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かさな・る【重なる】🔗🔉

かさな・る重なる】 〔自五〕 ①物の上に別の同じような物が乗る。源氏物語橋姫「いとど山―・れる御すみかに」。平家物語7「馬には人、人には馬、落ち―・り落ち―・り」。「―・って倒れる」「時計の針が―・る」 ②事の上に事が増し加わる。同時に起こる。「不幸が―・る」「日曜と祝日が―・る」 ③月日・年齢が積もる。万葉集18「雨降らず日の―・れば」 ○嵩にかかるかさにかかる 優勢をたのんで威圧的になる。勢いに乗じて物事をする。「嵩にかかって攻める」「嵩にかかった態度」 ⇒かさ【嵩】 ○笠に着るかさにきる 権勢あるものをたのんで威張る。また、自分の施した恩徳などをいいことにして勝手なことをするのにいう。 ⇒かさ【笠】 ○嵩に回るかさにまわる 相手を圧する形勢となる。平家物語8「されども名虎、大の男、―」 ⇒かさ【嵩】

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