すい‐かん【吹管】_‥クワン 吹管分析で吹管炎を作るための金属製の管。吹口を備える小管と、気室の用をなす小円筒と、これに直角をなして先端に細孔のある小管とから成る。 吹管 ⇒すいかん‐えん【吹管炎・吹管焔】 ⇒すいかん‐ぶんせき【吹管分析】

すいかん‐えん【吹管炎・吹管焔】_{‥クワン‥} 吹管の細孔端を横にしてガス炎またはアルコール炎などに挿入して吹く時、突出する円錐状の炎。 ⇒すい‐かん【吹管】

すいかん‐ぶんせき【吹管分析】_{‥クワン‥} 鉱物の化学成分の簡易分析法。吹管炎を利用し、炎中に入れた物質の変色・溶融の状況などを見て、その成分を検出した。 ⇒すい‐かん【吹管】

すい-かん ―クワン [0] 【吹管】 吹管分析を行うための，黄銅製で L 字形の器具。一端（先口）を炎の中に入れ他端（口当て）から空気を吹き込む。

すいかん-ぶんせき ―クワン― [5] 【吹管分析】 鉱物の化学成分の簡易分析法。試料粉末と無水炭酸ナトリウムとの混合物を木炭表面に埋め込み，吹管を用いて炎を吹きつけ出来た金属球や酸化物の皮膜の形や色により試料の化学成分を分析する。現在ではほとんど用いられない。

すいかん【吹管】 a blowpipe.→英和