複数辞典一括検索+

えき【液】🔗🔉

えき】 流動する物質。水分。しる。「ブドウ糖―」

えきあつしき‐ブレーキ【液圧式ブレーキ】🔗🔉

えきあつしき‐ブレーキ液圧式ブレーキ】 力の伝達を液体によって行うブレーキ。多くは油圧式。

えき‐う【液雨】🔗🔉

えき‐う液雨】 陰暦10月頃に降る雨。しぐれ。

えき‐か【液化】‥クワ🔗🔉

えき‐か液化‥クワ 気体(ときに固体)が冷却または圧縮されて液体に変わる現象。 ⇒えきか‐せきゆガス【液化石油ガス】 ⇒えきか‐てんねんガス【液化天然ガス】

えき‐か【液果】‥クワ🔗🔉

えき‐か液果‥クワ 果皮が多肉で汁液に富む果実。ミカン・ブドウ・トマトなどがその例。漿果しょうか。多肉果。↔乾果

えき‐ざい【液材】🔗🔉

えき‐ざい液材】 樹液を多く含む部分の木材。辺材。白材。

えき‐ざい【液剤】🔗🔉

えき‐ざい液剤】 液状の薬剤。

えき‐じゅう【液汁】‥ジフ🔗🔉

えき‐じゅう液汁‥ジフ しる。つゆ。

えき‐しょう【液晶】‥シヤウ🔗🔉

えき‐しょう液晶‥シヤウ (liquid crystal)分子が結晶のように比較的規則的に配列した液体。電界や温度により構造が大きく変わるので、表示装置・温度計などに使用。ネマティック・スメクティック・コレステリックの3種類がある。液状結晶。 ⇒えきしょう‐ディスプレー【液晶ディスプレー】 ⇒えきしょう‐テレビ【液晶テレビ】

えき‐じょう【液状】‥ジヤウ🔗🔉

えき‐じょう液状‥ジヤウ 物質が液体の状態にあること。 ⇒えきじょう‐か【液状化】

えきじょう‐か【液状化】‥ジヤウクワ🔗🔉

えきじょう‐か液状化‥ジヤウクワ 砂の地盤が地震の衝撃で流れやすくなる現象。砂粒の間に飽和していた水の圧力の変化で水が動き、砂の粒間結合が破られて、砂全体が液体のようにふるまうと考えられる。地震動が大きいと液状化のため建物が被害を受け、砂が地上へ噴出し噴砂となる。特に埋立地などで見られる。 ⇒えき‐じょう【液状】

えきしょう‐ディスプレー【液晶ディスプレー】‥シヤウ‥🔗🔉

えきしょう‐ディスプレー液晶ディスプレー‥シヤウ‥ 電圧により偏光角度が変わる液晶を利用した平板状のディスプレー。コンピューターの表示装置やテレビ、携帯型の端末などに使用。 ⇒えき‐しょう【液晶】

えきしょう‐テレビ【液晶テレビ】‥シヤウ‥🔗🔉

えきしょう‐テレビ液晶テレビ‥シヤウ‥ テレビ放送の受像機に液晶ディスプレーを使用したもの。薄型のため携帯型や壁掛け型、大画面など種々の形状が可能。 ⇒えき‐しょう【液晶】

えき‐そう【液相】‥サウ🔗🔉

えき‐そう液相‥サウ 液体状態をなす相。

えき‐たい【液態】🔗🔉

えき‐たい液態】 液体の状態。

えきたい‐アンモニア【液体アンモニア】🔗🔉

えきたい‐アンモニア液体アンモニア】 液体状態のアンモニア。セ氏20度で8.46気圧以上の圧力をアンモニアに加えると液化する。沸点はセ氏マイナス33.4度。溶媒・冷却用媒体として用いる。 ⇒えき‐たい【液体】

えきたい‐おんどけい【液体温度計】‥ヲン‥🔗🔉

えきたい‐おんどけい液体温度計‥ヲン‥ 液体の熱膨張を利用した温度計。アルコール温度計・水銀温度計など。 ⇒えき‐たい【液体】

えきたい‐くうき【液体空気】🔗🔉

えきたい‐くうき液体空気】 空気を冷却圧縮して液化したもの。微青色の液体で、比重はほぼ1。沸点はセ氏マイナス約190度。放置すると、まず窒素が蒸発して酸素の濃度が増す。この性質を利用して、窒素と酸素の工業的分離が行われる。 ⇒えき‐たい【液体】

