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あき【明き・空き】🔗⭐🔉
あき【明き・空き】
①あいたところ。すきま。
②中に物のないこと。また、使っていないもの。から。浮世風呂前「徳利のお―はござりませんかな」。「―瓶」「―家」
③用のない時。ひま。「―時間」
④欠員。空席。「定員に―がある」
あき‐がら【空き殻】🔗⭐🔉
あき‐がら【空き殻】
中身のなくなった入れ物、あるいは、貝殻。
あき‐かん【空き缶・明き缶】‥クワン🔗⭐🔉
あき‐かん【空き缶・明き缶】‥クワン
中身が空になった缶。
あき‐ぐるま【空き車】🔗⭐🔉
あき‐ぐるま【空き車】
何ものせていない車。からぐるま。くうしゃ。
あき‐しろ【明き白・空き代】🔗⭐🔉
あき‐しろ【明き白・空き代】
文字などを書いた紙の左右・天地の空白。余白よはく。
あき‐す【空き巣・明き巣】🔗⭐🔉
あき‐す【空き巣・明き巣】
①鳥のいなくなった巣。
空き巣
撮影:関戸 勇
②人のいない家。
③「空巣狙い」の略。
⇒あきす‐ねらい【空巣狙い】
②人のいない家。
③「空巣狙い」の略。
⇒あきす‐ねらい【空巣狙い】
あき‐だな【空き店・明き店】🔗⭐🔉
あき‐だな【空き店・明き店】
①人の住んでいない家、または貸家。
②商品のない店。
⇒空き店の恵比須
○空き店の恵比須あきだなのえびす
相手もいないのにひとりで悦に入っていること。
⇒あき‐だな【空き店・明き店】
○空き店の恵比須あきだなのえびす🔗⭐🔉
○空き店の恵比須あきだなのえびす
相手もいないのにひとりで悦に入っていること。
⇒あき‐だな【空き店・明き店】
あきた‐はちじょう【秋田八丈】‥ヂヤウ
秋田市で産する黄八丈。ハマナスの根の煎じ汁で糸染めをした赤茶色に特徴がある。
⇒あきた【秋田】
あきた‐ぶき【秋田蕗】
秋田をはじめ東北地方・北海道に産するフキの一品種。非常に大きく、葉身の周りは3メートル、葉柄の高さは約2メートルに達する。葉柄は砂糖漬とし、葉は陰干しにして襖・屏風にはる。
⇒あきた【秋田】
あきた‐みのる【秋田実】
漫才作家。本名、林広次。大阪府生れ。エンタツ‐アチャコらの会話中心の近代漫才を確立。(1905〜1977)
⇒あきた【秋田】
あきた‐らんが【秋田蘭画】‥グワ
江戸中期の洋風画の一派。秋田藩士小田野直武らが平賀源内に西洋画法を学び始まる。藩主佐竹曙山を中心に展開。洋画の先駆として司馬江漢らにも影響を与えた。
⇒あきた【秋田】
あき‐た・りる【飽き足りる】
〔自上一〕
近世後期、江戸でアキタル(四段活用)から転じてできた語。十分に満足する。たんのうする。
▷多く「…しても飽き足りない」と、否定形で使う。「―・りない結果に終わった」
あき‐た・る【飽き足る・慊る】
〔自五〕
(古くはアキダル。多く下に打消・反語を伴う)十分に満足する。たんのうする。万葉集11「隠沼こもりぬの下に恋ふれば―・らず」
あき‐ち【空き地・明き地】
使用していない、または建物の建っていない地所。
あき‐ち【空き地・明き地】🔗⭐🔉
あき‐ち【空き地・明き地】
使用していない、または建物の建っていない地所。
○秋近しあきちかし
夏の終り頃、秋も間もないという感じをいう語。〈[季]夏〉
⇒あき【秋】
あき‐て【明き手・空き手】🔗⭐🔉
あき‐て【明き手・空き手】
