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だらに【陀羅尼】🔗🔉

だらに陀羅尼】 (梵語dhāraṇī 総持・能持と漢訳。よく善法を持して散失せず、悪法をさえぎる力の意)梵文の呪文を翻訳しないで、そのまま読誦するもの。一字一句に無辺の意味を蔵し、これを誦すればもろもろの障害を除いて種々の功徳を受けるといわれる。一般に、短いものを真言、長いものを陀羅尼という。秘密語。密呪。呪。明呪。 ⇒だらに‐がね【陀羅尼鐘】 ⇒だらに‐じゅ【陀羅尼呪】 ⇒だらに‐すけ【陀羅尼助】

だらに‐がね【陀羅尼鐘】🔗🔉

だらに‐がね陀羅尼鐘】 陀羅尼を誦する時につく鐘。特に、京都建仁寺の百八陀羅尼鐘のこと。 ⇒だらに【陀羅尼】

だらに‐じゅ【陀羅尼呪】🔗🔉

だらに‐じゅ陀羅尼呪】 陀羅尼のこと。また、密教の呪文。 ⇒だらに【陀羅尼】

だらに‐すけ【陀羅尼助】🔗🔉

だらに‐すけ陀羅尼助】 もと陀羅尼を誦する時、睡魔を防ぐために僧侶が口に含んだ苦味薬。ミカン科のキハダの生皮やリンドウ科のセンブリの根などを煮つめて作る黒い塊。苦味が強く腹痛薬に用いる。吉野・大峰・高野山などで製造。だらすけ。 ⇒だらに【陀羅尼】

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