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あなに‐えや【美哉・妍哉】‥ヱヤ🔗⭐🔉
あなに‐えや【美哉・妍哉】‥ヱヤ
(エ・ヤは感動の助詞)ああ美しいことよ。あなにやし。〈神代紀上訓注〉
⇒あな‐に
あなに‐やし【美哉】🔗⭐🔉
あなに‐やし【美哉】
(ヤは感動、シは強めの助詞)ああ美しいことよ。あなにえや。古事記上「―えをとこを」
⇒あな‐に
い・し【美し】🔗⭐🔉
い・し【美し】
〔形シク〕
(中世・近世には口語形「いしい」も用いた)
①よい。好ましい。宇津保物語吹上上「―・しき盃など」
②見事である。たくみである。中務内侍日記「―・しく相したりとて」
③殊勝である。けなげである。神妙である。平治物語「汝―・しく参りたり」
④味がよい。太平記23「―・しかりし時は夢窓にくらはれて」。狂言、比丘貞「いしい酒でおりやる」
→おいしい
いしく‐も【美しくも】🔗⭐🔉
いしく‐も【美しくも】
(イシの連用形に助詞モが付いたもの)よくも。けなげにも。謡曲、張良「―早く来たるものかな」
いし‐げ【美しげ】🔗⭐🔉
いし‐げ【美しげ】
うまそうなさま。永正狂歌合「花びら餅の―なる気味を賞翫申し侍るべし」
いつく・し【厳し・慈し・美し】🔗⭐🔉
いつく・し【厳し・慈し・美し】
〔形シク〕
①神威がいかめしい。また、威儀がそなわっている。おごそかで立派である。万葉集5「すめ神の―・しき国」。源氏物語若菜上「つぎつぎの御ゆかり―・しきほど」
②神々しく気品があって、うつくしい。今昔物語集30「百日許になりたる女子のいと―・しげなれば」
③(室町時代以降ウツクシと混同)あいらしい。いとしい。日葡辞書「ギョクショク(玉色)。タマノイロ、即ち、イツクシイイロ」
うつくし・い【美しい・愛しい】🔗⭐🔉
うつくし・い【美しい・愛しい】
〔形〕[文]うつく・し(シク)
(肉親への愛から小さいものへの愛に、そして小さいものの美への愛に、と意味が移り変わり、さらに室町時代には、美そのものを表すようになった)
①愛らしい。かわいい。いとしい。万葉集5「妻子めこみればめぐし―・し」。枕草子151「何も何もちひさきものはいと―・し」
②㋐形・色・声などが快く、このましい。きれいである。大鏡道長「色濃く咲きたる木のやうたい―・しきが侍りしを」。「―・い花」
㋑行動や心がけが立派で、心をうつ。栄華物語布引滝「御年の程よりはものを―・しうの給はせ」。「―・い友情」
③いさぎよい。さっぱりして余計なものがない。日葡辞書「ウツクシュウハテタ」「ネコガウツクシュウクウタ」
うつくし‐が‐はら【美ヶ原】🔗⭐🔉
うつくし‐が‐はら【美ヶ原】
長野県中部、松本市東方にある溶岩台地。最高点は標高2034メートル。高原牧場、観光・保養地として発展。
美ヶ原 美しの塔
撮影:佐藤 尚
うっつ・い【美い】🔗⭐🔉
うっつ・い【美い】
〔形〕
(ウツクシイの転)きれいである。かわいい。誹風柳多留3「―・い女郎がきたない無心なり」
うま・い【美い・甘い・旨い】🔗⭐🔉
うま・い【美い・甘い・旨い】
〔形〕[文]うま・し(ク)
①(「美味い」とも書く)味がよい。甘い。万葉集16「飯喫はめど―・くもあらず」。「―・い料理」
②よい。すぐれている。「―・い考えだ」
③(「上手い」「巧い」とも書く)巧みである。上手だ。手際がよい。「歌が―・い」「―・くだます」
④好都合である。ぐあいがよい。得になる。浄瑠璃、国性爺合戦「―・いところへ出会うたな」。「話が―・く行った」「―・い話には気をつけろ」
