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○霜を履んで堅氷至るしもをふんでけんぴょういたる🔗⭐🔉
○霜を履んで堅氷至るしもをふんでけんぴょういたる
[易経坤卦]霜がおりる時期になれば、やがて厚い氷が張る寒い冬がやってくる。少しでも災いの徴候が現れれば、やがて大きな災難がやってくることにいう。
⇒しも【霜】
し‐もん【支文】
「四度の公文くもん」にそえた帳簿。内容は一般にその公文書の明細書。
し‐もん【四文】
①1文の4倍。
②(四文銭の安っぽく軽々しいことから)安価なもの、軽々しいことのたとえ。また、人の話に差出がましく口を挟むたとえ。歌舞伎、傾城金秤目「あぢな所へ―と出て」
⇒しもん‐せん【四文銭】
⇒しもん‐や【四文屋】
し‐もん【四門】
①四つの門。四方(東・西・南・北)の門。太平記8「内裏へ参りたまひたれば、―いたづらに開き」
②〔仏〕
㋐密教の曼荼羅まんだらで四方をいう称。すなわち、発心門(東)・修行門(南)・菩提ぼだい門(西)・涅槃ねはん門(北)。葬場の四方の門にこの名を用いることがある。
㋑真理を悟るための四つの見方。有門・空門・亦有亦空やくうやくくう門・非有非空門。
⇒しもん‐がく【四門学】
⇒しもん‐しんか【四門親家】
⇒しもん‐ゆうかん【四門遊観】
し‐もん【市門】
市の入口の門。
し‐もん【死門】
〔仏〕(この世からあの世への関門の意)死。死去。死関。「―に入る」
し‐もん【私門】
①個人の家。臣下の家。
②権力のある家。権門。
し‐もん【指紋】
(fingerprint)指端の腹面にある皮膚のしわ。弓状・渦状あるいは蹄状をなし、人によりそれぞれ異なり、終生変わらないので個人識別の根拠として利用。
⇒しもん‐ほう【指紋法】
し‐もん【施文】
(セモンとも)土器の表面などに装飾の文様をつけること。また、その文様。
し‐もん【師門】
師匠の家。
し‐もん【試問】
ためしに問うこと。問題を出して試験すること。また、その質問。「口頭―」
し‐もん【諮問】
意見を尋ね求めること。下の者や識者の意見を求めること。「―機関」↔答申
シモン【Simōn ギリシア】
新約聖書中の人名。
①十二使徒の一人。熱心党のシモン。
②ペトロの最初の名前。
③ゴルゴタに向かうイエスの十字架を強制的にかつがされた人。キュレネ人のシモン。
④サマリアの魔術師の名。シモン=マゴス。
シモン【Claude Simon】
フランスの小説家。ヌーヴォー‐ロマンの代表的作家。作「フランドルへの道」「歴史」など。ノーベル賞。(1913〜2005)
じ‐もん【地文・地紋】ヂ‥
①各種製作品の地模様。
②布地に織り出した模様。
⇒じもん‐しゃ【地紋紗】
⇒じもん‐ぬり【地紋塗】
じ‐もん【寺門】
①寺の門。また、寺そのものをいう。
②園城寺おんじょうじの別称。↔山門。
③寺門派の略。
⇒じもん‐は【寺門派】
じ‐もん【耳門】
①耳の孔の口。
②くぐり戸。
じ‐もん【自門】
①自分の一家。
②自分の属する寺または宗派。
じ‐もん【自問】
自分が自分の心に問うこと。自ら考えること。
⇒じもん‐じとう【自問自答】
じ‐もん【呪文】
ジュモンの訛。狂言、止動方角しどうほうがく「それには早速鎮まる―がある」
しもん‐がく【四門学】
唐代、国子学の四方の門側に設けた学校。庶民の子弟を入学させた。
⇒し‐もん【四門】
し‐もんじ【指文字】
(finger alphabet)指を組み合わせてある形を造り、これを文字の符号としたもの。寺院の儀式や耳の不自由な人の会話に用いる。→指話法
じもん‐じとう【自問自答】‥タフ
自ら問い自ら答えること。自ら疑問を起こし自ら解決すること。
⇒じ‐もん【自問】
じもん‐しゃ【地紋紗】ヂ‥
地を透かし、紋様をつめて織り出した紗。↔顕紋紗。
⇒じ‐もん【地文・地紋】
しもん‐しんか【四門親家】
親類の親類。またの親類。
⇒し‐もん【四門】
シモンズ【John Addington Symonds】
イギリスの批評家。イタリアに居住。評論「ダンテ研究序説」「イタリア文芸復興史」がある。(1840〜1893)
