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かじ【鍛冶】カヂ🔗⭐🔉
かじ【鍛冶】カヂ
(カヌチ(金打)の約転。「鍛冶」は当て字)金属を打ちきたえて種々の器物を作ること。また、それを業とする人。「刀―」
かじ‐かぶり【鍛冶被り】カヂ‥🔗⭐🔉
かじ‐かぶり【鍛冶被り】カヂ‥
鍛冶工の手拭のかぶりかた。作業中四つに折って頭の上に載せておくもの。
かじ‐の‐つかさ【鍛冶司】カヂ‥🔗⭐🔉
かじ‐の‐つかさ【鍛冶司】カヂ‥
律令制で、宮内省に属し、金属器の鍛造をつかさどり、鍛冶を行う雑戸(鍛戸かじへ)を管理した役所。たんやし。かぬちづかさ。
かじばし‐かのう【鍛冶橋狩野】カヂ‥🔗⭐🔉
かじばし‐かのう【鍛冶橋狩野】カヂ‥
江戸幕府の奥絵師四家の一つ。その祖探幽が江戸鍛冶橋外に屋敷を与えられたからいう。→狩野派
かじ‐や【鍛冶屋】カヂ‥🔗⭐🔉
かじ‐や【鍛冶屋】カヂ‥
①鍛冶を職業とする人。また、その家。「村の―」
②釘抜きに用いるL字形の鉄梃かなてこ。
⇒かじや‐ずみ【鍛冶屋炭】
⇒かじや‐ばし【鍛冶屋箸】
かじや‐ずみ【鍛冶屋炭】カヂ‥🔗⭐🔉
かじや‐ずみ【鍛冶屋炭】カヂ‥
鍛冶屋で鍛冶に使用する特製の炭。火力弱く炎の立つものが選ばれ、松・栗などの軟らかい材を使用。和炭にこずみ。金屋炭かなやずみ。
⇒かじ‐や【鍛冶屋】
かじや‐ばし【鍛冶屋箸】カヂ‥🔗⭐🔉
かじや‐ばし【鍛冶屋箸】カヂ‥
鍛冶屋が鉄をはさむ器具。かなばし。
⇒かじ‐や【鍛冶屋】
かたし【鍛し】🔗⭐🔉
かたし【鍛し】
①鉄などをきたえること。垂仁紀「鍛地かたしどころ」
②鍛冶かじを職業とする人。鍛冶屋。
かた・す【鍛す】🔗⭐🔉
かた・す【鍛す】
〔他四〕
鉄などをきたえる。神代紀下「新にいしき鉤ちを鍛作かたして」
かぬち【鍛冶】🔗⭐🔉
かぬち【鍛冶】
(カネウチ(金打)の約)金属を鍛えること。また、その人。かじ。かなだくみ。
⇒かぬち‐づかさ【鍛冶司】
⇒かぬち‐べ【鍛冶部】
かぬち‐づかさ【鍛冶司】🔗⭐🔉
かぬち‐べ【鍛冶部】🔗⭐🔉
かぬち‐べ【鍛冶部】
古代、刀剣その他の鍛造に従事した品部しなべ。4世紀後半〜5世紀に朝鮮の進んだ技術をとりいれて編成したものを韓鍛冶からかぬち・韓鍛冶部といい、それ以前の倭鍛冶やまとのかぬち・倭鍛冶部と区別する。鍛部。
⇒かぬち【鍛冶】
きた・う【鍛ふ】キタフ🔗⭐🔉
きた・う【鍛ふ】キタフ
〔他四・下二〕
⇒きたえる(下一)
きたえ【鍛え】キタヘ🔗⭐🔉
きたえ【鍛え】キタヘ
きたえること。「日頃の―が足りない」
⇒きたえ‐はだ【鍛肌】
きたえ‐あ・げる【鍛え上げる】キタヘ‥🔗⭐🔉
きたえ‐あ・げる【鍛え上げる】キタヘ‥
〔他下一〕[文]きたへあ・ぐ(下二)
きたえてしあげる。十分にきたえる。
きた・える【鍛える】キタヘル🔗⭐🔉
きた・える【鍛える】キタヘル
