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か‐の‐こ【鹿の子】🔗⭐🔉
か‐の‐こ【鹿の子】
①シカの子。ふつう5〜6月ごろ生まれる。かこ。〈[季]夏〉。〈日葡辞書〉
②「鹿の子絞り」の略。
③「鹿の子餅」の略。
④「鹿の子斑」の略。
⑤「鹿の子足」の略。
⇒かのこ‐あし【鹿の子足】
⇒かのこ‐あみ【鹿の子編み】
⇒かのこ‐うお【鹿の子魚】
⇒かのこ‐うち【鹿の子打】
⇒かのこ‐おび【鹿の子帯】
⇒かのこ‐じ【鹿の子地】
⇒かのこ‐しぼり【鹿の子絞り】
⇒かのこ‐ずり【鹿の子摺】
⇒かのこ‐そう【鹿の子草・纈草】
⇒かのこ‐ぞめ【鹿の子染】
⇒かのこ‐ぬい【鹿の子繍】
⇒かのこ‐まだら【鹿の子斑】
⇒かのこ‐めゆい【鹿の子目結い】
⇒かのこ‐もち【鹿の子餅】
⇒かのこ‐もん【鹿の子紋】
⇒かのこ‐ゆい【鹿の子結い】
⇒かのこ‐ゆり【鹿の子百合】
かのこ‐あし【鹿の子足】🔗⭐🔉
かのこ‐あし【鹿の子足】
馬の歩み方。足並の拍子の間が大きく、跳ぶさまがシカの走るのに似るもの。かのこ。
⇒か‐の‐こ【鹿の子】
かのこ‐あみ【鹿の子編み】🔗⭐🔉
かのこ‐あみ【鹿の子編み】
棒針編みの一種。表目と裏目を上下左右交互に配列し、鹿の子斑の模様を表す編み方。
⇒か‐の‐こ【鹿の子】
かのこ‐うお【鹿の子魚】‥ウヲ🔗⭐🔉
かのこ‐うお【鹿の子魚】‥ウヲ
イットウダイの別称。
⇒か‐の‐こ【鹿の子】
かのこ‐うち【鹿の子打】🔗⭐🔉
かのこ‐うち【鹿の子打】
木材を手斧でまだらに削ること。
⇒か‐の‐こ【鹿の子】
かのこ‐おび【鹿の子帯】🔗⭐🔉
かのこ‐おび【鹿の子帯】
鹿の子絞りの文様の帯。
⇒か‐の‐こ【鹿の子】
かのこ‐じ【鹿の子地】‥ヂ🔗⭐🔉
かのこ‐じ【鹿の子地】‥ヂ
鹿の子絞り用の縮緬ちりめんの極めて薄い布地。丹後国(京都府)の特産。
⇒か‐の‐こ【鹿の子】
かのこ‐シー‐いせき【鹿の子C遺跡】‥ヰ‥🔗⭐🔉
かのこ‐シー‐いせき【鹿の子C遺跡】‥ヰ‥
茨城県石岡市鹿の子にある奈良時代後半から平安時代前期の遺跡。常陸国衙こくがに付属する工房跡と考えられる。多数の墨書土器や漆紙文書などが出土。
かのこ‐しぼり【鹿の子絞り】🔗⭐🔉
かのこ‐しぼり【鹿の子絞り】
絞り染の文様で、布を白い粒状に隆起させて染め出したもの。鹿の子染。鹿の子目結い。鹿の子結い。
⇒か‐の‐こ【鹿の子】
かのこ‐ずり【鹿の子摺】🔗⭐🔉
かのこ‐ずり【鹿の子摺】
壁の凹んだ所を直すため、その部分だけまだらに漆喰しっくいを塗ること。
⇒か‐の‐こ【鹿の子】
かのこ‐そう【鹿の子草・纈草】‥サウ🔗⭐🔉
かのこ‐そう【鹿の子草・纈草】‥サウ
オミナエシ科の多年草。東アジアの温帯に分布し、日本の山地草原にも自生。5〜6月頃、淡紅色の小花を密生。根茎・根は生薬の纈草けっそう根・吉草根で、鎮痙剤。ハルオミナエシ。〈[季]春〉
⇒か‐の‐こ【鹿の子】
かのこ‐ぞめ【鹿の子染】🔗⭐🔉
かのこ‐ぞめ【鹿の子染】
(→)「鹿の子絞り」に同じ。
⇒か‐の‐こ【鹿の子】
かのこ‐ぬい【鹿の子繍】‥ヌヒ🔗⭐🔉
かのこ‐ぬい【鹿の子繍】‥ヌヒ
日本刺繍の一技法。鹿の子絞りのように見せるもの。手絡てがら・半襟に応用。
⇒か‐の‐こ【鹿の子】
かのこ‐まだら【鹿の子斑】🔗⭐🔉
かのこ‐まだら【鹿の子斑】
シカの毛にある斑のように、全体茶褐色で白い斑点の散在するもの。
⇒か‐の‐こ【鹿の子】
かのこ‐めゆい【鹿の子目結い】‥ユヒ🔗⭐🔉
かのこ‐めゆい【鹿の子目結い】‥ユヒ
(→)「鹿の子絞り」に同じ。
⇒か‐の‐こ【鹿の子】
かのこ‐もち【鹿の子餅】🔗⭐🔉
かのこ‐もち【鹿の子餅】