シモンズ【Arthur Symons】
イギリス象徴派の詩人・批評家。フランスの象徴派の詩人を紹介した「象徴派の文学運動」(岩野泡鳴訳)は日本近代文学にも影響を与えた。文学から建築まで多分野で評論活動をした。(1865〜1945)
シモンズ‐びょう【シモンズ病】‥ビヤウ
(ドイツの病理学者Morris Simmonds1855〜1925が記載)脳下垂体前葉の機能不全により早老と悪液質を来す病態。下垂体性悪液質。汎下垂体機能低下症。
しもん‐せん【四文銭】
寛永通宝のうち、1768年(明和5)以降鋳造の真鍮銭と、1860年(万延1)以降鋳造の精鉄銭、および63年(文久3)以降鋳造の文久永宝の称。いずれも1枚が4文(明治維新直後には2厘)に通用した。四当銭・当四銭ともいい、また、普通の寛永通宝より大きく裏に波紋があるので波銭ともいった。
⇒し‐もん【四文】
シモン‐ド‐モンフォール【Simon de Montfort】
イギリスの貴族。ヘンリー3世に対する貴族の反乱を指導、1265年貴族・聖職者のほか州の騎士と市民の代表を加えた議会を召集。後世、「下院の創設者」と呼ばれた。皇太子エドワードと戦って敗死。(1208頃〜1265)
じもん‐ぬり【地紋塗】ヂ‥
色漆を用いて紋様を塗り出すこと。また、その塗物。
⇒じ‐もん【地文・地紋】
じもん‐は【寺門派】
天台宗の一派。園城寺を総本山とし、円珍を派祖とする。現在、正式呼称は天台寺門宗。寺門。↔山門派
⇒じ‐もん【寺門】
しもん‐ほう【指紋法】‥ハフ
(dactyloscopy)指紋の特性による個人の異同の識別法。主として刑事事件の犯人の捜査・発見などに利用。イギリスの遺伝学者ゴルトンらによって19世紀後半に確立。
⇒し‐もん【指紋】
しもん‐や【四文屋】
江戸後期、4文均一の品物を商った大道商人。屋台で食物を売るのが多かった。
⇒し‐もん【四文】
しもん‐ゆうかん【四門遊観】‥イウクワン
〔仏〕釈尊が太子であった時、東南西北の順に四方の城門から外出して、老人・病人・死者・出家者に出会い、世を厭って出家を志したという伝説。四門出遊。
⇒し‐もん【四門】
しゃ【写】
①書きうつすこと。
②機器で像をうつしとること。
しゃ【社】
①やしろ。ほこら。おみや。
②中国で、土地の守護神。また、それを中心とした25家の部落。元代、50家を単位に、勧農を中心とする村落自治体。
③もと、台湾の最下級の行政区画。
④一定の目的のために人々の集まった団体。組合。「―中」
⑤会社の略。
しゃ【車】
①くるま。
②自動車・電車などの略。「―中泊」
しゃ【舎】
①建物。家。
②中国古代の軍制で、軍隊が1日30里行軍して宿泊する行程。→三舎さんしゃ。
③自分の兄弟にいう謙称。「―弟」
しゃ【者】
(「それしゃ」の略)その道になれた者。くろうと。特に芸娼妓。浮世床初「鯨人げいにんとはなんだ。…―の事だはナ。ムム仇文字か」
しゃ【射】
矢をいること。弓術。
しゃ【紗】
生糸を絡織からみおりにした織物で、透き目があらく、軽くて薄いもの。さ。うすぎぬ。うすもの。〈倭名類聚鈔3〉→羅ら1→紗さ
紗
しゃ【捨】
〔仏〕心の平静。心が平等で苦楽に傾かないこと。
しゃ【赦】
国家に吉凶の大事があった時、朝廷や幕府や政府が既決囚・未決囚などの罪をゆるし刑を減免すること。律令制では常赦・非常赦・大赦・曲赦の別があり、現行法では大赦と特赦とがある。
しゃ【斜】
かたむくこと。ななめ。すじかい。
⇒斜に構える
しゃ【奢】
分にすぎておごること。ぜいたく。
しゃ
[一]〔代〕
相手を指していう語。きさま。おのれ。謡曲、歌占「―が父に似て―が父に似ず」
[二]〔接頭〕
卑しめののしっていう語。今昔物語集23「―首取らむと思ひ給へて」
[三]〔感〕
あざけりののしる心で発する声。また、驚きの声。宗安小歌集「越後信濃にさらさらと降る雪を、―押し取りまるめて打たばや、悋気りんきの人」
し‐や【子夜】
子ねの刻。夜の12時。まよなか。
しや【子夜】
中国の作家茅盾ぼうじゅんの長編小説。1933年出版。30年代上海を舞台に、没落する民族資本家を描く全体小説。
