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へ‐や【部屋】🔗🔉

へ‐や部屋】 ①家の内で定まった人の用にあてる室。曹司ぞうし。曲房。宇津保物語祭使「冬は雪をつみて―につどへたること年重なりぬ」 ②座敷。間。室。 ③民家の寝室。ねま。 ④物を入れる所。なんど。物置。落窪物語1「くるる戸の廂ひさし二間ある―の、酢・酒・魚などまさなくしたる―の」。「炭―」 ⑤殿中の女中の居間。つぼね。 ⑥江戸時代、諸大名の江戸屋敷で、小者こもの・人足などの詰所。 ⑦召使女が妾となって室を賜ったもの。「お―様」 ⑧相撲で、年寄(親方)が弟子を養成する所。力士はいずれかの部屋に分属する。

へや‐おや【部屋親】🔗🔉

へや‐おや部屋親】 江戸時代、部屋子を召し使う奥女中。

へや‐がしら【部屋頭】🔗🔉

へや‐がしら部屋頭】 江戸時代、諸大名の江戸屋敷の小者または人足などの親方。

へや‐がた【部屋方】🔗🔉

へや‐がた部屋方】 江戸時代、大名屋敷の奥女中に仕えた召使。浮世風呂3「いはねどしるき―風俗」

へや‐ぎ【部屋着】🔗🔉

へや‐ぎ部屋着】 室内でくつろいだ時に着る衣服。

へや‐ご【部屋子】🔗🔉

へや‐ご部屋子】 ①部屋住みの子。親がかりの人。曹司ぞうし。 ②江戸時代、奥女中に召し使われた小間使。部屋方がた。 ③武家屋敷の奉公人の部屋にいる食客。

へや‐しゅう【部屋衆】🔗🔉

へや‐しゅう部屋衆】 室町時代、将軍の信任を得て近侍した武将で、毎夜順次に将軍の寝所で宿直した役。

へや‐ずみ【部屋住み】🔗🔉

へや‐ずみ部屋住み】 嫡男のまだ家督を相続しない間の身分。また、次男以下で分家・独立せず親や兄の家に在る者。曹司ぞうし住み。

へや‐もち【部屋持】🔗🔉

へや‐もち部屋持】 部屋持女郎の略。吉原で、自分の部屋を持っている遊女。部屋を持たない新造女郎の進級したもの。座敷持の下位。

へや‐わり【部屋割り】🔗🔉

へや‐わり部屋割り】 宿泊者などの、部屋の割当てを決めること。

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