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かのこ‐あし【鹿の子足】🔗🔉

かのこ‐あし鹿の子足】 馬の歩み方。足並の拍子の間が大きく、跳ぶさまがシカの走るのに似るもの。かのこ。 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐あみ【鹿の子編み】🔗🔉

かのこ‐あみ鹿の子編み】 棒針編みの一種。表目と裏目を上下左右交互に配列し、鹿の子斑の模様を表す編み方。 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐うお【鹿の子魚】‥ウヲ🔗🔉

かのこ‐うお鹿の子魚‥ウヲ イットウダイの別称。 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐うち【鹿の子打】🔗🔉

かのこ‐うち鹿の子打】 木材を手斧でまだらに削ること。 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐おび【鹿の子帯】🔗🔉

かのこ‐おび鹿の子帯】 鹿の子絞りの文様の帯。 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐じ【鹿の子地】‥ヂ🔗🔉

かのこ‐じ鹿の子地‥ヂ 鹿の子絞り用の縮緬ちりめんの極めて薄い布地。丹後国(京都府)の特産。 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐シー‐いせき【鹿の子C遺跡】‥ヰ‥🔗🔉

かのこ‐シー‐いせき鹿の子C遺跡‥ヰ‥ 茨城県石岡市鹿の子にある奈良時代後半から平安時代前期の遺跡。常陸国衙こくがに付属する工房跡と考えられる。多数の墨書土器や漆紙文書などが出土。

かのこ‐しぼり【鹿の子絞り】🔗🔉

かのこ‐しぼり鹿の子絞り】 絞り染の文様で、布を白い粒状に隆起させて染め出したもの。鹿の子染。鹿の子目結い。鹿の子結い。 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐ずり【鹿の子摺】🔗🔉

かのこ‐ずり鹿の子摺】 壁の凹んだ所を直すため、その部分だけまだらに漆喰しっくいを塗ること。 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐そう【鹿の子草・纈草】‥サウ🔗🔉

かのこ‐そう鹿の子草・纈草‥サウ オミナエシ科の多年草。東アジアの温帯に分布し、日本の山地草原にも自生。5〜6月頃、淡紅色の小花を密生。根茎・根は生薬の纈草けっそう根・吉草根で、鎮痙剤。ハルオミナエシ。〈[季]春〉 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐ぬい【鹿の子繍】‥ヌヒ🔗🔉

かのこ‐ぬい鹿の子繍‥ヌヒ 日本刺繍の一技法。鹿の子絞りのように見せるもの。手絡てがら・半襟に応用。 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐まだら【鹿の子斑】🔗🔉

かのこ‐まだら鹿の子斑】 シカの毛にある斑のように、全体茶褐色で白い斑点の散在するもの。 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐めゆい【鹿の子目結い】‥ユヒ🔗🔉

かのこ‐めゆい鹿の子目結い‥ユヒ (→)「鹿の子絞り」に同じ。 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐もち【鹿の子餅】🔗🔉

かのこ‐もち鹿の子餅】 ①餅菓子の一種。餡あんでくるんだ餅に、甘く煮た小豆を粒のままつけたもの。形が鹿の子絞りに似るからいう。京鹿子。 鹿の子餅 撮影:関戸 勇 ②宝暦(1751〜1764)頃江戸の道化役者嵐音八が人形町で売り出した餅。(書名別項) ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこもち【鹿の子餅】(作品名)🔗🔉

かのこもち鹿の子餅】 咄本はなしぼん。1冊。木室卯雲きむろぼううん作。1772年(明和9)刊。63話。本書より咄本の書型が小本となり、多彩な話題、軽妙な文章とあいまって好評を博し、安永(1772〜1781)期小咄の全盛をもたらす。 →文献資料[鹿の子餅]

かのこ‐もん【鹿の子紋】🔗🔉

かのこ‐もん鹿の子紋】 文様を鹿の子絞りにしたもの。 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐ゆい【鹿の子結い】‥ユヒ🔗🔉

かのこ‐ゆい鹿の子結い‥ユヒ (→)「鹿の子絞り」に同じ。梁塵秘抄「纐纈前垂こうけちまえだりの寄生木ほやの―」 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐ゆり【鹿の子百合】🔗🔉

かのこ‐ゆり鹿の子百合】 四国・九州の崖に稀に自生するユリの一種。観賞用に栽培。高さ1〜1.5メートル。夏、大型の花を2〜3個つける。白色で内側は淡紅色、多数の鮮紅色の斑点がある。白色花もある。タキユリ。〈[季]夏〉 かのこゆり ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

しか‐の‐しがらみ【鹿の柵】🔗🔉

しか‐の‐しがらみ鹿の柵】 (鹿は萩を折って柵のようにして臥すからいう)萩の異称。新古今和歌集「河水に―かけてけり」

しか‐の‐その【鹿の苑】🔗🔉

しか‐の‐その鹿の苑】 鹿野苑ろくやおんの訓読。千載和歌集「―わしの峰の深きみ法のりをさとるにしもあらず」

しか‐の‐そのう【鹿の園生】‥フ🔗🔉

しか‐の‐そのう鹿の園生‥フ 鹿野苑ろくやおんのこと。

しか‐の‐つのきり【鹿の角切り】🔗🔉

しか‐の‐つのきり鹿の角切り】 毎年、秋(昔は春)の彼岸に奈良の春日神社の神鹿しんろくの角を切る行事。1671年(寛文11)からという。〈[季]秋〉 鹿の角切り(奈良)(1) 撮影:的場 啓 鹿の角切り(奈良)(2) 撮影:的場 啓 鹿の角切り 提供:NHK ○鹿の角を蜂が刺すしかのつのをはちがさす (シカは古くシシといった)「ししの角を蜂が刺す」に同じ。→鹿しし(成句) ⇒しか【鹿】

