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てり【照り】🔗🔉

てり照り】 ①日がてること。「日の―がきびしい」 ②晴天。ひより。「―つづき」 ③光ること。つや。光沢。浄瑠璃、博多小女郎波枕「―のよい鼈甲百斤」。「―焼き」

てり‐あ・う【照り合う】‥アフ🔗🔉

てり‐あ・う照り合う‥アフ 〔自五〕 ①双方から照る。「雪に―・う灯」 ②互いに対応する。照応する。

てり‐あが・る【照り上がる】🔗🔉

てり‐あが・る照り上がる】 〔自五〕 雨があがって日が照るようになる。

てり‐あめ【照り雨】🔗🔉

てり‐あめ照り雨】 日が照りながら降る雨。日照り雨。天気雨。

てり‐あわ・せる【照り合わせる】‥アハセル🔗🔉

てり‐あわ・せる照り合わせる‥アハセル 〔他下一〕[文]てりあは・す(下二) 照らし合わせる。夏目漱石、彼岸過迄「田口の風采なり態度なりに―・せて見て」

てり‐かえし【照り返し】‥カヘシ🔗🔉

てり‐かえし照り返し‥カヘシ てりかえすこと。反射。反照。「西日の―」

てり‐かえ・す【照り返す】‥カヘス🔗🔉

てり‐かえ・す照り返す‥カヘス 〔自五〕 日光や他から投射された光線を反射して照らす。

てり‐かがや・く【照り輝く】🔗🔉

てり‐かがや・く照り輝く】 〔自五〕 明るく光りかがやく。美しく光る。「朝日に―・く雪山」

てり‐こ・む【照り込む】🔗🔉

てり‐こ・む照り込む】 〔自五〕 日光がつよく照る。ひでりが長くつづく。

てり‐つ・ける【照り付ける】🔗🔉

てり‐つ・ける照り付ける】 〔自下一〕[文]てりつ・く(下二) 日がつよく照る。きびしく照る。「真夏の太陽が―・ける」

てり‐つゆ【照り梅雨】🔗🔉

てり‐つゆ照り梅雨(→)空梅雨からつゆに同じ。

てりてり‐ぼうず【照り照り坊主】‥バウ‥🔗🔉

てりてり‐ぼうず照り照り坊主‥バウ‥ ⇒てるてるぼうず

てり‐とお・る【照り徹る】‥トホル🔗🔉

てり‐とお・る照り徹る‥トホル 〔自四〕 隅々まで照る。てり渡る。

てり‐どし【照り歳】🔗🔉

てり‐どし照り歳】 晴天の多い年。

てり‐どよう【照り土用】🔗🔉

てり‐どよう照り土用】 夏の土用を通じて雨が降らず、酷暑がつづくこと。〈[季]夏〉

てり‐は・える【照り映える】🔗🔉

てり‐は・える照り映える】 〔自下一〕[文]てりは・ゆ(下二) 光をうけて美しく輝く。「日に―・える紅葉」

てり‐はたた・く【照りはたたく】🔗🔉

てり‐はたた・く照りはたたく】 〔自四〕 日が照ったり、雷鳴がしたりする。竹取物語「みな月の―・くにもさはらず来たり」

てり‐はふ【照り破風】🔗🔉

てり‐はふ照り破風(→)そり破風に同じ。

てり‐ふり【照り降り】🔗🔉

てり‐ふり照り降り】 ①照ることと降ること。晴天と雨天。 ②平穏と不穏。状態が安定していないことのたとえ。浄瑠璃、信州川中島合戦「さてさてそろはぬ人の心の―や」 ③「照り降り傘」の略。 ⇒てりふり‐あめ【照り降り雨】 ⇒てりふり‐がさ【照り降り傘】 ⇒てりふり‐なし【照り降り無し】

てりふり‐あめ【照り降り雨】🔗🔉

てりふり‐あめ照り降り雨】 照ったと思うと降り出し、降り出したかと思うと照り、見定めのつかない雨。 ⇒てり‐ふり【照り降り】

てりふり‐がさ【照り降り傘】🔗🔉

てりふり‐がさ照り降り傘】 晴天には日傘とし、雨天には雨傘とする、晴雨兼用の傘。両天。 ⇒てり‐ふり【照り降り】

てりふり‐なし【照り降り無し】🔗🔉

てりふり‐なし照り降り無し】 ①天候に影響されないこと。 ②周囲の状況にかかわりなく確実なこと。 ⇒てり‐ふり【照り降り】

てり‐わた・る【照り渡る】🔗🔉

てり‐わた・る照り渡る】 〔自五〕 一面に照る。隅々まで照る。

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