①餅菓子の一種。餡あんでくるんだ餅に、甘く煮た小豆を粒のままつけたもの。形が鹿の子絞りに似るからいう。京鹿子。
鹿の子餅
撮影:関戸 勇
②宝暦(1751〜1764)頃江戸の道化役者嵐音八が人形町で売り出した餅。(書名別項)
⇒か‐の‐こ【鹿の子】
②宝暦(1751〜1764)頃江戸の道化役者嵐音八が人形町で売り出した餅。(書名別項)
⇒か‐の‐こ【鹿の子】
かのこもち【鹿の子餅】(作品名)🔗⭐🔉
かのこもち【鹿の子餅】
咄本はなしぼん。1冊。木室卯雲きむろぼううん作。1772年(明和9)刊。63話。本書より咄本の書型が小本となり、多彩な話題、軽妙な文章とあいまって好評を博し、安永(1772〜1781)期小咄の全盛をもたらす。
→文献資料[鹿の子餅]
かのこ‐もん【鹿の子紋】🔗⭐🔉
かのこ‐もん【鹿の子紋】
文様を鹿の子絞りにしたもの。
⇒か‐の‐こ【鹿の子】
かのこ‐ゆい【鹿の子結い】‥ユヒ🔗⭐🔉
かのこ‐ゆい【鹿の子結い】‥ユヒ
(→)「鹿の子絞り」に同じ。梁塵秘抄「纐纈前垂こうけちまえだりの寄生木ほやの―」
⇒か‐の‐こ【鹿の子】
かのこ‐ゆり【鹿の子百合】🔗⭐🔉
かのこ‐ゆり【鹿の子百合】
四国・九州の崖に稀に自生するユリの一種。観賞用に栽培。高さ1〜1.5メートル。夏、大型の花を2〜3個つける。白色で内側は淡紅色、多数の鮮紅色の斑点がある。白色花もある。タキユリ。〈[季]夏〉
かのこゆり
⇒か‐の‐こ【鹿の子】
⇒か‐の‐こ【鹿の子】
しか‐の‐しがらみ【鹿の柵】🔗⭐🔉
しか‐の‐しがらみ【鹿の柵】
(鹿は萩を折って柵のようにして臥すからいう)萩の異称。新古今和歌集秋「河水に―かけてけり」
しか‐の‐その【鹿の苑】🔗⭐🔉
しか‐の‐その【鹿の苑】
鹿野苑ろくやおんの訓読。千載和歌集序「―わしの峰の深きみ法のりをさとるにしもあらず」
しか‐の‐そのう【鹿の園生】‥フ🔗⭐🔉
しか‐の‐そのう【鹿の園生】‥フ
鹿野苑ろくやおんのこと。
○鹿の角を蜂が刺すしかのつのをはちがさす🔗⭐🔉
○鹿の角を蜂が刺すしかのつのをはちがさす
(シカは古くシシといった)「ししの角を蜂が刺す」に同じ。→鹿しし(成句)
⇒しか【鹿】
しか‐の‐つま【鹿の妻】
萩の異称。鹿の花妻。
しかの‐ぶざえもん【鹿野武左衛門】‥ヱ‥
江戸前期の噺家。本姓、志賀氏。大坂生れ。座敷仕形噺の上手といわれ、江戸落語の祖。筆禍事件を起こし、晩年伊豆大島に遠島となる。作「鹿野武左衛門口伝咄」「鹿の巻筆」など。(1649〜1699)
⇒しかの【鹿野】
しか‐の‐ほうよう【四箇の法要】‥ホフエウ
〔仏〕大法会の要素たる四種の法儀。すなわち梵唄ぼんばい・散華さんげ・梵音ぼんおん・錫杖しゃくじょう。四箇法用。密教では梵唄・散華の二箇の法要が普通。
しか‐の‐まきふで【鹿の巻筆】
鹿の毛で作った巻筆。奈良の名産。
しかのまきふで【鹿の巻筆】
咄本はなしぼん。5巻5冊。鹿野しかの武左衛門作。1686年(貞享3)刊。江戸の土地・人物に取材した39話を収める。
しか‐のみ‐なら‐ず【加之】
〔接続〕
そればかりでなく。その上に。あまっさえ。漢文訓読体で用いる。三蔵法師伝延久頃点「加シカノミナラス隋の政まつりごと衰微なるに属して」
しが‐の‐みやこ【滋賀の都・志賀の都】
大津宮おおつのみやの異称。
しが‐の‐やまごえ【滋賀の山越え・志賀の山越え】
近江国大津から京都北白川に出る峠道。→滋賀山しがやま
滋賀の山越え
撮影:的場 啓
しか‐は‐あれ‐ど【然はあれど】
〔接続〕
そうではあるが。古今和歌集春「年ふればよはひは老いぬ―花をし見れば物思ひもなし」
しか‐ばかり【然許り】
〔副〕
こんなにまで。それほどに。さように。万葉集4「―遠き家路を還す念へば」
じか‐ばき【直穿き・直履き】ヂカ‥
①すあしで履物をはくこと。