し‐や【視野】
①眼を動かさずに知覚できる周辺視の範囲。正確に測るには視野計を用い、視線と視野周辺のなす角度で視野の大きさを表す。「―に入らぬ」
②顕微鏡・望遠鏡などの接眼鏡で見得る範囲。
③思慮や知識の及ぶ範囲。「―の広い人物」
じゃ【邪】
よこしま。不正。日葡辞書「ジャヲヒルガエシシャウ(正)ニキ(帰)ス」
じゃ【蛇】
(慣用音はダ)
①へび。うわばみ。おろち。「鬼が出るか―が出るか」
②大酒飲み。酒豪。浄瑠璃、淀鯉出世滝徳「親茂庵といふたも命を酒にかへられた。…どちらへ似ても―の子孫」→蛇之助じゃのすけ
⇒蛇が蚊を呑んだよう
⇒蛇の道は蛇
⇒蛇は一寸にして人を呑む
じゃヂヤ
[一]〔助動〕
(「である」の約「であ」の転。中世末以降、関西を中心に用いられた語。関東の「だ」と対比される)
①体言、副詞、用言の連体形、「の」など一部の助詞に付いて、断定を表す。…だ。…のだ。狂言、鴈盗人「諸侍が何と其様なさもしい事をするもの―」
②「体言+じゃ+体言」の形で、後の体言が前の体言の表す資格・状況にあることを示す。…である。狂言、二千石じせんせき「親―人によう似て」
[二]〔助詞〕
(「では」の転)では。じゃあ。好色一代男5「泊り―ござらぬか」
[三]〔接続〕
(助詞の転用)それならば。では。それでは。じゃあ。
⇒じゃ知らぬ
じ‐や【時夜】
鶏が夜間の時刻を告げること。転じて、鶏の異名。司夜。
しゃあ
大分県の海部あまべ地方に居住する、水上の稼ぎのみをしてきた人たちの通称。
シャー【shāh ペルシア】
(王・君主の意)イランの支配者の称号。
⇒シャー‐ジャハーン【Shāh Jahān】
シヤー【shear】
①(→)剪断せんだん。
②板金や型鋼などを上刃と下刃との剪断作用で切断する機械。剪断機。鋏盤はさみばん。截断機。押切機。シーアリング‐マシン。
⇒シヤー‐ピン【shear pin】
ジャー【jar】
①広口の瓶・壺。
②保温装置つきの広口容器。広口の魔法瓶や飯の保温器など。「炊飯―」
じゃあヂヤア
[一]〔助詞〕
(→)「じゃ」に同じ。
[二]〔接続〕
「じゃ」に同じ。
[三]〔感〕
驚き発する声。やあ。狂言、仏師「―、ここもとでは無いさうな」
ジャーキー【jerky】
干し肉。乾燥肉。
じゃ‐あく【邪悪】
よこしまでわるいこと。また、そのもの。姦悪。「―な心」
ジャーク【jerk】
ウェート‐リフティングの一種目。一気に肩まで上げたバーベルを両脚を前後に開く反動を利用して、両腕が完全に伸びきるまで頭上に突き上げる。差上げ。クリーン‐アンド‐ジャーク。→スナッチ
シャーク‐スキン【sharkskin】
(鮫さめの皮の意)濃淡の糸を交互に配して、織目を鮫の皮に似せた綾織物。多くは梳毛そもう織物。
ジャーゴン【jargon】
特定グループの内だけで通じる用語。業界用語。
シャーシー【châssis フランス・chassis イギリス】
①自動車などの車台。
②ラジオ・テレビなどの部品を組みつける台。
ジャージー【jersey】
①(イギリスのジャージー島で作られたことから)軽くて伸縮性のある厚地のメリヤス生地。また、その製品。プルオーバー・運動着などに用いる。
②(Jersey)乳牛の一品種。ジャージー島原産。乳脂率が高く、バター製造に適する。
ジャージー
撮影:小宮輝之
しゃあ‐しゃあ
①液体が勢いよく細い管から流れ出る音。また、そのさま。「―水が漏れる」
②テレビ・ラジオなど音響機器が発する軽い雑音。「―雑音が入る」
③羞恥心がなく言動があつかましいさま。「―として借金を申し込む」「いけ―」
じゃあ‐じゃあ
水などの勢いよくほとばしり落ちるさま。「水を―流す」
シャー‐ジャハーン【Shāh Jahān】
ムガル帝国第5代皇帝。征服・対外戦争を盛んに行う。愛妃のためタージ‐マハルを建設。晩年、息子のアウラングゼーブによって廃位、幽閉された。(在位1628〜1658)(1592〜1666)
⇒シャー【shāh ペルシア】
ジャータカ【Jātaka 梵】
