こ‐うで【小腕】 ①小さい腕。弱い腕。また、力量などが劣っていること。太平記16「母急ぎ走り寄つて正行が―にとりついて」 ②うでさき。うで。太平記26「―打ち落されて」

こ‐がいな【小腕】_‥ガヒナ ^（→）「こうで」に同じ。平治物語（金刀比羅本）「悪源太の―にしたたかに立つ」

こ-うで [0] 【小腕】 （１）うでさき。うで。 （２）小さい腕。また，かよわい腕。「まだ十五歳の―の矢先/浄瑠璃・会稽山」

こ-がいな ―ガヒナ 【小腕】 「小腕(コウデ)」に同じ。「―は射られつ，太刀の柄思ふさまにも握られねば/平治（下）」