と肯定に転じ、またはその逆の述べ方をする技法。
⇒よく‐よう【抑揚】
よく‐よく【抑抑】
慎むさま。
よく‐よく【翌翌】
年月日などに冠して、次のまた次の意を表す語。
⇒よくよく‐げつ【翌翌月】
⇒よくよくげつ‐ぎり【翌翌月切】
⇒よくよく‐じつ【翌翌日】
⇒よくよく‐ねん【翌翌年】
よく‐よく【翼翼】
①さかんなさま。多いさま。
②整っているさま。
③敬いつつしむさま。また、びくびくするさま。「小心―」
よく‐よく【善く善く・能く能く】
〔副〕
①念には念を入れて。十分に手落ちなく。大鏡後一条「よしなき事よりは、まめやかなる事を申しはてん。―たれもたれもきこしめせ」。「―考えてのこと」
②きわめてはなはだしいさまを表す。極度に。沙石集8「―馴れたる船詞ふなことばにこそ」。「―の親不孝者」「―困っているらしい」
③万ばんやむを得ない時にいう語。よっぽど。よくせき。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「見れば見る程よい子ぢやに、馬方させる親の身は―であらう」。「彼が盗みをするとは―のことだ」
よくよく‐げつ【翌翌月】
翌月の翌月。その次の次の月。
⇒よく‐よく【翌翌】
よくよくげつ‐ぎり【翌翌月切】
清算取引で、翌々月末を受渡日として約定やくじょうするもの。先限さきぎり。先物さきもの。
⇒よく‐よく【翌翌】
よくよく‐じつ【翌翌日】
翌日の翌日。その次の次の日。
⇒よく‐よく【翌翌】
よくよく‐ねん【翌翌年】
翌年の翌年。その次の次の年。
⇒よく‐よく【翌翌】
よく‐りゅう【抑留】‥リウ
①おさえとどめること。強制的にとどめおくこと。「シベリア―」
②〔法〕
㋐比較的短期間、強制的に自由を拘束すること。逮捕・勾引に伴う留置などをいう。→拘禁。
㋑国際法上、特定の人または物を国家の権内に置くこと。「船舶―」
よく‐りゅう【翼竜】
(pterosaurs)三畳紀から白亜紀に生息した飛行性爬虫類の総称。外形はコウモリに似るが、飛膜は主に長大化した薬指で支えられる。骨は中空で軽い。小型で尾の長いランフォリンクス亜目と、大型で尾の短いプテロダクティルス亜目とに二分。
よく‐ろう【翼廊】‥ラウ
〔建〕キリスト教建築で、身廊と直交し、建物の左右に突き出した廊。トランセプト。
よく‐ろん【欲論】
欲のためにする議論。
○欲を言うとよくをいうと🔗⭐🔉
○欲を言うとよくをいうと
一応は満足だが、さらに望むとすれば。欲を言えば。
⇒よく【欲・慾】
よ‐くん【余薫】
①残りのかおり。余香。
②先代の余徳。余慶。
よ‐げ【善げ】
(「げ」は接尾語)よさそうなさま。源氏物語玉鬘「いと―に言ひつづく」
よ‐けい【余計】
①物が余ること。あまり。余分。日本永代蔵4「金銀に―なく、京・堺の者によい事させて」
②そのほか。その上。浮世風呂2「朝晩の介抱から口食物、縫針の―に人仕事だ」
③必要の度を越えてかえって無用なこと。むだ。無益。「―なお世話」
④(副詞的に)いっそう。「それでは―困る」「他人より―に練習する」
⇒よけい‐もの【余計物】
⇒よけい‐もの【余計者】
よ‐けい【余慶】
①[易経坤卦]先祖の善行のおかげで子孫が得る幸福。「積善の家には必ず―あり」↔余殃よおう。
②おかげ。余光。
よけい‐もの【余計物】
あって困る物。持て余す物。無用の長物。
⇒よ‐けい【余計】
よけい‐もの【余計者】
①はみ出た者。厄介者。
②19世紀のロシア文学に現れた没落貴族・インテリゲンチアの一典型。新旧の階級からはみ出し、方向を失って無為に暮らす人。ゴンチャローフの「オブローモフ」、ツルゲーネフの「ルージン」の主人公など。
⇒よ‐けい【余計】
よけい‐ろん【予型論】
〔宗〕(typology)神学・聖書解釈において、旧約聖書やギリシア文学などに描かれる人物や出来事を、新約のキリスト教的事蹟と対応させて理解する解釈論。
