複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (8)

もう‐き【濛気・朦気】🔗🔉

もう‐き濛気・朦気】 ①濛々と立ちこめる気。 ②気のふさがること。病気。日葡辞書「ゴモウキデゴザル」 ⇒もうき‐さ【濛気差】

もう‐む【蒙霧・朦霧】🔗🔉

もう‐む蒙霧・朦霧】 ①もうもうとたちこめる霧。 ②心の晴れやかでないこと。心のふさがること。

もう‐もう【朦朦・濛濛】🔗🔉

もう‐もう朦朦・濛濛】 ①霧や小雨、また煙などで薄暗いさま。「煙が―と立ちこめる」「―たる砂塵」 ②精神がぼんやりとしたさま。太平記27「執事兄弟只―としたるばかりにて」 ③病気。御湯殿上日記「御むろ御―にて」

もう‐ろう【朦朧】🔗🔉

もう‐ろう朦朧】 ①おぼろなさま。かすんで暗いさま。 ②物事の不分明なさま。「―とした人影」 ③意識が確かでないさま。「頭が―とする」 ⇒もうろう‐しゃふ【朦朧車夫】 ⇒もうろう‐じょうたい【朦朧状態】 ⇒もうろう‐たい【朦朧体】

もうろう‐しゃふ【朦朧車夫】🔗🔉

もうろう‐しゃふ朦朧車夫】 あやしげな、不正行為を事とする辻待ちの人力車夫。 ⇒もう‐ろう【朦朧】

もうろう‐じょうたい【朦朧状態】‥ジヤウ‥🔗🔉

もうろう‐じょうたい朦朧状態‥ジヤウ‥ 意識障害の一種。ヒステリー・癲癇てんかん・慢性アルコール中毒などに起こる発作的無意識状態。意識野が狭まり、誤認や錯覚があり、外界を広く把握できないため状況にそぐわない行動をとる。意識の流れが突然変わり、それから醒めても、その間の記憶を喪失していることが多い。夢中遊行・人格変換などの類。 ⇒もう‐ろう【朦朧】

もうろう‐たい【朦朧体】🔗🔉

もうろう‐たい朦朧体】 詩文・絵画などで、明確な意義・輪郭などを有しないもの。 ⇒もう‐ろう【朦朧】

[漢]朦🔗🔉

 字形 〔月(月・月)部13画/17画/5915・5B2F〕 〔音〕モウ(漢) [意味] 月がぼんやりとかすんでいる。おぼろ。「朦朧もうろう

大辞林の検索結果 (6)

もう-き【濛気・朦気】🔗🔉

もう-き [1] 【濛気・朦気】 (名)スル (1)もうもうとたちこめる気。 (2)気がふさぐこと。心が晴れないこと。「常に死人の首を目に見ねば,心地の―するとて/太平記 20」

もう-もう【濛濛・朦朦】🔗🔉

もう-もう [0] 【濛濛・朦朦】 ■一■ (ト|タル)[文]形動タリ (1)霧・煙・砂ぼこり・湯気などが一面に立ちこめるさま。「―と砂塵が舞い上がる」「―たる霧に閉(トザ)され/あめりか物語(荷風)」 (2)意識のぼんやりしているさま。「椋(ムク)の木の本に―としてぞ立たりける/太平記 27」 ■二■ (名) 病気。「若宮の御方御―よきめでたさとて/御湯殿上(永禄五)」

もう-ろう【朦朧】🔗🔉

もう-ろう [0] 【朦朧】 (ト|タル)[文]形動タリ (1)かすんではっきりと見えないさま。おぼろげなさま。「霧であたりが―と霞む」「―たるが中に,只一点輝くものあるは,黄金の十字架なり/囚はれたる文芸(抱月)」 (2)意識がぼんやりとしてはっきりしないさま。「意識が―となる」 (3)物事のはっきりとしないさま。「誰が読んでも―として取り留めがつかないので/吾輩は猫である(漱石)」

もうろう-じょうたい【朦朧状態】🔗🔉

もうろう-じょうたい ―ジヤウ― [5] 【朦朧状態】 意識障害の一。突然意識がぼんやりして,外界の適切な把握ができなくなり,突飛な言動や衝動的行為をしたりするが,平常に戻るとそのことを全く覚えていない。ヒステリー・癲癇(テンカン)・急性アルコール中毒などで見られる。

もうろう-たい【朦朧体】🔗🔉

もうろう-たい [0] 【朦朧体】 (1)詩文などで,意義がはっきりしないもの。 (2)絵画で,はっきりした輪郭をもたないもの。

もうろう【朦朧たる(と)】(和英)🔗🔉

もうろう【朦朧たる(と)】 dim(ly);→英和 indistinct(ly).→英和

広辞苑+大辞林で始まるの検索結果。