○鹿の角を蜂が刺すしかのつのをはちがさす🔗🔉

○鹿の角を蜂が刺すしかのつのをはちがさす (シカは古くシシといった)「ししの角を蜂が刺す」に同じ。→鹿しし(成句) ⇒しか【鹿】 しか‐の‐つま鹿の妻】 萩の異称。鹿の花妻。 しかの‐ぶざえもん鹿野武左衛門‥ヱ‥ 江戸前期の噺家。本姓、志賀氏。大坂生れ。座敷仕形噺の上手といわれ、江戸落語の祖。筆禍事件を起こし、晩年伊豆大島に遠島となる。作「鹿野武左衛門口伝咄」「鹿の巻筆」など。(1649〜1699) ⇒しかの【鹿野】 しか‐の‐ほうよう四箇の法要‥ホフエウ 〔仏〕大法会の要素たる四種の法儀。すなわち梵唄ぼんばい・散華さんげ・梵音ぼんおん・錫杖しゃくじょう。四箇法用。密教では梵唄・散華の二箇の法要が普通。 しか‐の‐まきふで鹿の巻筆】 鹿の毛で作った巻筆。奈良の名産。 しかのまきふで鹿の巻筆】 咄本はなしぼん。5巻5冊。鹿野しかの武左衛門作。1686年(貞享3)刊。江戸の土地・人物に取材した39話を収める。 しか‐のみ‐なら‐ず加之】 〔接続〕 そればかりでなく。その上に。あまっさえ。漢文訓読体で用いる。三蔵法師伝延久頃点「加シカノミナラス隋の政まつりごと衰微なるに属して」 しが‐の‐みやこ滋賀の都・志賀の都】 大津宮おおつのみやの異称。 しが‐の‐やまごえ滋賀の山越え・志賀の山越え】 近江国大津から京都北白川に出る峠道。→滋賀山しがやま 滋賀の山越え 撮影:的場 啓 しか‐は‐あれ‐ど然はあれど】 〔接続〕 そうではあるが。古今和歌集「年ふればよはひは老いぬ―花をし見れば物思ひもなし」 しか‐ばかり然許り】 〔副〕 こんなにまで。それほどに。さように。万葉集4「―遠き家路を還す念へば」 じか‐ばき直穿き・直履きヂカ‥ ①すあしで履物をはくこと。 ②畳表のつかない下駄。 じが‐ばち似我蜂】 ジガバチ科のハチの一種。体長約25ミリメートル。7〜8月頃地中に穴を掘り、しゃくとりむしなどを捕らえ、貯えて幼虫の食物とする。獲物を穴に入れる時、翅をじいじい鳴らすので、古人が「じがじが(似我似我)」と言って青虫を埋めると蜂になって出てくるものと思い、この名がついたという。蜾蠃すがる。腰細蜂。蜾螺から。 ジガバチ 提供:ネイチャー・プロダクション じか‐はっこう時価発行‥カウ 株式の額面金額にとらわれず、時価を基準に発行価格を定めて株式を発行すること。→額面発行 じか‐はつでん自家発電】 工場や劇場などで、自家用の電気を電力会社の供給によらず自分の所で起こすこと。 しか‐ばな死花花‥クワ‥ 葬儀に用いる造花。しか。かみばな。 し‐かばね屍・尸】 ①(「死にかばね」の意)死人のからだ。死骸。なきがら。かばね。むくろ。 ②「しかばねかんむり」の略。 ⇒しかばね‐かんむり【尸冠】 ⇒屍に鞭つ しかばね‐かんむり尸冠】 漢字の冠かんむりの一つ。「居」「屍」などの冠の「尸」の称。 ⇒し‐かばね【屍・尸】

しか‐の‐つま【鹿の妻】🔗🔉

しか‐の‐つま鹿の妻】 萩の異称。鹿の花妻。

しか‐の‐まきふで【鹿の巻筆】🔗🔉

しか‐の‐まきふで鹿の巻筆】 鹿の毛で作った巻筆。奈良の名産。

しかのまきふで【鹿の巻筆】(作品名)🔗🔉

しかのまきふで鹿の巻筆】 咄本はなしぼん。5巻5冊。鹿野しかの武左衛門作。1686年(貞享3)刊。江戸の土地・人物に取材した39話を収める。

○鹿の角を蜂が刺すししのつのをはちがさす🔗🔉

○鹿の角を蜂が刺すししのつのをはちがさす 一向に手ごたえがない。何の痛痒つうようも感じないことにいう。しかの角を蜂が刺す。 ⇒しし【獣・猪・鹿】

○鹿の角を揉むししのつのをもむ🔗🔉

○鹿の角を揉むししのつのをもむ (鹿の角をさいころの材とするからか)賭博とばくに夢中になる。 ⇒しし【獣・猪・鹿】

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