古代インドの仏教説話の一つ。釈尊が前世に菩薩であった時の善行を集めたもの。パーリ語のジャータカ(約550話を含む)のほか、梵語のジャータカ‐マーラーや漢訳の六度集経などがある。絵画・彫刻などの題材となり、広く親しまれた。闍陀伽。本生ほんしょう。本生譚。本生経。
ジャーティ【jāti ヒンディー】
(生れの意)カースト集団。生れを同じくする者の集団の意。
シャー‐ナーメ【Shāh-nāme】
(「王書」の意)ペルシア語による歴代の王の治世を述べた詩。フィルダウシーが25年かけて1010年に完成。6万対句より成る。
ジャーナリスティック【journalistic】
①ジャーナリズムに関係のあるさま。
②時流を追うさま。
ジャーナリスト【journalist】
新聞・雑誌・放送などの編集者・記者・寄稿家などの総称。
ジャーナリズム【journalism】
新聞・雑誌・ラジオ・テレビなどで時事的な問題の報道・解説・批評などを行う活動。また、その事業・組織。
ジャーナル【journal】
①日刊新聞。
②定期刊行の新聞または雑誌。
③〔機〕伝動軸の軸受中に入っている部分。軸頸じくけい。
ジャーヒズ【al-Jāḥiẓ】
アッバース朝期のアラブの文学者。古典散文学を確立し、「動物の書」「けちんぼたち」「修辞明議の書」などを残す。(776〜869)
ジャーヒリーヤ【Jāhilīya アラビア】
イスラム史で、イスラム以前の時代。特に5〜7世紀初頭のアラビア半島を指す。唯一神について「無知の時代」の意。現代では、非イスラム的な行動や思想を非難してこの語を使うことがある。無明時代。
シヤー‐ピン【shear pin】
衝撃荷重や過大な回転力が加わった際に破断させて機械本体の破損を防ぐ部材。衝撃破断ピン。
⇒シヤー【shear】
シャープ【sharp】
①鋭いさま。とがっているさま。鮮明。鋭敏。「―な切れ味」「―な画像」「―な頭脳」
②楽譜で、指定された音を半音上げる記号。嬰記号えいきごう。「♯」↔フラット。
③「シャープ‐ペンシル」の略。
⇒シャープ‐ペンシル
シャーフィイー【Abū ‘Abdullāh Muḥammad al-Shāfi‘ī】
アラブ人のイスラム法学者・法理論家。スンニー派のシャーフィイー法学派の祖。ガザに生まれ、カイロで没。イスラム法理論を最初に体系化。著「論考」など。(767〜820)
シャープ‐ペンシル
(和製語sharp pencil)鉛筆の芯しんをくり出して用いる筆記具。シャー‐ペン。
⇒シャープ【sharp】
シャーベット【sherbet】
果汁またはワインなどの酒類に甘味を加えてかきまぜながら凍らせた氷菓子。ソルベ。
シャー‐ペン
シャープ‐ペンシルの略。
シャーマニズム【shamanism】
⇒シャマニズム
シャーマン【shaman】
⇒シャマン
シャーマン【siamang マレー】
(黒の意)テナガザルの一種。全身ほとんど真黒。マレー半島からスマトラの森林に生息。喉の袋を膨らませて大きい声で鳴く。フクロテナガザル。
ジャーマン【German】
ドイツ人。ドイツ語。ドイツ風。
シャーマン‐ほう【シャーマン法】‥ハフ
(Sherman Act)アメリカの独占禁止法の一つで、取引を不当な制限や独占から保護するための法律。1890年に制定。→クレイトン法
ジャーミー【Jāmī】
イランの神秘主義的詩人・学者。古典文学衰退期の最後の大詩人。代表作「七つの王座」。(1414〜1492)
シャーリプトラ【Śāriputra 梵】
⇒しゃりほつ(舎利弗)
シャーリング【shirring】
ギャザーで立体的な模様を表す洋裁技法。
シャール【René Char】
フランスの詩人。凝縮された詩形のなかで対立した主題を爆発的に結びつける詩を書いた。詩集「主なき槌」など。(1907〜1988)
ジャールカンド【Jharkhand】
インド東部の州。2000年ビハール州南部が分離して成立。鉄鉱石・石炭などが豊富で鉄工業が盛ん。州都ラーンチ。
シャーレ【Schale ドイツ】
円形の浅い蓋付きのガラス容器。細菌や動植物組織の培養などに用いる。ペトリ皿ともいう。
シャーロック‐ホームズ【Sherlock Holmes】