⑤まぬけである。ばかである。浄瑠璃、源平布引滝「あのやうな足らぬわろを付けておく清盛からして―・いわろ」
⇒うまい汁を吸う
うまこり【美織】🔗⭐🔉
うまこり【美織】
〔枕〕
(ウマ(美)キオリの約。コリは朝鮮語「綾」とも)「あや」にかかる。万葉集2「―あやにともしき高照らす日の御子」
うま・し【美し・甘し・旨し】(形ク)🔗⭐🔉
うま・し【美し・甘し・旨し】
〔形ク〕
⇒うまい
うま・し【美し】(形シク)🔗⭐🔉
うま・し【美し】
〔形シク〕
満ち足りてここちよい。美しく立派である。竹取物語「かく物を思ひたるさまにて月を見給ふぞ。―・しき世に」
うまし【美し】(形容詞語幹)🔗⭐🔉
うまし【美し】
(形容詞語幹)
⇒うまし‐くに【美し国】
⇒うまし‐もの【甘し物】
うまし‐くに【美し国】🔗⭐🔉
うまし‐くに【美し国】
満ち足りたよい国。美しい国。万葉集1「―そあきづ島大和の国は」
⇒うまし【美し】
うるわし・い【麗しい・美しい・愛しい】ウルハシイ🔗⭐🔉
うるわし・い【麗しい・美しい・愛しい】ウルハシイ
〔形〕[文]うるは・し(シク)
(語中のハ行音がワ行音に変わった早い例。奈良時代には「宇流波志うるはし」であったものが、平安初期には「宇留和志うるわし」となった。事物が乱れたところなく完全にととのっている状態を表す)
①端正である。立派である。壮麗だ。古事記中「畳たたなづく青垣山ごもれる大和し―・し」。源氏物語桐壺「唐めいたる粧ひは―・しうこそありけめ」
②(色彩が)見事である。整っていて美しい。きれいである。宇津保物語楼上上「夕ばえしていといみじく色―・しう花やかにきよげにみえ給ふを」。類聚名義抄「妖、ウルハシ・カホヨシ」。「見め―・い」「―・い乙女」
③行儀がよい。礼儀正しい。きちんとしている。格式ばっている。源氏物語玉鬘「―・しくものし給ふ人にてあるべき事はたがへ給はず」。大鏡師尹「よろづに遊びならはせ給ひて―・しき御ありさまいと苦しくいかでかからでもあらばやと」
④(人の仲が)理想的にいっている。仲が良い。源氏物語若菜上「御仲―・しくて過ぐし給へ」。「―・い友情」
⑤(性格が)曲がっていない。几帳面だ。大鏡師輔「御心いと―・しくて世の政かしこくせさせ給ひつべかりしかば」。平家物語12「この大納言は―・しい人と聞え給へり。…さまざまにへつらひ給ひしかどもこの人はさもし給はず」
⑥(気分や表情が)はれやかである。浄瑠璃、国性爺合戦「叡慮殊に―・しく」。「御機嫌―・くいらっしゃる」
⑦愛すべきである。かわいい。いとしい。万葉集15「―・しとあがもふいもを山川を中に隔へなりて安けくもなし」
⑧正真正銘である。まちがいない。平家物語12「故左馬頭かみ義朝の―・しきかうべとて」
くわ・し【細し・美し】クハシ(形シク)🔗⭐🔉
くわ・し【細し・美し】クハシ
〔形シク〕
こまやかに美しい。うるわしい。万葉集13「走り出の宜しき山の出で立ちの―・しき山ぞ」
くわし‐いも【細し妹・美し妹】クハシ‥🔗⭐🔉
くわし‐いも【細し妹・美し妹】クハシ‥
美しい妻。万葉集13「―に鮎を取らむと」
⇒くわし【細し・美し】
くわし‐め【細し女・美し女】クハシ‥🔗⭐🔉
くわし‐め【細し女・美し女】クハシ‥
美しい女。古事記上「―をありと聞こして」
⇒くわし【細し・美し】
つつ‐もたせ【美人局】🔗⭐🔉
つつ‐もたせ【美人局】
