複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (3)

いちょう【鴨脚樹・銀杏・公孫樹】イチヤウ🔗🔉

いちょう鴨脚樹・銀杏・公孫樹イチヤウ (イテフの仮名を慣用するのは「一葉」にあてたからで、語源的には「鴨脚」の近世中国音ヤーチャオより転訛したもの。一説に、「銀杏」の唐音の転) ①イチョウ科の落葉高木。中国原産とされるが自生の有無は不明。高さ約30メートルに達し、葉は扇形で葉柄があり、秋、黄葉する。雌雄異株。春、新葉と共に黄緑色の花を生じ、雄花は穂状、雌花に2胚珠。受粉後、精子により受精。秋、黄色の種子を結び、内に白色硬質の核がある。これを「ぎんなん」といい、食用。材は緻密で美しく加工しやすい。〈元和本下学集〉→公孫樹こうそんじゅ。 イチョウ 撮影:関戸 勇 イチョウ(葉) 撮影:関戸 勇 ②銀杏頭いちょうがしらの略。 ③紋所の名。種類が多い。 ⇒いちょう‐あし【銀杏脚】 ⇒いちょう‐いも【銀杏芋】 ⇒いちょう‐うきごけ【銀杏浮苔】 ⇒いちょう‐か【公孫樹科】 ⇒いちょう‐がえし【銀杏返し】 ⇒いちょう‐がしら【銀杏頭】 ⇒いちょう‐がた【銀杏形】 ⇒いちょう‐ぎり【銀杏切】 ⇒いちょう‐くずし【銀杏崩し】 ⇒いちょう‐ごけ【銀杏苔】 ⇒いちょう‐ば【銀杏羽】 ⇒いちょう‐ば【銀杏歯】 ⇒いちょう‐まげ【銀杏髷】 ⇒いちょう‐もみじ【銀杏黄葉】

いちょう‐か【公孫樹科】イチヤウクワ🔗🔉

いちょう‐か公孫樹科イチヤウクワ 裸子植物イチョウ綱の一科。現生種はイチョウ1属・1種のみ。進化史的に古い植物で、化石種も知られる。 ⇒いちょう【鴨脚樹・銀杏・公孫樹】

こうそん‐じゅ【公孫樹】🔗🔉

こうそん‐じゅ公孫樹】 (老木でないと実らず、孫の代に実る樹の意)イチョウの漢名。 ⇒こう‐そん【公孫】

大辞林の検索結果 (2)

いちょう【銀杏・公孫樹】🔗🔉

いちょう イチヤウ [0] 【銀杏・公孫樹】 (1)イチョウ科の落葉高木。中国原産。高さは20メートル以上になる。葉は扇形で切れ込みがある。雌雄異株。花は春に新葉とともに生じ,雄花は穂状で,雌花は花柄の先端に二つ咲く。花粉から精子を生じて受精するなど古代植物の形質が見られる。秋,黄色の種子が実る。白色の核を「ギンナン」といい,食用。材は木目が密で加工しやすく,建築や彫刻に用い,器具や碁盤などに作る。ちちのき。漢名,公孫樹。鴨脚樹。 〔「いちょう」は「鴨脚」が明代に「ヤーチャオ」と発音され,それの転じた形。歴史的仮名遣いを従来「いてふ」としてきたのは,江戸時代に行われた「一葉(イチエフ)」の約という語源説によったため〕 (2)「いちょうがしら」の略。 (3)紋所の名。{(1)}の葉を図案化したもの。 銀杏(3) [図]

こうそん-じゅ【公孫樹】🔗🔉

こうそん-じゅ [3] 【公孫樹】 〔孫の代に実る樹,の意〕 イチョウの漢名。

広辞苑+大辞林公孫樹で始まるの検索結果。