⇒ホームズ
しゃ‐あん【謝安】
東晋の宰相。字は安石。行書をよくした。桓温の司馬となり、孝武帝の時、前秦の苻堅ふけんを淝水ひすいで破り、廬陵郡公に追封された。文靖と諡おくりなす。(320〜385)
シャーン【Ben Shahn】
アメリカの画家。リトアニアからのユダヤ人移民。社会批判の精神を発揮して、貧民・弱者・冤罪犠牲者らを共感を寄せて描いた。(1898〜1969)
しゃ‐い【写意】
〔美〕対象の外形を写すのではなく、その本質や画家の精神性を表現すること。中国画で、写生・写実に対する語。
しゃ‐い【差異】
(シャは呉音)ちがい。差異さい。〈温故知新書〉
⇒差異も無い
しゃ‐い【謝意】
①感謝の気持。「―を表する」
②謝罪の心。おわびの気持。
シャイ【shy】
内気。はにかみ屋。正岡子規、仰臥漫録「男に向つて―なり」
じゃ‐い【邪意】
よこしまな心。
シャイアン【Cheyenne】
北アメリカ先住民の一部族。
ジャイアント【giant】
巨人。また、巨大なさま。
⇒ジャイアント‐ケルプ【giant kelp】
⇒ジャイアント‐パンダ【giant panda】
ジャイアント‐ケルプ【giant kelp】
褐藻類コンブ目レッソニア科の海藻。多年生で、長さ60メートルに達し、海藻としては世界最大。上端部は海面を漂って海中林を形成。南北アメリカの太平洋沿岸とオーストラリア・アフリカ大陸の南岸に分布。オオウキモ。
⇒ジャイアント【giant】
ジャイアント‐ばば【ジャイアント馬場】
プロレスラー。本名、馬場正平。新潟県出れ。プロ野球選手から力道山に弟子入り。身長209センチメートル・体重135キログラムという体格を誇った。得意技は十六文キック。1972年全日本プロレスを設立。(1938〜1999)
ジャイアント馬場
提供:毎日新聞社
ジャイアント‐パンダ【giant panda】
ネコ目クマ科の哺乳類で、1属1種。頭胴長1.5〜2メートル、尾長20センチメートルほど。毛色は白で、目の周囲、耳、肩から前肢、後肢は黒、腹はやや茶褐色を帯びる。中国四川省など、きわめて限られた地域に生息。1869年に、初めて存在が報告された。毛皮が美しく、動作も愛らしいので珍重されるが、生息数が少ない上に、主食をササ・タケだけに依存しているため、増殖が難しく、絶滅の恐れがある。野生での生息数は千数百頭とされる。オオパンダ。大熊猫。
ジャイアント-パンダ
ジャイアントパンダ
提供:東京動物園協会
ジャイアントパンダ
提供:東京動物園協会
⇒ジャイアント【giant】
ジャイカ【JICA】
(Japan International Cooperation Agency)(→)国際協力機構。
シャイツ【骰子】
(中国語)さいころ。
シャイデマン【Philipp Scheidemann】
ドイツの政治家。社会民主党右派の指導者。ワイマール共和国の初代首相。ヴェルサイユ条約に反対して辞職。(1865〜1939)
ジャイナ‐きょう【Jainism・耆那教】‥ケウ
(梵語jinaは聖者・勝者の意)インドで、前6世紀頃にマハーヴィーラの興した宗教。仏教と同じくヴェーダの教権を否定し、一種の無神論であるが、倫理的色彩が濃く、特に苦行・禁欲・不殺生(アヒンサー)を重んずる。1世紀頃、白衣びゃくえ・空衣くうえの2派に分裂。
シャイフ【shaykh アラビア】
長老。族長。師(宗教家)。教団長。首長。
ジャイプール【Jaipur】
インド北西部、ラージャスターン州の州都。インド伝統工業の中心地で観光都市。人口232万4千(2001)。
しゃ【捨】
〔仏〕心の平静。心が平等で苦楽に傾かないこと。
しゃ【赦】
国家に吉凶の大事があった時、朝廷や幕府や政府が既決囚・未決囚などの罪をゆるし刑を減免すること。律令制では常赦・非常赦・大赦・曲赦の別があり、現行法では大赦と特赦とがある。
しゃ【斜】
かたむくこと。ななめ。すじかい。
⇒斜に構える
しゃ【奢】
分にすぎておごること。ぜいたく。
しゃ
[一]〔代〕
相手を指していう語。きさま。おのれ。謡曲、歌占「―が父に似て―が父に似ず」