(「筒持たせ」の意か。もと博徒ばくとの語という。「美人局」の文字は「武林旧事」などに見えて、中国の元の頃、娼妓を妾と偽って少年などをあざむいた犯罪を言ったのに始まる)夫ある女が夫となれあいで他の男と姦通し、姦夫から金銭などをゆすり取ること。なれあいまおとこ。
び【美】🔗⭐🔉
び【美】
①うつくしいこと。うつくしさ。「―を誇る」
②よいこと。りっぱなこと。「有終の―を飾る」
③〔哲〕知覚・感覚・情感を刺激して内的快感をひきおこすもの。「快」が生理的・個人的・偶然的・主観的であるのに対して、「美」は個人的利害関心から一応解放され、より普遍的・必然的・客観的・社会的である。
びい‐えんねん【美意延年】🔗⭐🔉
びい‐えんねん【美意延年】
[荀子致士]心を楽しませて寿命をのばすこと。
び‐いく【美育】🔗⭐🔉
び‐いく【美育】
美の鑑賞と創作の能力を養うことによって人格の向上を図る教育。知育・徳育・体育と並んで用いられる語。美的教育。
び‐いしき【美意識】🔗⭐🔉
び‐いしき【美意識】
美に関する意識。美に対する感覚や判断力。「―に欠ける」
び‐えん【美艶】🔗⭐🔉
び‐えん【美艶】
美しくつやのあること。美しくなまめかしいこと。
び‐おん【美音】🔗⭐🔉
び‐おん【美音】
美しい音または声。
び‐か【美化】‥クワ🔗⭐🔉
び‐か【美化】‥クワ
①美しく変化させること、また、すること。「都市の―」
②実物以上に美しく表現すること。「行為を―する」
び‐か【美果】‥クワ🔗⭐🔉
び‐か【美果】‥クワ
①美しい果実。
②よい結果。好結果。
び‐がく【美学】🔗⭐🔉
び‐がく【美学】
①(esthétique フランス)(中江兆民の訳語で、旧訳語は「審美学」)自然・芸術における美の本質や構造を解明する学問。美的現象一般を対象として、それの内的・外的条件を解明し、理論的に基礎づける。
②美しさに関する独特の価値観・こだわり。「引き際の―」
⇒びがく‐し【美学史】
びがく‐し【美学史】🔗⭐🔉
びがく‐し【美学史】
美学思想の歴史を叙述批判する学問。
⇒び‐がく【美学】
びか‐ご【美化語】‥クワ‥🔗⭐🔉
びか‐ご【美化語】‥クワ‥
敬語の一種。「お菓子」「あげる」など、表現をより上品にするための配慮を表す働きをもつ語。聞き手に対する敬意を表す尊敬語・謙譲語とは機能が異なる。
び‐かん【美感】🔗⭐🔉
び‐かん【美感】
美に対する感覚。「鋭い―」
び‐かん【美観】‥クワン🔗⭐🔉
び‐かん【美観】‥クワン
美しいながめ。「―を損ねる」
び‐がん【美顔】🔗⭐🔉
び‐がん【美顔】
①美しい顔。好色二代男「石流さすが京そだち、そなはつての―」
②顔を美しく化粧すること。「―水」
⇒びがん‐じゅつ【美顔術】
びがん‐じゅつ【美顔術】🔗⭐🔉
びがん‐じゅつ【美顔術】
顔の皮膚に刺激や栄養を与えて生理機能を高め、肌をなめらかにする美容法。フェイシャル‐トリートメント。
⇒び‐がん【美顔】
び‐ぎ【美妓】🔗⭐🔉
び‐ぎ【美妓】
うつくしい芸妓。
び‐ぎ【美技】🔗⭐🔉
び‐ぎ【美技】
みごとなわざ。すばらしい演技。ファイン‐プレー。
び‐きょ【美挙】🔗⭐🔉
び‐きょ【美挙】
うつくしい行為。ほめる値打ちのあるおこない。「―をたたえる」
び‐くん【美君】🔗⭐🔉
び‐くん【美君】
容貌の美しい女。美人。男色大鑑「初めに見増さる―を招き」
び‐けい【美形】🔗⭐🔉
び‐けい【美形】
うつくしい容貌。美貌。また、その人。男性についてもいう。好色五人女1「今一たび最後の別れに―を見る事もがなと」
び‐けい【美景】🔗⭐🔉
び‐けい【美景】
①うつくしい景色。
②よい景品。
び‐げん【美言】🔗⭐🔉
び‐げん【美言】
①よいことば。嘉言。美語。
