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らん【鸞】🔗🔉

らん】 ①(→)鸞鳥に同じ。文華秀麗集「庭前舞を見れば―は常に顧み」 ②中国で、天子の馬車の軛くびきまたは旗などに飾りとして付けた鈴。鸞鳥の声が和するのにかたどったものという。

らん‐が【鸞駕】🔗🔉

らん‐が鸞駕】 天子の乗物。

らん‐き【鸞旗】🔗🔉

らん‐き鸞旗】 (「鸞」は鈴の意。それを飾りとして付けるのでいう)天子の旗。

らん‐きょう【鸞鏡】‥キヤウ🔗🔉

らん‐きょう鸞鏡‥キヤウ 鸞鳥を背面に刻んだ鏡。らんけい。

らん‐けい【鸞鏡】🔗🔉

らん‐けい鸞鏡】 ①⇒らんきょう。 ②〔音〕日本の音名の一つ。十二律の最低音から9番目の音。中国の十二律の夷則いそくに相当し、音高は洋楽の嬰イ音に近い。→十二律(表)⇒らんけい‐じょう【鸞鏡調】

らんけい‐じょう【鸞鏡調】‥デウ🔗🔉

らんけい‐じょう鸞鏡調‥デウ 鸞鏡2を主音とする調子。徒然草「その次に―を置きて」 ⇒らん‐けい【鸞鏡】

らん‐しゃ【鸞車】🔗🔉

らん‐しゃ鸞車】 天子の車。→鸞輿らんよ

らん‐だい【鸞台】🔗🔉

らん‐だい鸞台】 ①鸞鳥のように美しい楼台。 ②旅先の地を美化していう語。 ③門下省の異称。

らん‐ちょう【鸞鳥】‥テウ🔗🔉

らん‐ちょう鸞鳥‥テウ 中国の想像上の鳥。鶏に似て、羽の色は赤色に五色を交え、声は五音に合うと伝えられる。鸞。

らん‐とう【鸞刀】‥タウ🔗🔉

らん‐とう鸞刀‥タウ 柄頭つかがしらの鐶かんに鸞鳥の形の鈴をつけた刀。中国で、祭祀のとき宗廟に奉る犠牲を割くのに用いた。

らん‐ぽう【鸞鳳】🔗🔉

らん‐ぽう鸞鳳】 (ランホウとも)鸞鳥と鳳凰ほうおう。君子のたとえ。また、同志の友、夫婦の契りなどにもいう。

らん‐よ【鸞輿】🔗🔉

らん‐よ鸞輿】 (「鸞」は鈴。それを飾りとしてつけたのでいう)天子の輿こし。鳳輦。

[漢]鸞🔗🔉

 字形 〔鳥部19画/30画/8334・7342〕 〔音〕ラン(呉)(漢) [意味] ①想像上の鳥の名。羽の色は赤に五色を交え、声は音階に合うという、鳳凰ほうおうの一種。「鸞鳥」 ②天子の乗り物につける鈴。▶天子のものに冠する語としても使う。「鸞輿らんよ

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