[二]〔接頭〕
卑しめののしっていう語。今昔物語集23「―首取らむと思ひ給へて」
[三]〔感〕
あざけりののしる心で発する声。また、驚きの声。宗安小歌集「越後信濃にさらさらと降る雪を、―押し取りまるめて打たばや、悋気りんきの人」
し‐や【子夜】
子ねの刻。夜の12時。まよなか。
しや【子夜】
中国の作家茅盾ぼうじゅんの長編小説。1933年出版。30年代上海を舞台に、没落する民族資本家を描く全体小説。
し‐や【視野】
①眼を動かさずに知覚できる周辺視の範囲。正確に測るには視野計を用い、視線と視野周辺のなす角度で視野の大きさを表す。「―に入らぬ」
②顕微鏡・望遠鏡などの接眼鏡で見得る範囲。
③思慮や知識の及ぶ範囲。「―の広い人物」
じゃ【邪】
よこしま。不正。日葡辞書「ジャヲヒルガエシシャウ(正)ニキ(帰)ス」
じゃ【蛇】
(慣用音はダ)
①へび。うわばみ。おろち。「鬼が出るか―が出るか」
②大酒飲み。酒豪。浄瑠璃、淀鯉出世滝徳「親茂庵といふたも命を酒にかへられた。…どちらへ似ても―の子孫」→蛇之助じゃのすけ
⇒蛇が蚊を呑んだよう
⇒蛇の道は蛇
⇒蛇は一寸にして人を呑む
じゃヂヤ
[一]〔助動〕
(「である」の約「であ」の転。中世末以降、関西を中心に用いられた語。関東の「だ」と対比される)
①体言、副詞、用言の連体形、「の」など一部の助詞に付いて、断定を表す。…だ。…のだ。狂言、鴈盗人「諸侍が何と其様なさもしい事をするもの―」
②「体言+じゃ+体言」の形で、後の体言が前の体言の表す資格・状況にあることを示す。…である。狂言、二千石じせんせき「親―人によう似て」
[二]〔助詞〕
(「では」の転)では。じゃあ。好色一代男5「泊り―ござらぬか」
[三]〔接続〕
(助詞の転用)それならば。では。それでは。じゃあ。
⇒じゃ知らぬ
じ‐や【時夜】
鶏が夜間の時刻を告げること。転じて、鶏の異名。司夜。
しゃあ
大分県の海部あまべ地方に居住する、水上の稼ぎのみをしてきた人たちの通称。
シャー【shāh ペルシア】
(王・君主の意)イランの支配者の称号。
⇒シャー‐ジャハーン【Shāh Jahān】
シヤー【shear】
①(→)剪断せんだん。
②板金や型鋼などを上刃と下刃との剪断作用で切断する機械。剪断機。鋏盤はさみばん。截断機。押切機。シーアリング‐マシン。
⇒シヤー‐ピン【shear pin】
ジャー【jar】
①広口の瓶・壺。
②保温装置つきの広口容器。広口の魔法瓶や飯の保温器など。「炊飯―」
じゃあヂヤア
[一]〔助詞〕
(→)「じゃ」に同じ。
[二]〔接続〕
「じゃ」に同じ。
[三]〔感〕
驚き発する声。やあ。狂言、仏師「―、ここもとでは無いさうな」
ジャーキー【jerky】
干し肉。乾燥肉。
じゃ‐あく【邪悪】
よこしまでわるいこと。また、そのもの。姦悪。「―な心」
ジャーク【jerk】
ウェート‐リフティングの一種目。一気に肩まで上げたバーベルを両脚を前後に開く反動を利用して、両腕が完全に伸びきるまで頭上に突き上げる。差上げ。クリーン‐アンド‐ジャーク。→スナッチ
シャーク‐スキン【sharkskin】
(鮫さめの皮の意)濃淡の糸を交互に配して、織目を鮫の皮に似せた綾織物。多くは梳毛そもう織物。
ジャーゴン【jargon】
特定グループの内だけで通じる用語。業界用語。
シャーシー【châssis フランス・chassis イギリス】
①自動車などの車台。
②ラジオ・テレビなどの部品を組みつける台。
ジャージー【jersey】
①(イギリスのジャージー島で作られたことから)軽くて伸縮性のある厚地のメリヤス生地。また、その製品。プルオーバー・運動着などに用いる。
②(Jersey)乳牛の一品種。ジャージー島原産。乳脂率が高く、バター製造に適する。
ジャージー
撮影:小宮輝之
しゃあ‐しゃあ
①液体が勢いよく細い管から流れ出る音。また、そのさま。「―水が漏れる」
②テレビ・ラジオなど音響機器が発する軽い雑音。「―雑音が入る」
③羞恥心がなく言動があつかましいさま。「―として借金を申し込む」「いけ―」
じゃあ‐じゃあ
