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いおう【硫黄】‥ワウ🔗🔉

いおう硫黄‥ワウ (ユワウの転。古くはユノアワ・ユワとも)(sulfur)非金属元素の一種。元素記号S 原子番号16。原子量32.07。黄色の樹脂光沢のあるもろい結晶で、水には溶けない。火を点ずれば青い炎をあげて燃える。遊離して火山地方に多く産し、化合物としては硫化鉄・硫化銀・硫化銅・硫化水銀などの硫化物として産出。火薬・マッチ・ゴムの製造、薬用・漂白用などに使用。〈天正十八年刊本節用集〉 硫黄 撮影:松原 聰 ⇒いおう‐か【硫黄華】 ⇒いおう‐ぎ【硫黄木】 ⇒いおう‐さいきん【硫黄細菌】 ⇒いおう‐さんかぶつ【硫黄酸化物】 ⇒いおう‐せん【硫黄泉】 ⇒いおう‐なんこう【硫黄軟膏】 ⇒いおう‐マッチ【硫黄マッチ】

サルファイト‐パルプ【sulfite pulp】🔗🔉

サルファイト‐パルプsulfite pulp(→)亜硫酸パルプ

サルファ‐ざい【サルファ剤】🔗🔉

サルファ‐ざいサルファ剤】 (sulfa drug)スルホンアミド剤およびスルホン酸基を持った化学療法剤の総称。細菌感染症・ハンセン病の治療に用いられた。最近はST合剤(スルファメトキサゾールとトリメトプリムの合剤)がよく使われる。スルファ剤。

サルファダイアジン【sulfadiazine】🔗🔉

サルファダイアジンsulfadiazine】 スルホンアミド剤の一つ。白色または微黄結晶性粉末。肺炎・淋菌感染症・化膿症などの細菌性疾患に有効。

スルファミン‐ざい【スルファミン剤】🔗🔉

スルファミン‐ざいスルファミン剤】 (sulfamine drugs)(→)スルホンアミド剤に同じ。

スルホ‐き【スルホ基】🔗🔉

スルホ‐きスルホ基】 〔化〕(sulfo group)1価の基。化学式-SOH スルホン酸基。

スルホンアミド‐ざい【スルホンアミド剤】🔗🔉

スルホンアミド‐ざいスルホンアミド剤】 (sulfonamide drugs)プロントジルを改良したスルファニルアミド(パラアミノ‐ベンゼン‐スルホンアミド)誘導体の総称。サルファダイアジンなど多くの合成品がつくられ、肺炎・化膿性疾患・淋菌感染症をはじめ連鎖球菌などの細菌性疾患に有効な医薬。

スルホン‐か【スルホン化】‥クワ🔗🔉

スルホン‐かスルホン化‥クワ 〔化〕(sulfonation)有機化合物の炭素原子についた水素原子をスルホ基で置換する反応。芳香族炭化水素またはその誘導体のスルホン化には、硫酸・発煙硫酸またはクロロ硫酸HSOClを用いる。

スルホン‐さん【スルホン酸】🔗🔉

スルホン‐さんスルホン酸】 〔化〕(sulfonic acid)スルホ基(スルホン酸基)をもつ化合物の総称。ベンゼン‐スルホン酸CHSOHの類。水溶液は強い酸性。有機化合物合成の中間体として重要なものが多い。

ソックス【SO🔗🔉

ソックスSO】 (sulfur oxides)硫黄酸化物のこと。

りゅうか‐せんりょう【硫化染料】リウクワ‥レウ🔗🔉

りゅうか‐せんりょう硫化染料リウクワ‥レウ (sulfur dye)アミノ‐フェノールのような芳香族化合物を硫黄または硫黄と硫化ナトリウムとで加熱・溶融してつくる染料。水に不溶。硫化ナトリウムで還元すると水に溶け、木綿に直接染着する。これを空気で酸化すると、もとの染料を再生する。合成染料として最も大量に使用される。 ⇒りゅう‐か【硫化】

りゅうか‐ぶつ【硫化物】リウクワ‥🔗🔉

りゅうか‐ぶつ硫化物リウクワ‥ (sulfide)硫黄と陽性元素との化合物。金属硫化物は多く鉱物として天然に産する。 ⇒りゅう‐か【硫化】

りゅう‐さん【硫酸】リウ‥🔗🔉

りゅう‐さん硫酸リウ‥ (sulfuric acid)無機酸の一つ。分子式HSO 無色・無臭の粘稠な強酸。金・白金を除くほとんどすべての金属を溶解し、水に混ぜると多量の熱を発する。強い吸湿性を持ち、有機物に触れると炭素を遊離させる。硫黄を燃やして二酸化硫黄を製し、鉛室法により、また五酸化バナジウム触媒で酸化して水に溶かす接触法などによって濃厚な硫酸を得る。工業上の用途は広く、塩酸・硝酸の製造、有機化合物の合成、油脂の精製、脱水・乾燥に使用。 ⇒りゅうさん‐あえん【硫酸亜鉛】 ⇒りゅうさん‐アルミニウム【硫酸アルミニウム】 ⇒りゅうさん‐アンモニウム【硫酸アンモニウム】 ⇒りゅうさん‐えん【硫酸塩】 ⇒りゅうさん‐カルシウム【硫酸カルシウム】 ⇒りゅうさん‐し【硫酸紙】 ⇒りゅうさん‐てつ【硫酸鉄】 ⇒りゅうさん‐どう【硫酸銅】 ⇒りゅうさん‐ナトリウム【硫酸ナトリウム】 ⇒りゅうさん‐ニコチン【硫酸ニコチン】 ⇒りゅうさん‐バリウム【硫酸バリウム】 ⇒りゅうさん‐マグネシウム【硫酸マグネシウム】

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