①(「あいている手」の意から)左手。
②手のあいている人。または特定の任務をおびず自由に働ける軍勢。遊軍。
あき‐ばこ【空き箱】🔗⭐🔉
あき‐ばこ【空き箱】
中が空からになった箱。
あき‐びん【空き瓶・空壜】🔗⭐🔉
あき‐びん【空き瓶・空壜】
中身が空になった瓶。
○秋深しあきふかし
晩秋、秋の気配がすっかり深まった感慨をいう語。〈[季]秋〉
⇒あき【秋】
あき‐ふところ【空き懐】🔗⭐🔉
あき‐ふところ【空き懐】
抱くべき子のない女の懐。
あき‐ま【空き間】🔗⭐🔉
あき‐ま【空き間】
①あいている部屋。あきべや。
②すきま。すき。
あき‐みせ【空き店・明き店】🔗⭐🔉
あき‐みせ【空き店・明き店】
①使用していない店。
②商品のない店。→あきだな
あき‐や【空き家・明き家】🔗⭐🔉
あき‐や【空き家・明き家】
人の住んでいない家。居住者のいない貸家。
すきっ‐ぱら【空きっ腹】🔗⭐🔉
すきっ‐ぱら【空きっ腹】
「すきはら」を強めていう語。
⇒空きっ腹にまずい物なし
○空きっ腹にまずい物なしすきっぱらにまずいものなし
空腹のときは何でもおいしく食べられるということ。
⇒すきっ‐ぱら【空きっ腹】
○空きっ腹にまずい物なしすきっぱらにまずいものなし🔗⭐🔉
○空きっ腹にまずい物なしすきっぱらにまずいものなし
空腹のときは何でもおいしく食べられるということ。
⇒すきっ‐ぱら【空きっ腹】
スキップ【skip】
①片足で2度ずつ交互にかるく飛びはねながら行くこと。
②一部を省略したり順番を飛ばしたりして先に進むこと。
⇒スキップ‐フロア【skip floor】
スキップ‐フロア【skip floor】
建物の床ゆかの高さを、上階と下階の間に半階ずらして設ける形式。
⇒スキップ【skip】
すき‐て【梳き手】
(→)「すきこ」に同じ。
すき‐て【結手】
網を編む人。
すき‐でん【主基田】
主基に供える新穀を作る田。↔悠紀田ゆきでん
すき‐でん【主基殿】
大嘗祭だいじょうさいの時の主基に建てられる殿舎。↔悠紀殿ゆきでん
すき‐と
〔副〕
①すっかり。残らず。さっぱりと。狂言、雷「―快う成つた」
②(下に打消の語を伴って)まったく。全然。浄瑠璃、大経師昔暦「毎年のことでもこちは―覚えぬ」
すぎ‐ど【杉戸】
杉の鏡板で造った戸。花鳥画などを描いたものがある。杉の板戸。杉の戸。杉の門かど。
すき‐とお・る【透き徹る・透き通る】‥トホル
〔自五〕
①透いて中や向うにある物が見える。「―・った水」「―・った肌」
②物の間を通ってゆく。「風が―・る」
③声が澄んでいる。
すき‐と・る【梳き取る】
〔他五〕
梳櫛すきぐしで髪に付着した垢あかなどを取る。
すぎ‐な【杉菜】
トクサ科の多年生シダ植物。温帯に広く分布し、日本各地に極めて普通。長く横走する根茎から直立した地上茎を生じ、輪状に枝を出す。茎は緑色で節に鱗片状の合着した葉を輪生する。春、淡褐色の胞子茎を出し、これが土筆つくしで、食用。全草を利尿薬とする。接松つぎまつ。漢名、問荊。〈[季]春〉→つくし
スギナ
撮影:関戸 勇
スキナー【Burrhus Frederic Skinner】
アメリカの心理学者。道具的条件付けを開発。ワトソンの行動主義を受け継ぎ、実験的行動分析学を打ち立てた。(1904〜1990)
すき‐なつめ【酸棗】
サネブトナツメの別称。〈本草和名上〉