えきたい‐さんそ【液体酸素】🔗🔉

えきたい‐さんそ液体酸素】 液体状態の酸素。セ氏マイナス118度以下の温度、50気圧以上の圧力のもとで酸素を冷却圧縮して得た微青色の液体。沸点はセ氏マイナス183度。 ⇒えき‐たい【液体】

えきたい‐ちっそ【液体窒素】🔗🔉

えきたい‐ちっそ液体窒素】 液体状態の窒素。沸点はセ氏マイナス約196度。無色。液体空気を分留して製する。冷却用媒体として多用する。 ⇒えき‐たい【液体】

えきたい‐ねんりょう【液体燃料】‥レウ🔗🔉

えきたい‐ねんりょう液体燃料‥レウ 液体状の燃料。石油系燃料(重油・軽油・灯油・ガソリン)・アルコール類・油脂類などがある。→固体燃料⇒えき‐たい【液体】

えきたい‐ヘリウム【液体ヘリウム】🔗🔉

えきたい‐ヘリウム液体ヘリウム】 液体状態のヘリウム。1908年カマリング=オネスが初めてヘリウムの液化に成功。沸点はセ氏マイナス268.9度(絶対温度4.2度)。1気圧下では絶対零度まで液体のまま。25気圧以上の圧力を加えないと固化しない。絶対温度2.2度以下では超流動という粘性のない状態(ヘリウムⅡ)になる。液体ヘリウムの利用により極低温における物性の研究が大いに発展した。超伝導もその一つ。 ⇒えき‐たい【液体】

えきたい‐まさつ【液体摩擦】🔗🔉

えきたい‐まさつ液体摩擦】 液体の内部摩擦、すなわち粘性。 ⇒えき‐たい【液体】

えき‐だれ【液垂れ】🔗🔉

えき‐だれ液垂れ】 液体を注いだ後、注ぎ口から容器の側面へ液体が垂れること。

えきちゅう‐けい【液柱計】🔗🔉

えきちゅう‐けい液柱計】 圧力計の一種。U字形のガラス管の中に液(水・水銀・油・トルエンなど)を入れ、一端は大気(または比較すべき気体)に開放し、他端は被測定物に連ね、U字形管内の液面の差によって圧力を測定する。液柱圧力計。

えき‐ひ【液肥】🔗🔉

えき‐ひ液肥】 液状の肥料。水肥みずごえ。掛け肥。

えき‐べん【液便】🔗🔉

えき‐べん液便】 液状の大便。

えき‐ほう【液胞】‥ハウ🔗🔉

えき‐ほう液胞‥ハウ 植物細胞の原形質内にある袋状の構造。成長した細胞では非常に大きく、細胞の大部分を占める。内部に細胞液を満たし、各種の糖類・色素・有機酸などが溶存。代謝産物の貯蔵・分解などを行う。動物細胞では空胞ということが多い。→細胞(図)

えき‐めん【液面】🔗🔉

えき‐めん液面】 液体の表面。 ⇒えきめん‐けい【液面計】

えきめん‐けい【液面計】🔗🔉

えきめん‐けい液面計】 槽内の液面の高さを指示させる計器。浮子の位置、底部の液圧、電気抵抗の変化などを利用する種々の型のものがあり、化学工業で、遠隔測定、自動制御装置の検出部などに用いる。 ⇒えき‐めん【液面】

えきれい‐きかん【液冷機関】‥クワン🔗🔉

えきれい‐きかん液冷機関‥クワン 液体を用いて冷却を行う内燃機関。エチレン‐グリコールのような沸点の高い特殊な液体を用いるものもある。

えっ‐か【液化】エキクワ🔗🔉

えっ‐か液化エキクワ ⇒えきか

つゆ【液・汁】🔗🔉

つゆ液・汁】 ①液汁。しる。水気。 ②吸物のしる。 ③煮汁にじる。 ④つけ汁。

つゆ‐もの【液物・汁物】🔗🔉

つゆ‐もの液物・汁物(→)汁物しるものに同じ。

[漢]液🔗🔉

 字形  筆順 〔水(氵・氺)部8画/11画/教育/1753・3155〕 〔音〕エキ(漢) [意味] 物の中から出る水分。しる。「液体・液汁・液化・血液・樹液・廃液・水溶液」 [解字] 形声。「水」+音符「夜」(=間をおいて一つずつ続く)。ひとしずくずつたれる水滴の意。 [下ツキ 胃液・血液・漿液・精液・体液・唾液・毒液・乳液・粘液・廃液・溶液

広辞苑で始まるの検索結果 1-38