よけく【良けく】
(ヨシのク語法)よいこと。万葉集5「悪あしけくも―も見むと」
よ‐けつ【預血】
血液センターに血液を預けること。
よ‐げつ【余蘖・余孽】
①ひこばえ。
②滅びた家の子孫の残っているもの。遺孽。
よけ‐の‐うた【除の歌】
虫よけのまじないの歌。4月8日灌仏会かんぶつえの日、甘茶で墨をすって、「千早ぶる卯月八日は吉日よかみさげ虫を成敗ぞする」などと書き、台所・便所などに張る。誹風柳多留初「―大家の内儀持ち歩き」→かみさげむし
よけ‐みち【避け路】
わきへ避ける道。よきみち。〈日葡辞書〉
よ・ける【避ける・除ける】
〔他下一〕[文]よ・く(下二)
①出会わないように脇へ寄る。さける。また、ものを脇へおしやる。古今著聞集19「この大路をこそ通らせ給ふべきに、いかにも―・けさせ給ひけり」。「水たまりを―・ける」「机を脇へ―・ける」
②前もって防ぐ。のがれる。日葡辞書「ミヅヲヨクル」。「霜を―・ける」
③(遊里語)嫌な客を近づけないようにする。また、大切な男をかばいかくす。色道大鏡「よくる。近づく事うるさしと思ふ者をよけて通す心也。又、なべての男に用を調へさせ、大切なる知音をかばひ置く心にもいふ也」
よ‐けん【与件】
(→)所与に同じ。
よ‐けん【予見】
事がまだ現れない先に、推察によってその事を知ること。予知。「革命を―する」
よ‐げん【予言】
①(prediction)未来の物事を推測して言うこと。また、その言葉。「未来を―する」「―が的中する」→預言。
②〔仏〕(→)授記に同じ。
よ‐げん【余弦】
〔数〕(cosine)三角関数の一つ。コサイン。→三角関数。
⇒よげん‐ていり【余弦定理】
よ‐げん【預言】
〔宗〕(prophecy)キリスト教や啓示宗教で、神から預けられた言葉を人々に伝えること。また、その言葉。倫理的勧告や回心の呼びかけも含む。
⇒よげん‐しゃ【預言者】
⇒よげん‐しょ【預言書】
よげん‐しゃ【預言者】
(nāb̠î' ヘブライ・nabī アラビア・prophet イギリス)神の言葉を預かり、民に知らせ新しい世界観を示す人。特に旧約聖書では前8〜7世紀におけるイスラエルの宗教的指導者。コーランではアダム・アブラハム・モーセ・イエスらを預言者とし、ムハンマドはその最後の人物とされる。
⇒よ‐げん【預言】
よげん‐しょ【預言書】
律法・諸書とともに旧約聖書の3区分の一つ。三大預言者(イザヤ・エレミヤ・エゼキエル)の書の次に12小預言書が続く。主に終末時における民族的危機の警告と回心を説く。
⇒よ‐げん【預言】
よげん‐ていり【余弦定理】
三角形ABCにおいて、頂点A、B、Cの対辺の長さをa、b、cとするとき、
a2=b2+c2−2bccosA
などが成り立つという定理。余弦法則。
⇒よ‐げん【余弦】
よこ【横】
①縦に対して垂直の方向。上下に対して、水平の方向。立っているものが寝た位置。また、前後に対して、左右の方向・位置。南北に対して、東西の方向。古事記中「百伝ふ角鹿の蟹―去らふいづくに至る」。「―に長い」「―になる」
②系列・系統を越えて、地位・水準などが同じ関係。「―のつながり」
③正面・背面ではなく、側面。特に、左右の立面。「箱の―に絵をかく」
④かたわら。そば。局外。「―から口を挟む」
⑤正しくないこと。また、無理にすること。好色一代女3「年中偽うそと―と欲とを元手にして世を渡り」
⑥緯糸よこいとの略。
⑦(遊里語)客のある遊女が他の客の座敷へ出ること。「―に行く」
⇒横と出る
⇒横に車を押す
⇒横になる
⇒横に寝る
⇒横の物を縦にもしない
⇒横を言う
⇒横を向く
よ‐ご【予後】
①〔医〕(Prognose ドイツ)罹病した場合、その病気のたどる経過についての医学上の見通し。
②俗に、病後の経過。「―お大切に」
よこ‐あい【横合い】‥アヒ
①横の方。よこて。日葡辞書「ヨコアイニカカル」。「―から飛び出す」
