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しゅく‐がく【粛学】🔗🔉

しゅく‐がく粛学】 大学教授会の内部抗争を関係当事者の人事処分によって処理すること。→平賀粛学

しゅく‐ぐん【粛軍】🔗🔉

しゅく‐ぐん粛軍】 軍の綱紀を粛正すること。特に、二‐二六事件後に日本陸軍が部内の規律粛正をはかって行なった一連の人事異動等を指す。

しゅく‐けい【粛啓】🔗🔉

しゅく‐けい粛啓】 (つつしんで申し上げるの意)手紙の書出しに用いる挨拶のことば。拝啓。粛呈。粛白。

しゅく‐けい【粛敬】🔗🔉

しゅく‐けい粛敬】 つつしみうやまうこと。

しゅく‐さつ【粛殺】🔗🔉

しゅく‐さつ粛殺】 (シクサツとも)きびしい秋気が草木をそこない枯らすこと。浄瑠璃、用明天皇職人鑑「はびこる外道のしくさつの形」

しゅく‐しゅく【粛粛】🔗🔉

しゅく‐しゅく粛粛】 ①つつしむさま。 ②静かにひっそりしたさま。 ③ひきしまったさま。 ④おごそかなさま。「葬列が―と歩む」

しゅくしん【粛慎・息慎・稷慎】🔗🔉

しゅくしん粛慎・息慎・稷慎】 中国の古書にみえる中国東北地方の民族。後漢の挹婁ゆうろう、隋・唐の勿吉もっきつ・靺鞨まっかつはその後身というが確かでない。日本書紀には、欽明天皇の時に佐渡に来り、斉明天皇の時に阿倍比羅夫が征したと記す。みしはせ。

しゅくしんのう‐ぜんき【粛親王善耆】‥ワウ‥🔗🔉

しゅくしんのう‐ぜんき粛親王善耆‥ワウ‥ 清の政治家。太宗の長子豪格に始まる世襲親王家の10世。民政部尚書・理藩大臣などを歴任。1911年革命軍の蜂起に際し清朝擁護に尽力。日本軍のスパイとして処刑された川島芳子(愛新覚羅顕)はその娘。(1866〜1922)

しゅく‐せい【粛正】🔗🔉

しゅく‐せい粛正】 厳重に取り締まって不正をなくすこと。「綱紀を―する」

しゅく‐せい【粛清】🔗🔉

しゅく‐せい粛清】 不正者・反対者などを厳しく取り締まること。独裁政党などで、方針に反する者を排除すること。「対立分子を―する」

しゅく‐せい【粛静】🔗🔉

しゅく‐せい粛静(→)静粛に同じ。

しゅく‐ぜん【粛然】🔗🔉

しゅく‐ぜん粛然】 ①おごそかなさま。また、かしこまるさま。「―と襟を正す」 ②しずかなさま。

しゅく‐てい【粛呈】🔗🔉

しゅく‐てい粛呈】 (つつしんでさし上げる意)手紙の冒頭に書く挨拶の語。

しゅく‐とう【粛党】‥タウ🔗🔉

しゅく‐とう粛党‥タウ 政党が、内部の腐敗を除き、乱れを正すこと。

しゅく‐と‐して【粛として】🔗🔉

しゅく‐と‐して粛として】 ①つつしんで。粛然と。「―襟を正す」 ②静まりかえって。「―声なし」

しゅく‐はい【粛拝】🔗🔉

しゅく‐はい粛拝】 ①うつむいて手さきが地につくまで頭を下げる礼。 ②手紙の末尾にしるす挨拶の語。

しゅく‐はく【粛白】🔗🔉

しゅく‐はく粛白】 (つつしんで申し上げる意)手紙の初めに用いる挨拶の語。粛啓。

みしはせ【粛慎】🔗🔉

みしはせ粛慎⇒しゅくしん。欽明紀「佐渡島の北の御名部の碕岸さきに―人有りて」

[漢]粛🔗🔉

 字形  筆順 〔彑(・彐)部8画/11画/常用/2945・3D4D〕 [肅] 字形 〔彑(・彐)部9画/12画/7073・6669〕 〔音〕シュク(漢) 〔訓〕つつしむ [意味] ①心をひきしめてかしこまる。つつしむ。「粛啓・厳粛・自粛」 ②規律などをひきしめる。「粛正・粛清」 ③ひきしまっていて物音がしない。しいんとしている。「粛然・静粛」 [解字] 「肅」は、もと聿部7画。会意。「聿」(=毛をひきしめて束ねた筆)+「淵」(=身がすくむような深いふち)の省略形。

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