②畳表のつかない下駄。
じが‐ばち【似我蜂】
ジガバチ科のハチの一種。体長約25ミリメートル。7〜8月頃地中に穴を掘り、しゃくとりむしなどを捕らえ、貯えて幼虫の食物とする。獲物を穴に入れる時、翅をじいじい鳴らすので、古人が「じがじが(似我似我)」と言って青虫を埋めると蜂になって出てくるものと思い、この名がついたという。蜾蠃すがる。腰細蜂。蜾螺から。
ジガバチ
提供:ネイチャー・プロダクション
じか‐はっこう【時価発行】‥カウ
株式の額面金額にとらわれず、時価を基準に発行価格を定めて株式を発行すること。→額面発行
じか‐はつでん【自家発電】
工場や劇場などで、自家用の電気を電力会社の供給によらず自分の所で起こすこと。
しか‐ばな【死花花】‥クワ‥
葬儀に用いる造花。しか。かみばな。
し‐かばね【屍・尸】
①(「死にかばね」の意)死人のからだ。死骸。なきがら。かばね。むくろ。
②「しかばねかんむり」の略。
⇒しかばね‐かんむり【尸冠】
⇒屍に鞭つ
しかばね‐かんむり【尸冠】
漢字の冠かんむりの一つ。「居」「屍」などの冠の「尸」の称。
⇒し‐かばね【屍・尸】
しか‐は‐あれ‐ど【然はあれど】
〔接続〕
そうではあるが。古今和歌集春「年ふればよはひは老いぬ―花をし見れば物思ひもなし」
しか‐ばかり【然許り】
〔副〕
こんなにまで。それほどに。さように。万葉集4「―遠き家路を還す念へば」
じか‐ばき【直穿き・直履き】ヂカ‥
①すあしで履物をはくこと。
②畳表のつかない下駄。
じが‐ばち【似我蜂】
ジガバチ科のハチの一種。体長約25ミリメートル。7〜8月頃地中に穴を掘り、しゃくとりむしなどを捕らえ、貯えて幼虫の食物とする。獲物を穴に入れる時、翅をじいじい鳴らすので、古人が「じがじが(似我似我)」と言って青虫を埋めると蜂になって出てくるものと思い、この名がついたという。蜾蠃すがる。腰細蜂。蜾螺から。
ジガバチ
提供:ネイチャー・プロダクション
じか‐はっこう【時価発行】‥カウ
株式の額面金額にとらわれず、時価を基準に発行価格を定めて株式を発行すること。→額面発行
じか‐はつでん【自家発電】
工場や劇場などで、自家用の電気を電力会社の供給によらず自分の所で起こすこと。
しか‐ばな【死花花】‥クワ‥
葬儀に用いる造花。しか。かみばな。
し‐かばね【屍・尸】
①(「死にかばね」の意)死人のからだ。死骸。なきがら。かばね。むくろ。
②「しかばねかんむり」の略。
⇒しかばね‐かんむり【尸冠】
⇒屍に鞭つ
しかばね‐かんむり【尸冠】
漢字の冠かんむりの一つ。「居」「屍」などの冠の「尸」の称。
⇒し‐かばね【屍・尸】
しか‐の‐つま【鹿の妻】🔗⭐🔉
しか‐の‐つま【鹿の妻】
萩の異称。鹿の花妻。
しか‐の‐まきふで【鹿の巻筆】🔗⭐🔉
しか‐の‐まきふで【鹿の巻筆】
鹿の毛で作った巻筆。奈良の名産。
しかのまきふで【鹿の巻筆】(作品名)🔗⭐🔉
しかのまきふで【鹿の巻筆】
咄本はなしぼん。5巻5冊。鹿野しかの武左衛門作。1686年(貞享3)刊。江戸の土地・人物に取材した39話を収める。
○鹿の角を蜂が刺すししのつのをはちがさす🔗⭐🔉
○鹿の角を蜂が刺すししのつのをはちがさす
一向に手ごたえがない。何の痛痒つうようも感じないことにいう。しかの角を蜂が刺す。
⇒しし【獣・猪・鹿】
○鹿の角を揉むししのつのをもむ🔗⭐🔉
○鹿の角を揉むししのつのをもむ
(鹿の角をさいころの材とするからか)賭博とばくに夢中になる。
⇒しし【獣・猪・鹿】
広辞苑に「鹿の」で始まるの検索結果 1-30。
鹿の角切り(奈良)(2)
撮影:的場 啓
鹿の角切り
提供:NHK
○鹿の角を蜂が刺すしかのつのをはちがさす
(シカは古くシシといった)「ししの角を蜂が刺す」に同じ。