すき‐なべ【鋤鍋】
肉類をすき焼にするのに使う金属製または土製の鍋。また、その料理。
すぎなみ【杉並】
東京都23区の一つ。高円寺・阿佐ヶ谷・荻窪などを中心とする住宅地。
すぎ‐なり【杉状・杉形】
①杉の木の聳えたような形、すなわち上が尖り下が広がった形。金字形。「雲を根に富士は―の茂りかな」(芭蕉)
②陣立じんだての名。鉾矢ほこや形に兵を配したもの。
⇒すぎなり‐ざや【杉形鞘】
すぎなり‐ざや【杉形鞘】
槍鞘の一種。すぎなりにこしらえたもの。
⇒すぎ‐なり【杉状・杉形】
すき‐にかわ【透膠】‥ニカハ
中国産の精製した透明の膠。
すぎ‐の‐いおり【杉の庵】‥イホリ
屋根を杉皮で葺いた庵。玉葉集冬「むら雲の―のあれまより」
すき‐の‐くに【主基の国】
大嘗祭だいじょうさいに、主基に供える新穀を出す国。都より西方の国郡が卜定ぼくじょうされ、平安時代以後は丹波・備中を交互に定めた。↔悠紀ゆきの国。→斎国さいこく
すぎ‐の‐しるし【杉の標】
(古今集の「わが庵は三輪の山もと恋ひしくはとぶらひ来ませ杉立てる門」による)行方を尋ねる目じるし。落窪物語3「年ごろは―もなきやうにて、尋ね聞えさすべき方なく」
すぎのは‐だに【杉葉蜱】
ハダニ科のダニ。体長約0.4ミリメートル。杉の葉に寄生して吸汁。年に10回以上発生する。法定森林害虫。スギノアカダニ。スギノアカグモ。
すぎ‐の‐みやしろ【杉の御社】
大神おおみわ神社の異称かという。杉社。枕草子243「―は、しるしやあらんとをかし」
すぎ‐の‐ゆ【杉の湯】
杉葉を入れた湯。脚気かっけに有効という。続詞花和歌集雑「大斎院御あしなやませ給ふを、―にてゆでさせ給ふべきよし申しければ」
すぎ‐のり【杉海苔】
紅藻類の海藻。暗紫色の線形で羽状に分枝、5〜10センチメートル。潮間帯に生育。糊料・寒天原料とする。
すき‐ば【透き歯】
歯と歯の間のすいていること。また、その歯並び。
すぎ‐ばえ【杉掽】‥バヘ
俵や材木などを三角形に積み上げた形。すぎなり。日本永代蔵1「―の俵物ひょうもの山もさながら動きて」
すき‐ばこ【透箱】
すかしのあるかざり箱。すいばこ。宇津保物語藤原君「宮―あけて綾など見給ふ」
すぎ‐ばし【杉箸】
杉の木を削って作った箸で、割箸にする。
すき‐ば・む【好きばむ】
〔自四〕
好色らしく見える。源氏物語蜻蛉「―・みたる気色あるかとはおぼしかけざりけり」
すぎ‐ばやし【杉林】
①杉の林。
②(→)酒林さかばやし1に同じ。
すき‐はら【空き腹】
腹のへっていること。くうふく。すきっぱら。「―を抱える」
すぎ‐はら【杉原】
杉の群生しているところ。
すぎはら【杉原】
杉原紙の略。すぎわら。
⇒すぎはら‐がみ【杉原紙】
すぎはら【杉原】
姓氏の一つ。
⇒すぎはら‐そうすけ【杉原荘介】
⇒すぎはら‐ちうね【杉原千畝】
すぎはら‐がみ【杉原紙】
楮こうぞを原料として製した、奉書に似て薄く柔らかな紙。平安時代から播磨の杉原谷で製し、中世に多く流通した。主として文書用であったが、版画にも用いられた。椙原すぎはら。すぎわら。すいばら。
杉原紙のはがき
撮影:関戸 勇
杉原紙
撮影:関戸 勇
⇒すぎはら【杉原】
すぎはら‐そうすけ【杉原荘介】‥サウ‥
考古学者。東京生れ。明大卒、同教授。登呂遺跡発掘を推進、また岩宿遺跡の発掘調査で日本の旧石器文化の存在を確認。著「原史学序論」など。(1913〜1983)