水などの勢いよくほとばしり落ちるさま。「水を―流す」
シャー‐ジャハーン【Shāh Jahān】
ムガル帝国第5代皇帝。征服・対外戦争を盛んに行う。愛妃のためタージ‐マハルを建設。晩年、息子のアウラングゼーブによって廃位、幽閉された。(在位1628〜1658)(1592〜1666)
⇒シャー【shāh ペルシア】
ジャータカ【Jātaka 梵】
古代インドの仏教説話の一つ。釈尊が前世に菩薩であった時の善行を集めたもの。パーリ語のジャータカ(約550話を含む)のほか、梵語のジャータカ‐マーラーや漢訳の六度集経などがある。絵画・彫刻などの題材となり、広く親しまれた。闍陀伽。本生ほんしょう。本生譚。本生経。
ジャーティ【jāti ヒンディー】
(生れの意)カースト集団。生れを同じくする者の集団の意。
シャー‐ナーメ【Shāh-nāme】
(「王書」の意)ペルシア語による歴代の王の治世を述べた詩。フィルダウシーが25年かけて1010年に完成。6万対句より成る。
ジャーナリスティック【journalistic】
①ジャーナリズムに関係のあるさま。
②時流を追うさま。
ジャーナリスト【journalist】
新聞・雑誌・放送などの編集者・記者・寄稿家などの総称。
ジャーナリズム【journalism】
新聞・雑誌・ラジオ・テレビなどで時事的な問題の報道・解説・批評などを行う活動。また、その事業・組織。
ジャーナル【journal】
①日刊新聞。
②定期刊行の新聞または雑誌。
③〔機〕伝動軸の軸受中に入っている部分。軸頸じくけい。
ジャーヒズ【al-Jāḥiẓ】
アッバース朝期のアラブの文学者。古典散文学を確立し、「動物の書」「けちんぼたち」「修辞明議の書」などを残す。(776〜869)
ジャーヒリーヤ【Jāhilīya アラビア】
イスラム史で、イスラム以前の時代。特に5〜7世紀初頭のアラビア半島を指す。唯一神について「無知の時代」の意。現代では、非イスラム的な行動や思想を非難してこの語を使うことがある。無明時代。
シヤー‐ピン【shear pin】
衝撃荷重や過大な回転力が加わった際に破断させて機械本体の破損を防ぐ部材。衝撃破断ピン。
⇒シヤー【shear】
シャープ【sharp】
①鋭いさま。とがっているさま。鮮明。鋭敏。「―な切れ味」「―な画像」「―な頭脳」
②楽譜で、指定された音を半音上げる記号。嬰記号えいきごう。「♯」↔フラット。
③「シャープ‐ペンシル」の略。
⇒シャープ‐ペンシル
シャーフィイー【Abū ‘Abdullāh Muḥammad al-Shāfi‘ī】
アラブ人のイスラム法学者・法理論家。スンニー派のシャーフィイー法学派の祖。ガザに生まれ、カイロで没。イスラム法理論を最初に体系化。著「論考」など。(767〜820)
シャープ‐ペンシル
(和製語sharp pencil)鉛筆の芯しんをくり出して用いる筆記具。シャー‐ペン。
⇒シャープ【sharp】
シャーベット【sherbet】
果汁またはワインなどの酒類に甘味を加えてかきまぜながら凍らせた氷菓子。ソルベ。
シャー‐ペン
シャープ‐ペンシルの略。
シャーマニズム【shamanism】
⇒シャマニズム
シャーマン【shaman】
⇒シャマン
シャーマン【siamang マレー】
(黒の意)テナガザルの一種。全身ほとんど真黒。マレー半島からスマトラの森林に生息。喉の袋を膨らませて大きい声で鳴く。フクロテナガザル。
ジャーマン【German】
ドイツ人。ドイツ語。ドイツ風。
シャーマン‐ほう【シャーマン法】‥ハフ
(Sherman Act)アメリカの独占禁止法の一つで、取引を不当な制限や独占から保護するための法律。1890年に制定。→クレイトン法
ジャーミー【Jāmī】
イランの神秘主義的詩人・学者。古典文学衰退期の最後の大詩人。代表作「七つの王座」。(1414〜1492)
シャーリプトラ【Śāriputra 梵】
⇒しゃりほつ(舎利弗)
シャーリング【shirring】
ギャザーで立体的な模様を表す洋裁技法。
シャール【René Char】
