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あんそっこう‐さん【安息香酸】‥ソクカウ‥🔗🔉

あんそっこう‐さん安息香酸‥ソクカウ‥ (benzoic acid)分子式CHCOOH 芳香族のカルボン酸中、最も簡単な化合物。安息香2を静かに熱する時に生じる、白色または淡黄色の小葉状あるいは針状の結晶。工業的にはトルエンなどを酸化して製する。防腐剤・媒染剤・化粧品などに用い、合成中間体としても有用。 ⇒あんそっ‐こう【安息香】

ビー‐エッチ‐シー【BHC】🔗🔉

ビー‐エッチ‐シーBHC】 (benzene hexachloride)有機塩素系の殺虫剤の一種。分子式CHCl ヘキサクロロ‐シクロヘキサンにあたる。8種の立体異性体のうち、ガンマ(γ)体が最も殺虫効力が強い。急性経口毒性(マウス)LD50は125〜230。現在日本では環境汚染防止のため使用禁止。

ベンジジン【benzidine】🔗🔉

ベンジジンbenzidine】 分子式C12H12N 4,4‐ジアミノビフェニル。木綿の染料合成に使用されたが、発癌作用のため使用禁止。

ベンジル‐アルコール【benzyl alcohol】🔗🔉

ベンジル‐アルコールbenzyl alcohol】 最も簡単な芳香族アルコール。分子式CHCHOH ジャスミンなど多くの精油中に遊離またはエステルの形で含まれる。芳香をもつ無色の液体。香料・医薬・溶剤などに用いる。

ベンジン【benzine】🔗🔉

ベンジンbenzine(→)石油ベンジンに同じ。

ベンズアルデヒド【benzaldehyde】🔗🔉

ベンズアルデヒドbenzaldehyde】 分子式CHCHO 最も簡単な芳香族アルデヒド。苦扁桃くへんとう油の主成分。芳香のある無色の液体。水酸化カリウムとの反応では酸化と還元が同時に起こり、安息香酸塩とベンジル‐アルコールになる(カニッツァーロ反応)。香料・医薬品・染料などの合成原料。

ベンゼン【benzene】🔗🔉

ベンゼンbenzene】 分子式CH 最も簡単な芳香族炭化水素。石炭の乾留、石油の接触改質・熱分解に際して回収される無色揮発性の液体。一種の臭気をもち、芳香族化合物の母体として各種の有機化合物の合成原料とし、また、自動車・航空機などの燃料に用いる。ベンゾール。 ⇒ベンゼン‐かく【ベンゼン核】 ⇒ベンゼン‐かん【ベンゼン環】 ⇒ベンゼン‐スルホンさん【ベンゼンスルホン酸】

ベンゾイミダゾールけい‐さっきんざい【ベンゾイミダゾール系殺菌剤】🔗🔉

ベンゾイミダゾールけい‐さっきんざいベンゾイミダゾール系殺菌剤】 (benzoimidazole)農薬の一種。果樹・野菜・クワ・イネ・ムギ類・花卉類・芝など広範囲に活用される。

ベンゾイル‐き【ベンゾイル基】🔗🔉

ベンゾイル‐きベンゾイル基】 (benzoyl group)安息香酸から水酸基を除いた原子団。化学式-CHCO

ベンゾール【Benzol ドイツ】🔗🔉

ベンゾールBenzol ドイツ(→)ベンゼンに同じ。

ベンゾピレン【benzopyrene】🔗🔉

ベンゾピレンbenzopyrene】 分子式C20H12 5個のベンゼン環が縮合した芳香族炭化水素。黄色の結晶。コールタール中に含まれる。強い発癌性をもつ。ベンツピレン。

ベンゾフラン【benzofuran】🔗🔉

ベンゾフランbenzofuran】 分子式CHO 別名クマロン。コールタール中に含まれ、印刷インキや塗料の合成原料。

ベンツピレン【Benzpyren ドイツ】🔗🔉

ベンツピレンBenzpyren ドイツ】 〔化〕(→)ベンゾピレンに同じ。

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