②うまくいう言葉。たくみな言葉。美辞。
び‐こう【美行】‥カウ🔗⭐🔉
び‐こう【美行】‥カウ
よい行い。善行。
び‐さい【美菜】🔗⭐🔉
び‐さい【美菜】
味のよいおかず。美味な副食物。
び‐ざい【美材】🔗⭐🔉
び‐ざい【美材】
①美しい材木。良材。
②すぐれてりっぱな才能。また、その人物。
び‐じ【美事】🔗⭐🔉
び‐じ【美事】
うつくしい事柄。ほめるべき事。
び‐じ【美辞】🔗⭐🔉
び‐じ【美辞】
うつくしいことば。巧妙な文句。「―麗句」
びじ‐がく【美辞学】🔗⭐🔉
びじ‐がく【美辞学】
修辞学の旧称。
び‐しつ【美質】🔗⭐🔉
び‐しつ【美質】
美しい性質。よい性質。
び‐しゅ【美酒】🔗⭐🔉
び‐しゅ【美酒】
味のよい酒。うまざけ。
び‐しゅう【美醜】‥シウ🔗⭐🔉
び‐しゅう【美醜】‥シウ
①うつくしいこととみにくいこと。よい事物とわるい事物。
②容姿のよいこととわるいこと。また、うつくしい人とみにくい人。
び‐じゅつ【美術】🔗⭐🔉
び‐じゅつ【美術】
(fine artsの訳語)本来は芸術一般を指すが、現在では絵画・彫刻・書・建築・工芸など造形芸術を意味する。アート。クンスト。
⇒びじゅつ‐かい【美術界】
⇒びじゅつ‐かん【美術館】
⇒びじゅつ‐し【美術史】
⇒びじゅつ‐ひん【美術品】
びじゅつ‐かい【美術界】🔗⭐🔉
びじゅつ‐かい【美術界】
美術家の社会。美術家仲間。
⇒び‐じゅつ【美術】
びじゅつ‐かん【美術館】‥クワン🔗⭐🔉
びじゅつ‐かん【美術館】‥クワン
美術品を収集・保存・研究・陳列して一般の展覧・研究に資する施設。研究と企画展示のみを行う施設を指すこともある。博物館の一種。
⇒び‐じゅつ【美術】
びじゅつ‐し【美術史】🔗⭐🔉
びじゅつ‐し【美術史】
美術の変遷・展開を調査・研究する学問分野。
⇒び‐じゅつ【美術】
びじゅつ‐ひん【美術品】🔗⭐🔉
びじゅつ‐ひん【美術品】
美術の作品。
⇒び‐じゅつ【美術】
び‐じょ【美女】‥ヂヨ🔗⭐🔉
び‐じょ【美女】‥ヂヨ
容姿のうつくしい女。
⇒びじょ‐ざくら【美女桜】
び‐しょう【美称】🔗⭐🔉
び‐しょう【美称】
物や人を飾ったりほめたりする呼び方。美名。「酒」を「百薬の長」という類。
び‐しょう【美粧】‥シヤウ🔗⭐🔉
び‐しょう【美粧】‥シヤウ
美しくよそおうこと。美しい化粧。
⇒びしょう‐いん【美粧院】
びしょう‐いん【美粧院】‥シヤウヰン🔗⭐🔉
びしょう‐いん【美粧院】‥シヤウヰン
美容院。
⇒び‐しょう【美粧】
び‐しょうじょ【美少女】‥セウヂヨ🔗⭐🔉
び‐しょうじょ【美少女】‥セウヂヨ
容貌の美しい少女。好色一代女1「いづれを見ても十一二三までの―なるが」
び‐しょうねん【美少年】‥セウ‥🔗⭐🔉
び‐しょうねん【美少年】‥セウ‥
容貌の美しい少年。「紅顔の―」
び‐じょうふ【美丈夫】‥ヂヤウ‥🔗⭐🔉
び‐じょうふ【美丈夫】‥ヂヤウ‥
美貌の若者。立派な男。
びしょう‐りゅう【美笑流】‥セウリウ🔗⭐🔉
びしょう‐りゅう【美笑流】‥セウリウ
華道の流派の一つ。安永(1772〜1781)以後の生花成立期に藤原正甫が出て活躍。
び‐しょく【美色】🔗⭐🔉
び‐しょく【美色】
①うつくしい色。
②うつくしい容貌。美人。
び‐しょく【美食】🔗⭐🔉
び‐しょく【美食】
うまい物や贅沢な物をたべること。また、その食物。今昔物語集5「麦、大豆等を以て―として」。「―家」
びじょ‐ざくら【美女桜】‥ヂヨ‥🔗⭐🔉
びじょ‐ざくら【美女桜】‥ヂヨ‥