フランスの詩人。凝縮された詩形のなかで対立した主題を爆発的に結びつける詩を書いた。詩集「主なき槌」など。(1907〜1988)
ジャールカンド【Jharkhand】
インド東部の州。2000年ビハール州南部が分離して成立。鉄鉱石・石炭などが豊富で鉄工業が盛ん。州都ラーンチ。
シャーレ【Schale ドイツ】
円形の浅い蓋付きのガラス容器。細菌や動植物組織の培養などに用いる。ペトリ皿ともいう。
シャーロック‐ホームズ【Sherlock Holmes】
⇒ホームズ
しゃ‐あん【謝安】
東晋の宰相。字は安石。行書をよくした。桓温の司馬となり、孝武帝の時、前秦の苻堅ふけんを淝水ひすいで破り、廬陵郡公に追封された。文靖と諡おくりなす。(320〜385)
シャーン【Ben Shahn】
アメリカの画家。リトアニアからのユダヤ人移民。社会批判の精神を発揮して、貧民・弱者・冤罪犠牲者らを共感を寄せて描いた。(1898〜1969)
しゃ‐い【写意】
〔美〕対象の外形を写すのではなく、その本質や画家の精神性を表現すること。中国画で、写生・写実に対する語。
しゃ‐い【差異】
(シャは呉音)ちがい。差異さい。〈温故知新書〉
⇒差異も無い
しゃ‐い【謝意】
①感謝の気持。「―を表する」
②謝罪の心。おわびの気持。
シャイ【shy】
内気。はにかみ屋。正岡子規、仰臥漫録「男に向つて―なり」
じゃ‐い【邪意】
よこしまな心。
シャイアン【Cheyenne】
北アメリカ先住民の一部族。
ジャイアント【giant】
巨人。また、巨大なさま。
⇒ジャイアント‐ケルプ【giant kelp】
⇒ジャイアント‐パンダ【giant panda】
ジャイアント‐ケルプ【giant kelp】
褐藻類コンブ目レッソニア科の海藻。多年生で、長さ60メートルに達し、海藻としては世界最大。上端部は海面を漂って海中林を形成。南北アメリカの太平洋沿岸とオーストラリア・アフリカ大陸の南岸に分布。オオウキモ。
⇒ジャイアント【giant】
ジャイアント‐ばば【ジャイアント馬場】
プロレスラー。本名、馬場正平。新潟県出れ。プロ野球選手から力道山に弟子入り。身長209センチメートル・体重135キログラムという体格を誇った。得意技は十六文キック。1972年全日本プロレスを設立。(1938〜1999)
ジャイアント馬場
提供:毎日新聞社
ジャイアント‐パンダ【giant panda】
ネコ目クマ科の哺乳類で、1属1種。頭胴長1.5〜2メートル、尾長20センチメートルほど。毛色は白で、目の周囲、耳、肩から前肢、後肢は黒、腹はやや茶褐色を帯びる。中国四川省など、きわめて限られた地域に生息。1869年に、初めて存在が報告された。毛皮が美しく、動作も愛らしいので珍重されるが、生息数が少ない上に、主食をササ・タケだけに依存しているため、増殖が難しく、絶滅の恐れがある。野生での生息数は千数百頭とされる。オオパンダ。大熊猫。
ジャイアント-パンダ
ジャイアントパンダ
提供:東京動物園協会
ジャイアントパンダ
提供:東京動物園協会
⇒ジャイアント【giant】
ジャイカ【JICA】
(Japan International Cooperation Agency)(→)国際協力機構。
シャイツ【骰子】
(中国語)さいころ。
シャイデマン【Philipp Scheidemann】
ドイツの政治家。社会民主党右派の指導者。ワイマール共和国の初代首相。ヴェルサイユ条約に反対して辞職。(1865〜1939)
ジャイナ‐きょう【Jainism・耆那教】‥ケウ
(梵語jinaは聖者・勝者の意)インドで、前6世紀頃にマハーヴィーラの興した宗教。仏教と同じくヴェーダの教権を否定し、一種の無神論であるが、倫理的色彩が濃く、特に苦行・禁欲・不殺生(アヒンサー)を重んずる。1世紀頃、白衣びゃくえ・空衣くうえの2派に分裂。
シャイフ【shaykh アラビア】
長老。族長。師(宗教家)。教団長。首長。
ジャイプール【Jaipur】
インド北西部、ラージャスターン州の州都。インド伝統工業の中心地で観光都市。人口232万4千(2001)。
広辞苑に「霜を履んで堅氷至る」で始まるの検索結果 1-1。