②その事に関係のない位置・立場。局外。「―から口を挟む」
よこ‐あな【横穴】
(オウケツともよむ)
①山腹などに横に掘られた穴。
②古墳時代後期、6〜7世紀頃につくられた墓で、丘陵斜面に横に穴をあけて墓室としたもの。群在するのが普通で、代表的な吉見の百穴では230余個現存する。
⇒よこあなしき‐せきしつ【横穴式石室】
よこあなしき‐せきしつ【横穴式石室】
古墳の埋葬施設の一種。棺を納める玄室は羨道せんどうによって外部に通じ、複数回の埋葬が可能。世界各地に分布するが、日本の古墳時代のものは朝鮮半島のそれの系譜につながる。
⇒よこ‐あな【横穴】
よこ‐あめ【横雨】
横から吹きつけるように降る雨。よこさめ。
よこい【横井】‥ヰ
姓氏の一つ。
⇒よこい‐しょうなん【横井小楠】
⇒よこい‐やゆう【横井也有】
よこ‐い【横堰】‥ヰ
灌漑用水を取るために、川を横断して築いた堰せき。
よこ‐いじ【横意地】‥ヂ
道理に合わない我意を通そうとすること。かたいじ。「―を張る」
よこい‐しょうなん【横井小楠】‥ヰセウ‥
幕末の儒学者・開国論者。熊本藩士。越前福井藩主松平慶永に招かれて顧問となり、開国通商を説く。明治維新後、参与となる。暗殺。著「国是三論」など。(1809〜1869)
⇒よこい【横井】
よこ‐いた【横板】
①木目もくめを横にして用いる板。↔立板。
②(→)後座あとざに同じ。
⇒横板に雨垂
よっ‐か【欲火】ヨククワ🔗⭐🔉
よっ‐か【欲火】ヨククワ
欲情のさかんなことを火にたとえていう語。
よっ‐かい【欲界】ヨク‥🔗⭐🔉
よっ‐かい【欲界】ヨク‥
〔仏〕
⇒よくかい
よっ‐きゅう【欲求】ヨクキウ🔗⭐🔉
よっ‐きゅう【欲求】ヨクキウ
①ほしがりもとめること。欲望を満たすために要求すること。
②〔心〕行動に駆り立てるもととなる緊張状態。心理的・身体的・社会的なものがある。
⇒よっきゅう‐ふまん【欲求不満】
よっきゅう‐ふまん【欲求不満】ヨクキウ‥🔗⭐🔉
よっきゅう‐ふまん【欲求不満】ヨクキウ‥
フラストレーションの訳語。「―に陥る」
⇒よっ‐きゅう【欲求】
[漢]欲🔗⭐🔉
欲 字形
筆順
〔欠部7画/11画/教育/4563・4D5F〕
〔音〕ヨク(呉)(漢)
〔訓〕ほっする・ほしい
[意味]
①ほしがる。心を満たそうと(やたらに)願う。「欲望・欲求・貪欲どんよく」
②ほしいと思う心。むさぼり求める気持ち。(同)慾。「欲が深い」「欲を言えば」「欲界・情欲・食欲・強欲ごうよく・禁欲」
③…しようと思う。「樹欲静而風不止=樹き静かならんと欲ほっすれども風止まず」〔韓詩外伝〕。いまにも…しそうである。「山雨欲来風満楼=山雨来らんと欲ほっして、風、楼に満つ」〔許渾〕
[解字]
形声。「欠」+音符「谷」(=あな)。腹がへって求める意。
[下ツキ
愛欲・意欲・淫欲・寡欲・我欲・楽欲ぎょうよく・禁欲・強欲・色欲・邪欲・獣欲・少欲・情欲・私欲・食欲・制欲・性欲・大欲・胴欲・貪欲・肉欲・物欲・無欲・利欲
筆順
〔欠部7画/11画/教育/4563・4D5F〕
〔音〕ヨク(呉)(漢)
〔訓〕ほっする・ほしい
[意味]
①ほしがる。心を満たそうと(やたらに)願う。「欲望・欲求・貪欲どんよく」
②ほしいと思う心。むさぼり求める気持ち。(同)慾。「欲が深い」「欲を言えば」「欲界・情欲・食欲・強欲ごうよく・禁欲」
③…しようと思う。「樹欲静而風不止=樹き静かならんと欲ほっすれども風止まず」〔韓詩外伝〕。いまにも…しそうである。「山雨欲来風満楼=山雨来らんと欲ほっして、風、楼に満つ」〔許渾〕
[解字]
形声。「欠」+音符「谷」(=あな)。腹がへって求める意。
[下ツキ
愛欲・意欲・淫欲・寡欲・我欲・楽欲ぎょうよく・禁欲・強欲・色欲・邪欲・獣欲・少欲・情欲・私欲・食欲・制欲・性欲・大欲・胴欲・貪欲・肉欲・物欲・無欲・利欲
広辞苑に「欲」で始まるの検索結果 1-49。