〔他下一〕[文]きた・ふ(下二)
(古くは四段にも活用)
①金属を熱し、打って強くする。鍛錬する。太平記32「三年精進潔斎して…―・うたる剣なり」
②激しい練習・修練を重ね技術を習熟させ、また心身を強固にする。「足腰を―・える」「敢闘精神を―・える」
たん‐きん【鍛金】🔗⭐🔉
たん‐きん【鍛金】
金属をたたいて板状にのばし、器物を造る金工の技法。打物うちもの。
たん‐こう【鍛工】🔗⭐🔉
たん‐こう【鍛工】
金属をきたえること。また、その職工。かじ。
⇒たんこう‐ば【鍛工場】
⇒たんこう‐ろ【鍛工炉】
たん‐こう【鍛鋼】‥カウ🔗⭐🔉
たん‐こう【鍛鋼】‥カウ
鋳造された鋼塊を鍛錬・鍛造したもの。
たんこう‐ば【鍛工場】🔗⭐🔉
たんこう‐ば【鍛工場】
錬鉄・鋼の素材を所要の形にあら作りする作業場。
⇒たん‐こう【鍛工】
たんこう‐ろ【鍛工炉】🔗⭐🔉
たんこう‐ろ【鍛工炉】
鍛工場で鉄を熱する炉。鉄製・煉瓦製または土製で、火力を強めるために韛ふいごを設ける。鍛冶炉。
⇒たん‐こう【鍛工】
たん‐せつ【鍛接】🔗⭐🔉
たん‐せつ【鍛接】
金属接合法の一つ。接合すべき部分を融点近くまで加熱し、手槌・機槌・ダイス・プレス・ロールなどで圧力を加えて2片を融着させる。錬鉄や軟鉄に古くから用いられる。わかしつぎ。
たん‐ぞう【鍛造】‥ザウ🔗⭐🔉
たん‐ぞう【鍛造】‥ザウ
金属を加熱し、鎚かなづちまたは水圧機で打ち延ばして形づくり、ねばり強さを与える作業。
⇒たんぞう‐きかい【鍛造機械】
たんぞう‐きかい【鍛造機械】‥ザウ‥🔗⭐🔉
たんぞう‐きかい【鍛造機械】‥ザウ‥
金属素材を鍛造する機械。落しハンマー・蒸気ハンマー・水圧プレスなど。
⇒たん‐ぞう【鍛造】
たん‐てつ【鍛鉄】🔗⭐🔉
たん‐てつ【鍛鉄】
①鉄をきたえること。
②錬鉄。
たん‐や【鍛冶】🔗⭐🔉
たん‐や【鍛冶】
かじ。かぬち。
たん‐れん【鍛練・鍛錬・鍛煉】🔗⭐🔉
たん‐れん【鍛練・鍛錬・鍛煉】
①金属をきたえねること。〈日葡辞書〉
②修養・訓練を積んで心身をきたえたり技能をみがいたりすること。浮世物語「通力あるが如くなる上手の―ある者」。「体を―する」
③酷吏が、罪のないものを罪に陥れること。
[漢]鍛🔗⭐🔉
鍛 字形
筆順
〔金部9画/17画/常用/3535・4343〕
〔音〕タン(呉)(漢)
〔訓〕きたえる
[意味]
金属を熱し、打ちたたいて質を強くする。きたえる。「鍛鉄・鍛造・鍛冶たんや・鍛錬」
[解字]
形声。「金」+音符「段」(=打つ)。
[難読]
鍛冶かじ
筆順
〔金部9画/17画/常用/3535・4343〕
〔音〕タン(呉)(漢)
〔訓〕きたえる
[意味]
金属を熱し、打ちたたいて質を強くする。きたえる。「鍛鉄・鍛造・鍛冶たんや・鍛錬」
[解字]
形声。「金」+音符「段」(=打つ)。
[難読]
鍛冶かじ
広辞苑に「鍛」で始まるの検索結果 1-29。