クマツヅラ科の観賞用多年草。南アメリカ原産。一年草として栽培。高さ約20センチメートル。葉は長楕円形で先端がとがる。夏、筒状の小さな合弁花を多数散形花序につける。色は白・紅・紫・淡紅など。ハナガサ。バーベナ。
⇒び‐じょ【美女】
びじ‐れいく【美辞麗句】🔗⭐🔉
びじ‐れいく【美辞麗句】
巧みにうわべを美しく飾った文句。暗に内容や誠意のないことにいう。「―をつらねる」
び‐しん【美身】🔗⭐🔉
び‐しん【美身】
体を美しくすること。
び‐しん【美神】🔗⭐🔉
び‐しん【美神】
美の神。ヴィーナス。
び‐じん【美人】🔗⭐🔉
び‐じん【美人】
①顔・姿の美しい女。美女。佳人。麗人。美男子にいうこともある。世間胸算用2「玉のやうなる―、…聟にいたします」
②常に敬慕する君主または聖賢。
③漢代の宮女の官名。
④虹にじの異称。
⇒びじん‐が【美人画】
⇒びじん‐しょう【美人蕉】
⇒びじん‐そう【美人草】
⇒びじん‐はくめい【美人薄命】
びじん‐が【美人画】‥グワ🔗⭐🔉
びじん‐が【美人画】‥グワ
女性の美しさを強調して描いた絵。特に日本においては、江戸初期から浮世絵を中心に発達。時には若衆・女形を描いたものも含める。
⇒び‐じん【美人】
びじん‐しょう【美人蕉】‥セウ🔗⭐🔉
びじん‐しょう【美人蕉】‥セウ
〔植〕ヒメバショウの漢名。
⇒び‐じん【美人】
びじん‐そう【美人草】‥サウ🔗⭐🔉
びじん‐そう【美人草】‥サウ
ヒナゲシの別称。
⇒び‐じん【美人】
びじん‐はくめい【美人薄命】🔗⭐🔉
びじん‐はくめい【美人薄命】
美人はとかく不幸で短命なものであるということ。佳人薄命。
⇒び‐じん【美人】
び‐せい【美声】🔗⭐🔉
び‐せい【美声】
うつくしい声。「―の持主」
び‐せき【美績】🔗⭐🔉
び‐せき【美績】
立派な成績。立派な手柄。立派な治績。
び‐そう【美相】‥サウ🔗⭐🔉
び‐そう【美相】‥サウ
美しいすがた。源氏物語帚木「―なきいへとうじの」
び‐そう【美装】‥サウ🔗⭐🔉
び‐そう【美装】‥サウ
美しくよそおうこと。盛装。
び‐ぞく【美俗】🔗⭐🔉
び‐ぞく【美俗】
うつくしい風俗。よい風俗。「醇風―」
び‐だい【美大】🔗⭐🔉
び‐だい【美大】
美術大学の略。主に美術を教育・研究する大学。
び‐だんし【美男子】🔗⭐🔉
び‐だんし【美男子】
容姿の美しい男。好男子。びなんし。
び‐なん【美男】🔗⭐🔉
び‐なん【美男】
①容姿の美しい男。美男子。「―美女」
②狂言の女役のかぶり物。長い白布を頭に巻き、余りを両胸へ垂らす。びなんかずら。美男帽子。
美男
⇒びなん‐かずら【美男葛】
⇒びなん‐せき【美男石】
⇒びなん‐ぼうし【美男帽子】
⇒びなん‐かずら【美男葛】
⇒びなん‐せき【美男石】
⇒びなん‐ぼうし【美男帽子】
びばい【美唄】🔗⭐🔉
びばい【美唄】
北海道中央部、石狩川の支流美唄川に沿う市。炭鉱都市として発展したが、現在、炭鉱は閉山。人口2万9千。
びび‐し・い【美美しい】🔗⭐🔉
びび‐し・い【美美しい】
〔形〕[文]びび・し(シク)
はなやかで美しい。りっぱである。見事である。枕草子48「いみじう―・しうてをかしき君たちも、随身なきはいとしらじらし」。源氏物語行幸「申文もうしぶみをとりつくりて、―・しう書き出だされよ」。「―・く着飾る」
びん‐じょ【美女・便女】‥ヂヨ🔗⭐🔉
びん‐じょ【美女・便女】‥ヂヨ
(ビンジョウとも。「便女」は当て字か)美人。また、美しい侍女。平家物語9「木曾殿は信濃より…二人の―を具せられたり」
まさず‐こ【美児】マサヅ‥🔗⭐🔉
まさず‐こ【美児】マサヅ‥
