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らっ‐そく【蝋燭】🔗🔉

らっ‐そく蝋燭】 ①(→)「ろうそく」に同じ。太平記33「―を明らかに燃とぼし」 ②(→)松脂まつやに蝋燭に同じ。

ろ‐いろ【蝋色】🔗🔉

ろ‐いろ蝋色】 蝋色塗ろいろぬりの略。ろういろ。 Munsell color system: N1.5 ⇒ろいろ‐うるし【蝋色漆】 ⇒ろいろ‐ざや【蝋色鞘】 ⇒ろいろ‐ぬり【蝋色塗】

ろいろ‐うるし【蝋色漆】🔗🔉

ろいろ‐うるし蝋色漆】 蝋色塗に用いる漆。生漆きうるしに油類を加えず、水酸化鉄などを着色剤として加えて精製したもの。黒色を帯びる。 ⇒ろ‐いろ【蝋色】

ろいろ‐ざや【蝋色鞘】🔗🔉

ろいろ‐ざや蝋色鞘】 蝋色塗にした刀の鞘。 ⇒ろ‐いろ【蝋色】

ろいろ‐ぬり【蝋色塗】🔗🔉

ろいろ‐ぬり蝋色塗】 蝋色漆を塗り、その表面を木炭で平らに研ぎ、磨いて光沢を出したもの。 ⇒ろ‐いろ【蝋色】

ろう【蝋】ラフ🔗🔉

ろうラフ (wax)高級脂肪酸と高級1価アルコールとのエステル。動物体または植物体から固体もしくは液体として採取される。加熱すれば融け、燃えやすい。精製したものは白色無臭。「―をひく」

ろう‐いろ【蝋色】ラフ‥🔗🔉

ろう‐いろ蝋色ラフ‥ ①蝋のような色。黄みを帯びた灰色。 Munsell color system: N1.5 ②⇒ろいろ

ろう‐が【蝋画】ラフグワ🔗🔉

ろう‐が蝋画ラフグワ (Enkaustik ドイツ)古代エジプトおよびギリシアに行われた絵画の技法。白蝋に色彩をまぜて木板・大理石などに描き、火で熱して表面に光沢を出したもの。エンコースティック。

ろうがき‐ぞめ【蝋描染】ラフ‥🔗🔉

ろうがき‐ぞめ蝋描染ラフ‥ 染色法の一つ。木蝋・蜜蝋・樹脂・パラフィンなどで文様を描いて防染し、布帛ふはくを染めて後、木蝋などを除いて文様を出す方法。蝋染め。

ろう‐がた【蝋型】ラフ‥🔗🔉

ろう‐がた蝋型ラフ‥ 鋳金の型の一種。蜜蝋で原型を造り砂型中に埋め、乾燥後、蝋を溶かしてできた空洞に溶融した金属を注入する。

ろう‐がみ【蝋紙】ラフ‥🔗🔉

ろう‐がみ蝋紙ラフ‥ ①色が蝋に似ている紙。 ②蝋などをしみ込ませた紙。防湿用または装飾用。ろうし。

ろう‐かん【蝋管】ラフクワン🔗🔉

ろう‐かん蝋管ラフクワン 初期の蓄音機で、録音・再生に用いた蝋製の円筒。

ろう‐けち【臈纈・蝋纈】ラフ‥🔗🔉

ろう‐けち臈纈・蝋纈ラフ‥ 文様染の一つ。木版に蜜蝋をつけて文様を写し、染液に浸して防染した後、熱で蝋を除いたもの。古くインドに起こり、中国を経て日本にも伝えられ、飛鳥・奈良時代に盛行。現在は筆などに蝋をつけて文様を描き、帯・ネクタイ・のれん・カーテンなどに応用。臈摺ろうずり。ろうぞめ。ろうけつ。 臈纈 撮影:関戸 勇