⇒すぎはら【杉原】
すぎはら‐ちうね【杉原千畝】
外交官。岐阜県出身。第二次大戦中、駐リトアニア領事代理として、亡命を求めるユダヤ人難民に日本通過ビザを発給したことで知られる。戦後、イスラエル政府より受勲。(1900〜1986)
⇒すぎはら【杉原】
すきはり‐しょうじ【透張障子】‥シヤウ‥
薄紙で張った障子。狂言、酢薑すはじかみ「其時わうゐん、―をするりとあけ」
スキピオ【Scipio】
古代ローマの名族。
①大アフリカヌス(Publius Cornelius S. Africanus Major)。グラックス兄弟の祖父。第2回ポエニ戦争の際スペインを征し、前202年、北アフリカのザマにハンニバルを破った。(前236頃〜前183)
②小アフリカヌス(P. C. S. Aemilianus Africanus Minor Numantinus)。1の孫。グラックス派の政敵。前146年カルタゴを破壊。(前185頃〜前129)
すき‐びたい【透額】‥ビタヒ
冠の一種。平安時代は羅うすものを張って額ぎわを透かしたもの。近世では額の中央前寄りに半月形に羅を張り透かしたものをいい、16歳までの料。さらに三日月形に透かしたものを半透額といい、30歳までの料。
透額
すき‐びと【好き人・数奇人】
①風流を解する人。好事家。物好き。胆大小心録「隣の人、此日茶饗して―をあそばしむ」
②色好みの人。好き者。
すぎ‐ふ【杉生】
⇒すぎう
すき‐ぶすき【好き不好き】
すきときらい。すききらい。
すぎ‐ぶね【杉船】
①杉の材木を運ぶ船。
②杉の木材で造った船。続古今和歌集神祇「熊野川せぎりに渡す―の」
すきべえ【好兵衛】‥ヱ
⇒すけべえ(助兵衛)
すき‐へん【耒偏】
漢字の偏の一つ。「耘」「耕」などの偏の「耒」の称。らいすき。
すき‐ほうだい【好き放題】‥ハウ‥
好きなままにすること。気ままにすること。
すぎ‐ぼとけ【杉仏】
33年または50年の最終年忌に墓場に立てる葉付きの塔婆。葉付塔婆。梢付うれつき塔婆。
すき‐ぼり【鋤彫】
(→)鋤出彫すきだしぼりに同じ。
すき‐ま【隙間・透き間】
①物と物との間の少しあいている所。すき。あい。源氏物語空蝉「几帳の―」。「戸の―」
②あいている時間。ひま。てすき。いとま。夜の寝覚4「さばかり―なかりしをりをり」
③乗ずべき機会。油断。てぬかり。源氏物語東屋「すべていとまたく―なき心もあり」
⇒すきま‐かぜ【隙間風】
⇒すきま‐ゲージ【隙間ゲージ】
⇒すきま‐さんぎょう【隙間産業】
⇒すきま‐ばめ【隙間嵌】
⇒隙間風が吹く
スキマー【skimmer】
(「すくい取るもの」の意)
①液体中の不純物を取り除く濾過ろか装置。
②クレジット‐カードなどの磁気データを不正に読み取る装置。
すきま‐かぜ【隙間風】
①戸・障子などのすきまから入って来る寒い風。すきかぜ。〈[季]冬〉
②比喩的に、親密だった間柄に生じたよそよそしい雰囲気。また、疎遠・対立の関係になりかねない兆候。
⇒すき‐ま【隙間・透き間】
スキナー【Burrhus Frederic Skinner】
アメリカの心理学者。道具的条件付けを開発。ワトソンの行動主義を受け継ぎ、実験的行動分析学を打ち立てた。(1904〜1990)
すき‐なつめ【酸棗】
