しり‐こぶた【尻臀】 尻の、肉の多い部分。しりたむら。しりべた。浄瑠璃、双生隅田川「―を突かうか」

しり‐たぶら【尻臀】 ^（→）「しりたむら」に同じ。

しり‐たむら【尻臀】 尻の、肉の多い部分。しりべた。しりこぶた。〈新撰字鏡3〉

しり‐べた【尻臀】 尻の、肉の多い部分。しりたむら。しりっぺた。「―の蚊を打つ芋の葉風かな」(巣兆)

しり‐むた【尻臀】 ^（→）「しりたむら」に同じ。〈倭名類聚鈔3〉

しり-こぶた 【尻臀】 尻の，肉づきの豊かな部分。しりこぶら。しりたぶら。しりたむら。しりたぶ。しりむた。「頬先肩先―，弓手の太股馬手の足音/浄瑠璃・会稽山」

しり-こぶら 【尻臀】 「しりこぶた（尻臀）」に同じ。「位自慢でくらひ肥えた時平殿の―/浄瑠璃・菅原」

しり-たぶ 【尻臀】 「しりこぶた（尻臀）」に同じ。

しり-たぶら 【尻臀】 「しりこぶた（尻臀）」に同じ。

しり-たむら 【尻臀】 「しりこぶた（尻臀）」に同じ。