ろう‐けつ【臈纈・蝋纈】ラフ‥🔗🔉

ろう‐けつ臈纈・蝋纈ラフ‥ ⇒ろうけち。「―染」

ろう‐ざいく【蝋細工】ラフ‥🔗🔉

ろう‐ざいく蝋細工ラフ‥ 蝋を材料とする細工。また、その作品。

ろう‐し【蝋紙】ラフ‥🔗🔉

ろう‐し蝋紙ラフ‥ ⇒ろうがみ

ろう‐じ【蝋地】ラフヂ🔗🔉

ろう‐じ蝋地ラフヂ 布・紙などの蝋をひいた地質。また、光沢があってなめらかな地質。

ろうし‐ちょう【蝋嘴鳥】ラフ‥テウ🔗🔉

ろうし‐ちょう蝋嘴鳥ラフ‥テウ シメ(鴲)の異称。

ろう‐せき【蝋石】ラフ‥🔗🔉

ろう‐せき蝋石ラフ‥ 脂肪光沢と石蝋様触感のある岩石や鉱物の総称。葉蝋石・滑石・凍石など。非晶質で緻密塊状。デイサイトや石英斑岩が変質してできたと考えられる。

ろう‐せん【蝋箋】ラフ‥🔗🔉

ろう‐せん蝋箋ラフ‥ 文様を彫刻した板の上に紙を置き、猪いのししの牙や巻貝などでこすって磨き出したもの。文様部分が蝋を塗ったように見える。詠草料紙とする。

ろう‐そく【蝋燭】ラフ‥🔗🔉

ろう‐そく蝋燭ラフ‥ 撚糸よりいと・紙縒こよりを芯しんとしてそのまわりに蝋またはパラフィンをつけ固めて円柱状につくり、灯火用とするもの。らっそく。太平記3「―あまたところにとぼされて」 ⇒ろうそく‐ざや【蝋燭鞘】 ⇒ろうそく‐たて【蝋燭立】

ろうそく‐ざや【蝋燭鞘】ラフ‥🔗🔉

ろうそく‐ざや蝋燭鞘ラフ‥ 蝋燭の形をした槍鞘。浄瑠璃、堀川波鼓「―の鑓印」 ⇒ろう‐そく【蝋燭】

ろうそく‐たて【蝋燭立】ラフ‥🔗🔉

ろうそく‐たて蝋燭立ラフ‥ 蝋燭をともすために立てる台。燭台。 ⇒ろう‐そく【蝋燭】

ろう‐ぞめ【蝋染】ラフ‥🔗🔉

ろう‐ぞめ蝋染ラフ‥ (→)「ろうけち」に同じ。

ろう‐にんぎょう【蝋人形】ラフ‥ギヤウ🔗🔉

ろう‐にんぎょう蝋人形ラフ‥ギヤウ 蝋で作った人形。

ろう‐の‐き【蝋の木】ラフ‥🔗🔉

ろう‐の‐き蝋の木ラフ‥ ハゼノキの別称。

ろう‐ばい【蝋梅・臘梅】ラフ‥🔗🔉

ろう‐ばい蝋梅・臘梅ラフ‥ ロウバイ科の落葉低木。中国の原産。高さ約3メートル。葉は卵形で両面ともざらつく。冬、葉に先だって香気のある花を開く。外側の花弁は黄色、内側のは暗紫色で、蝋細工のような光沢を有し、のち卵形の果実を結ぶ。観賞用。唐梅からうめ。南京梅。〈[季]冬〉。〈文明本節用集〉 ロウバイ(花) 提供:ネイチャー・プロダクション

ろう‐びき【蝋引き】ラフ‥🔗🔉

ろう‐びき蝋引きラフ‥ 蝋を表面に引くこと。また、そのもの。「―布」

ろう‐まつ【蝋松】ラフ‥🔗🔉

ろう‐まつ蝋松ラフ‥ 松の木の脂やにの多い部分。松明たいまつ用とする。肥松こえまつ。油松。べた松。

ろう‐るい【蝋涙】ラフ‥🔗🔉

ろう‐るい蝋涙ラフ‥ 蝋燭ろうそくから溶けて流れ落ちる蝋を涙に見立てていう語。

ろせ‐うるし【蝋瀬漆】🔗🔉

ろせ‐うるし蝋瀬漆】 蝋色ろいろ漆に瀬〆せしめ漆か生正味きしょうみ漆をまぜたもの。蒔絵まきえに用いる。

[漢]蝋🔗🔉

 字形 〔虫部8画/14画/4725・4F39〕 ⇒蠟

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