サネブトナツメの別称。〈本草和名上〉
すき‐なべ【鋤鍋】
肉類をすき焼にするのに使う金属製または土製の鍋。また、その料理。
すぎなみ【杉並】
東京都23区の一つ。高円寺・阿佐ヶ谷・荻窪などを中心とする住宅地。
すぎ‐なり【杉状・杉形】
①杉の木の聳えたような形、すなわち上が尖り下が広がった形。金字形。「雲を根に富士は―の茂りかな」(芭蕉)
②陣立じんだての名。鉾矢ほこや形に兵を配したもの。
⇒すぎなり‐ざや【杉形鞘】
すぎなり‐ざや【杉形鞘】
槍鞘の一種。すぎなりにこしらえたもの。
⇒すぎ‐なり【杉状・杉形】
すき‐にかわ【透膠】‥ニカハ
中国産の精製した透明の膠。
すぎ‐の‐いおり【杉の庵】‥イホリ
屋根を杉皮で葺いた庵。玉葉集冬「むら雲の―のあれまより」
すき‐の‐くに【主基の国】
大嘗祭だいじょうさいに、主基に供える新穀を出す国。都より西方の国郡が卜定ぼくじょうされ、平安時代以後は丹波・備中を交互に定めた。↔悠紀ゆきの国。→斎国さいこく
すぎ‐の‐しるし【杉の標】
(古今集の「わが庵は三輪の山もと恋ひしくはとぶらひ来ませ杉立てる門」による)行方を尋ねる目じるし。落窪物語3「年ごろは―もなきやうにて、尋ね聞えさすべき方なく」
すぎのは‐だに【杉葉蜱】
ハダニ科のダニ。体長約0.4ミリメートル。杉の葉に寄生して吸汁。年に10回以上発生する。法定森林害虫。スギノアカダニ。スギノアカグモ。
すぎ‐の‐みやしろ【杉の御社】
大神おおみわ神社の異称かという。杉社。枕草子243「―は、しるしやあらんとをかし」
すぎ‐の‐ゆ【杉の湯】
杉葉を入れた湯。脚気かっけに有効という。続詞花和歌集雑「大斎院御あしなやませ給ふを、―にてゆでさせ給ふべきよし申しければ」
すぎ‐のり【杉海苔】
紅藻類の海藻。暗紫色の線形で羽状に分枝、5〜10センチメートル。潮間帯に生育。糊料・寒天原料とする。
すき‐ば【透き歯】
歯と歯の間のすいていること。また、その歯並び。
すぎ‐ばえ【杉掽】‥バヘ
俵や材木などを三角形に積み上げた形。すぎなり。日本永代蔵1「―の俵物ひょうもの山もさながら動きて」
すき‐ばこ【透箱】
すかしのあるかざり箱。すいばこ。宇津保物語藤原君「宮―あけて綾など見給ふ」
すぎ‐ばし【杉箸】
杉の木を削って作った箸で、割箸にする。
すき‐ば・む【好きばむ】
〔自四〕
好色らしく見える。源氏物語蜻蛉「―・みたる気色あるかとはおぼしかけざりけり」
すぎ‐ばやし【杉林】
①杉の林。
②(→)酒林さかばやし1に同じ。
すき‐はら【空き腹】
腹のへっていること。くうふく。すきっぱら。「―を抱える」
すぎ‐はら【杉原】
杉の群生しているところ。
すぎはら【杉原】
杉原紙の略。すぎわら。
⇒すぎはら‐がみ【杉原紙】
すぎはら【杉原】
姓氏の一つ。
⇒すぎはら‐そうすけ【杉原荘介】
⇒すぎはら‐ちうね【杉原千畝】
すぎはら‐がみ【杉原紙】
楮こうぞを原料として製した、奉書に似て薄く柔らかな紙。平安時代から播磨の杉原谷で製し、中世に多く流通した。主として文書用であったが、版画にも用いられた。椙原すぎはら。すぎわら。すいばら。
杉原紙のはがき
撮影:関戸 勇
杉原紙
撮影:関戸 勇
⇒すぎはら【杉原】
すぎはら‐そうすけ【杉原荘介】‥サウ‥
考古学者。東京生れ。明大卒、同教授。登呂遺跡発掘を推進、また岩宿遺跡の発掘調査で日本の旧石器文化の存在を確認。著「原史学序論」など。(1913〜1983)
