複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (3)

と‐こん【吐根】🔗🔉

と‐こん吐根】 アカネ科の常緑多年草。ブラジル南部原産の薬用植物で、東南アジアで栽培。高さ約40センチメートル。基部は木質となり横に這う。根は連珠状に膨れる。葉は対生。小形白色の筒状花を大形の総苞上に密集。果実は豌豆えんどう大の液果で、初め紅色、のち紫色。乾燥した根は暗灰褐色でアルカロイド(エメチン)を含み、生薬として吐剤または去痰薬きょたんやく。また、アメーバ赤痢の特効薬。 とこん ⇒とこん‐しゅ【吐根酒】 ⇒とこん‐じょう【吐根錠】

とこん‐しゅ【吐根酒】🔗🔉

とこん‐しゅ吐根酒】 吐根の根の粉末をシェリー酒に浸して濾過した黄褐色の透明液。去痰剤・催吐剤。 ⇒と‐こん【吐根】

とこん‐じょう【吐根錠】‥ヂヤウ🔗🔉

とこん‐じょう吐根錠‥ヂヤウ 吐根の根に乳糖をまぜて、錠剤としたもの。去痰剤。 ⇒と‐こん【吐根】

大辞林の検索結果 (1)

と-こん【吐根】🔗🔉

と-こん [0] 【吐根】 アカネ科の小低木。ブラジル原産。東南アジアでも栽培される。高さ30センチメートル内外。花は白色小形で腋生(エキセイ)の花柄に多数頭状につく。液果は暗紫色。根も吐根といい,アルカロイドを含み,催吐・痰(キヨタン)薬や,アメーバ赤痢の抗原虫薬とする。

広辞苑+大辞林吐根で始まるの検索結果。