美しい娘、または、いとしい娘の意か。古事記下「くろざやの―吾妹わぎも国へ下らす」
み‐くさ【美草・真草】🔗⭐🔉
み‐くさ【美草・真草】
(ミは接頭語)草、特に屋根を葺くのに用いた萱かやの美称。万葉集1「秋の野の―刈り葺き宿れりし」
み‐ごと【見事・美事】🔗⭐🔉
み‐ごと【見事・美事】
(「美事」は当て字)
①見るべき事。見もの。徒然草「さやうの人の祭見しさま…―いとおそし。そのほどは桟敷不用なりとて」
②きわだってすぐれていること。てぎわのよいこと。あざやかなこと。「ものの―にやってのける」「―な手さばき」「―な品」
③(反語的に)完全。「―に負けた」
④(副詞として)立派に。ちゃんと。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「―沓くつも打ちまする」。「―合格する」
みす‐がみ【御簾紙・三栖紙・美栖紙】🔗⭐🔉
みす‐がみ【御簾紙・三栖紙・美栖紙】
(もと簾中れんちゅうの女性が愛用したからいう)奈良県吉野に産する極めて薄く柔らかい和紙。吉野紙よりはやや厚い。古くは鼻紙の極上品で、また表装の裏打ちに用いる。みす。
みそら‐ひばり【美空ひばり】🔗⭐🔉
みそら‐ひばり【美空ひばり】
第二次大戦後の代表的流行歌手。本名、加藤和枝。横浜生れ。「悲しき口笛」「リンゴ追分」など、主演映画とともに次々にヒット。ほかに「柔やわら」「悲しい酒」「川の流れのように」など。(1937〜1989)
みまさか【美作】🔗⭐🔉
みまさか【美作】
①旧国名。713年(和銅6)、備前より分離独立。今の岡山県の北部。作州。
②岡山県北東部の市。農業・林業が中心。出雲街道・因幡街道が通る。人口3万2千。
[漢]美🔗⭐🔉
美 字形
筆順
〔羊(
)部3画/9画/教育/4094・487E〕
〔音〕ビ(漢) ミ(呉)
〔訓〕うつくしい (名)よし・うまし・はる・とみ
[意味]
①うつくしい。外形がきれいである。立派である。質がよい。うつくしさ。(対)醜。「有終の美を飾る」「美人・美観・美風・優美・肉体美・真善美」
②味がよい。うまい。「美酒・美味・甘美」
③うつくしくする。「美容・美顔術」
④よしとする。ほめる。「賞美・嘆美・賛美」
[解字]
会意。「羊」+「大」。肥えた羊のように、味がよい、うつくしい、の意。
[下ツキ
溢美・艶美・華美・甘美・賛美・純美・醇美・称美・賞美・審美・済美・精美・脆美・絶美・善美・壮美・嘆美・耽美・褒美・唯美・優美・妖美
[難読]
美味いうまい・美人局つつもたせ・美事みごと・美濃みの・美作みまさか
筆順
〔羊(
)部3画/9画/教育/4094・487E〕
〔音〕ビ(漢) ミ(呉)
〔訓〕うつくしい (名)よし・うまし・はる・とみ
[意味]
①うつくしい。外形がきれいである。立派である。質がよい。うつくしさ。(対)醜。「有終の美を飾る」「美人・美観・美風・優美・肉体美・真善美」
②味がよい。うまい。「美酒・美味・甘美」
③うつくしくする。「美容・美顔術」
④よしとする。ほめる。「賞美・嘆美・賛美」
[解字]
会意。「羊」+「大」。肥えた羊のように、味がよい、うつくしい、の意。
[下ツキ
溢美・艶美・華美・甘美・賛美・純美・醇美・称美・賞美・審美・済美・精美・脆美・絶美・善美・壮美・嘆美・耽美・褒美・唯美・優美・妖美
[難読]
美味いうまい・美人局つつもたせ・美事みごと・美濃みの・美作みまさか
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