⇒すぎはら【杉原】
すぎはら‐ちうね【杉原千畝】
外交官。岐阜県出身。第二次大戦中、駐リトアニア領事代理として、亡命を求めるユダヤ人難民に日本通過ビザを発給したことで知られる。戦後、イスラエル政府より受勲。(1900〜1986)
⇒すぎはら【杉原】
すきはり‐しょうじ【透張障子】‥シヤウ‥
薄紙で張った障子。狂言、酢薑すはじかみ「其時わうゐん、―をするりとあけ」
スキピオ【Scipio】
古代ローマの名族。
①大アフリカヌス(Publius Cornelius S. Africanus Major)。グラックス兄弟の祖父。第2回ポエニ戦争の際スペインを征し、前202年、北アフリカのザマにハンニバルを破った。(前236頃〜前183)
②小アフリカヌス(P. C. S. Aemilianus Africanus Minor Numantinus)。1の孫。グラックス派の政敵。前146年カルタゴを破壊。(前185頃〜前129)
すき‐びたい【透額】‥ビタヒ
冠の一種。平安時代は羅うすものを張って額ぎわを透かしたもの。近世では額の中央前寄りに半月形に羅を張り透かしたものをいい、16歳までの料。さらに三日月形に透かしたものを半透額といい、30歳までの料。
透額
すき‐びと【好き人・数奇人】
①風流を解する人。好事家。物好き。胆大小心録「隣の人、此日茶饗して―をあそばしむ」
②色好みの人。好き者。
すぎ‐ふ【杉生】
⇒すぎう
すき‐ぶすき【好き不好き】
すきときらい。すききらい。
すぎ‐ぶね【杉船】
①杉の材木を運ぶ船。
②杉の木材で造った船。続古今和歌集神祇「熊野川せぎりに渡す―の」
すきべえ【好兵衛】‥ヱ
⇒すけべえ(助兵衛)
すき‐へん【耒偏】
漢字の偏の一つ。「耘」「耕」などの偏の「耒」の称。らいすき。
すき‐ほうだい【好き放題】‥ハウ‥
好きなままにすること。気ままにすること。
すぎ‐ぼとけ【杉仏】
33年または50年の最終年忌に墓場に立てる葉付きの塔婆。葉付塔婆。梢付うれつき塔婆。
すき‐ぼり【鋤彫】
(→)鋤出彫すきだしぼりに同じ。
すき‐ま【隙間・透き間】
①物と物との間の少しあいている所。すき。あい。源氏物語空蝉「几帳の―」。「戸の―」
②あいている時間。ひま。てすき。いとま。夜の寝覚4「さばかり―なかりしをりをり」
③乗ずべき機会。油断。てぬかり。源氏物語東屋「すべていとまたく―なき心もあり」
⇒すきま‐かぜ【隙間風】
⇒すきま‐ゲージ【隙間ゲージ】
⇒すきま‐さんぎょう【隙間産業】
⇒すきま‐ばめ【隙間嵌】
⇒隙間風が吹く
スキマー【skimmer】
(「すくい取るもの」の意)
①液体中の不純物を取り除く濾過ろか装置。
②クレジット‐カードなどの磁気データを不正に読み取る装置。
すきま‐かぜ【隙間風】
①戸・障子などのすきまから入って来る寒い風。すきかぜ。〈[季]冬〉
②比喩的に、親密だった間柄に生じたよそよそしい雰囲気。また、疎遠・対立の関係になりかねない兆候。
⇒すき‐ま【隙間・透き間】
すき‐はら【空き腹】🔗⭐🔉
すき‐はら【空き腹】
腹のへっていること。くうふく。すきっぱら。「―を抱える」
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